俺のモテない学園生活を妹と変えていく!? ―妹との二人三脚で俺はリア充になる!―

小春かぜね

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第6章 個別ルート 譲羽陽葵編

第514話 俺の慰め場所?

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 ……
 …
 ・

 俺は、特進コース生同学年の(伊藤)亜紀さんと、大分良い関係までに発展出来たが、俺のクラスメイトで有る、松田や二村から妨害を受ける!!
 二村は、亜紀さんと元親友関係で有ったが、亜紀さんが俺を横取りしたと二村は勝手に勘違いをして、二村は亜紀さんと仲違いをしてしまう!///

 俺はそもそも、最初から亜紀さんを狙っていたのでは無く、二村を意識していた。
 だが、俺が二村に関することで、亜紀さんと自習室で密会をしていたのだが、それが非常に不味かった///

 でも、俺は二村のことを、亜紀さんにしか相談する人が居なかったし、二村が彼処まで激怒するのが、俺には理解出来なかった……

 松田は二村に元々気が有って、その機会をうかがっていた。
 俺も同じように二村を意識していたが、松田は俺のクラスを纏める奴なので、松田との全面衝突は避けたかった。

 二村は、俺のことを意識していたようだが、亜紀さんとの縁を切ると同時に、俺とも絶交して二村は松田の方に走る。
 だが、それでは終わらず、二村は松田達を使って、俺と亜紀の中を完全に裂こうとしていた!///

 俺が亜紀さんと親密な関係で有ると、どこぞの馬鹿が余計な事を言いふらした所為で、俺は学年男子達を敵に回してしまう!///
 松田と二村だけでも厄介なのに、これ以上の敵が増えると、流石の俺も厳しすぎる!!///

 俺は学年男子達からの、嫌がらせや陰口を我慢して来たので有るが……亜紀さんの方にも影響が及んでしまい、遂に亜紀さんから『……ごめん。武蔵君!///』、『武蔵君とこれ以上の関係を深めると、私の進学に影響が出る!///』と、とある日の放課後。悲しそうな表情で言われてしまう。
 言うまでも無く、亜紀さんからの別れ宣言で有った。

 亜紀さんは特進コース生で有り『特進コースは苛めなどは無い!』と、亜紀さんは自慢げに言っていたが、特進コースの男子達も、俺が亜紀さんと関係を深めているが気に食わなかったらしい。
 葉月学園の中では、エリートと成る特進コースも、所詮は思春期を迎えた学園(高校)生。

 男女共…。成長と生殖器は成熟を迎え、同時に異性を強く求める。
 動物で言えば、発情期と変わらない。

 例え、亜紀さんが自慰行為をしなくても、普通コース生は平気で自慰をするし、エリートの特進コース生ですら、殆どの人が自慰をするだろう。
 この時期の男女は、勉強よりも自然と異性に重点が置かれる。

 だが、亜紀さんは俺と進学を天秤に掛けて、進学の方に天秤が傾いたのだろう。
 亜紀さんの将来就きたい仕事を、俺はまだ聞けてないが、この地域NO.1で有る『名大なだい』を進学に目指しているのだから、それだけ強い意志とこころざしが有る。

 10月のとある時期。真優美さんの口添えで、学園一の美少女で有る、陽葵先輩と名美崎なみさき市に在る市立美術館デートをした時。亜紀さんとの突然の出会いからで、俺は亜紀さんと関係を急速発展させたが、それを成就させることは出来なかった……
 俺は最初から、狙う相手が無謀すぎた訳で有るが、亜紀さんから正式に振られた今。俺が意識出来る女性はもっと無謀と成る、陽葵先輩しか居ない!///

 俺の一番有力候補で有った、虹心と同級生で有る津和野小鞠ちゃんとは、俺の不手際で小鞠ちゃんと喧嘩した以降、関係の改善は全く出来ていないし、俺の初後輩と成る、新倉今日香ちゃんとも縁が切れてしまっている。
 俺にとっては更に無謀と成る、陽葵先輩を求めるしか無かった……

 ……

 俺は亜紀さんから振られた後。学園から家に素直には戻らず、真優美さんのお店で有る喫茶『撫子なでしこ』に寄り道をする。
 寄り道と言っても、俺の家とは反対方向に成るから、寄り道では無く俺の意志で『撫子』に向かう。

 亜紀さんに振られたことを、俺の妹で有る虹心に報告・相談では無く、真優美さんや陽葵先輩に聞いて欲しかったからだ。

『ガチャ!』

「いらっしゃいませ~~」

 俺が喫茶店の出入り口ドアを開くと、カウンター内に居る真優美さんが、笑顔で入店の挨拶を掛けてくる。
 真優美さんの姿は、見慣れた喫茶店制服姿で有る!

 都合良く。店内にお客さんはいなくて、スタッフ兼店長で有る真優美さんしか居ない。
 俺は真優美さんからの言葉の後。和やかな表情で話し掛ける。

「こんにちは。真優美さん!」

「…あら。三國君!」

「……陽葵はまだ、帰っていないよ…」

 真優美さんは和やかな表情で俺に話すが、後半の文章は困った微笑み表情で話す。
 俺はカウンター席に向かい、その椅子に座り、困った微笑み表情で真優美さんに話し始めた。
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