501 / 655
第5章 個別ルート 伊藤亜紀編
第501話 夏と言えば海! その2
しおりを挟む
ヴェル○ァイア運転席は当然兄の航平で有り、その助手席には兄の彼女で有る小織さんが乗っているので、俺と虹心は後部座席の中央では無く後部に乗り込む。
その方が、後から乗せる亜紀と桃香ちゃんが乗り込みやすいからだ。
ちなみに亜紀と桃香ちゃんは、俺の家の最寄り駅まで来て貰う。
俺は亜紀の家に迎えに行くことを提案したが、亜紀はそれを“やんわり”と断った。
俺と虹心は、小織さんとは面識が有るので、軽い朝の挨拶をしておしまいで有る。
小織さんの姿は、白色系統のフレアワンピース姿で有った。
小織さんの清楚姿が強調されていて、亜紀とは違う美しさを感じる!!
「……(汗)」
俺が小織さんの姿を見ていると、虹心は何かを言いたそうな表情をしているが、虹心も小織さんの美しさには勝てないことを自覚している。
ちなみに虹心の姿は、クリーム系統のサマーパーカー姿で有る。
兄の運転するヴェル○ァイアは、俺の家から駅の方に向かって車を走らせて行く。
……
兄の運転する車は駅ロータリーに到着すると、ロータリーのとある歩道場所に亜紀と桃香ちゃんの姿を俺は見付けるが、兄は亜紀と桃香ちゃんの姿を知らないから、その二人から少し離れた場所に車は停車する。
「俺。亜紀たちの迎えに行ってくるわ!」
車が停車すると同時に、俺は澄ました表情で車内に声を掛け、車のスライドドアを開けて車外に出る。
俺が車外に出ると、亜紀と桃香ちゃんは俺の存在に直ぐ気付き、こちらの方に近付いて来る。
「おはよう!」
「亜紀に桃香ちゃん!!」
俺は近付いた二人に、笑顔で挨拶をする。
亜紀も和やかな表情で、俺に挨拶を始める。
ちなみに、亜紀の姿はグレー系のサマーパーカー姿で有り、桃香ちゃんは柄の入ったワンピース姿で有った。
今日の亜紀は、ナンバ防止の為か地味姿で有る。
「おはよう。武蔵君!」
「今日はよろしくね!!」
「……レンタカーとは聞いていたけど、ヴェル○ァイアとは驚いたわ…!」
最後の文章は、少し驚いた表情で話す亜紀。
亜紀も、ヴェル○ァイアの高級さを知っているようだ!
「…凄いね。お姉ちゃん!」
「おはようございます。虹心ちゃんのお兄さん!」
桃香ちゃんもヴェル○ァイアを見ながら、驚きと言う依り喜びの表情で亜紀に言う。
そして、その後に俺への挨拶をする桃香ちゃん。
桃香ちゃんもヴェル○ァイアを理解している。
俺は亜紀と桃香ちゃんを車に案内して、車に乗って貰うが……虹心は何時の間にか、後部座席から中央座席に移動していた。
虹心は亜紀姉妹に向けて、和やかな表情で話し掛ける。
「おはようございます!」
「亜紀さんに桃香ちゃん!」
「席は後ろの方にお願いします!!」
亜紀と桃香ちゃんは虹心に挨拶後。言われた通りに後部座席へ座る。
後部座席は亜紀姉妹が座ったので、俺は中央座席に移動する形と成る。
俺は中央座席に座ってから、虹心に尋ねる表情で話し掛ける。
「虹心…。どうして席移動をしたんだ?」
「亜紀たちは、中央座席の予定だっただろ…?」
「うん!」
「初めは、そうするつもりで有ったけど、亜紀さん達が真ん中だと緊張するかと感じてね!」
「私たちが亜紀さん達をサンドイッチしてしまうからね///」
虹心は、困った微笑み表情で俺に話す。
(うーん。言われてみれば、その通りか…)
(俺と虹心は亜紀・桃香ちゃんと仲が良いが、兄や小織さんとは初対面に成るからな)
乗降の関係上で、亜紀と桃香ちゃんを中央座席に座らせようとしたが、それだと俺達兄妹+小織さんで亜紀姉妹を挟んでしまい、亜紀姉妹にプレッシャーを掛けかねない!
兄の航平が後部座席に顔を振り向かせて、亜紀姉妹に爽やか表情で話し掛ける。
「…初めましてに成るね!」
「武蔵の長男で有る、航平です!!」
「今日は、楽しい日にして行きましょう!!♪」
兄からの言葉が終わると、亜紀は嬉し恥ずかしそうな表情で兄に話し始める。
「こちらこそ、初めまして!」
「武蔵君とお付き合いさせて頂いています、伊藤亜紀です///」
「今日は、海に誘っていただき、ありがとうございます///」
「私の横に座っている、妹の桃香もとても楽しみにしていました!」
……などの定番挨拶をしてから、兄の運転する車で翡翠浜に向かう。
時間で言えば、此処から1時間半ぐらいで翡翠浜に着けるそうだ。
小織さんは陽葵先輩の上位互換に当たる人なので、亜紀姉妹も直ぐに小織さんとは仲良くなり、車内はとても楽しいムードで翡翠浜に向かって行く……
☆
道中。大きな渋滞は無く、兄の運転する車は翡翠浜に到着する!
有料駐車場に車を停め、俺達は各荷物を持って車外から出る。
夏のとても強い日差しと綺麗な夏空が、波の音と共に俺たちを出迎えてくれた!!
その方が、後から乗せる亜紀と桃香ちゃんが乗り込みやすいからだ。
ちなみに亜紀と桃香ちゃんは、俺の家の最寄り駅まで来て貰う。
俺は亜紀の家に迎えに行くことを提案したが、亜紀はそれを“やんわり”と断った。
俺と虹心は、小織さんとは面識が有るので、軽い朝の挨拶をしておしまいで有る。
小織さんの姿は、白色系統のフレアワンピース姿で有った。
小織さんの清楚姿が強調されていて、亜紀とは違う美しさを感じる!!
「……(汗)」
俺が小織さんの姿を見ていると、虹心は何かを言いたそうな表情をしているが、虹心も小織さんの美しさには勝てないことを自覚している。
ちなみに虹心の姿は、クリーム系統のサマーパーカー姿で有る。
兄の運転するヴェル○ァイアは、俺の家から駅の方に向かって車を走らせて行く。
……
兄の運転する車は駅ロータリーに到着すると、ロータリーのとある歩道場所に亜紀と桃香ちゃんの姿を俺は見付けるが、兄は亜紀と桃香ちゃんの姿を知らないから、その二人から少し離れた場所に車は停車する。
「俺。亜紀たちの迎えに行ってくるわ!」
車が停車すると同時に、俺は澄ました表情で車内に声を掛け、車のスライドドアを開けて車外に出る。
俺が車外に出ると、亜紀と桃香ちゃんは俺の存在に直ぐ気付き、こちらの方に近付いて来る。
「おはよう!」
「亜紀に桃香ちゃん!!」
俺は近付いた二人に、笑顔で挨拶をする。
亜紀も和やかな表情で、俺に挨拶を始める。
ちなみに、亜紀の姿はグレー系のサマーパーカー姿で有り、桃香ちゃんは柄の入ったワンピース姿で有った。
今日の亜紀は、ナンバ防止の為か地味姿で有る。
「おはよう。武蔵君!」
「今日はよろしくね!!」
「……レンタカーとは聞いていたけど、ヴェル○ァイアとは驚いたわ…!」
最後の文章は、少し驚いた表情で話す亜紀。
亜紀も、ヴェル○ァイアの高級さを知っているようだ!
