41 / 56
初冒険と鉱床探索
第40話 真の黒魔法使いアス
しおりを挟む
「いやーー。スズヤの剣さばきは見事な物だったよ~~♪」
「アスちゃんも、的確な魔法攻撃だった~~♪」
「ゴブリンは焼くのが、一番効果有るからね!♪」
コハルは笑顔で、俺とアスに向けて話す。
俺は困った微笑み表情で、コハルに話し始める。
「日頃の鍛錬の賜物ですよ!///」
「私も、スズヤさんと同文です!///」
「ちぇ………」
アスも、俺と同じ表情でコハルに話す。
リンは戦闘に参加出来なかったので、少し残念そうな表情をしていた。
コハルは俺たち三人に向けて、和やかな表情で話し始める。
「じゃあ、鉱床内に入りましょうか!」
「道は有る程度、覚えているから!!」
こうして、俺たちはリュウガンロ鉱床に足を踏み入れる。
……
鉱床内は手掘りのトンネルを、木材等で補強して有る。
順列は俺が先頭で有り、その後ろをリン、アス、コハルと続く。
鉱床内は当然暗闇で有るが、コハルが魔法か能力で、コハル自身を光らせているので松明やランプは必要無いぐらい明るい!
道も分かれ道が幾つも有るが……コハルのお陰で、迷う事は無く鉱床探索が進んで行く。
多数の魔物が鉱床内に居ると俺は予測していたが、魔物が多数居る感じはしない。
大型コウモリや大鼠が中心で有り、俺たち三人が恐れる敵では無かった……
リンが歩きながら、和やかな表情で俺に話し始める。
「スズヤ!」
「なんか、この感じですと……初日で鉱石の採取が出来そうですね!!」
「何か……そんな感じがしてきたな。リン!」
「思い切って、予定を早めるか!!」
俺も少し緊張が解けて、穏やかな表情でリンに話す。
だが、アスは俺やリンに向けて、注意する口調で言い始める。
「スズヤさん、リンさん!」
「油断は禁物ですよ!!」
「手前に雑魚を配置させて、私たちを誘き寄せている可能性も有るのですから!///」
(アスは本当に用心深いな…!)
(だが、アスの言う事も一理ある!!)
「……!」
すると、コハルが何かに気付いた口調で、俺たち三人に言い始める。
「……あそこの小屋怪しいね」
「多分だけど、居ると思う!!」
坑道内でも開けた場所が所々有る。
俺たちが歩く先には開けた場所が有り、その右側には木造の小屋が建っている。
小屋には窓が付いているが、明かりは付いていない。
その小屋が気に成った俺はコハルの方に顔を振り向かせて、尋ねる表情で話し始めた。
「コハルさん!」
「あの小屋は、何の小屋か分かります?」
「あの小屋は多分……作業員の休憩所だった思う」
「そして……確実に居るね!」
「私のセンサーにビンビン感じる!!」
コハルは目を細めながら俺からの質問に答え、最後は魔物が居る事も言う。
大蛇は触角なんて無いのに、何処にセンサーなんて有るんだ!?
だが、魔物が本当に小屋内へ居るのなら、俺たちの声や光で既に気付いているだろう。
でも、魔物が小屋から出て来る気配を見せない?
すると、アスが目を細めながら俺に言い始める。
「スズヤさん!」
「間違いなく、小屋に何かが潜んでいると感じます!!」
「興味本位で扉を開けた時に、奇襲を仕掛けるつもりなんでしょう!」
「……私の魔法で、先制攻撃をしてもよろしいでしょうか?」
「!?」
「ちょっと、待って。アス!///」
「小屋には何かが居るだろうけど、人間の可能性だって有るだろ!?」
アスの発言に対して、俺は焦った表情でアスに言う。
先制攻撃をして中に人間がいたら、人間は確実に死ぬ!
アスは『やれやれ』の表情で、俺に話し始める。
「スズヤさん……この場所に人間はもういません」
「こんな場所で、人間が暮らせるわけが無いでしょうに……」
「……」
(アスは言い切るか!)
(最悪、責任は俺が取る事に成るが、魔物から奇襲を受けるのも嫌だし……此処はアスの言葉や、コハルセンサーを信じよう!!)
俺は覚悟決めた表情で、アスに話し始める。
「分かった。アス!」
「アスの魔法で先制攻撃をしよう!!」
「ありがとうございます。スズヤさん!」
「では、実戦では初めてに成ります、ストッレアエルツを使います!!」
「これはブランドの発展魔法で有り、ブランドより遙かに強力で、遠距離攻撃も可能です!!」
俺の言葉の後。アスは穏やかな表情で俺に話す。
俺たちと小屋の距離は数十メートル離れている。
アスの言葉を聞いていたコハルは、嬉しそうな表情でアスに話し始める。
「おっ、アスちゃん! ストッレアエルツを使いますか!♪」
「それだと一気に、魔物をBBQに出来ちゃうね!!♪」
(コハルが喜ぶ程の黒魔法か……どれだけ凄いのだろう?)
「では、行きます」
「……ストッレアエルツ!」
『ゴオォォォーーー』
『ドカーン!』
アスが右手を広げて、小屋に向けて魔法を唱えると、右手からは凄まじい大火球が飛び出て、大火球は一気に小屋へ向って小屋に当たると、爆発する様に小屋全体が燃え始める!!
『ゴオォォォーーー、パチパチ、―――』←小屋の燃える音
「…………」
「…………」
燃えさかる小屋を遠くから、俺とリンは呆然と眺めている。
『ブランド』と比べて桁違いの火力だ!!
『バタン!』
「ギャオォォンン~~」
「ギャオォォンン~~」
「ギャオォォンン~~」
小屋のドアが突然開いて、ゴブリンよりでかい魔物三体が、悲鳴を上げながら出て来た!!
それを見たリンは、仰天した表情で声を上げる。
「わっ! アレはオークじゃ無いですか!?///」
「おまけに三体も居ます///」
「あんなのに奇襲を受けていたら、私たちは一溜まりも無かったでしょう…!///」
「アスちゃんは流石です!///」
小屋から飛び出して来た魔物はオークと言うらしい。
先制攻撃のお陰で、オークはかなりのダメージを受けている。
もし、これを真正面や奇襲を受けていたのなら、俺たちは大ピンチに陥っていただろう……
「アスちゃんも、的確な魔法攻撃だった~~♪」
「ゴブリンは焼くのが、一番効果有るからね!♪」
コハルは笑顔で、俺とアスに向けて話す。
俺は困った微笑み表情で、コハルに話し始める。
「日頃の鍛錬の賜物ですよ!///」
「私も、スズヤさんと同文です!///」
「ちぇ………」
アスも、俺と同じ表情でコハルに話す。
リンは戦闘に参加出来なかったので、少し残念そうな表情をしていた。
コハルは俺たち三人に向けて、和やかな表情で話し始める。
「じゃあ、鉱床内に入りましょうか!」
「道は有る程度、覚えているから!!」
こうして、俺たちはリュウガンロ鉱床に足を踏み入れる。
……
鉱床内は手掘りのトンネルを、木材等で補強して有る。
順列は俺が先頭で有り、その後ろをリン、アス、コハルと続く。
鉱床内は当然暗闇で有るが、コハルが魔法か能力で、コハル自身を光らせているので松明やランプは必要無いぐらい明るい!
道も分かれ道が幾つも有るが……コハルのお陰で、迷う事は無く鉱床探索が進んで行く。
多数の魔物が鉱床内に居ると俺は予測していたが、魔物が多数居る感じはしない。
大型コウモリや大鼠が中心で有り、俺たち三人が恐れる敵では無かった……
リンが歩きながら、和やかな表情で俺に話し始める。
「スズヤ!」
「なんか、この感じですと……初日で鉱石の採取が出来そうですね!!」
「何か……そんな感じがしてきたな。リン!」
「思い切って、予定を早めるか!!」
俺も少し緊張が解けて、穏やかな表情でリンに話す。
だが、アスは俺やリンに向けて、注意する口調で言い始める。
「スズヤさん、リンさん!」
「油断は禁物ですよ!!」
「手前に雑魚を配置させて、私たちを誘き寄せている可能性も有るのですから!///」
(アスは本当に用心深いな…!)
(だが、アスの言う事も一理ある!!)
「……!」
すると、コハルが何かに気付いた口調で、俺たち三人に言い始める。
「……あそこの小屋怪しいね」
「多分だけど、居ると思う!!」
坑道内でも開けた場所が所々有る。
俺たちが歩く先には開けた場所が有り、その右側には木造の小屋が建っている。
小屋には窓が付いているが、明かりは付いていない。
その小屋が気に成った俺はコハルの方に顔を振り向かせて、尋ねる表情で話し始めた。
「コハルさん!」
「あの小屋は、何の小屋か分かります?」
「あの小屋は多分……作業員の休憩所だった思う」
「そして……確実に居るね!」
「私のセンサーにビンビン感じる!!」
コハルは目を細めながら俺からの質問に答え、最後は魔物が居る事も言う。
大蛇は触角なんて無いのに、何処にセンサーなんて有るんだ!?
だが、魔物が本当に小屋内へ居るのなら、俺たちの声や光で既に気付いているだろう。
でも、魔物が小屋から出て来る気配を見せない?
すると、アスが目を細めながら俺に言い始める。
「スズヤさん!」
「間違いなく、小屋に何かが潜んでいると感じます!!」
「興味本位で扉を開けた時に、奇襲を仕掛けるつもりなんでしょう!」
「……私の魔法で、先制攻撃をしてもよろしいでしょうか?」
「!?」
「ちょっと、待って。アス!///」
「小屋には何かが居るだろうけど、人間の可能性だって有るだろ!?」
アスの発言に対して、俺は焦った表情でアスに言う。
先制攻撃をして中に人間がいたら、人間は確実に死ぬ!
アスは『やれやれ』の表情で、俺に話し始める。
「スズヤさん……この場所に人間はもういません」
「こんな場所で、人間が暮らせるわけが無いでしょうに……」
「……」
(アスは言い切るか!)
(最悪、責任は俺が取る事に成るが、魔物から奇襲を受けるのも嫌だし……此処はアスの言葉や、コハルセンサーを信じよう!!)
俺は覚悟決めた表情で、アスに話し始める。
「分かった。アス!」
「アスの魔法で先制攻撃をしよう!!」
「ありがとうございます。スズヤさん!」
「では、実戦では初めてに成ります、ストッレアエルツを使います!!」
「これはブランドの発展魔法で有り、ブランドより遙かに強力で、遠距離攻撃も可能です!!」
俺の言葉の後。アスは穏やかな表情で俺に話す。
俺たちと小屋の距離は数十メートル離れている。
アスの言葉を聞いていたコハルは、嬉しそうな表情でアスに話し始める。
「おっ、アスちゃん! ストッレアエルツを使いますか!♪」
「それだと一気に、魔物をBBQに出来ちゃうね!!♪」
(コハルが喜ぶ程の黒魔法か……どれだけ凄いのだろう?)
「では、行きます」
「……ストッレアエルツ!」
『ゴオォォォーーー』
『ドカーン!』
アスが右手を広げて、小屋に向けて魔法を唱えると、右手からは凄まじい大火球が飛び出て、大火球は一気に小屋へ向って小屋に当たると、爆発する様に小屋全体が燃え始める!!
『ゴオォォォーーー、パチパチ、―――』←小屋の燃える音
「…………」
「…………」
燃えさかる小屋を遠くから、俺とリンは呆然と眺めている。
『ブランド』と比べて桁違いの火力だ!!
『バタン!』
「ギャオォォンン~~」
「ギャオォォンン~~」
「ギャオォォンン~~」
小屋のドアが突然開いて、ゴブリンよりでかい魔物三体が、悲鳴を上げながら出て来た!!
それを見たリンは、仰天した表情で声を上げる。
「わっ! アレはオークじゃ無いですか!?///」
「おまけに三体も居ます///」
「あんなのに奇襲を受けていたら、私たちは一溜まりも無かったでしょう…!///」
「アスちゃんは流石です!///」
小屋から飛び出して来た魔物はオークと言うらしい。
先制攻撃のお陰で、オークはかなりのダメージを受けている。
もし、これを真正面や奇襲を受けていたのなら、俺たちは大ピンチに陥っていただろう……
0
お気に入りに追加
28
あなたにおすすめの小説

収納大魔導士と呼ばれたい少年
カタナヅキ
ファンタジー
収納魔術師は異空間に繋がる出入口を作り出し、あらゆる物体を取り込むことができる。但し、他の魔術師と違って彼等が扱える魔法は一つに限られ、戦闘面での活躍は期待できない――それが一般常識だった。だが、一人の少年が収納魔法を極めた事で常識は覆される。
「収納魔術師だって戦えるんだよ」
戦闘には不向きと思われていた収納魔法を利用し、少年は世間の収納魔術師の常識を一変させる伝説を次々と作り出す――
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する
カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、
23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。
急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。
完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。
そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。
最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。
すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。
どうやら本当にレベルアップしている模様。
「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」
最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。
他サイトにも掲載しています。
【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。
ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。
剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。
しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。
休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう…
そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。
ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。
その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。
それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく……
※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。
ホットランキング最高位2位でした。
カクヨムにも別シナリオで掲載。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
[完結]異世界転生したら幼女になったが 速攻で村を追い出された件について ~そしていずれ最強になる幼女~
k33
ファンタジー
初めての小説です..!
ある日 主人公 マサヤがトラックに引かれ幼女で異世界転生するのだが その先には 転生者は嫌われていると知る そして別の転生者と出会い この世界はゲームの世界と知る そして、そこから 魔法専門学校に入り Aまで目指すが 果たして上がれるのか!? そして 魔王城には立ち寄った者は一人もいないと別の転生者は言うが 果たして マサヤは 魔王城に入り 魔王を倒し無事に日本に帰れるのか!?
本当の仲間ではないと勇者パーティから追放されたので、銀髪ケモミミ美少女と異世界でスローライフします。
なつめ猫
ファンタジー
田中一馬は、40歳のIT会社の社員として働いていた。
しかし、異世界ガルドランドに魔王を倒す勇者として召喚されてしまい容姿が17歳まで若返ってしまう。
探しにきた兵士に連れられ王城で、同郷の人間とパーティを組むことになる。
だが【勇者】の称号を持っていなかった一馬は、お荷物扱いにされてしまう。
――ただアイテムボックスのスキルを持っていた事もあり勇者パーティの荷物持ちでパーティに参加することになるが……。
Sランク冒険者となった事で、田中一馬は仲間に殺されかける。
Sランク冒険者に与えられるアイテムボックスの袋。
それを手に入れるまで田中一馬は利用されていたのだった。
失意の内に意識を失った一馬の脳裏に
――チュートリアルが完了しました。
と、いうシステムメッセージが流れる。
それは、田中一馬が40歳まで独身のまま人生の半分を注ぎこんで鍛え上げたアルドガルド・オンラインの最強セーブデータを手に入れた瞬間であった!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる