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第7章 個別ルート 三國虹心編
第600話 小鞠と和解 その1
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……
リビングにはインターホンの受信機が設置されているが、相手が小鞠ちゃんと分かり切っているため、俺はインターホン受信機での応対では無く、リビングから玄関に向う。
虹心の方もインターホーンの音に気付いているはずだが、台所から俺に向けての言葉を発しない?
(『俺に出ろ!』のメッセージなんだな。虹心)
俺はそう感じながら玄関に到着し、玄関の施錠を解除して玄関ドアを開ける。
『カチャ』
『ガチャ!』
「あっ……こんにちは!」
「虹心ちゃん……!!//////」
小鞠ちゃんは当然。虹心が応対する者だと思って、虹心を意識した会話を始める……だが、相手が俺だと気付くと、頬を染めた仰天の表情に変わる!
けど俺は、穏やかな表情で小鞠ちゃんに挨拶を始める。
「……久しぶりだね。小鞠ちゃん」
「こんにちは!」
「……//////」
小鞠ちゃんは、仰天した表情のままで固まっている!
俺が挨拶をしたのに、返事もせずに固まっている!!
(そりゃあ、驚くわな!///)
(これから和解する相手が応対すれば、誰だって驚く!!///)
「……」
「……//////」
俺は小鞠ちゃんの反応を見るために、挨拶後しばらく様子を見るが……小鞠ちゃんは仰天表情のまま微動だもしない!
その時に、虹心が台所から玄関の方にやって来るが、困った微笑み表情で俺に向けて話し掛ける。
「あらら……」
「やっぱり、兄ちゃんに行かせたのは失敗で有ったか!」
俺への言葉の後。虹心は小鞠ちゃんに向けて、和やかな表情で話し掛ける。
「こんにちは!」
「小鞠ちゃん!!」
「…………!」
「あっ……こっ、こんにちは。虹心ちゃん!///」
虹心の言葉で小鞠ちゃんは我に返り、少し頬を染めた困った微笑み表情で、虹心に挨拶をする。
虹心は和やかな表情で、小鞠ちゃんに言葉を続ける。
「今日は結構、暖かい日だね!」
「さぁ、どうぞ。小鞠ちゃん!!」
まだ春とは言い切れない季節で有るが、今日は4月上旬並みの気温まで上がるらしい。
小鞠ちゃんの方も、コートなどの防寒具は着ていない。
「ですね、虹心ちゃん///」
「今日は、春らしい日ですね///」
「あっ、はい///」
「では、お邪魔します…。虹心ちゃん///」
小鞠ちゃんは少し頬を染めた、穏やかな表情で虹心に話す。
だが、俺の方への挨拶はせずに玄関内に入る。
「……(汗)」
(俺とはまだ和解をしていないから、無視状態なのか?)
(でも、ここで変な事を言うと……虹心が怒りそうだから黙っておこう)
……
虹心が小鞠ちゃんを玄関からリビングに案内して、俺はその後を付いて行く。
小鞠ちゃんは虹心と横歩きをしていて、俺へ視線を一切向けない。
「じゃあ、小鞠ちゃん」
「私はお茶とお菓子を持ってくるから、ちょっと待っていてね!」
「はい!」
小鞠ちゃんをリビングに案内した虹心は、小鞠ちゃんをソファーに座らせながら、虹心は笑顔で小鞠ちゃんに向けて話す。
小鞠ちゃんは、和やかな表情で虹心に返事をする。
小鞠ちゃんも、自分が座る定位置を知っているので、特に案内しなくても勝手に座る。
小鞠ちゃんの言葉の後。虹心や和やかな表情で、俺に話し始める。
「兄ちゃん!」
「ちょっと手伝ってくれる?♪」
「今日はホットケーキだから、兄ちゃんにも運ぶのを手伝って欲しいの!」
「私一人だと二往復しないと行けないし、小鞠ちゃんに手伝わす訳にはいけないから!!」
「……あぁ。分かった」
「虹心」
俺は、澄ました表情で虹心に返事をする。
虹心は、俺と小鞠ちゃんを二人きりにさせない様に、気遣ったと言えば良いのだろうか?
