37 / 90
第1部 第4章 僕の幼なじみが急接近してきた!
第37話 おやつタイム その2
しおりを挟む
(やっぱり、恵那とは幼なじみだけ有るな…)
(結花並みに付き合いが長いのも有るし、僕のことが好きだから色々な面から見ているのだろう)
僕は心の中で思いつつ、恵那を馬鹿にした表情で言い始める。
「そんな訳無いだろう。恵那!?」
「これが二回目の人生だったら、僕の人生はもっと上を言っているよ!!」
「……そうだね///」
「陽向君の人生が2周目だったら、もっと凄い事に成っていそうだね!///」
恵那は少し頬を染めて、困った微笑み表情で話す。
実際は人生2周目だが…//////
「二人共!」
「二人で遊ぶのは久しぶりだと思うけど、本当に仲が良いね♪」
結花はホットケーキが乗ったお皿を運びながら、俺と恵那の方へ笑顔で話し掛ける。
恵那は和やかな表情で、結花に話し始める。
「元々仲良しだよ。おばさん♪」
「ねぇ、陽向君!❤」
(恵那の奴。考えたな…)
(結花の前で恵那を嫌いだと僕が言ったら、結花が困るを知っての上で言っているな!///)
「そっ、そうだな…///」
「~~~♪」
僕は恵那に“そっぽ”を向けながら言う。
けど、結花はそれを微笑みながら見ている。
「恵那ちゃんに陽向!」
「もう、おやつの用意が出来るから、キリの良いところで止めて、手を洗ってきてね♪」
結花は僕達に向けて嬉しそうな表情で言った後。リビングの方へ歩いて行く。
僕は澄ました表情で、恵那に話し始める。
「さっき、お母さんが言ったように、もうすぐ“おやつ”が出来るから、適当なところで止めような」
「そうだね。陽向君♪」
僕の言葉を、嬉しそうな表情で返事をする恵那。
たった数時間の間に、僕と恵那の関係はほぼ元通りに戻ってしまう。
恵那は今でも、僕へ非常に強い好意を持っていた……
……
適当なところで勉強を切り上げた僕と恵那は、洗面所で手を洗い、おやつを食べる準備をする。
洗面所からリビングに戻ると、結花が僕と恵那に向けて、和やかな表情で話し掛けてくる。
「恵那ちゃんと陽向は、飲み物どうする?」
「大体の物は用意出来るよ♪」
(飲み物か……ホットケーキならアイスティーかな?)
「おばさん!」
「ココア有る?♪」
「ココア?」
「えぇ、もちろん有るわよ!♪」
僕が考えている間に、恵那は笑顔で結花にリクエストをして、結花も笑顔で答えている。
(結花…。ココアまで用意していたんだ!)
(僕も結花も、ココアは普段飲まないのに…)
言うまでも無いが、今日のために結花が用意したのだろう。
小学校低学年時代の時。結花の出すホットケーキのお供はココアか牛乳だった。
結花は恵那への言葉の後。僕の方に向けて穏やかな表情で聞いてくる。
「陽向は何飲む?」
「僕は……アイスティーで!」
「陽向はアイスティーね!」
「今用意するから、二人は座って待っていて!!」
結花は僕に言い終えると、キッチンで飲み物の準備を始め出す。
僕は恵那と一緒に、ソファーが置いてあるテーブルの方へ足を向けた。
(結花並みに付き合いが長いのも有るし、僕のことが好きだから色々な面から見ているのだろう)
僕は心の中で思いつつ、恵那を馬鹿にした表情で言い始める。
「そんな訳無いだろう。恵那!?」
「これが二回目の人生だったら、僕の人生はもっと上を言っているよ!!」
「……そうだね///」
「陽向君の人生が2周目だったら、もっと凄い事に成っていそうだね!///」
恵那は少し頬を染めて、困った微笑み表情で話す。
実際は人生2周目だが…//////
「二人共!」
「二人で遊ぶのは久しぶりだと思うけど、本当に仲が良いね♪」
結花はホットケーキが乗ったお皿を運びながら、俺と恵那の方へ笑顔で話し掛ける。
恵那は和やかな表情で、結花に話し始める。
「元々仲良しだよ。おばさん♪」
「ねぇ、陽向君!❤」
(恵那の奴。考えたな…)
(結花の前で恵那を嫌いだと僕が言ったら、結花が困るを知っての上で言っているな!///)
「そっ、そうだな…///」
「~~~♪」
僕は恵那に“そっぽ”を向けながら言う。
けど、結花はそれを微笑みながら見ている。
「恵那ちゃんに陽向!」
「もう、おやつの用意が出来るから、キリの良いところで止めて、手を洗ってきてね♪」
結花は僕達に向けて嬉しそうな表情で言った後。リビングの方へ歩いて行く。
僕は澄ました表情で、恵那に話し始める。
「さっき、お母さんが言ったように、もうすぐ“おやつ”が出来るから、適当なところで止めような」
「そうだね。陽向君♪」
僕の言葉を、嬉しそうな表情で返事をする恵那。
たった数時間の間に、僕と恵那の関係はほぼ元通りに戻ってしまう。
恵那は今でも、僕へ非常に強い好意を持っていた……
……
適当なところで勉強を切り上げた僕と恵那は、洗面所で手を洗い、おやつを食べる準備をする。
洗面所からリビングに戻ると、結花が僕と恵那に向けて、和やかな表情で話し掛けてくる。
「恵那ちゃんと陽向は、飲み物どうする?」
「大体の物は用意出来るよ♪」
(飲み物か……ホットケーキならアイスティーかな?)
「おばさん!」
「ココア有る?♪」
「ココア?」
「えぇ、もちろん有るわよ!♪」
僕が考えている間に、恵那は笑顔で結花にリクエストをして、結花も笑顔で答えている。
(結花…。ココアまで用意していたんだ!)
(僕も結花も、ココアは普段飲まないのに…)
言うまでも無いが、今日のために結花が用意したのだろう。
小学校低学年時代の時。結花の出すホットケーキのお供はココアか牛乳だった。
結花は恵那への言葉の後。僕の方に向けて穏やかな表情で聞いてくる。
「陽向は何飲む?」
「僕は……アイスティーで!」
「陽向はアイスティーね!」
「今用意するから、二人は座って待っていて!!」
結花は僕に言い終えると、キッチンで飲み物の準備を始め出す。
僕は恵那と一緒に、ソファーが置いてあるテーブルの方へ足を向けた。
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説

