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第7章 個別ルート 三國虹心編
第615話 花見デートの策略?
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『いただきます!』
此処が屋外だろうが、俺と虹心はちゃんと食事前の挨拶をしてから、桜餅と三色団子を食べ始める。
これが、三國家のルールで有り、同時にマナーでも有る。
「パクッ!」
「~~~♪」
虹心は桜餅から食べ始め、美味しそうな表情で食べている。
俺は桜餅では無く、三色団子から食べ始める。
「パクッ」
「もぐ、もぐ、―――」
(和菓子屋のだから少し期待していたけど、普通の三色団子だな!)
(特別な風味も感じないし、甘さも普通だろう…)
と、俺は心の中で感じながら、三色団子を食べている。
三色団子は、赤・白・緑の定番である。
「もぐ、もぐ、―――」
俺が三色団子を食べていると、早々と桜餅を1個食べ終えた虹心が、和やかな表情で俺に聞いてくる。
「兄ちゃん!」
「その、お団子は美味しい?」
「……美味しいと思う!」
俺は微妙な表情で虹心に答える。
俺は今まで、美味しい三色団子に出会った事なんて無い。
なので今、食べている三食団子も、普通の三色団子である。←武蔵の中では
虹心は困った笑顔で、俺に話し始める。
「なんか、それだけは伝わりにくいよ。兄ちゃん(汗)」
「まぁ、私も直ぐに食べるから、美味しいか、美味しくないかは分かるけどね…」
虹心は俺に言い終えると、三色団子を手に取って食べ始める。
俺の基準は普通で有るが、虹心の基準はどうだろうか?
『パクッ!』
「もぐ、もぐ、―――」
「うん!」
「定番の味だね!!」
虹心は穏やかな表情で、三色団子の感想を俺に言う。
多分だが、虹心の中でも普通の三色団子なんだろう?
……
桜を見ながら、桜餅や三色団子を食べて、俺と虹心は花見を楽しむ。
天気も良いし、桜も綺麗だし、虹心と一緒だから楽しい一時だ!♪
「~~~」
『ズズッ…』
虹心は、和やかな表情で桜の木を見ながら、お茶を一口付けた後。桜の木を見ながら落ち着いた口調で、俺に向けて話し始める。
「兄ちゃん!」
「私は今から兄ちゃんに、とある出来事を話すんだけど聞いてくれる?」
「なんか……何時もの虹心らしくないな」
「うん、良いけど…」
俺は、少し戸惑った表情で虹心に話す。
虹心は桜の木を見ながらで有るが、表情は何処か、物寂しそうな表情をしているからだ。
「……」
虹心は桜の木からゆっくりと、俺の方に顔を向ける。
俺の方に顔を向けた後。困った微笑み表情で俺に話し始める。
「私さ……。兄ちゃんと小鞠ちゃんを仲良くさせちゃったけど、実は少し後悔しているんだ……」
「だろうな。虹心!」
「俺も、あんな事を母さんから聞かなければ、何も考えずに小鞠ちゃんを求めた」
俺は悩んだ表情で虹心に話す。
虹心は『参ったね』の表情に成って、俺に言葉を続ける。
「私ね……以前。駅付近で時々出ている屋台の占い屋さんで、見て貰ったことが有るんだ」
「私の前世を……」
「うん……」
虹心が急に語り始めるので、俺は怪訝な表情で頷く。
虹心はその表情で、俺に言葉を続ける。
「……私の前世は看護婦で有って、その時は太平洋戦争の関係で、ラバウルの第8海軍病院で、私は看護婦をしていたんだって!」
「そして、私は海軍病院で、銃弾を受けたとある操縦士の看護をした…」
『ザザーー✿✿』
「それがね……今の、兄ちゃんなんだって!//////」
「占い師さんが言うには……///」
「!!//////」
最後二桁の文章は頬を染めた、嬉し恥ずかしそうな表情で言う虹心!
俺も当然。ビックリしながら頬を染める。
また、その時。
都合良く。桜が吹雪いた!?
(そんな馬鹿な!)
(俺と虹心が前世で、出会っているだと!?///)
俺は虹心に話し掛ける前に、虹心は語る表情に戻り、俺に言葉を続ける。
「兄ちゃんは無事に回復して、元の隊に戻る事へ成った」
「でも、私は兄ちゃんに恋心を抱いてしまった///」
「そして不思議と、私は兄ちゃんの隊が有る、野戦病院の臨時看護婦として派遣される事に成った」
「私は、凄く嬉しかった!」
「私は兄ちゃんと離れること無く、同じ場所で居られるのだから!!」
「戦闘機乗りで有る兄ちゃんは、私の乗る輸送機の護衛も兼ねた。他の戦闘機数機と輸送機一機がラバウルから―――」
「…………」
(……何か、結末が見えてきたぞ!)
(前世の虹心が乗った輸送機。多分、一式陸攻(前期型)が米軍の戦闘機に撃墜されるんだろ!!)
(前期型は被弾すると直ぐに火を吹く、一式ライターだからな!!)
(虹心がラバウルとか言っているから、ほぼ間違いないだろう!)
(ラバウルに海軍病院は確かに有ったし、そうすると……向った先はニュージョージア島かブーゲンビル島?)
(時代背景で言えば、1943年代か…。あの頃は完全に負け戦へ突入していたからな……)
「―――エンジンに銃弾が当たって、其処から火が吹き上がり、エンジンは一気に―――」
俺が心の中で予測していると……俺の予測は見事的中して、虹心は予測通りの事を話している。
俺と虹心って、前世はそんなに重い世界だったの!?
