心のリミッター

小春かぜね

文字の大きさ
上 下
287 / 357

第287話 言葉

しおりを挟む
 ここでは何度も書き記しているが、人間と言う生き物はランク分けするのが好きで有る。
 おじさん言葉や若者言葉など、言葉でもランク分けをして、己を優位に立たせようとする。

 言葉は確かに生き物で有るが、特定言葉を賛美して、馬鹿にするのは如何な物かと私は感じる。
 世代に依って、言葉遣いが変わるのは当然で有るのに、それを馬鹿にする風潮が私は許せない!(怒)

 生きている世代が違えば、文化や言葉遣いも変わってくる。
 どうして、それを卑下するのだろうか!?

 文化の主導権を若い人が握っていると言いたいのなら、それだけで有るが、そうでなければ、おじさん世代を馬鹿にしている事になる。

 糞みたいなも居るが、世の中に必要なも居る!
 それを一括りで『おじさん言葉や文化はダサい』と、言うなと私は思う。

 今の時代は何でもマウントを取りたがる時代で有るが、今の流行はやり言葉だって10年も過ぎれば、過去の言葉になる……
 このマウント主義も、どうにか成らない物かな…?
しおりを挟む

処理中です...