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第6章 個別ルート 譲羽陽葵編
第574話 大学生活初の夏期休暇
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……
あれから、しばらくの時が進む……
前期試験も問題なく終わり、俺の大学生活は夏期休暇(夏休み)に入る。
大学生にとって夏期休暇は稼ぎ時で有るが、俺は欲しい物が特にないからバリバリ働く必要も無い。
だが、近い内に自動車免許を取得したいから、自動車学校に通うためのお金も必要だ。
免許を取得出来たから……自動車も考えるが、まだそれは先の話で有る。
俺のアルバイト先で有るスーパーは、家庭持ちの女性パートさんが多いため、小学校・中学校が夏休みに入ると、そのパートさん達は勤務日調整をする。
勤務時間を短縮したり、お盆は勤務を外したりと……そうすると、その隙間を埋めるために自然と、俺のシフトは増えていく!?
学校が夏休み中の、俺勤務シフトは普段の1.5倍以上と成っていた!
稼ぐつもりは無くても、勝手に稼げるのもこの夏期休暇で有る(汗)
亜紀や陽葵先輩も夏期休暇に入るのだが、流石“名大”だけ有って、夏期休暇でも大学に行く日が多いらしい。
ゼミやサークルなどで、大学自体が夏期休暇に入らない限り、亜紀や陽葵先輩は数日おきに通学しているらしい。
ちなみに、俺はゼミには入っていないが、サークルには一応入っている。
旧日本軍がテーマのオタク系サークルで有るが、夏期休暇中は積極的な活動をしていない。
喫茶『撫子』の方は学校が夏休みに入っても、特に忙しくなったり、また暇には成らないが、亜紀や陽葵先輩は普段通りに仕事が組まれている。
その為、陽葵先輩と俺は夏期休暇でも存分に、遊ぶと言う行為は難しかった。
虹心の方も高等部二年生から、演劇部の正規部員に成っているため、夏休み中でもほぼ毎日部活動をするために葉月学園へ通っている。
二年生から正規部員に成っても満足な役は貰えないと思うが、虹心がそれを納得して正規部員に成ったのだから、俺はそれを見守るしか無い。
俺には遊び相手が居ないに等しいので、今年の夏は冗談抜きでアルバイト三昧の夏期休暇に成りそうで有った……
☆
夏休みの時期も終わり、月は9月に入る。
俺のアルバイトシフトも元に戻るが、大学が本格的に始まるのは10月からで有るから、今度は却って暇を持て余すように成る。
本当に暇な時は大学に行って、学食で飯を食ったり、その図書館で時間を潰す。
俺は通学定期券を持っているから、大学までの電車賃などは掛からないし、学食も安くてまぁまぁ旨いので、コンビニ弁当を買うよりかは安く済む。
陽葵先輩は相変わらず忙しそうだし、虹心は二学期が始まっている。
アルバイトのシフトも下手に増やすと、今度減らす時が大変だし、それに俺のアルバイト先は人手が足りている感じがするから、増やそうとしても勤務表を作っている人が難色を示すだろう?
……
少しの時が流れ……9月の中旬頃。
やっとも変だが、陽葵先輩の方が少し余裕が出来たので、今日は陽葵先輩とデートの日で有る。
この日は『撫子』デートでは無く、屋外デートで有る!
それも、美術館や博物館などでは無く、メープルの山と言う農業公園デートで有る!♪
そして、今までのデートの中で、一番遠い場所とも成る。
農業公園は普通の公園では無く、農業体験施設や簡易的な動物園。子ども向けだがアトラクション施設も備わっている。
もちろん、只行って花壇の花を見るだけでは無く、陽葵先輩と一緒に農業体験などもする!
農業公園なんて、少し年寄り臭い所で有るが(!?)、唯一、陽葵先輩が興味を示したアトラクション施設で有る。
俺も農業公園の存在を偶然、大学講義室内で聞こえて来る会話から知ったのだが、それまでは農業公園なんて知らなかった///
『武蔵君は本当に、私のために色々と調べてくれるね///』
『其処なら色々な体験が出来るし、一日掛けて遊べそうだから悪くは無いね…!』
『激しそうな乗り物も無さそうだし、雰囲気的に家族やカップル向けの施設だと感じる』
『武蔵君とはこの夏休み中に、一度も2人でしっかり遊んでいないから、遊びましょうか』
と、陽葵先輩は優しい表情で言ってくれた!
俺達の住んでいる場所から、メープルの山に向かうには辺鄙な場所に成るが、公共交通機関で行ける場所だし、十分日帰り圏内で有るから、陽葵先輩の姉兼保護者と成る真優美さんは、それを許してくれた。←付いて来ると言わなくて良かった///
メープルの山での農業体験は、夏秋野菜の収穫と椎茸収穫体験をする。
後はソーセージ作り体験も出来るので、それも体験する。
メープルの山までの交通費や入場料。体験料金などかなりのお金が必要だが、陽葵先輩は亜紀と同じように割り勘派で有るから、お金に関しては自分の分だけ心配すれば良い。
天気の方も残暑は厳しいが、一日を通して晴れ予報で有り、本当にデート兼農業体験日和で有る。
この日は『撫子』では無く、俺の家の最寄り駅で陽葵先輩と待ち合わせをしているから、俺は自宅から自宅最寄り駅に向かった!
あれから、しばらくの時が進む……
前期試験も問題なく終わり、俺の大学生活は夏期休暇(夏休み)に入る。
大学生にとって夏期休暇は稼ぎ時で有るが、俺は欲しい物が特にないからバリバリ働く必要も無い。
だが、近い内に自動車免許を取得したいから、自動車学校に通うためのお金も必要だ。
免許を取得出来たから……自動車も考えるが、まだそれは先の話で有る。
俺のアルバイト先で有るスーパーは、家庭持ちの女性パートさんが多いため、小学校・中学校が夏休みに入ると、そのパートさん達は勤務日調整をする。
勤務時間を短縮したり、お盆は勤務を外したりと……そうすると、その隙間を埋めるために自然と、俺のシフトは増えていく!?
学校が夏休み中の、俺勤務シフトは普段の1.5倍以上と成っていた!
稼ぐつもりは無くても、勝手に稼げるのもこの夏期休暇で有る(汗)
亜紀や陽葵先輩も夏期休暇に入るのだが、流石“名大”だけ有って、夏期休暇でも大学に行く日が多いらしい。
ゼミやサークルなどで、大学自体が夏期休暇に入らない限り、亜紀や陽葵先輩は数日おきに通学しているらしい。
ちなみに、俺はゼミには入っていないが、サークルには一応入っている。
旧日本軍がテーマのオタク系サークルで有るが、夏期休暇中は積極的な活動をしていない。
喫茶『撫子』の方は学校が夏休みに入っても、特に忙しくなったり、また暇には成らないが、亜紀や陽葵先輩は普段通りに仕事が組まれている。
その為、陽葵先輩と俺は夏期休暇でも存分に、遊ぶと言う行為は難しかった。
虹心の方も高等部二年生から、演劇部の正規部員に成っているため、夏休み中でもほぼ毎日部活動をするために葉月学園へ通っている。
二年生から正規部員に成っても満足な役は貰えないと思うが、虹心がそれを納得して正規部員に成ったのだから、俺はそれを見守るしか無い。
俺には遊び相手が居ないに等しいので、今年の夏は冗談抜きでアルバイト三昧の夏期休暇に成りそうで有った……
☆
夏休みの時期も終わり、月は9月に入る。
俺のアルバイトシフトも元に戻るが、大学が本格的に始まるのは10月からで有るから、今度は却って暇を持て余すように成る。
本当に暇な時は大学に行って、学食で飯を食ったり、その図書館で時間を潰す。
俺は通学定期券を持っているから、大学までの電車賃などは掛からないし、学食も安くてまぁまぁ旨いので、コンビニ弁当を買うよりかは安く済む。
陽葵先輩は相変わらず忙しそうだし、虹心は二学期が始まっている。
アルバイトのシフトも下手に増やすと、今度減らす時が大変だし、それに俺のアルバイト先は人手が足りている感じがするから、増やそうとしても勤務表を作っている人が難色を示すだろう?
……
少しの時が流れ……9月の中旬頃。
やっとも変だが、陽葵先輩の方が少し余裕が出来たので、今日は陽葵先輩とデートの日で有る。
この日は『撫子』デートでは無く、屋外デートで有る!
それも、美術館や博物館などでは無く、メープルの山と言う農業公園デートで有る!♪
そして、今までのデートの中で、一番遠い場所とも成る。
農業公園は普通の公園では無く、農業体験施設や簡易的な動物園。子ども向けだがアトラクション施設も備わっている。
もちろん、只行って花壇の花を見るだけでは無く、陽葵先輩と一緒に農業体験などもする!
農業公園なんて、少し年寄り臭い所で有るが(!?)、唯一、陽葵先輩が興味を示したアトラクション施設で有る。
俺も農業公園の存在を偶然、大学講義室内で聞こえて来る会話から知ったのだが、それまでは農業公園なんて知らなかった///
『武蔵君は本当に、私のために色々と調べてくれるね///』
『其処なら色々な体験が出来るし、一日掛けて遊べそうだから悪くは無いね…!』
『激しそうな乗り物も無さそうだし、雰囲気的に家族やカップル向けの施設だと感じる』
『武蔵君とはこの夏休み中に、一度も2人でしっかり遊んでいないから、遊びましょうか』
と、陽葵先輩は優しい表情で言ってくれた!
俺達の住んでいる場所から、メープルの山に向かうには辺鄙な場所に成るが、公共交通機関で行ける場所だし、十分日帰り圏内で有るから、陽葵先輩の姉兼保護者と成る真優美さんは、それを許してくれた。←付いて来ると言わなくて良かった///
メープルの山での農業体験は、夏秋野菜の収穫と椎茸収穫体験をする。
後はソーセージ作り体験も出来るので、それも体験する。
メープルの山までの交通費や入場料。体験料金などかなりのお金が必要だが、陽葵先輩は亜紀と同じように割り勘派で有るから、お金に関しては自分の分だけ心配すれば良い。
天気の方も残暑は厳しいが、一日を通して晴れ予報で有り、本当にデート兼農業体験日和で有る。
この日は『撫子』では無く、俺の家の最寄り駅で陽葵先輩と待ち合わせをしているから、俺は自宅から自宅最寄り駅に向かった!
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