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第2部 第2章 突然の珍客?
第87話 猫を見に来る恵那 その1
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「陽向君。おはよう~~♪」
「うん…。恵那、おはよう!」
恵那は、和やかな表情で僕に朝の挨拶をして、僕は穏やかな表情で、恵那に朝の挨拶をする。
恵那と中学校に向かう途中。恵那は嬉しそうな表情で、僕に話し始める。
「陽向君!」
「陽向君のおばさんから聞いていると思うけど、今日の夕方。猫ちゃんを見に行くからね♪」
「うん…。お母さんから聞いているよ。恵那」
僕は穏やかな表情で、恵那に返事をする。
恵那は表情を変えずに、僕に言葉を続ける。
「おばさんから少し聞いているけど、かなりお利口さんの猫ちゃんなんだってね!♪」
「私、凄く楽しみ~~♪」
「きっと可愛いんだろうな~~♪❤」
「……」
(恵那も結花同様。かなりの猫好きだな!)
「お利口かどうかは分からないけど……他人の家を、自分の家のように過ごす猫だよ!」
「恵那も見たら、猫の図々しさに驚くよ…!」
僕は『やれやれ』の表情で、恵那に話す。
けど恵那は、和やかな表情で僕に話し始める。
「凄いね、その猫!」
「普通は臆病猫になるのに、その猫は凄く度胸が有る猫だね!!」
「本当。楽しみ~~♪♪」
(度胸が有る猫か…)
(大蛇の使いになるぐらいだし、まぁ、間違っては居ないよな……)
……
今日も、僕の学校生活は問題なく過ぎて、園芸部部活動も終えた僕は中学校から家に帰ってくる。
中学校からの下校時。恵那と偶々一緒に成ったが、恵那は自宅に一度戻り、着替えてから僕の家に来て猫を見に来る。
流石の恵那も、セーラー服姿で僕の家に来るのは、良くないと感じているのだろう。
僕が結花に興味が無ければ、セーラー服姿の恵那を自宅に来させ、そのまま僕の部屋に誘って、恵那をベッドに押し倒して……いや、何でも無い///
僕は結花が好きと言いつつ、最近はかなり恵那を意識してしまっている!
やはりと言うか、本能が同年代を求めるのだろうか?
話しは切り替えて、いよいよ、猫と恵那の初顔合わせの時間がやって来る……
「陽向君!♪」
「お邪魔しまーす♪」
私服に着替えた恵那が、僕の家にやって来る。
恵那の手には何も持っていなくて、手ぶらで来た。
猫に会うのだから、ちゅーるなどでも持って来るのかなと思ったが、恵那は手ぶらで有る。
応対は、結花に今朝言われた通り。僕がする。
僕は、恵那を猫が居るリビングに案内する。
「~~~♪」
「~~~♪」
リビングでは結花が正座で座って、楽しそうな表情で猫と遊んでおり、猫も結花と楽しく遊んでいる。
猫用おもちゃの釣り竿先端に、おもちゃの虫を付けて、結花はそれを使って猫と遊んでいる。
「こんにちは!」
「陽向君のおばさん!♪」
リビングに入った恵那は、笑顔で結花に挨拶をする。
結花は猫と遊んでいる手を止めて、和やかな表情で恵那に挨拶を始める。
「いらしゃい。恵那ちゃん♪」
「にゃ?」
結花の側に居る猫も、恵那の存在に気付き、恵那に向けて気付いた鳴き方をする。
恵那は、結花と猫の側に笑顔で近付きながら、結花に話し始める。
「これが、おばさんの家に迷い込んだ、猫ちゃんですか?♪」
「まだ、子どもの感じがする猫ちゃんですね!♪」
「そうよ、恵那ちゃん!」
「この猫さんが、迷い込んで現在保護している猫だよ!!」
「仕草だけを見ると、そう見えるかも知れないけど、多分成猫だよ!」
「……」
結花は笑顔で猫に話すが……猫の方は、恵那を品定めするように見始める。
猫はこの後。恵那に向けてどのような行動を取るのだろうか?
「うん…。恵那、おはよう!」
恵那は、和やかな表情で僕に朝の挨拶をして、僕は穏やかな表情で、恵那に朝の挨拶をする。
恵那と中学校に向かう途中。恵那は嬉しそうな表情で、僕に話し始める。
「陽向君!」
「陽向君のおばさんから聞いていると思うけど、今日の夕方。猫ちゃんを見に行くからね♪」
「うん…。お母さんから聞いているよ。恵那」
僕は穏やかな表情で、恵那に返事をする。
恵那は表情を変えずに、僕に言葉を続ける。
「おばさんから少し聞いているけど、かなりお利口さんの猫ちゃんなんだってね!♪」
「私、凄く楽しみ~~♪」
「きっと可愛いんだろうな~~♪❤」
「……」
(恵那も結花同様。かなりの猫好きだな!)
「お利口かどうかは分からないけど……他人の家を、自分の家のように過ごす猫だよ!」
「恵那も見たら、猫の図々しさに驚くよ…!」
僕は『やれやれ』の表情で、恵那に話す。
けど恵那は、和やかな表情で僕に話し始める。
「凄いね、その猫!」
「普通は臆病猫になるのに、その猫は凄く度胸が有る猫だね!!」
「本当。楽しみ~~♪♪」
(度胸が有る猫か…)
(大蛇の使いになるぐらいだし、まぁ、間違っては居ないよな……)
……
今日も、僕の学校生活は問題なく過ぎて、園芸部部活動も終えた僕は中学校から家に帰ってくる。
中学校からの下校時。恵那と偶々一緒に成ったが、恵那は自宅に一度戻り、着替えてから僕の家に来て猫を見に来る。
流石の恵那も、セーラー服姿で僕の家に来るのは、良くないと感じているのだろう。
僕が結花に興味が無ければ、セーラー服姿の恵那を自宅に来させ、そのまま僕の部屋に誘って、恵那をベッドに押し倒して……いや、何でも無い///
僕は結花が好きと言いつつ、最近はかなり恵那を意識してしまっている!
やはりと言うか、本能が同年代を求めるのだろうか?
話しは切り替えて、いよいよ、猫と恵那の初顔合わせの時間がやって来る……
「陽向君!♪」
「お邪魔しまーす♪」
私服に着替えた恵那が、僕の家にやって来る。
恵那の手には何も持っていなくて、手ぶらで来た。
猫に会うのだから、ちゅーるなどでも持って来るのかなと思ったが、恵那は手ぶらで有る。
応対は、結花に今朝言われた通り。僕がする。
僕は、恵那を猫が居るリビングに案内する。
「~~~♪」
「~~~♪」
リビングでは結花が正座で座って、楽しそうな表情で猫と遊んでおり、猫も結花と楽しく遊んでいる。
猫用おもちゃの釣り竿先端に、おもちゃの虫を付けて、結花はそれを使って猫と遊んでいる。
「こんにちは!」
「陽向君のおばさん!♪」
リビングに入った恵那は、笑顔で結花に挨拶をする。
結花は猫と遊んでいる手を止めて、和やかな表情で恵那に挨拶を始める。
「いらしゃい。恵那ちゃん♪」
「にゃ?」
結花の側に居る猫も、恵那の存在に気付き、恵那に向けて気付いた鳴き方をする。
恵那は、結花と猫の側に笑顔で近付きながら、結花に話し始める。
「これが、おばさんの家に迷い込んだ、猫ちゃんですか?♪」
「まだ、子どもの感じがする猫ちゃんですね!♪」
「そうよ、恵那ちゃん!」
「この猫さんが、迷い込んで現在保護している猫だよ!!」
「仕草だけを見ると、そう見えるかも知れないけど、多分成猫だよ!」
「……」
結花は笑顔で猫に話すが……猫の方は、恵那を品定めするように見始める。
猫はこの後。恵那に向けてどのような行動を取るのだろうか?
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