僕は結花が好きなのに、結花は勝手に僕へ女を紹介してくる。ー僕は意図的に結花の子どもに成ったのにー

小春かぜね

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第1部　第3章　結花の想い

第25話　快諾

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「実は……陽向のことで、有峰さんに相談したいことが有りまして！///」

「陽向君のことで相談……えっと、じゃあ、中へどうぞ…！」

　私は困った微笑み表情で有峰さんに言うと、有峰さんは理解した表情で、私を玄関内に招き入れてくれる。
　この内容は、人に余り聞かれたい話では無いし、有峰さんも察してくれた！

「では、少し失礼します…！///」

　私は、有峰さんに申し訳なさそうな表情で言った後。有峰さん宅の玄関内に入る。

『パタン！』

　私は有峰さん宅の玄関内に入り、玄関ドアを閉める。
　私が玄関ドアを閉めた直後。有峰さんは不思議そうな表情で聞いて来る。

「新居浜さん……それで、陽向君がどうしたの？」
「家庭内で何か、問題でも起きたの？」

「えっと……実はですね……有峰さん……///」
「最近、陽向が―――」

　私は悩んだ表情で有峰さんに、私と陽向の顛末一部を話す。
　陽向と恵那ちゃんの関係から、私も有峰さんとは付き合いが長く、近所の中では一番信頼関係が成立している。

　……
　…
　・

「うーん……新居浜さんの所は、孝太郎さんが早く亡くなってしまったからね～///」
「私（有峰）の所は、清美（姉）と恵那（妹）しか居ないから、難しい話だね！///」

　有峰さんは、腕を組みながら悩んだ表情で私に言う。
　お互い、立ち話で有る。
　有峰さんは困った微笑みに変わって、私に言い始める。

「恵那は今でも……陽向君を意識しているかなと思うけど、これは恵那に聞いてみないと分からないね！」

「有峰さん…！」
「出来れば……有峰さんと恵那ちゃんには、私に協力して貰いたいのですが！！///」

「このままでは陽向は……間違った人生を歩む可能性が有ります！///」
「お願いします。有峰さん！///」

　私は頬を染めて、お願いする表情で有峰さんに言った後、頭を下げる。
　すると、有峰さんは和やかな表情で私に話し始める。

「……うん。分かったわ。新居浜さん！」
「新居浜さんの所は二人家族とは言え、その親子関係はよろしいとは言えないね///（汗）」

「今日…。恵那が学校から帰ってきたら聞いて見るわ。陽向君のことを！」
「恵那がまだ、陽向君に好意を持っていたら、私も協力するわ！！」

　どうにか、スタートラインに立つことが出来た。
　私が陽向との距離を開けさせるための、スタートラインに……

「じゃあ、新居浜さん！」
「電話とかだと陽向君に聞かれると思うから、Rail（L○NEに当たる）で報告するね！！」

　有峰さんは穏やかな表情で私に言う。
　私は頬を染めて、お願いする表情で有峰さんに言い始める。

「はい！///」
「お願いします。有峰さん！//////」

　……

　☆

　有峰さんへの相談後は、その流れで、少し雑談をしてから私は家へ戻る。
　家に戻った時。リビングに掛けて有る壁時計を見たら、お昼前の時間で有った。

（相談も含めて結構、有峰さんと喋ってしまったな///）
（けど、有峰さんは私のお願いを聞いてくれたから良しとしよう！）

　その後の私は、何時も通りの時間を過ごした……

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