俺のモテない学園生活を妹と変えていく!? ―妹との二人三脚で俺はリア充になる!―

小春かぜね

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第7章 個別ルート 三國虹心編

第597話 おにぎりと虹心 その1

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『パクッ!』

「もぐ、もぐ、―――」

 俺は朝食で、おにぎりを食べている。
 虹心が多分握った、おにぎりを食べている。

 俺は普段より遅く起きたため、何時もの朝食は片付けられていたが、代わりにが置いて有った。
 3個有る内の1個を、俺は手に取って食べている。

 おにぎりの具材は何だろうか……

「もぐ、もぐ、―――」

「うん!」
「鮭だな!!」

「だけど……これは鮭フレークでは無く、焼き鮭をほぐした物だな!」
「そうすると……今朝のおかずは焼き鮭だったか!!」

 俺は和やかな表情と陽気な口調で、おにぎり食べながら一人しゃべりをする。
 鮭おにぎりは、好きな具材の一つでも有るからだ!!

「もぐ、もぐ、―――」

 おにぎりを1個食べ終えた俺は、次のを手に取って再び食べ始める。

「もぐ、もぐ、―――」

「……これも鮭か!」
「まぁ……そうなるか!!」

 俺は穏やかな表情で呟く。
 おにぎりの大きさは普通であり、そのの具材に鮭一切れ丸々を入れるのは、理論的に不可能で有る。

 超巨大おにぎりなら、またに別に成るけど……

「もぐ、もぐ、―――」

「もぐ、もぐ、―――」

「ゴクン!」

『ズズッ』

「ふぅ~~」

 あっと言う間にを2個食べた俺は、ここで日本茶を飲み一息をつく。
 おにぎりには、やはり熱い日本茶が合う!

 さっきは普通の大きさのと言ったが、これは三國家基準で有り、コンビニおにぎり等と比べれば大きい方に成る。

「……後、1個か」
「きっと、これも鮭なんだろうな…!」

 俺はお皿に乗っている、おにぎりを見つめながら穏やかな表情で呟く。
 おにぎりの具材と言えば、俺は焼きたらこや明太子が好きで有るが、急なことで有るから用意はされていないだろう。

「……朝から、おにぎり3個は少し多いな(汗)」
「でも、せっかく虹心が握ってくれたのだし」

 俺は少し困った表情で呟く。
 手作りおにぎりは当然。防腐剤なども入っていないし、冬の時期でも常温で置かれていた。

 残りを昼食で食べても良いが、鮮度のことを考えれば今食べた方が良い。
 俺は最後のを手に取り、それを食べ始める。

「ぱくっ!」

「もぐ、もぐ、―――」

「んっ……これは梅だな!(汗)」
「全部が全部、鮭では無かったか!!///」

 俺は少し驚きながら一人しゃべりをする。
 全部鮭だと思いながら、俺はを食べていたが……鮭おにぎりは2個だけで有り、最後の1個は梅干しおにぎりで有った。

 俺はどちらかと言えば、梅干しおにぎりは好きな方では無いが、虹心は好きな具材でも有る。

「もぐ、もぐ、―――」

(まぁ、仕方ないか……)
(これは虹心が善意で用意した物だし、虹心が食べなくても、好きな具材で握りたくなる気持ちも分かる?)

 俺はそう思いながら、おにぎりを完食する。
 朝から3個のおにぎりで、俺は満腹状態に成る。

『ズズッ…』

『ペタ、ペタ、―――』

 俺は食後のお茶を飲んでいると、台所に近付いて来る足音が聞こえる。言うまでもなく虹心で有ろう。
 虹心は台所の扉前で止まり、その扉を開ける。

『ガラッ!』

「台所の扉が閉まっているから……やはり兄ちゃんが居たか!」

 虹心はテーブルに座っている俺に目線を合わしながら、穏やかな表情で話す。
 虹心はその表情で俺に言葉を続ける。

「おはよう。兄ちゃん!」
「おにぎりは美味しかった?」

 俺と空に成ったお皿を見ながら、虹心は話す。
 俺は穏やかな表情で、虹心に話し始めた。
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