17 / 56
攻勢をかけ始める魔王軍
第16話 養護施設での自己紹介
しおりを挟む
……
俺はスズヤ!
前世界で自殺を計ったら何故か、異世界に飛ばされてしまった!///
異世界定番での、神様の類いは一切出ず、気付いたら俺は異世界にいた。
だが、俺は自炊のスキルを活かし、教会が運営する、(児童)養護施設の厨房担当の仕事に就けた。
給料は月給5万キランと、日本で言う高校生アルバイト並みの金額で有るが、俺は住み込みで働くし、賄いの名目で食費もほぼ掛からないから、案外この給料でも暮らしていけるだろう?
俺が住み込みを始める時に、この異世界で俺を助けてくれた、リンと言う少女も付いて来る流れと成った。
リンは凄く、俺の事を気に入っており、リンの母親で有るマリコ容認してしまった為、この様な流れと成った。
☆
マルコ532年10月29日
今日は日曜日である!
日曜日恒例の日曜礼拝を教会で済ませ、リンの母親が神父たちに挨拶後。俺とリンはシスターの案内で、養護施設の方に向う。
養護施設に保護されている子どもたちとは、先日や今日の日曜礼拝で会っているが、正式な挨拶はこれからで有る。
だが、その前に養護施設内に有る、一応職員向けの部屋から案内が始まる。
俺とリンは同室では無く、二部屋有るから別室で今日から、養護施設建屋での暮らしが始まる。
「スズヤ、リン。見ての通りの部屋です!」
「一応ですが前日。子どもたちが掃除をしてくれました!!」
シスターは俺の部屋と成る、部屋を見せながら俺とリンに向けて、穏やかな表情で説明する。
室内は……左側にベッドが有って、真ん中に出窓。右側には物書きが出来る机と空で有るが本棚も備わっている。
俺の場合はこれで終わりだが、リンは女性のため、机の手前に鏡台が置いて有るそうだ。
トイレは共同で有り、風呂に関しては、ぬるま湯で体を拭くか行水がメインの世界だ。
俺とリンは、各自の部屋に荷物を置いてから、シスターの案内で食堂に向う。
この養護施設のメインフロアは食堂で有り、食事以外のイベントをする時は、机や椅子をどかしてスペースを作るそうだ。
俺とリンがシスターの案内で食堂に入ると、食堂の椅子には子どもたちが各椅子に座っている。
俺とリンは転校生の気分で、シスターから紹介の挨拶が始まる。
「みなさん!」
「もう既に、お分かりでしょうが、今日から新しい先生たちが入ります!」
「スズヤは皆さんの食事を担当してもらい、リンは皆さんを見守る担当です」
「では、スズヤ先生から紹介をお願いします!」
シスターは和やかな表情で、子どもたちに向けて話した後。俺に話しを振る。
俺は少し緊張した表情で、子どもたちに向けて話し始める。
「えっと……シスターから紹介されました。スズヤです!」
「みんなに、美味しいと言ってくれる料理を、毎日頑張って作ります!!」
『ぱち、ぱち、―――♪』
俺の言葉の後。子どもたちが拍手をしてくれる!
何か……小学校時代を思い出してしまうな///
「スズヤ先生。ありがとうございます!」
「では次にリン先生。お願いします!」
拍手が一段落した後。シスターは和やかな表情で、リンに話しを振る。
リンは穏やかな表情で、子どもたちに向けて話し始める。
「みなさん。こんにちは!」
「私は、リンと言います!!」
「最初の内は不慣れで、皆さんにご迷惑をお掛けしますでしょうが、よろしくお願いします!」
『ペコリ』
リンは言葉の後。おじぎをする。
やはり、リンは礼儀正しいな!
『ぱち、ぱち、―――♪』
『ぱち、ぱち、―――♪』
その後。子どもたちは先ほど同じ様に拍手をするのだが、リンの方が多い気する?