小鞠ちゃんをリビングに残しつつ、俺と虹心はリビングを出て台所に向った。
リビングにはインターホンの受信機が設置されているが、相手が小鞠ちゃんと分かり切っているため、俺はインターホン受信機での応対では無く、リビングから玄関に向う。
虹心の方もインターホーンの音に気付いているはずだが、台所から俺に向けての言葉を発しない?
(『俺に出ろ!』のメッセージなんだな。虹心)
俺はそう感じながら玄関に到着し、玄関の施錠を解除して玄関ドアを開ける。
『カチャ』
『ガチャ!』
「あっ……こんにちは!」
「虹心ちゃん……!!//////」
小鞠ちゃんは当然。虹心が応対する者だと思って、虹心を意識した会話を始める……だが、相手が俺だと気付くと、頬を染めた仰天の表情に変わる!
けど俺は、穏やかな表情で小鞠ちゃんに挨拶を始める。
「……久しぶりだね。小鞠ちゃん」
「こんにちは!」
「……//////」
小鞠ちゃんは、仰天した表情のままで固まっている!
俺が挨拶をしたのに、返事もせずに固まっている!!
(そりゃあ、驚くわな!///)
(これから和解する相手が応対すれば、誰だって驚く!!///)
「……」
「……//////」
俺は小鞠ちゃんの反応を見るために、挨拶後しばらく様子を見るが……小鞠ちゃんは仰天表情のまま微動だもしない!
その時に、虹心が台所から玄関の方にやって来るが、困った微笑み表情で俺に向けて話し掛ける。
「あらら……」
「やっぱり、兄ちゃんに行かせたのは失敗で有ったか!」
俺への言葉の後。虹心は小鞠ちゃんに向けて、和やかな表情で話し掛ける。
「こんにちは!」
「小鞠ちゃん!!」
「…………!」
「あっ……こっ、こんにちは。虹心ちゃん!///」
虹心の言葉で小鞠ちゃんは我に返り、少し頬を染めた困った微笑み表情で、虹心に挨拶をする。
虹心は和やかな表情で、小鞠ちゃんに言葉を続ける。
「今日は結構、暖かい日だね!」
「さぁ、どうぞ。小鞠ちゃん!!」
まだ春とは言い切れない季節で有るが、今日は4月上旬並みの気温まで上がるらしい。
小鞠ちゃんの方も、コートなどの防寒具は着ていない。
「ですね、虹心ちゃん///」
「今日は、春らしい日ですね///」
「あっ、はい///」
「では、お邪魔します…。虹心ちゃん///」
小鞠ちゃんは少し頬を染めた、穏やかな表情で虹心に話す。
だが、俺の方への挨拶はせずに玄関内に入る。
「……(汗)」
(俺とはまだ和解をしていないから、無視状態なのか?)
(でも、ここで変な事を言うと……虹心が怒りそうだから黙っておこう)
……
虹心が小鞠ちゃんを玄関からリビングに案内して、俺はその後を付いて行く。
小鞠ちゃんは虹心と横歩きをしていて、俺へ視線を一切向けない。
「じゃあ、小鞠ちゃん」
「私はお茶とお菓子を持ってくるから、ちょっと待っていてね!」
「はい!」
小鞠ちゃんをリビングに案内した虹心は、小鞠ちゃんをソファーに座らせながら、虹心は笑顔で小鞠ちゃんに向けて話す。
小鞠ちゃんは、和やかな表情で虹心に返事をする。
小鞠ちゃんも、自分が座る定位置を知っているので、特に案内しなくても勝手に座る。
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「兄ちゃん!」
「ちょっと手伝ってくれる?♪」
「今日はホットケーキだから、兄ちゃんにも運ぶのを手伝って欲しいの!」
「私一人だと二往復しないと行けないし、小鞠ちゃんに手伝わす訳にはいけないから!!」
「……あぁ。分かった」
「虹心」
俺は、澄ました表情で虹心に返事をする。
虹心は、俺と小鞠ちゃんを二人きりにさせない様に、気遣ったと言えば良いのだろうか?
小鞠ちゃんをリビングに残しつつ、俺と虹心はリビングを出て台所に向った。
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