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第7.1章 個別ルート 虹心・小鞠編
第630話 三人で遊ぶ春休み その1
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……
それから少しの時が過ぎて、葉月学園は春休みに入る。
春休みが明けると、虹心と小鞠ちゃんは高等部に進学して、俺は高等部三年生と成る。
虹心と小鞠ちゃんにとっては、中等部生活最後の春休みで有る。
虹心と小鞠ちゃんを俺は恋人目線で見ており、虹心や小鞠ちゃんも同様に見ている。
期間は短いが、課題が全く無い春休み!
俺は二人の妹で有る、虹心と小鞠ちゃん三人で遊びに行く予定を立てた。
学園生らしく、プリンモールでの買い物デートも楽しいが、遊園地や水族館なども楽しい!
俺は二人の妹に希望を聞いた所。虹心が動物園を希望して、小鞠ちゃんはガーデニング絡みか植物園を希望した。
本来で有ったなら、虹心の希望を叶えるか、小鞠ちゃんの希望を叶えるかの選択を迫られるが……実は、動物園と植物園が同時に楽しめる施設が有る!
それは名美崎市に在る、名美崎市立動植物園で有る!!
動植物園と一つの括りにされているが、動物園・植物園と園内で区切られており、更には小規模な遊園地も有る。
これなら、虹心・小鞠ちゃんの希望を同時に叶える事が出来て、俺の株は爆上がりに違いない!
その日の夜は、三國家に小鞠ちゃんは泊まっていくので、お楽しみ会も有るかも知れない!?
俺たちが住んでいる町から名美崎市立動植物園には、公共交通機関を使って約1時間半ぐらいで行ける距離なので、学園生の俺たちでも問題は無い。
☆
「~~~♪」
虹心は今日のために、朝から早く起きて弁当を作っている!
弁当定番で有るおにぎり各種。おかずは鶏の唐揚げから始まり、卵焼き、焼きウィンナー、黄色い沢庵等、虹心は張り切って弁当を作っていた。
「おはよう。虹心!」
俺は朝食を食べるために台所へ顔を出し、台所にいる虹心に和やかな表情で朝の挨拶をする。
「兄ちゃん! おはよう!♪」
「今朝は自分で、ご飯と味噌汁を装ってね♪」
虹心も和やかな表情で、俺に朝の挨拶をした後。そのように言う。
虹心は弁当の仕上げをしているから、俺の方までは手が回らない。
『パカッ』←炊飯器を開く音
俺は自分で炊飯器からご飯を茶碗に装って、味噌汁も同じ様に小鍋からお椀に装う。
今朝のおかずは弁当の流用らしく、卵焼きの切れ端や、容器に入り切れなかったおかずで朝食を摂る。
朝食のおかず兼弁当の試食も兼ねているが、どれを食べても虹心の料理は旨い!
俺は朝食を食べながら、虹心に和やかな表情で話し掛ける。
「今日は、絶好の行楽日和に成りそうだな!」
「虹心!!」
「だね、兄ちゃん!」
「春を感じさせる天気に成るらしいし、絶好のデート日和だね!♪」
虹心は笑顔で俺に話す。
俺も朝食を摂った後は虹心の手伝いや、後片付けを一緒に手伝う。
……
『ピンポーン♪』
午前8時を少し過ぎた時刻。三國家のインターホンが鳴る。
その時間に小鞠ちゃんと約束をしているから、小鞠ちゃんが三國家に来たのだろう。
虹心は洗面台で、出掛ける仕上げをしている。
俺は既に準備が出来ているので、俺はリビングから玄関に向い、小鞠ちゃんの対応をする。
『ガチャ!』
俺が玄関を開けると、普段よりおしゃれなワンピースを着た小鞠ちゃんが立っていた。
可愛らしい肩掛けのポーチも下げており、誰もが見てもデート仕様の小鞠ちゃんで有った。
「武蔵さん♪」
「おはようございます!♪」
「……//////」
小鞠ちゃんは弾ける笑顔で、俺に朝の挨拶をする。
俺は小鞠ちゃんを見慣れているはずなのに、思わず見とれてしまう///
(うん…!///)
(やはり、可愛さは小鞠ちゃんの方が虹心より一枚上手だ!!///)
(これで、家事も有る程度出来たら……パーフェクトなのに///)
小鞠ちゃんも全く家事が出来ない訳では無いが、料理に関しては殆ど作らないらしい。
俺も笑顔で、小鞠ちゃんに朝の挨拶を始まる。
「おはよう。小鞠ちゃん!」
「虹心がまだ準備をしているから、中に入って待ってもらえる?」
「はい。分かりました、武蔵さん!」
「持ってきた着替えなども置きたいですし!!」
「では、お邪魔します!!」
小鞠ちゃんも笑顔で返事をして、三國家宅内に入る。
小鞠ちゃんは三國家間取りを把握しているから、玄関から上がると虹心の部屋に着替えを置きに行く。俺は一人でリビングに戻る。
「~~~」
「~~~」
小鞠ちゃんは洗面台で虹心と合流したらしく、しばらくすると一緒にリビングへ入って来る。
『ガチャ!』
「お待たせ!」
「兄ちゃん!!」
「じゃあ、出発しようか?♪」
虹心は和やかな表情で、リビングに居る俺へ話す。
小鞠ちゃんは今日のためにおしゃれをして来たが、虹心は何時も通りのパーカー姿だ。
控えめで有るが化粧をしている小鞠ちゃんに対し、虹心はファンデーションぐらいしか塗っていない。
虹心自身がパーカー好きなのも有るがもう少し、虹心もおしゃれに目覚めれば良いのに?
それから少しの時が過ぎて、葉月学園は春休みに入る。
春休みが明けると、虹心と小鞠ちゃんは高等部に進学して、俺は高等部三年生と成る。
虹心と小鞠ちゃんにとっては、中等部生活最後の春休みで有る。
虹心と小鞠ちゃんを俺は恋人目線で見ており、虹心や小鞠ちゃんも同様に見ている。
期間は短いが、課題が全く無い春休み!
俺は二人の妹で有る、虹心と小鞠ちゃん三人で遊びに行く予定を立てた。
学園生らしく、プリンモールでの買い物デートも楽しいが、遊園地や水族館なども楽しい!
俺は二人の妹に希望を聞いた所。虹心が動物園を希望して、小鞠ちゃんはガーデニング絡みか植物園を希望した。
本来で有ったなら、虹心の希望を叶えるか、小鞠ちゃんの希望を叶えるかの選択を迫られるが……実は、動物園と植物園が同時に楽しめる施設が有る!
それは名美崎市に在る、名美崎市立動植物園で有る!!
動植物園と一つの括りにされているが、動物園・植物園と園内で区切られており、更には小規模な遊園地も有る。
これなら、虹心・小鞠ちゃんの希望を同時に叶える事が出来て、俺の株は爆上がりに違いない!
その日の夜は、三國家に小鞠ちゃんは泊まっていくので、お楽しみ会も有るかも知れない!?
俺たちが住んでいる町から名美崎市立動植物園には、公共交通機関を使って約1時間半ぐらいで行ける距離なので、学園生の俺たちでも問題は無い。
☆
「~~~♪」
虹心は今日のために、朝から早く起きて弁当を作っている!
弁当定番で有るおにぎり各種。おかずは鶏の唐揚げから始まり、卵焼き、焼きウィンナー、黄色い沢庵等、虹心は張り切って弁当を作っていた。
「おはよう。虹心!」
俺は朝食を食べるために台所へ顔を出し、台所にいる虹心に和やかな表情で朝の挨拶をする。
「兄ちゃん! おはよう!♪」
「今朝は自分で、ご飯と味噌汁を装ってね♪」
虹心も和やかな表情で、俺に朝の挨拶をした後。そのように言う。
虹心は弁当の仕上げをしているから、俺の方までは手が回らない。
『パカッ』←炊飯器を開く音
俺は自分で炊飯器からご飯を茶碗に装って、味噌汁も同じ様に小鍋からお椀に装う。
今朝のおかずは弁当の流用らしく、卵焼きの切れ端や、容器に入り切れなかったおかずで朝食を摂る。
朝食のおかず兼弁当の試食も兼ねているが、どれを食べても虹心の料理は旨い!
俺は朝食を食べながら、虹心に和やかな表情で話し掛ける。
「今日は、絶好の行楽日和に成りそうだな!」
「虹心!!」
「だね、兄ちゃん!」
「春を感じさせる天気に成るらしいし、絶好のデート日和だね!♪」
虹心は笑顔で俺に話す。
俺も朝食を摂った後は虹心の手伝いや、後片付けを一緒に手伝う。
……
『ピンポーン♪』
午前8時を少し過ぎた時刻。三國家のインターホンが鳴る。
その時間に小鞠ちゃんと約束をしているから、小鞠ちゃんが三國家に来たのだろう。
虹心は洗面台で、出掛ける仕上げをしている。
俺は既に準備が出来ているので、俺はリビングから玄関に向い、小鞠ちゃんの対応をする。
『ガチャ!』
俺が玄関を開けると、普段よりおしゃれなワンピースを着た小鞠ちゃんが立っていた。
可愛らしい肩掛けのポーチも下げており、誰もが見てもデート仕様の小鞠ちゃんで有った。
「武蔵さん♪」
「おはようございます!♪」
「……//////」
小鞠ちゃんは弾ける笑顔で、俺に朝の挨拶をする。
俺は小鞠ちゃんを見慣れているはずなのに、思わず見とれてしまう///
(うん…!///)
(やはり、可愛さは小鞠ちゃんの方が虹心より一枚上手だ!!///)
(これで、家事も有る程度出来たら……パーフェクトなのに///)
小鞠ちゃんも全く家事が出来ない訳では無いが、料理に関しては殆ど作らないらしい。
俺も笑顔で、小鞠ちゃんに朝の挨拶を始まる。
「おはよう。小鞠ちゃん!」
「虹心がまだ準備をしているから、中に入って待ってもらえる?」
「はい。分かりました、武蔵さん!」
「持ってきた着替えなども置きたいですし!!」
「では、お邪魔します!!」
小鞠ちゃんも笑顔で返事をして、三國家宅内に入る。
小鞠ちゃんは三國家間取りを把握しているから、玄関から上がると虹心の部屋に着替えを置きに行く。俺は一人でリビングに戻る。
「~~~」
「~~~」
小鞠ちゃんは洗面台で虹心と合流したらしく、しばらくすると一緒にリビングへ入って来る。
『ガチャ!』
「お待たせ!」
「兄ちゃん!!」
「じゃあ、出発しようか?♪」
虹心は和やかな表情で、リビングに居る俺へ話す。
小鞠ちゃんは今日のためにおしゃれをして来たが、虹心は何時も通りのパーカー姿だ。
控えめで有るが化粧をしている小鞠ちゃんに対し、虹心はファンデーションぐらいしか塗っていない。
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