拍手が落ち着いた後。シスターは穏やかな表情で、子どもたちに向けて話し始める。
「二人の紹介は終わりで、これでお開きとします!」
「各自の部屋に戻って良いですよ!!」
『がや、がや、―――』
『がや、がや、―――』
シスターの言葉で解散と成って、子どもたちは各自の部屋に戻っていく中。
一人の少女が、シスターと俺たちの側に来る。
一人の少女は俺とリンに向けて、和やかな表情で自己紹介を始める。
「スズヤ先生、リン先生。一応初めまして!」
「この施設の子どもたちを纏めています、アスと言う者です!」
「どうか、よろしくお願いします!!」
『ペコリ』
「……」
(この人が……以前シスターが言っていた、アスと言う人か!)
(年齢を聞くのは失礼に当たるが……中学生ぐらいに見えるな?)
アスのおじぎ後。俺が心の中で感じていると、リンが興味を持った表情でアスに話し始める。
「アスちゃん。よろしくです!」
「私は17歳ですけど、アスちゃんは何歳ですか?」
「リン先生……私は15歳です!」
「この施設の中では、最年長と成ります!!」
「私は、正式な先生では無いですが……みんなからは、アス先生と呼ばれています」
アスは控えめな表情でリンに話す。
アスは15歳らしい。
(まだアスは15歳なのに、二十数人の子どもたちを見ているのか!)
(それにしても、黒髪ロングヘアーが似合う綺麗な少女だ!)
同じロングヘアーでも、アスの方が清楚に見える?
アスの髪型は黒髪ロングヘアーで有り、ブラウスの上に水色のAラインワンピースを着ている。
如何にも、真面目な少女を連想させるアスだ!
リンよりも、アスの方が童顔に見える……まぁ、15歳だから当たり前か///
(そう言えば、今更で有るが……この養護施設。男子が異様に少ないな…)
(比率で言えば7対3か? それに男子も、小学生ぐらいまでの男子しかしない感じだ)
(未成年でも、年頃の男子は自立をさせられるのか、嫌気を差して勝手に出て行くのだろう……)
この後。アスとの会話が続くかと思っていたが、この言葉でアスは部屋に戻ってしまう。
俺的には、もう少しアスの事を知りたかったが……
俺はスズヤ!
前世界で自殺を計ったら何故か、異世界に飛ばされてしまった!///
異世界定番での、神様の類いは一切出ず、気付いたら俺は異世界にいた。
だが、俺は自炊のスキルを活かし、教会が運営する、(児童)養護施設の厨房担当の仕事に就けた。
給料は月給5万キランと、日本で言う高校生アルバイト並みの金額で有るが、俺は住み込みで働くし、賄いの名目で食費もほぼ掛からないから、案外この給料でも暮らしていけるだろう?
俺が住み込みを始める時に、この異世界で俺を助けてくれた、リンと言う少女も付いて来る流れと成った。
リンは凄く、俺の事を気に入っており、リンの母親で有るマリコ容認してしまった為、この様な流れと成った。
☆
マルコ532年10月29日
今日は日曜日である!
日曜日恒例の日曜礼拝を教会で済ませ、リンの母親が神父たちに挨拶後。俺とリンはシスターの案内で、養護施設の方に向う。
養護施設に保護されている子どもたちとは、先日や今日の日曜礼拝で会っているが、正式な挨拶はこれからで有る。
だが、その前に養護施設内に有る、一応職員向けの部屋から案内が始まる。
俺とリンは同室では無く、二部屋有るから別室で今日から、養護施設建屋での暮らしが始まる。
「スズヤ、リン。見ての通りの部屋です!」
「一応ですが前日。子どもたちが掃除をしてくれました!!」
シスターは俺の部屋と成る、部屋を見せながら俺とリンに向けて、穏やかな表情で説明する。
室内は……左側にベッドが有って、真ん中に出窓。右側には物書きが出来る机と空で有るが本棚も備わっている。
俺の場合はこれで終わりだが、リンは女性のため、机の手前に鏡台が置いて有るそうだ。
トイレは共同で有り、風呂に関しては、ぬるま湯で体を拭くか行水がメインの世界だ。
俺とリンは、各自の部屋に荷物を置いてから、シスターの案内で食堂に向う。
この養護施設のメインフロアは食堂で有り、食事以外のイベントをする時は、机や椅子をどかしてスペースを作るそうだ。
俺とリンがシスターの案内で食堂に入ると、食堂の椅子には子どもたちが各椅子に座っている。
俺とリンは転校生の気分で、シスターから紹介の挨拶が始まる。
「みなさん!」
「もう既に、お分かりでしょうが、今日から新しい先生たちが入ります!」
「スズヤは皆さんの食事を担当してもらい、リンは皆さんを見守る担当です」
「では、スズヤ先生から紹介をお願いします!」
シスターは和やかな表情で、子どもたちに向けて話した後。俺に話しを振る。
俺は少し緊張した表情で、子どもたちに向けて話し始める。
「えっと……シスターから紹介されました。スズヤです!」
「みんなに、美味しいと言ってくれる料理を、毎日頑張って作ります!!」
『ぱち、ぱち、―――♪』
俺の言葉の後。子どもたちが拍手をしてくれる!