如月さんは なびかない。~片想い中のクラスで一番の美少女から、急に何故か告白された件~
八木崎(やぎさき)
恋愛
「ねぇ……私と、付き合って」
ある日、クラスで一番可愛い女子生徒である如月心奏に唐突に告白をされ、彼女と付き合う事になった同じクラスの平凡な高校生男子、立花蓮。
蓮は初めて出来た彼女の存在に浮かれる―――なんて事は無く、心奏から思いも寄らない頼み事をされて、それを受ける事になるのであった。
これは不器用で未熟な2人が成長をしていく物語である。彼ら彼女らの歩む物語を是非ともご覧ください。
一緒にいたい、でも近づきたくない―――臆病で内向的な少年と、偏屈で変わり者な少女との恋愛模様を描く、そんな青春物語です。
明智さんちの旦那さんたちR
明智 颯茄
恋愛
あの小高い丘の上に建つ大きなお屋敷には、一風変わった夫婦が住んでいる。それは、妻一人に夫十人のいわゆる逆ハーレム婚だ。
奥さんは何かと大変かと思いきやそうではないらしい。旦那さんたちは全員神がかりな美しさを持つイケメンで、奥さんはニヤケ放題らしい。
ほのぼのとしながらも、複数婚が巻き起こすおかしな日常が満載。
*BL描写あり
毎週月曜日と隔週の日曜日お休みします。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

〈社会人百合〉アキとハル
みなはらつかさ
恋愛
女の子拾いました――。
ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?
主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。
しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……?
絵:Novel AI

好きな人の好きな人
ぽぽ
恋愛
"私には10年以上思い続ける初恋相手がいる。"
初恋相手に対しての執着と愛の重さは日々増していくばかりで、彼の1番近くにいれるの自分が当たり前だった。
恋人関係がなくても、隣にいれるだけで幸せ……。
そう思っていたのに、初恋相手に恋人兼婚約者がいたなんて聞いてません。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる