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第5章 個別ルート 伊藤亜紀編
第509話 時は流れる……
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……
楽しい夏休みが終わり、学園生活二学期も始まり、俺は今年最後と成る学園生活も、順調良く過ぎて行く。
今年も亜紀と一緒に、葉月祭(学園祭)開催時に展示される、帰宅部代表となるモザイクアート制作に参加して、亜紀と楽しい学園生活と青春を楽しむ!
今の学園生活は本当に楽しいから、あっと言う間に時が過ぎて行き……気付けば、俺は学園の提携大学では有るが、卒園後の進路も無事に決まる。
提携大学の推薦試験は書類審査と面接しか無いから、俺の場合は殆ど苦労をせずに合格を勝ち取る?
もし、この提携大学の推薦に落ちてしまったら、俺は路頭に確実へ迷うが、先ず落ちることは無い大学で有る。
だって……俗に言う○ラン大学で有るから…///
「おめでとう。武蔵君!」
「武蔵君の進路が決まって、私も嬉しいよ!!」
「今の時代は学園卒(高卒)では、ブルー以上の仕事はさせてくれないからね!」
それでも、無事に俺の進路が決まったことを亜紀に伝えたら、亜紀は笑顔で祝福してくれた。
俺の進路は無事に決まったが、亜紀の進路はこれからで有る。
亜紀のことだから、第一志望校で有る”名大”に落ちることは、先ず起きないだろう……
亜紀は特進コース生の中でも優秀だし、教員達からも信用を得ている。
……
それから更に時が過ぎ、季節も冬に入る……
12月24日で有る、クリスマスイブの夜には、今年も三國家に亜紀姉妹を誘って、クリスマスパーティーを開いた。
去年は俺と虹心。亜紀と桃香ちゃんの四人で有ったが、今年は俺の母親が休暇と重なったので、母親も参加した。
パーティー料理の方も、去年は刺身に“おでん”と、クリスマスパーティーらしくない料理で有ったが、今年はフライドチキンやピザ。サンドイッチなどクリスマスパーティーらしい料理に成った。
やっぱりクリスマスパーティーには、刺身よりフライドチキン。おでんよりピザで有る!
「~~~♪」
「~~~♪」
この、楽しいクリスマスパーティーで、母親は亜紀のことを根掘り葉掘り聞いていた。
亜紀両親のことや、生活環境などを……
けど、亜紀は嫌な顔を一つともせず、穏やかな表情で俺の母親に話していた。
『こんな良い女性が、武蔵の将来候補に成ってくれるとは、私は本当に嬉しいわ!』
『武蔵はオタク癖が有るから……結婚どころか、彼女すらの心配もしていたけど、我が家の子はみんな、幸せに成れそうな感じだわ!♪』
などと、母親は笑顔で亜紀に言いながらワインを飲んでいた。
母親の中では、俺が結婚出来ない可能性が有ることを危惧していたのだろう。
まぁ、俺としても……亜紀とこんな関係に成れるとは、自分自身でも奇跡と言いたいけど///
兄(航平)の方は例年通り。小織さんと外で二人の世界を楽しんだと言いたいが、イブの日に兄は夜勤日で有り、その翌日に二人は楽しんだらしい……
☆
新年も明けて、お正月も終わり、学園生活三学期が始まる。
俺と亜紀は、学園最後の学期で有る。
俺は進路が既に決まって、野球で言えば消化試合をする、お気楽モードで有るが、亜紀の方は此処から正念場で有る。
その関係から、俺と亜紀の交際も、Railやキャリアメールだけの簡単な付き合いと成る。
これがもし、同じ大学を志す者同士とかなら、一緒に受験勉強が出来たりするのだが、俺と亜紀の学力の差は雲泥の差が有るので、此処は亜紀一人の戦いと成る……
俺は、静かに亜紀を見守ることしか出来なかった。
……
しばらくの、時が過ぎて……
亜紀は共通テストなどの道のりを越えて、亜紀の方の無事に、名大への進学が決まる!
今更で有るが、一年上の陽葵先輩も“名大”へ、無事進学が出来ている。
名大には陽葵先輩が居るから、亜紀は大きな困惑をすることは無く、名大に通うことが出来るだろう。
これで、俺と亜紀は進路が無事に決まり、後は問題なく卒園(卒業)するだけで有る。
俺の場合は、頼れる先輩が提携大学には居ないが、陰キャラ親友の大半は提携大学に進学するから、ボッチに成ることは無い。
ちなみに、俺の大親友岡谷君は提携大学では無く、別の私立大学に進学する。
偏差値で言えば、岡谷君が進学する私立大学の方が高い///
残念ながら、岡谷君とはこの卒園で離れてしまうことに成るが、こればかりはどうしようも無い。
そして、その学園を卒園する日も、ゆっくりだが確実に近付いていた……
楽しい夏休みが終わり、学園生活二学期も始まり、俺は今年最後と成る学園生活も、順調良く過ぎて行く。
今年も亜紀と一緒に、葉月祭(学園祭)開催時に展示される、帰宅部代表となるモザイクアート制作に参加して、亜紀と楽しい学園生活と青春を楽しむ!
今の学園生活は本当に楽しいから、あっと言う間に時が過ぎて行き……気付けば、俺は学園の提携大学では有るが、卒園後の進路も無事に決まる。
提携大学の推薦試験は書類審査と面接しか無いから、俺の場合は殆ど苦労をせずに合格を勝ち取る?
もし、この提携大学の推薦に落ちてしまったら、俺は路頭に確実へ迷うが、先ず落ちることは無い大学で有る。
だって……俗に言う○ラン大学で有るから…///
「おめでとう。武蔵君!」
「武蔵君の進路が決まって、私も嬉しいよ!!」
「今の時代は学園卒(高卒)では、ブルー以上の仕事はさせてくれないからね!」
それでも、無事に俺の進路が決まったことを亜紀に伝えたら、亜紀は笑顔で祝福してくれた。
俺の進路は無事に決まったが、亜紀の進路はこれからで有る。
亜紀のことだから、第一志望校で有る”名大”に落ちることは、先ず起きないだろう……
亜紀は特進コース生の中でも優秀だし、教員達からも信用を得ている。
……
それから更に時が過ぎ、季節も冬に入る……
12月24日で有る、クリスマスイブの夜には、今年も三國家に亜紀姉妹を誘って、クリスマスパーティーを開いた。
去年は俺と虹心。亜紀と桃香ちゃんの四人で有ったが、今年は俺の母親が休暇と重なったので、母親も参加した。
パーティー料理の方も、去年は刺身に“おでん”と、クリスマスパーティーらしくない料理で有ったが、今年はフライドチキンやピザ。サンドイッチなどクリスマスパーティーらしい料理に成った。
やっぱりクリスマスパーティーには、刺身よりフライドチキン。おでんよりピザで有る!
「~~~♪」
「~~~♪」
この、楽しいクリスマスパーティーで、母親は亜紀のことを根掘り葉掘り聞いていた。
亜紀両親のことや、生活環境などを……
けど、亜紀は嫌な顔を一つともせず、穏やかな表情で俺の母親に話していた。
『こんな良い女性が、武蔵の将来候補に成ってくれるとは、私は本当に嬉しいわ!』
『武蔵はオタク癖が有るから……結婚どころか、彼女すらの心配もしていたけど、我が家の子はみんな、幸せに成れそうな感じだわ!♪』
などと、母親は笑顔で亜紀に言いながらワインを飲んでいた。
母親の中では、俺が結婚出来ない可能性が有ることを危惧していたのだろう。
まぁ、俺としても……亜紀とこんな関係に成れるとは、自分自身でも奇跡と言いたいけど///
兄(航平)の方は例年通り。小織さんと外で二人の世界を楽しんだと言いたいが、イブの日に兄は夜勤日で有り、その翌日に二人は楽しんだらしい……
☆
新年も明けて、お正月も終わり、学園生活三学期が始まる。
俺と亜紀は、学園最後の学期で有る。
俺は進路が既に決まって、野球で言えば消化試合をする、お気楽モードで有るが、亜紀の方は此処から正念場で有る。
その関係から、俺と亜紀の交際も、Railやキャリアメールだけの簡単な付き合いと成る。
これがもし、同じ大学を志す者同士とかなら、一緒に受験勉強が出来たりするのだが、俺と亜紀の学力の差は雲泥の差が有るので、此処は亜紀一人の戦いと成る……
俺は、静かに亜紀を見守ることしか出来なかった。
……
しばらくの、時が過ぎて……
亜紀は共通テストなどの道のりを越えて、亜紀の方の無事に、名大への進学が決まる!
今更で有るが、一年上の陽葵先輩も“名大”へ、無事進学が出来ている。
名大には陽葵先輩が居るから、亜紀は大きな困惑をすることは無く、名大に通うことが出来るだろう。
これで、俺と亜紀は進路が無事に決まり、後は問題なく卒園(卒業)するだけで有る。
俺の場合は、頼れる先輩が提携大学には居ないが、陰キャラ親友の大半は提携大学に進学するから、ボッチに成ることは無い。
ちなみに、俺の大親友岡谷君は提携大学では無く、別の私立大学に進学する。
偏差値で言えば、岡谷君が進学する私立大学の方が高い///
残念ながら、岡谷君とはこの卒園で離れてしまうことに成るが、こればかりはどうしようも無い。
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