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第1部 第4章 僕の幼なじみが急接近してきた!
第49話 三人での団らん その2
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……
結花が飲み物(温かいほうじ茶)とおやつ(カキの種)を用意してから、三人でのトランプ遊びが始まる。
お茶のお供と成るカキの種は、食べきり小袋サイズの物で有って、その一袋がそれぞれに配分される。
(恵那が居るから、てっきり甘い系統のお菓子を出すかと思っていたが、カキの種か…)
恵那が晩ご飯時に求めた、甘めの関東風すき焼きは、孝太郎が作った関西風のすき焼きよりも甘かった!
食べられないほどの甘さではないが、本当に甘辛さを感じる“すき焼き”で有った!
(結花も今晩は……甘い物をこれ以上求めていないのだろう)
(僕も、甘い食べ物は十分だ!)
最初のトランプ遊びは、恵那が求めたババ抜きからで有る。
ババ抜きの説明は……割愛しても良いだろう///
ゲーム前の準備を終えて、早速ババ抜きが始まる……
テレビは、BGM代わりに付けたままにして有る。
『じゃんけんぽん!』
順番を決める“じゃんけん”の結果。恵那→僕→結花の流れと成る。
僕の所にはババが居ないから、恵那か結花の所に居るんだろう。
……
ゲームは問題なく進んで行き、ババ抜きも終盤に入る。
みんなの手札も2~3枚と成っており、順調ならこのターンで上がれる人も出て来る。
「……」
(げっ…!)
(この土壇場で、ババを引いてしまった!///)
僕が結花のトランプを取った時、ババを引いてしまう!
結花はババアでは無いが、ババを持っていた!!///
「~♪」
僕がババを引いたことで、結花は笑みを思わず見せている!
結花や恵那も、どちらかと言えば顔に出やすい人で有る。
(この感じだと……今の今まで、結花はババを持っていたに違いない!)
結花はまだ、お姉さん世代なのにずっと“ババ”を持っていた。
けど、世間から見れば、結花もババア世代に入るか!?///
「~~~♪」
「あっ、私!」
「上がり!!♪」
結花の持ち札は2枚で有り、僕がさっきババを引いて1枚と成った結花は、恵那のトランプを取って組を完成させてしまう!
結花は嬉しそうな表情と弾んだ口調で、僕と恵那に言っていた。
「……言う必要も無いけど、ババを持っているのは陽向君だね!」
恵那は眉をひそめながら、僕に言う。
恵那のトランプは2枚。僕のトランプは3枚で有る。
当たり前だが、此処で恵那がババを引かなければ、僕の負けは確定と成る!
『ジ~~』
恵那は、僕のトランプを真剣な眼差しで見ている。
この勝負で、恵那の行方が決まるからだ。
「……」
「これっ!」
目標を決めた恵那は、かけ声を掛けて僕のトランプを持って行くが……運命の神様は、恵那の味方をした。
「やった!」
恵那も結花と同じように、嬉しそうな表情と弾んだ口調で、出来た組のトランプをカード捨て場に置く。
当然。次は僕の番だが、恵那の持ち札は1枚しかない。
「……」
僕は、どうしようもない表情で恵那からトランプを取る。
もちろん、恵那から取ったトランプで組が出来るが、僕の手元にはババが残る……
「陽向君は、昔からババ抜きが弱いね~~♪」
恵那は笑顔で僕に言う。
僕は昔から、運任せのゲームには“とことん”弱い!
「次は何をしようかな~~♪」
恵那は嬉しそうな表情で呟く。
ババ抜きでは負けた僕で有るが、他のトランプゲームで挽回しよう!
結花が飲み物(温かいほうじ茶)とおやつ(カキの種)を用意してから、三人でのトランプ遊びが始まる。
お茶のお供と成るカキの種は、食べきり小袋サイズの物で有って、その一袋がそれぞれに配分される。
(恵那が居るから、てっきり甘い系統のお菓子を出すかと思っていたが、カキの種か…)
恵那が晩ご飯時に求めた、甘めの関東風すき焼きは、孝太郎が作った関西風のすき焼きよりも甘かった!
食べられないほどの甘さではないが、本当に甘辛さを感じる“すき焼き”で有った!
(結花も今晩は……甘い物をこれ以上求めていないのだろう)
(僕も、甘い食べ物は十分だ!)
最初のトランプ遊びは、恵那が求めたババ抜きからで有る。
ババ抜きの説明は……割愛しても良いだろう///
ゲーム前の準備を終えて、早速ババ抜きが始まる……
テレビは、BGM代わりに付けたままにして有る。
『じゃんけんぽん!』
順番を決める“じゃんけん”の結果。恵那→僕→結花の流れと成る。
僕の所にはババが居ないから、恵那か結花の所に居るんだろう。
……
ゲームは問題なく進んで行き、ババ抜きも終盤に入る。
みんなの手札も2~3枚と成っており、順調ならこのターンで上がれる人も出て来る。
「……」
(げっ…!)
(この土壇場で、ババを引いてしまった!///)
僕が結花のトランプを取った時、ババを引いてしまう!
結花はババアでは無いが、ババを持っていた!!///
「~♪」
僕がババを引いたことで、結花は笑みを思わず見せている!
結花や恵那も、どちらかと言えば顔に出やすい人で有る。
(この感じだと……今の今まで、結花はババを持っていたに違いない!)
結花はまだ、お姉さん世代なのにずっと“ババ”を持っていた。
けど、世間から見れば、結花もババア世代に入るか!?///
「~~~♪」
「あっ、私!」
「上がり!!♪」
結花の持ち札は2枚で有り、僕がさっきババを引いて1枚と成った結花は、恵那のトランプを取って組を完成させてしまう!
結花は嬉しそうな表情と弾んだ口調で、僕と恵那に言っていた。
「……言う必要も無いけど、ババを持っているのは陽向君だね!」
恵那は眉をひそめながら、僕に言う。
恵那のトランプは2枚。僕のトランプは3枚で有る。
当たり前だが、此処で恵那がババを引かなければ、僕の負けは確定と成る!
『ジ~~』
恵那は、僕のトランプを真剣な眼差しで見ている。
この勝負で、恵那の行方が決まるからだ。
「……」
「これっ!」
目標を決めた恵那は、かけ声を掛けて僕のトランプを持って行くが……運命の神様は、恵那の味方をした。
「やった!」
恵那も結花と同じように、嬉しそうな表情と弾んだ口調で、出来た組のトランプをカード捨て場に置く。
当然。次は僕の番だが、恵那の持ち札は1枚しかない。
「……」
僕は、どうしようもない表情で恵那からトランプを取る。
もちろん、恵那から取ったトランプで組が出来るが、僕の手元にはババが残る……
「陽向君は、昔からババ抜きが弱いね~~♪」
恵那は笑顔で僕に言う。
僕は昔から、運任せのゲームには“とことん”弱い!
「次は何をしようかな~~♪」
恵那は嬉しそうな表情で呟く。
ババ抜きでは負けた僕で有るが、他のトランプゲームで挽回しよう!
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