「…凄いね。お姉ちゃん!」
「おはようございます。虹心ちゃんのお兄さん!」
桃香ちゃんもヴェル○ァイアを見ながら、驚きと言う依り喜びの表情で亜紀に言う。
そして、その後に俺への挨拶をする桃香ちゃん。
桃香ちゃんもヴェル○ァイアを理解している。
俺は亜紀と桃香ちゃんを車に案内して、車に乗って貰うが……虹心は何時の間にか、後部座席から中央座席に移動していた。
虹心は亜紀姉妹に向けて、和やかな表情で話し掛ける。
「おはようございます!」
「亜紀さんに桃香ちゃん!」
「席は後ろの方にお願いします!!」
亜紀と桃香ちゃんは虹心に挨拶後。言われた通りに後部座席へ座る。
後部座席は亜紀姉妹が座ったので、俺は中央座席に移動する形と成る。
俺は中央座席に座ってから、虹心に尋ねる表情で話し掛ける。
「虹心…。どうして席移動をしたんだ?」
「亜紀たちは、中央座席の予定だっただろ…?」
「うん!」
「初めは、そうするつもりで有ったけど、亜紀さん達が真ん中だと緊張するかと感じてね!」
「私たちが亜紀さん達をサンドイッチしてしまうからね///」
虹心は、困った微笑み表情で俺に話す。
(うーん。言われてみれば、その通りか…)
(俺と虹心は亜紀・桃香ちゃんと仲が良いが、兄や小織さんとは初対面に成るからな)
乗降の関係上で、亜紀と桃香ちゃんを中央座席に座らせようとしたが、それだと俺達兄妹+小織さんで亜紀姉妹を挟んでしまい、亜紀姉妹にプレッシャーを掛けかねない!
兄の航平が後部座席に顔を振り向かせて、亜紀姉妹に爽やか表情で話し掛ける。
「…初めましてに成るね!」
「武蔵の長男で有る、航平です!!」
「今日は、楽しい日にして行きましょう!!♪」
兄からの言葉が終わると、亜紀は嬉し恥ずかしそうな表情で兄に話し始める。
「こちらこそ、初めまして!」
「武蔵君とお付き合いさせて頂いています、伊藤亜紀です///」
「今日は、海に誘っていただき、ありがとうございます///」
「私の横に座っている、妹の桃香もとても楽しみにしていました!」
……などの定番挨拶をしてから、兄の運転する車で翡翠浜に向かう。
時間で言えば、此処から1時間半ぐらいで翡翠浜に着けるそうだ。
小織さんは陽葵先輩の上位互換に当たる人なので、亜紀姉妹も直ぐに小織さんとは仲良くなり、車内はとても楽しいムードで翡翠浜に向かって行く……
☆
道中。大きな渋滞は無く、兄の運転する車は翡翠浜に到着する!
有料駐車場に車を停め、俺達は各荷物を持って車外から出る。
夏のとても強い日差しと綺麗な夏空が、波の音と共に俺たちを出迎えてくれた!!
0
お気に入りに追加
37
あなたにおすすめの小説

僕(じゃない人)が幸せにします。
暇魷フミユキ
恋愛
【副題に☆が付いている話だけでだいたい分かります!】
・第1章
彼、〈君島奏向〉の悩み。それはもし将来、恋人が、妻ができたとしても、彼女を不幸にすることだった。
そんな彼を想う二人。
席が隣でもありよく立ち寄る喫茶店のバイトでもある〈草壁美頼〉。
所属する部の部長でたまに一緒に帰る仲の〈西沖幸恵〉。
そして彼は幸せにする方法を考えつく――――
「僕よりもっと相応しい人にその好意が向くようにしたいんだ」
本当にそんなこと上手くいくのか!?
それで本当に幸せなのか!?
そもそも幸せにするってなんだ!?
・第2章
草壁・西沖の二人にそれぞれの相応しいと考える人物を近付けるところまでは進んだ夏休み前。君島のもとにさらに二人の女子、〈深町冴羅〉と〈深町凛紗〉の双子姉妹が別々にやってくる。
その目的は――――
「付き合ってほしいの!!」
「付き合ってほしいんです!!」
なぜこうなったのか!?
二人の本当の想いは!?
それを叶えるにはどうすれば良いのか!?
・第3章
文化祭に向け、君島と西沖は映像部として広報動画を撮影・編集することになっていた。
君島は西沖の劇への参加だけでも心配だったのだが……
深町と付き合おうとする別府!
ぼーっとする深町冴羅!
心配事が重なる中無事に文化祭を成功することはできるのか!?
・第4章
二年生は修学旅行と進路調査票の提出を控えていた。
期待と不安の間で揺れ動く中で、君島奏向は決意する――
「僕のこれまでの行動を二人に明かそうと思う」
二人は何を思い何をするのか!?
修学旅行がそこにもたらすものとは!?
彼ら彼女らの行く先は!?
・第5章
冬休みが過ぎ、受験に向けた勉強が始まる二年生の三学期。
そんな中、深町凛紗が行動を起こす――
君島の草津・西沖に対するこれまでの行動の調査!
映像部への入部!
全ては幸せのために!
――これは誰かが誰かを幸せにする物語。
ここでは毎日1話ずつ投稿してまいります。
作者ページの「僕(じゃない人)が幸せにします。(「小説家になろう」投稿済み全話版)」から全話読むこともできます!

先輩に退部を命じられた僕を励ましてくれたアイドル級美少女の後輩マネージャーを成り行きで家に上げたら、なぜかその後も入り浸るようになった件
桜 偉村
恋愛
別にいいんじゃないんですか? 上手くならなくても——。
後輩マネージャーのその一言が、彼の人生を変えた。
全国常連の高校サッカー部の三軍に所属していた如月 巧(きさらぎ たくみ)は、自分の能力に限界を感じていた。
練習試合でも敗因となってしまった巧は、三軍キャプテンの武岡(たけおか)に退部を命じられて絶望する。
武岡にとって、巧はチームのお荷物であると同時に、アイドル級美少女マネージャーの白雪 香奈(しらゆき かな)と親しくしている目障りな存在だった。
だから、自信をなくしている巧を追い込んで退部させ、香奈と距離を置かせようとしたのだ。
そうすれば、香奈は自分のモノになると思っていたから。
武岡の思惑通り、巧はサッカー部を辞めようとしていた。
しかし、そこに香奈が現れる。
成り行きで香奈を家に上げた巧だが、なぜか彼女はその後も彼の家を訪れるようになって——。
「これは警告だよ」
「勘違いしないんでしょ?」
「僕がサッカーを続けられたのは、君のおかげだから」
「仲が良いだけの先輩に、あんなことまですると思ってたんですか?」
甘酸っぱくて、爽やかで、焦れったくて、クスッと笑えて……
オレンジジュース(のような青春)が好きな人必見の現代ラブコメ、ここに開幕!
※これより下では今後のストーリーの大まかな流れについて記載しています。
「話のなんとなくの流れや雰囲気を抑えておきたい」「ざまぁ展開がいつになるのか知りたい!」という方のみご一読ください。
【今後の大まかな流れ】
第1話、第2話でざまぁの伏線が作られます。
第1話はざまぁへの伏線というよりはラブコメ要素が強いので、「早くざまぁ展開見たい!」という方はサラッと読んでいただいて構いません!
本格的なざまぁが行われるのは第15話前後を予定しています。どうかお楽しみに!
また、特に第4話からは基本的にラブコメ展開が続きます。シリアス展開はないので、ほっこりしつつ甘さも補充できます!
※最初のざまぁが行われた後も基本はラブコメしつつ、ちょくちょくざまぁ要素も入れていこうかなと思っています。
少しでも「面白いな」「続きが気になる」と思った方は、ざっと内容を把握しつつ第20話、いえ第2話くらいまでお読みいただけると嬉しいです!
※基本は一途ですが、メインヒロイン以外との絡みも多少あります。
※本作品は小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しています。

覚えたての催眠術で幼馴染(悔しいが美少女)の弱味を握ろうとしたら俺のことを好きだとカミングアウトされたのだが、この後どうしたらいい?
みずがめ
恋愛
覚えたての催眠術を幼馴染で試してみた。結果は大成功。催眠術にかかった幼馴染は俺の言うことをなんでも聞くようになった。
普段からわがままな幼馴染の従順な姿に、ある考えが思いつく。
「そうだ、弱味を聞き出そう」
弱点を知れば俺の前で好き勝手なことをされずに済む。催眠術の力で口を割らせようとしたのだが。
「あたしの好きな人は、マーくん……」
幼馴染がカミングアウトしたのは俺の名前だった。
よく見れば美少女となっていた幼馴染からの告白。俺は一体どうすればいいんだ?
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。


極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

マッサージ
えぼりゅういち
恋愛
いつからか疎遠になっていた女友達が、ある日突然僕の家にやってきた。
背中のマッサージをするように言われ、大人しく従うものの、しばらく見ないうちにすっかり成長していたからだに触れて、興奮が止まらなくなってしまう。
僕たちはただの友達……。そう思いながらも、彼女の身体の感触が、冷静になることを許さない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる