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俺は異世界で化ける?
第30話 それぞれの訓練結果
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……
俺、リン、アスのそれぞれ三人は、訓練を受ける事と成った。
俺の場合は訓練では無いが、王国軍元大将で有った神父から、剣術の鍛錬を受けて、リンは白魔法使い登録をしてからの白魔法訓練。アスは黒魔法使いの訓練に励む。
リンの母親であるマリコは、リンが白魔法使いに成るのを反対していた立場で有ったが、リンが強く説得するとマリコは折れた。
折れた理由は言うまでも無く、俺たち三人でパーティーを組む関係からだ。
魔王の退治とかでは無く、教会と養護施設の子どもたち守る為に、リンは本当の白魔法使いへと成る。
マリコも困った笑顔で、折れるしか無かった……
ちなみに、俺たち三人が訓練を受ける関係上。
養護施設の運営バランスが、どうしても崩れてしまう。
なので、シスターはメルコを新たに、養護施設の副纏め役に任命した。
メルコはアスの二歳下で有るが、アスと同じ様に子どもたちに慕われており、事実上アスの後釜と成る。
俺たち三人が今後。養護施設から抜ける時が有っても、メルコがアスの代わりをする流れに成るだろう。
俺やリンが不在の時は、養護施設の食事に関してもシスター・メルコで調理するだろう。
なので、メルコには経験も兼ねて偶にで良いから、調理補佐に入れる様へシスターから指示が有った。
☆
とある日の午後……
俺は神父から、剣術の鍛錬を受けている。
「……スズヤ! そんなへっぴり腰では、ゴブリンを一撃では切れんぞ…」
「もっと、腰に力を入れろ!」
「はっ、はい……すいません。神父///」
神父は苦言の表情で、俺に言い放つ。
俺はそれを、申し訳ない表情で神父に言う。
俺は元々、この世界の住民では無い。
俺は前世界で自殺を計ったら、この異世界に何故か飛ばされた!?
この国は、RPGの世界に良く似ており、魔王も存在する国だ。
美少女二人のヒロイン(?)にも恵まれて、俺はこの世界で魔王を倒すでは無く、子ども食堂を開くつもりで有った!
だが、諸々の理由で現在は、養護施設の厨房をメインで仕事している。
子どもたちへの食事作りは決して楽では無いが『美味しかった!』や『スズヤ先生。今日もごちそうさま♪』と、子どもたちから言われると、やりがいの有る仕事に変わる。
メルコの方も料理の素質が有るらしく、補佐の仕事は問題なかった。
☆
俺は神父から剣術の鍛錬を受けているのだが、神父の手に依って髪型を変えられた!
今までは、チー牛頭髪で有ったのが、坊主頭にされた!///
坊主頭にされた理由は神父曰く『この国の兵士は基本。坊主頭がこの国の兵士だ!』、『スズヤも剣術の鍛錬を受ける以上には、髪型だけでも兵士と同じに成って貰わないと』の理由で、俺は坊主頭にされた///
俺が坊主頭にされて、一人で恥ずかしがって居るとリンが『スズヤさん! これを差し上げます♪』と笑顔で言って、黒い三角巾を貰った!
坊主頭には三角巾やバンダナが似合うが、俺はチー牛おっさんから、何処かのラーメン屋風の頭と成った。イメチェンと言えば良いのだろうか?
だが、その姿をリンや特にアスが気に入って『スズヤ先生! とても似合っていますよ♪』と、嬉しそうな表情で褒めてくれた。
俺は強制的にイメチェンされた訳で有るが、リンの方もイメチェンと言うか、話し方や仕草が少し変わった。
今までは、お嬢様を感じる言葉遣いで有ったのが、大分砕けたと言えば良いのだろうか?
悪い言い方をすれば、がさつに成った……
リンの髪型も、今までは只のロングヘアーだったのに、急に両サイドへ、黒色リボンに白いラインが入ったのを付けだして、おしゃれも始めた?
リンの服装は黄色いロングセーターと、水色系のスカートで有るのだが、黄色いロングセーターの上に、白色系のローブを羽織る様に成った?
白魔法使い登録をして、リンは白魔法使いの自覚でも出て来たのだろうか??
アスの方は、何も変わらないと言いたかったが、正式な黒魔法使いは、黒マントを羽織る事が正式らしい。
普段のアスは、ブラウスの上に水色のAラインワンピースで有り、その上に黒マントを羽織る事と成ったが、魔法訓練に行く時以外は羽織っていない。
こんな感じで、それぞれに大きな変化や小さな変化が有りつつ……俺たち三人の時間は過ぎて行く……
☆
それから、数ヶ月後……
季節は何時の間にか、冬の終わりを見せ始める季節と成っていた。
そんなとある日。
リンとアスは無事に、魔法訓練の修了日を迎える。
リンの方は新たに『スイスイ』の上位魔法で有る『ドホラミン』や、一時的に攻撃力を高める魔法『パプロナミン』を習得したらしい。
アスの方も、新たな攻撃魔法や補助魔法を習得して、訓練の修了と成る。
二人とも今回の訓練によって、魔力を蓄える力も大幅に増えたらしく、また、アスは魔法の連続攻撃も出来る様に成った!
また、二人は訓練終了記念で、ウリン(アイアンウッド)で作られた杖を貰った。
また、同時に杖を持つ専用の手袋。リンは白手袋。アスは黒手袋を貰った。
ウリンの杖は、材木を削り出して作られた物だが、とても頑丈らしく、杖での防御はもちろん、打撃攻撃も出来る。
俺の方は……最初の時と比べれば大分マシに成ったが、やはり戦士の様には為れず、大熊を一撃で倒せる程の力は付かなかった……←ゴブリンは一撃で切れる様に成った
だが、俺には戦士の素質が無くても、まだ、魔法の適性診断は受けていないので、俺は魔法使いへの道が残っている!
その適性診断をいよいよ明日。王国城に行って受ける事と成った!!
万が一。素質が無いと判断された時は、俺は毎回万歳突撃で、魔物と戦う羽目に成るだろう///
俺、リン、アスのそれぞれ三人は、訓練を受ける事と成った。
俺の場合は訓練では無いが、王国軍元大将で有った神父から、剣術の鍛錬を受けて、リンは白魔法使い登録をしてからの白魔法訓練。アスは黒魔法使いの訓練に励む。
リンの母親であるマリコは、リンが白魔法使いに成るのを反対していた立場で有ったが、リンが強く説得するとマリコは折れた。
折れた理由は言うまでも無く、俺たち三人でパーティーを組む関係からだ。
魔王の退治とかでは無く、教会と養護施設の子どもたち守る為に、リンは本当の白魔法使いへと成る。
マリコも困った笑顔で、折れるしか無かった……
ちなみに、俺たち三人が訓練を受ける関係上。
養護施設の運営バランスが、どうしても崩れてしまう。
なので、シスターはメルコを新たに、養護施設の副纏め役に任命した。
メルコはアスの二歳下で有るが、アスと同じ様に子どもたちに慕われており、事実上アスの後釜と成る。
俺たち三人が今後。養護施設から抜ける時が有っても、メルコがアスの代わりをする流れに成るだろう。
俺やリンが不在の時は、養護施設の食事に関してもシスター・メルコで調理するだろう。
なので、メルコには経験も兼ねて偶にで良いから、調理補佐に入れる様へシスターから指示が有った。
☆
とある日の午後……
俺は神父から、剣術の鍛錬を受けている。
「……スズヤ! そんなへっぴり腰では、ゴブリンを一撃では切れんぞ…」
「もっと、腰に力を入れろ!」
「はっ、はい……すいません。神父///」
神父は苦言の表情で、俺に言い放つ。
俺はそれを、申し訳ない表情で神父に言う。
俺は元々、この世界の住民では無い。
俺は前世界で自殺を計ったら、この異世界に何故か飛ばされた!?
この国は、RPGの世界に良く似ており、魔王も存在する国だ。
美少女二人のヒロイン(?)にも恵まれて、俺はこの世界で魔王を倒すでは無く、子ども食堂を開くつもりで有った!
だが、諸々の理由で現在は、養護施設の厨房をメインで仕事している。
子どもたちへの食事作りは決して楽では無いが『美味しかった!』や『スズヤ先生。今日もごちそうさま♪』と、子どもたちから言われると、やりがいの有る仕事に変わる。
メルコの方も料理の素質が有るらしく、補佐の仕事は問題なかった。
☆
俺は神父から剣術の鍛錬を受けているのだが、神父の手に依って髪型を変えられた!
今までは、チー牛頭髪で有ったのが、坊主頭にされた!///
坊主頭にされた理由は神父曰く『この国の兵士は基本。坊主頭がこの国の兵士だ!』、『スズヤも剣術の鍛錬を受ける以上には、髪型だけでも兵士と同じに成って貰わないと』の理由で、俺は坊主頭にされた///
俺が坊主頭にされて、一人で恥ずかしがって居るとリンが『スズヤさん! これを差し上げます♪』と笑顔で言って、黒い三角巾を貰った!
坊主頭には三角巾やバンダナが似合うが、俺はチー牛おっさんから、何処かのラーメン屋風の頭と成った。イメチェンと言えば良いのだろうか?
だが、その姿をリンや特にアスが気に入って『スズヤ先生! とても似合っていますよ♪』と、嬉しそうな表情で褒めてくれた。
俺は強制的にイメチェンされた訳で有るが、リンの方もイメチェンと言うか、話し方や仕草が少し変わった。
今までは、お嬢様を感じる言葉遣いで有ったのが、大分砕けたと言えば良いのだろうか?
悪い言い方をすれば、がさつに成った……
リンの髪型も、今までは只のロングヘアーだったのに、急に両サイドへ、黒色リボンに白いラインが入ったのを付けだして、おしゃれも始めた?
リンの服装は黄色いロングセーターと、水色系のスカートで有るのだが、黄色いロングセーターの上に、白色系のローブを羽織る様に成った?
白魔法使い登録をして、リンは白魔法使いの自覚でも出て来たのだろうか??
アスの方は、何も変わらないと言いたかったが、正式な黒魔法使いは、黒マントを羽織る事が正式らしい。
普段のアスは、ブラウスの上に水色のAラインワンピースで有り、その上に黒マントを羽織る事と成ったが、魔法訓練に行く時以外は羽織っていない。
こんな感じで、それぞれに大きな変化や小さな変化が有りつつ……俺たち三人の時間は過ぎて行く……
☆
それから、数ヶ月後……
季節は何時の間にか、冬の終わりを見せ始める季節と成っていた。
そんなとある日。
リンとアスは無事に、魔法訓練の修了日を迎える。
リンの方は新たに『スイスイ』の上位魔法で有る『ドホラミン』や、一時的に攻撃力を高める魔法『パプロナミン』を習得したらしい。
アスの方も、新たな攻撃魔法や補助魔法を習得して、訓練の修了と成る。
二人とも今回の訓練によって、魔力を蓄える力も大幅に増えたらしく、また、アスは魔法の連続攻撃も出来る様に成った!
また、二人は訓練終了記念で、ウリン(アイアンウッド)で作られた杖を貰った。
また、同時に杖を持つ専用の手袋。リンは白手袋。アスは黒手袋を貰った。
ウリンの杖は、材木を削り出して作られた物だが、とても頑丈らしく、杖での防御はもちろん、打撃攻撃も出来る。
俺の方は……最初の時と比べれば大分マシに成ったが、やはり戦士の様には為れず、大熊を一撃で倒せる程の力は付かなかった……←ゴブリンは一撃で切れる様に成った
だが、俺には戦士の素質が無くても、まだ、魔法の適性診断は受けていないので、俺は魔法使いへの道が残っている!
その適性診断をいよいよ明日。王国城に行って受ける事と成った!!
万が一。素質が無いと判断された時は、俺は毎回万歳突撃で、魔物と戦う羽目に成るだろう///
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