何か……小学校時代を思い出してしまうな///
「スズヤ先生。ありがとうございます!」
「では次にリン先生。お願いします!」
拍手が一段落した後。シスターは和やかな表情で、リンに話しを振る。
リンは穏やかな表情で、子どもたちに向けて話し始める。
「みなさん。こんにちは!」
「私は、リンと言います!!」
「最初の内は不慣れで、皆さんにご迷惑をお掛けしますでしょうが、よろしくお願いします!」
『ペコリ』
リンは言葉の後。おじぎをする。
やはり、リンは礼儀正しいな!
『ぱち、ぱち、―――♪』
『ぱち、ぱち、―――♪』
その後。子どもたちは先ほど同じ様に拍手をするのだが、リンの方が多い気する?
拍手が落ち着いた後。シスターは穏やかな表情で、子どもたちに向けて話し始める。
「二人の紹介は終わりで、これでお開きとします!」
「各自の部屋に戻って良いですよ!!」
『がや、がや、―――』
『がや、がや、―――』
シスターの言葉で解散と成って、子どもたちは各自の部屋に戻っていく中。
一人の少女が、シスターと俺たちの側に来る。
一人の少女は俺とリンに向けて、和やかな表情で自己紹介を始める。
「スズヤ先生、リン先生。一応初めまして!」
「この施設の子どもたちを纏めています、アスと言う者です!」
「どうか、よろしくお願いします!!」
『ペコリ』
「……」
(この人が……以前シスターが言っていた、アスと言う人か!)
(年齢を聞くのは失礼に当たるが……中学生ぐらいに見えるな?)
アスのおじぎ後。俺が心の中で感じていると、リンが興味を持った表情でアスに話し始める。
「アスちゃん。よろしくです!」
「私は17歳ですけど、アスちゃんは何歳ですか?」
「リン先生……私は15歳です!」
「この施設の中では、最年長と成ります!!」
「私は、正式な先生では無いですが……みんなからは、アス先生と呼ばれています」
アスは控えめな表情でリンに話す。
アスは15歳らしい。
(まだアスは15歳なのに、二十数人の子どもたちを見ているのか!)
(それにしても、黒髪ロングヘアーが似合う綺麗な少女だ!)
同じロングヘアーでも、アスの方が清楚に見える?
アスの髪型は黒髪ロングヘアーで有り、ブラウスの上に水色のAラインワンピースを着ている。
如何にも、真面目な少女を連想させるアスだ!
リンよりも、アスの方が童顔に見える……まぁ、15歳だから当たり前か///
(そう言えば、今更で有るが……この養護施設。男子が異様に少ないな…)
(比率で言えば7対3か? それに男子も、小学生ぐらいまでの男子しかしない感じだ)
(未成年でも、年頃の男子は自立をさせられるのか、嫌気を差して勝手に出て行くのだろう……)
この後。アスとの会話が続くかと思っていたが、この言葉でアスは部屋に戻ってしまう。
俺的には、もう少しアスの事を知りたかったが……
0
お気に入りに追加
28
あなたにおすすめの小説
悠久のクシナダヒメ 「日本最古の異世界物語」 第一部
Hiroko
ファンタジー
異世界に行けると噂の踏切。
僕と友人の美津子が行きついた世界は、八岐大蛇(やまたのおろち)が退治されずに生き残る、奈良時代の日本だった。
現在と過去、現実と神話の世界が入り混じる和の異世界へ。
流行りの異世界物を私も書いてみよう!
と言うことで書き始めましたが、どうしようかなあ。
まだ書き始めたばかりで、この先どうなるかわかりません。
私が書くと、どうしてもホラーっぽくなっちゃうんですよね。
なんとかなりませんか?
題名とかいろいろ模索中です。
なかなかしっくりした題名を思いつきません。
気分次第でやめちゃうかもです。
その時はごめんなさい。
更新、不定期です。
英雄召喚〜帝国貴族の異世界統一戦記〜
駄作ハル
ファンタジー
異世界の大貴族レオ=ウィルフリードとして転生した平凡サラリーマン。
しかし、待っていたのは平和な日常などではなかった。急速な領土拡大を目論む帝国の貴族としての日々は、戦いの連続であった───
そんなレオに与えられたスキル『英雄召喚』。それは現世で英雄と呼ばれる人々を呼び出す能力。『鬼の副長』土方歳三、『臥龍』所轄孔明、『空の魔王』ハンス=ウルリッヒ・ルーデル、『革命の申し子』ナポレオン・ボナパルト、『万能人』レオナルド・ダ・ヴィンチ。
前世からの知識と英雄たちの逸話にまつわる能力を使い、大切な人を守るべく争いにまみれた異世界に平和をもたらす為の戦いが幕を開ける!
完結まで毎日投稿!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第三章フェレスト王国エルフ編

貴族家三男の成り上がりライフ 生まれてすぐに人外認定された少年は異世界を満喫する
美原風香
ファンタジー
「残念ながらあなたはお亡くなりになりました」
御山聖夜はトラックに轢かれそうになった少女を助け、代わりに死んでしまう。しかし、聖夜の心の内の一言を聴いた女神から気に入られ、多くの能力を貰って異世界へ転生した。
ーけれども、彼は知らなかった。数多の神から愛された彼は生まれた時点で人外の能力を持っていたことを。表では貴族として、裏では神々の使徒として、異世界のヒエラルキーを駆け上っていく!これは生まれてすぐに人外認定された少年の最強に無双していく、そんなお話。
✳︎不定期更新です。
21/12/17 1巻発売!
22/05/25 2巻発売!
コミカライズ決定!
20/11/19 HOTランキング1位
ありがとうございます!

調子に乗りすぎて処刑されてしまった悪役貴族のやり直し自制生活 〜ただし自制できるとは言っていない〜
EAT
ファンタジー
「どうしてこうなった?」
優れた血統、高貴な家柄、天賦の才能────生まれときから勝ち組の人生により調子に乗りまくっていた侯爵家嫡男クレイム・ブラッドレイは殺された。
傍から見ればそれは当然の報いであり、殺されて当然な悪逆非道の限りを彼は尽くしてきた。しかし、彼はなぜ自分が殺されなければならないのか理解できなかった。そして、死ぬ間際にてその答えにたどり着く。簡単な話だ………信頼し、友と思っていた人間に騙されていたのである。
そうして誰もにも助けてもらえずに彼は一生を終えた。意識が薄れゆく最中でクレイムは思う。「願うことならば今度の人生は平穏に過ごしたい」と「決して調子に乗らず、謙虚に慎ましく穏やかな自制生活を送ろう」と。
次に目が覚めればまた新しい人生が始まると思っていたクレイムであったが、目覚めてみればそれは10年前の少年時代であった。
最初はどういうことか理解が追いつかなかったが、また同じ未来を繰り返すのかと絶望さえしたが、同時にそれはクレイムにとって悪い話ではなかった。「同じ轍は踏まない。今度は全てを投げ出して平穏なスローライフを送るんだ!」と目標を定め、もう一度人生をやり直すことを決意する。
しかし、運命がそれを許さない。
一度目の人生では考えられないほどの苦難と試練が真人間へと更生したクレイムに次々と降りかかる。果たしてクレイムは本当にのんびり平穏なスローライフを遅れるのだろうか?
※他サイトにも掲載中

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる