24 / 56
攻勢をかけ始める魔王軍
第23話 緊張が走る城下町
しおりを挟む
……
その日の夕食。
俺はリンを厨房補助で使って、料理を作り上げる。
今晩のメニューは、焼きサケ(添え野菜は粉ふき芋)。ホエイを活用した、野菜スープ(キャベツ・タマネギ)。後は定番のライ麦パン二切れと牛乳で有る。
養護施設の食堂には、昨夜はシスターだけで有ったが、今晩は神父も来た。
「これは、これは、スズヤは本当に料理上手ですな!」
「子どもたちもさぞかし、喜んでいるでしょう!!」
神父は、俺の作った料理を見て、和やかな表情で俺を褒めてくれた。
食事前の言葉が、神父から発せられる。
だが、今日の言葉は何時ものと違った。
「みなさん。ご存じですが今日。魔王軍の配下と疑われる(大型)コウモリに、ミクとナツが遭遇する事件が発生しました!」
「幸い。アスが対処してくれましたので、アスを含めミクとナツに怪我は有りませんでした」
「そして、私が王国から聞いた情報に依りますと、魔王軍は近い内に、大規模な軍事行動を取ってくる可能性が高いと聞きました!」
「パプテトロン教会は、城下町に有る教会とは言え、今後この様な事が頻発する可能性が高いです!」
「屋外で遊ぶ時は必ず、複数の人で遊ぶ事や、一人で勝手に出掛けるのは止めましょう」
「では、今日も神に感謝して、いただきましょう!」
「いただきます!」
『いただきます!』
神父の食事前の挨拶後。
子どもたちも、食事前の挨拶を元気よく言って、今日の夕食が始まる。
(思っていた以上に、メルメーサ王国は劣勢なんだな…)
(まぁ、前世界の共産国見たいに、最後は質より量で来られたら、厳しいのは変わらないからな……)
……
夕食の評判は、先ず先ずで有った!
子どもたちが部屋に戻る時に『スズヤ先生。美味しかったよ♪』と、笑顔で言ってくれたり『さっき食べたスープ美味しかった。また、作ってね!』と、リクエストしてくる子もいた。
俺は思わずドヤ顔で『そうか、俺の作る飯は旨いか?♪』と、子どもに言ってしまう///
だが、子どもは『うん! 美味しい♪』と、笑顔で言ってくれたので良しとしよう///
アスの方も『スズヤ先生は、男性の割りに本当料理上手ですね!』、『この国では男性が率先して料理をする人が少ないですから、スズヤさんのお嫁さんに成る方は、さぞかし幸せでしょうね♪』と、満面の笑みで言ってくれた!
「~~~///」
だが、アスの言葉を聞いていたリンは、何故か恥ずかしがっていた!?
夕食後の後片付けも、俺はリンと一緒に片付ける。
リンは養護施設の管理者で有るが、アスがしっかり者で、リンに仕事が回ってこないので俺がリンを活用する?
こうして、俺の初日は問題なく終わった……
☆
数日後……
今日も、俺はリンを連れて市場に行って、市場で買い物を済ませて、教会に戻ろうとした時。
前世界で言う、火の見櫓の様な監視塔から、拡声機から聞こえる男性兵士の叫び声と、其処に備え付けている鐘を激しく叩き始める!
パプテトロン市街には、この様な監視塔が幾つか有る。
『カン、カン、―――』
『カン、カン、―――』
「魔王軍襲来! 魔王軍襲来!」
「敵ゴブリン30体以上が、パプテトロンP4ゲート方面から接近中!!」←市場からの最短ゲート
「王国民は速やかに避難! 速やかに避難!」
『カン、カン、―――』
『カン、カン、―――』
「繰り返す!」
「魔王軍襲来! 魔王軍襲来!」
「敵ゴブリン30体以上が、―――」
『わぁ~~』
『逃げろ~~』
『遂に、魔王軍が来たぞ~~(汗)』
『…………ふぅ!』
王国民たちは、一斉に避難を始める。
走って逃げる人。店を慌てて閉める人。中には平然としている人も居る!?
『ガツ、ガツ、―――』
「ひひーーん」
その中を馬に乗った兵士が、王国城に向けて駆け抜けていく。
王国城への緊急報告だろう。
メルメーサ王国の通信システムは、伝書鳩しかまだ無い。
俺やリンも避難と言うか、教会に急いで戻る。
だが、俺とリンは両手に荷物を持っているので走る事は出来ない。
リンは焦った表情で、俺に話し始める。
「スズヤさん!」
「この来襲はやはり……先日の報復でしょうか!?」
「リン……思いたくは無いが、間違いなくそうだろう…!」
「偵察隊が消息を絶てば、殺されたと考えるのが普通だからな…」
俺は眉をしかめながらリンに話す。
まだゴブリンの群れは、パプテトロン市街に侵入していないはずだが、王国軍は水際で防ぐ事が出来るだろうか!
俺とリンは監視塔から響く鐘の音と、拡声機から聞こえる、兵士の叫ぶ声を聞きながら、早歩きで教会に戻る。
『ガララ、ガララ、―――』
『パン、パン、―――♪』←鞭を叩く音
「急げ、急げ、―――」
「王国の興廃この一線にあり!」
『パン、パン、―――♪』
『ガララ、ガララ、―――』
「……」
「……」
俺とリンは教会に戻る途中。王国軍の馬車部隊とすれ違う。
前世界で言えば、軍の車両部隊だ。
馬車を馭者する兵士は、血相な表情で叫び声を上げている。
幌が付いた荷車には、武装した兵士が搭乗している。
言うまでも無く、ゴブリンを退治する迎撃隊だろう。
だが、魔法使いらしき者の影は見えない?
相手がゴブリンだから、歩兵部隊で対処出来ると踏んでいるのだろう。
ゴブリンは30体以上と言うが、こっちの馬車部隊は5両以上通過して行くから、数の上ではこっちの方が上のはずだ!
……
俺とリンは荷物を両手に持ちながら、どうにか教会に戻る事が出来た。
教会の扉前では、シスターが心配そうな表情で立っているのを見掛ける。
「あっ……良かった。スズヤとリンが戻って来ました!」
俺とリンが、シスターに声を掛ける前に、シスターが声を掛けてくる。
俺とリンは、シスターの側に近付いてから『弱った』表情で話し始める。
「ただいま、戻りました。シスター!」
「私も、同じく戻りました。シスター!」
「えぇ、えぇ……。二人とも無事で良かったです……」
「さぁ、早く中に入りましょう!!」
「直ぐ側まで、魔王軍は来ていますから!」
シスターは急かす表情、俺とリンに言う。
状況が、状況なので、俺とリンも早足に教会内に入った……
その日の夕食。
俺はリンを厨房補助で使って、料理を作り上げる。
今晩のメニューは、焼きサケ(添え野菜は粉ふき芋)。ホエイを活用した、野菜スープ(キャベツ・タマネギ)。後は定番のライ麦パン二切れと牛乳で有る。
養護施設の食堂には、昨夜はシスターだけで有ったが、今晩は神父も来た。
「これは、これは、スズヤは本当に料理上手ですな!」
「子どもたちもさぞかし、喜んでいるでしょう!!」
神父は、俺の作った料理を見て、和やかな表情で俺を褒めてくれた。
食事前の言葉が、神父から発せられる。
だが、今日の言葉は何時ものと違った。
「みなさん。ご存じですが今日。魔王軍の配下と疑われる(大型)コウモリに、ミクとナツが遭遇する事件が発生しました!」
「幸い。アスが対処してくれましたので、アスを含めミクとナツに怪我は有りませんでした」
「そして、私が王国から聞いた情報に依りますと、魔王軍は近い内に、大規模な軍事行動を取ってくる可能性が高いと聞きました!」
「パプテトロン教会は、城下町に有る教会とは言え、今後この様な事が頻発する可能性が高いです!」
「屋外で遊ぶ時は必ず、複数の人で遊ぶ事や、一人で勝手に出掛けるのは止めましょう」
「では、今日も神に感謝して、いただきましょう!」
「いただきます!」
『いただきます!』
神父の食事前の挨拶後。
子どもたちも、食事前の挨拶を元気よく言って、今日の夕食が始まる。
(思っていた以上に、メルメーサ王国は劣勢なんだな…)
(まぁ、前世界の共産国見たいに、最後は質より量で来られたら、厳しいのは変わらないからな……)
……
夕食の評判は、先ず先ずで有った!
子どもたちが部屋に戻る時に『スズヤ先生。美味しかったよ♪』と、笑顔で言ってくれたり『さっき食べたスープ美味しかった。また、作ってね!』と、リクエストしてくる子もいた。
俺は思わずドヤ顔で『そうか、俺の作る飯は旨いか?♪』と、子どもに言ってしまう///
だが、子どもは『うん! 美味しい♪』と、笑顔で言ってくれたので良しとしよう///
アスの方も『スズヤ先生は、男性の割りに本当料理上手ですね!』、『この国では男性が率先して料理をする人が少ないですから、スズヤさんのお嫁さんに成る方は、さぞかし幸せでしょうね♪』と、満面の笑みで言ってくれた!
「~~~///」
だが、アスの言葉を聞いていたリンは、何故か恥ずかしがっていた!?
夕食後の後片付けも、俺はリンと一緒に片付ける。
リンは養護施設の管理者で有るが、アスがしっかり者で、リンに仕事が回ってこないので俺がリンを活用する?
こうして、俺の初日は問題なく終わった……
☆
数日後……
今日も、俺はリンを連れて市場に行って、市場で買い物を済ませて、教会に戻ろうとした時。
前世界で言う、火の見櫓の様な監視塔から、拡声機から聞こえる男性兵士の叫び声と、其処に備え付けている鐘を激しく叩き始める!
パプテトロン市街には、この様な監視塔が幾つか有る。
『カン、カン、―――』
『カン、カン、―――』
「魔王軍襲来! 魔王軍襲来!」
「敵ゴブリン30体以上が、パプテトロンP4ゲート方面から接近中!!」←市場からの最短ゲート
「王国民は速やかに避難! 速やかに避難!」
『カン、カン、―――』
『カン、カン、―――』
「繰り返す!」
「魔王軍襲来! 魔王軍襲来!」
「敵ゴブリン30体以上が、―――」
『わぁ~~』
『逃げろ~~』
『遂に、魔王軍が来たぞ~~(汗)』
『…………ふぅ!』
王国民たちは、一斉に避難を始める。
走って逃げる人。店を慌てて閉める人。中には平然としている人も居る!?
『ガツ、ガツ、―――』
「ひひーーん」
その中を馬に乗った兵士が、王国城に向けて駆け抜けていく。
王国城への緊急報告だろう。
メルメーサ王国の通信システムは、伝書鳩しかまだ無い。
俺やリンも避難と言うか、教会に急いで戻る。
だが、俺とリンは両手に荷物を持っているので走る事は出来ない。
リンは焦った表情で、俺に話し始める。
「スズヤさん!」
「この来襲はやはり……先日の報復でしょうか!?」
「リン……思いたくは無いが、間違いなくそうだろう…!」
「偵察隊が消息を絶てば、殺されたと考えるのが普通だからな…」
俺は眉をしかめながらリンに話す。
まだゴブリンの群れは、パプテトロン市街に侵入していないはずだが、王国軍は水際で防ぐ事が出来るだろうか!
俺とリンは監視塔から響く鐘の音と、拡声機から聞こえる、兵士の叫ぶ声を聞きながら、早歩きで教会に戻る。
『ガララ、ガララ、―――』
『パン、パン、―――♪』←鞭を叩く音
「急げ、急げ、―――」
「王国の興廃この一線にあり!」
『パン、パン、―――♪』
『ガララ、ガララ、―――』
「……」
「……」
俺とリンは教会に戻る途中。王国軍の馬車部隊とすれ違う。
前世界で言えば、軍の車両部隊だ。
馬車を馭者する兵士は、血相な表情で叫び声を上げている。
幌が付いた荷車には、武装した兵士が搭乗している。
言うまでも無く、ゴブリンを退治する迎撃隊だろう。
だが、魔法使いらしき者の影は見えない?
相手がゴブリンだから、歩兵部隊で対処出来ると踏んでいるのだろう。
ゴブリンは30体以上と言うが、こっちの馬車部隊は5両以上通過して行くから、数の上ではこっちの方が上のはずだ!
……
俺とリンは荷物を両手に持ちながら、どうにか教会に戻る事が出来た。
教会の扉前では、シスターが心配そうな表情で立っているのを見掛ける。
「あっ……良かった。スズヤとリンが戻って来ました!」
俺とリンが、シスターに声を掛ける前に、シスターが声を掛けてくる。
俺とリンは、シスターの側に近付いてから『弱った』表情で話し始める。
「ただいま、戻りました。シスター!」
「私も、同じく戻りました。シスター!」
「えぇ、えぇ……。二人とも無事で良かったです……」
「さぁ、早く中に入りましょう!!」
「直ぐ側まで、魔王軍は来ていますから!」
シスターは急かす表情、俺とリンに言う。
状況が、状況なので、俺とリンも早足に教会内に入った……
0
お気に入りに追加
28
あなたにおすすめの小説

収納大魔導士と呼ばれたい少年
カタナヅキ
ファンタジー
収納魔術師は異空間に繋がる出入口を作り出し、あらゆる物体を取り込むことができる。但し、他の魔術師と違って彼等が扱える魔法は一つに限られ、戦闘面での活躍は期待できない――それが一般常識だった。だが、一人の少年が収納魔法を極めた事で常識は覆される。
「収納魔術師だって戦えるんだよ」
戦闘には不向きと思われていた収納魔法を利用し、少年は世間の収納魔術師の常識を一変させる伝説を次々と作り出す――
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する
カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、
23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。
急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。
完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。
そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。
最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。
すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。
どうやら本当にレベルアップしている模様。
「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」
最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。
他サイトにも掲載しています。
【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。
ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。
剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。
しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。
休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう…
そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。
ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。
その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。
それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく……
※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。
ホットランキング最高位2位でした。
カクヨムにも別シナリオで掲載。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
[完結]異世界転生したら幼女になったが 速攻で村を追い出された件について ~そしていずれ最強になる幼女~
k33
ファンタジー
初めての小説です..!
ある日 主人公 マサヤがトラックに引かれ幼女で異世界転生するのだが その先には 転生者は嫌われていると知る そして別の転生者と出会い この世界はゲームの世界と知る そして、そこから 魔法専門学校に入り Aまで目指すが 果たして上がれるのか!? そして 魔王城には立ち寄った者は一人もいないと別の転生者は言うが 果たして マサヤは 魔王城に入り 魔王を倒し無事に日本に帰れるのか!?
本当の仲間ではないと勇者パーティから追放されたので、銀髪ケモミミ美少女と異世界でスローライフします。
なつめ猫
ファンタジー
田中一馬は、40歳のIT会社の社員として働いていた。
しかし、異世界ガルドランドに魔王を倒す勇者として召喚されてしまい容姿が17歳まで若返ってしまう。
探しにきた兵士に連れられ王城で、同郷の人間とパーティを組むことになる。
だが【勇者】の称号を持っていなかった一馬は、お荷物扱いにされてしまう。
――ただアイテムボックスのスキルを持っていた事もあり勇者パーティの荷物持ちでパーティに参加することになるが……。
Sランク冒険者となった事で、田中一馬は仲間に殺されかける。
Sランク冒険者に与えられるアイテムボックスの袋。
それを手に入れるまで田中一馬は利用されていたのだった。
失意の内に意識を失った一馬の脳裏に
――チュートリアルが完了しました。
と、いうシステムメッセージが流れる。
それは、田中一馬が40歳まで独身のまま人生の半分を注ぎこんで鍛え上げたアルドガルド・オンラインの最強セーブデータを手に入れた瞬間であった!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる