心のリミッター

小春かぜね

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第361話 隣の芝生は青い?

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 私の人生は波瀾万丈である!?
 でも、それは私だけで有り、のうのうと暮らしている人も居る。

 恵まれた家庭で有ったり、何かの拍子にお金を得たり・援助をして貰って暮らしている人も居る。
 それは私から見えれば大変羨ましい生活で有るが……果たしてそれで、その人達は幸せなのだろうか?

 その人達は苦労していない人生で有るから、大変幸せな人生で有るに決まっているが、毎日の同じ繰り返しに飽きを感じない者か?
 私の人生は波瀾万丈で有るが、その中でも幸せを感じる時が有る。

『仕事の後は酒は、遊んでいた時より美味しく感じる!』
『たわいの無い景色も……何か、心が落ち着くな…』

 など、波瀾万丈の中でも落ち着く時間がある。
 私もニート紛いの生活をしていた時が有るが、暇な時間を潰すのに大変苦労した(笑)

 ルーティンの家事なんて直ぐに終わるし、お金が勿体もったいないから基本家に引き籠もるしか無い。
 なので、外界との世界が薄れ、独り善がりの生活になって、漫画やアニメ・YouTube等が真のお友達にとなる!?

 決まった時間に起きて、食事をして、家事をして、買い物の日は買い物に行って、一応健康の為に散歩をして……後は飽きるほどの余暇を過ごす。
 サラリーマンから見れば羨ましい生活で有るが……それは、お金が自由に使えるという条件が合ってこそ初めて成り立つ!

 お金が自由に使えないニート紛いの生活なんて、一種の軟禁で有る。
 これが一軒家ならまだしも、集合・賃貸住宅で有るなら『……隣の奴。良い年齢なのに仕事をしている感じが全くしない?』、『けど、周期的に洗濯物をベランダに干しているから金銭には困っていないのだろう』、『でも、気持ち悪いな……人生負け組の姿格好なのに!』と、感じ取られるに決まっているし、周囲の目も自然と険しくなるから、本人だって何処かで自覚しているだろう??

 隣の芝生が青く見える時が有るが……それは只の錯覚で有ろう!
 お金が自由に使えるニートなら問題ないが(!?)、そうでなければ無駄な人生を過ごしているだけとなる!!
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