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第1部 第4章 僕の幼なじみが急接近してきた!
第55話 終わりが近付く勉強会
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「ただいま~~♪」
僕と恵那が勉強を再開させた直後。
結花は買い物から帰って来た。
「二人共、真面目に勉強しているね♪」
「これは、今回のテストは期待しても良いかな~~?♪」
もし、僕が恵那の誘惑に負けて恵那を襲っていたら、僕と恵那の性行為中場面を結花に見られていただろう。
僕と恵那は真面目に勉強をしていたから、結花は褒め言葉以外は言わなかった。
……
昼食は恵那の希望通り。結花お手製のナポリタンが出た。
赤ウィンナー・ピーマン・タマネギ・缶詰のマッシュルームが入った、喫茶店風ナポリタンと言えば良いのだろうか?
サラダも、キャベツをメインとしたサラダ。パンもガーリックトーストのフランスパンが添えられていて、恵那を意識しているのか見栄えも非常に良かった。
今朝の冷や奴では無いが、恵那が居なければサラダは付けていないし、パンも普通の食パンで有ろう……
「美味しいです~~♪」
「おばさん!!♪」
「喫茶店やファミレスで食べる味です♪」
「恵那ちゃんのお口に合って良かったわ♪」
恵那は口元をケチャップで汚しながら、笑顔で結花に言っていた。
結花も笑顔で、恵那に答えていた。
昼食後も……僕と恵那はテスト勉強をして、三連休中日の時間は過ぎていく……
☆
おやつの3時で、僕と恵那のテスト勉強は終わりを迎え、勉強道具を片付け終えた僕と恵那はソファーが有る側のテーブルで、結花との三人で“おやつ”を食べ始める。
今日のおやつは、市販品のシュークリームで有った。
『いただきます!』
三人で食事前の挨拶をしてから、おやつを食べ始める。
恵那が笑顔でシュークリームに齧りつく中。結花は和やかな表情で僕に話し掛けてくる。
「陽向!」
「恵那ちゃんと二人で、昨日の午後から凄くテスト勉強を頑張ったね♪」
「お疲れ様!」
「うん…」
「僕も良く、テスト勉強が出来たと思う!///」
僕は、謙遜の表情で結花に言う。
僕の言葉の後。恵那が笑顔で結花に話し始める。
「私も、陽向君のお陰で、凄く勉強を頑張れた~~♪」
「陽向君はもちろん、陽向君のおばさんやお母さんに感謝をしないと~~♪」
「恵那ちゃん。私は何もしていないよ♪」
「私は、場所を提供しただけ!♪」
結花は社交辞令のように、恵那に和やかな表情で言葉を返している。
僕はシュークリームを食べながら思う……
(恵那のおばさんからの頼みとは言え、出来ればこれで最後にして欲しいな)
(恵那が俺に好意を持っていることは改めて知ったし、結花が恵那を推しているのも知れた)
結花と恵那には都合が良いだろうが、僕には都合が悪い。
僕は『初志貫徹』が出来なく成るからだ。
……
三人で“おやつ”を食べた後は、そのままお茶会の流れと成り、三人での談笑タイムが始まるが、会話の中心は結花と恵那で有り、僕はどちらかと言えば聞き役側で有った。
☆
夕方となる17時手前
やっと言うか、恵那が自宅に戻る時間がやって来た。
僕と結花は恵那を見送るために、玄関の上がり框で恵那を見送る。
「おばさん、陽向君!」
「この二日間…。お世話に成りました!!」
恵那は笑顔と陽気な口調で、僕と結花に言う。
結花も笑顔で、恵那に話し始めた……
僕と恵那が勉強を再開させた直後。
結花は買い物から帰って来た。
「二人共、真面目に勉強しているね♪」
「これは、今回のテストは期待しても良いかな~~?♪」
もし、僕が恵那の誘惑に負けて恵那を襲っていたら、僕と恵那の性行為中場面を結花に見られていただろう。
僕と恵那は真面目に勉強をしていたから、結花は褒め言葉以外は言わなかった。
……
昼食は恵那の希望通り。結花お手製のナポリタンが出た。
赤ウィンナー・ピーマン・タマネギ・缶詰のマッシュルームが入った、喫茶店風ナポリタンと言えば良いのだろうか?
サラダも、キャベツをメインとしたサラダ。パンもガーリックトーストのフランスパンが添えられていて、恵那を意識しているのか見栄えも非常に良かった。
今朝の冷や奴では無いが、恵那が居なければサラダは付けていないし、パンも普通の食パンで有ろう……
「美味しいです~~♪」
「おばさん!!♪」
「喫茶店やファミレスで食べる味です♪」
「恵那ちゃんのお口に合って良かったわ♪」
恵那は口元をケチャップで汚しながら、笑顔で結花に言っていた。
結花も笑顔で、恵那に答えていた。
昼食後も……僕と恵那はテスト勉強をして、三連休中日の時間は過ぎていく……
☆
おやつの3時で、僕と恵那のテスト勉強は終わりを迎え、勉強道具を片付け終えた僕と恵那はソファーが有る側のテーブルで、結花との三人で“おやつ”を食べ始める。
今日のおやつは、市販品のシュークリームで有った。
『いただきます!』
三人で食事前の挨拶をしてから、おやつを食べ始める。
恵那が笑顔でシュークリームに齧りつく中。結花は和やかな表情で僕に話し掛けてくる。
「陽向!」
「恵那ちゃんと二人で、昨日の午後から凄くテスト勉強を頑張ったね♪」
「お疲れ様!」
「うん…」
「僕も良く、テスト勉強が出来たと思う!///」
僕は、謙遜の表情で結花に言う。
僕の言葉の後。恵那が笑顔で結花に話し始める。
「私も、陽向君のお陰で、凄く勉強を頑張れた~~♪」
「陽向君はもちろん、陽向君のおばさんやお母さんに感謝をしないと~~♪」
「恵那ちゃん。私は何もしていないよ♪」
「私は、場所を提供しただけ!♪」
結花は社交辞令のように、恵那に和やかな表情で言葉を返している。
僕はシュークリームを食べながら思う……
(恵那のおばさんからの頼みとは言え、出来ればこれで最後にして欲しいな)
(恵那が俺に好意を持っていることは改めて知ったし、結花が恵那を推しているのも知れた)
結花と恵那には都合が良いだろうが、僕には都合が悪い。
僕は『初志貫徹』が出来なく成るからだ。
……
三人で“おやつ”を食べた後は、そのままお茶会の流れと成り、三人での談笑タイムが始まるが、会話の中心は結花と恵那で有り、僕はどちらかと言えば聞き役側で有った。
☆
夕方となる17時手前
やっと言うか、恵那が自宅に戻る時間がやって来た。
僕と結花は恵那を見送るために、玄関の上がり框で恵那を見送る。
「おばさん、陽向君!」
「この二日間…。お世話に成りました!!」
恵那は笑顔と陽気な口調で、僕と結花に言う。
結花も笑顔で、恵那に話し始めた……
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