此処が屋外だろうが、俺と虹心はちゃんと食事前の挨拶をしてから、桜餅と三色団子を食べ始める。
これが、三國家のルールで有り、同時にマナーでも有る。
「パクッ!」
「~~~♪」
虹心は桜餅から食べ始め、美味しそうな表情で食べている。
俺は桜餅では無く、三色団子から食べ始める。
「パクッ」
「もぐ、もぐ、―――」
(和菓子屋のだから少し期待していたけど、普通の三色団子だな!)
(特別な風味も感じないし、甘さも普通だろう…)
と、俺は心の中で感じながら、三色団子を食べている。
三色団子は、赤・白・緑の定番である。
「もぐ、もぐ、―――」
俺が三色団子を食べていると、早々と桜餅を1個食べ終えた虹心が、和やかな表情で俺に聞いてくる。
「兄ちゃん!」
「その、お団子は美味しい?」
「……美味しいと思う!」
俺は微妙な表情で虹心に答える。
俺は今まで、美味しい三色団子に出会った事なんて無い。
なので今、食べている三食団子も、普通の三色団子である。←武蔵の中では
虹心は困った笑顔で、俺に話し始める。
「なんか、それだけは伝わりにくいよ。兄ちゃん(汗)」
「まぁ、私も直ぐに食べるから、美味しいか、美味しくないかは分かるけどね…」
虹心は俺に言い終えると、三色団子を手に取って食べ始める。
俺の基準は普通で有るが、虹心の基準はどうだろうか?
『パクッ!』
「もぐ、もぐ、―――」
「うん!」
「定番の味だね!!」
虹心は穏やかな表情で、三色団子の感想を俺に言う。
多分だが、虹心の中でも普通の三色団子なんだろう?
……
桜を見ながら、桜餅や三色団子を食べて、俺と虹心は花見を楽しむ。
天気も良いし、桜も綺麗だし、虹心と一緒だから楽しい一時だ!♪
「~~~」
『ズズッ…』
虹心は、和やかな表情で桜の木を見ながら、お茶を一口付けた後。桜の木を見ながら落ち着いた口調で、俺に向けて話し始める。
「兄ちゃん!」
「私は今から兄ちゃんに、とある出来事を話すんだけど聞いてくれる?」
「なんか……何時もの虹心らしくないな」
「うん、良いけど…」
俺は、少し戸惑った表情で虹心に話す。
虹心は桜の木を見ながらで有るが、表情は何処か、物寂しそうな表情をしているからだ。
「……」
虹心は桜の木からゆっくりと、俺の方に顔を向ける。
俺の方に顔を向けた後。困った微笑み表情で俺に話し始める。
「私さ……。兄ちゃんと小鞠ちゃんを仲良くさせちゃったけど、実は少し後悔しているんだ……」
「だろうな。虹心!」
「俺も、あんな事を母さんから聞かなければ、何も考えずに小鞠ちゃんを求めた」
俺は悩んだ表情で虹心に話す。
虹心は『参ったね』の表情に成って、俺に言葉を続ける。
「私ね……以前。駅付近で時々出ている屋台の占い屋さんで、見て貰ったことが有るんだ」
「私の前世を……」
「うん……」
虹心が急に語り始めるので、俺は怪訝な表情で頷く。
虹心はその表情で、俺に言葉を続ける。
「……私の前世は看護婦で有って、その時は太平洋戦争の関係で、ラバウルの第8海軍病院で、私は看護婦をしていたんだって!」
「そして、私は海軍病院で、銃弾を受けたとある操縦士の看護をした…」
『ザザーー✿✿』
「それがね……今の、兄ちゃんなんだって!//////」
「占い師さんが言うには……///」
「!!//////」
最後二桁の文章は頬を染めた、嬉し恥ずかしそうな表情で言う虹心!
俺も当然。ビックリしながら頬を染める。
また、その時。
都合良く。桜が吹雪いた!?
(そんな馬鹿な!)
(俺と虹心が前世で、出会っているだと!?///)
俺は虹心に話し掛ける前に、虹心は語る表情に戻り、俺に言葉を続ける。
「兄ちゃんは無事に回復して、元の隊に戻る事へ成った」
「でも、私は兄ちゃんに恋心を抱いてしまった///」
「そして不思議と、私は兄ちゃんの隊が有る、野戦病院の臨時看護婦として派遣される事に成った」
「私は、凄く嬉しかった!」
「私は兄ちゃんと離れること無く、同じ場所で居られるのだから!!」
「戦闘機乗りで有る兄ちゃんは、私の乗る輸送機の護衛も兼ねた。他の戦闘機数機と輸送機一機がラバウルから―――」
「…………」
(……何か、結末が見えてきたぞ!)
(前世の虹心が乗った輸送機。多分、一式陸攻(前期型)が米軍の戦闘機に撃墜されるんだろ!!)
(前期型は被弾すると直ぐに火を吹く、一式ライターだからな!!)
(虹心がラバウルとか言っているから、ほぼ間違いないだろう!)
(ラバウルに海軍病院は確かに有ったし、そうすると……向った先はニュージョージア島かブーゲンビル島?)
(時代背景で言えば、1943年代か…。あの頃は完全に負け戦へ突入していたからな……)
「―――エンジンに銃弾が当たって、其処から火が吹き上がり、エンジンは一気に―――」
俺が心の中で予測していると……俺の予測は見事的中して、虹心は予測通りの事を話している。
俺と虹心って、前世はそんなに重い世界だったの!?
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