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第5章 個別ルート 伊藤亜紀編
第479話 虹心の部屋に向かう その2
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「兄ちゃん…。私が言えることは、亜紀さんを信じることと、兄ちゃんが早く亜紀さんと次の関係に進めるしか手が無いよ!」
しばらく悩んでいた虹心で有るが、虹心は困った表情で俺に言う。
俺は悩んだ表情で、虹心に話し始める。
「やはり、それしか無いよな!」
「亜紀の方は信じるとしても、進展の方は亜紀がその気に成らないのだよな///」
「あの~~、兄ちゃん///」
「つかぬ事をお聞きしますが、まだ亜紀さんとはキスをしていないのですか?///」
虹心は少し頬を染めた、尋ねる表情で聞いてきた!
虹心に嘘を吐いても仕方ないので、俺は正直に虹心へ話す。
「まだ……亜紀とはキスが出来ていない///」
「けど、兄ちゃん…。亜紀さんと正式に付き合い始めてから、もう3ヶ月ぐらいは過ぎているよね?///」
「……俺がムードを作れないのも有るが、亜紀は虹心ほどの積極性が無いんだ///」
「……私を、引き合いに出されてもね///」
虹心は困った微笑み表情で言う。
虹心の場合は、俺が好きなのも有るだろうが、性的好奇心の方がかなり強い。
虹心は俺の”物”を保健体育目的で見たし、キスの方だって俺をモルモットにして、色々なキスパターンを練習していた!
亜紀と付き合うように成ってからは、虹心ともキスは無く成ったが、それまでは実の兄妹でもキスを楽しんでいた時期が有る……
虹心は真面目な表情で、俺に話し始める。
「兄ちゃん!」
「これは私の予想だけど、亜紀さんはまだ完全に兄ちゃんを、受け入れていない感じがする」
「亜紀さんが本当に兄ちゃんを受け入れていれば、もうキスの1つや2つをしているのが普通!」
「亜紀さんは兄ちゃんと関係を持ちつつ、篤志さんのことを心の何処かで想っていたに違いない!!」
「…………」
(間違いなく、虹心の言う通りだよな)
(篤志と再会するまでは、俺を意識していた亜紀で有ったが、篤志と再会した途端に亜紀は篤志に意識を向けた)
「兄ちゃん……骨は私が拾ってあげるから、篤志さんが攻勢を仕掛ける前に、亜紀さんとは速やかに次の段階へ進むべきだよ!」
「キスはもちろん、避妊具を装着しての性行為なら、赤ちゃんが出来る心配はないし、性行為に依って二人の関係は更に深く成るよ!!」
「!?///」
虹心は困った微笑み表情で俺に話すが、亜紀との性行為まで虹心は言って来た!
この言葉で、俺も流石に驚いてしまう!///
「虹心!///」
「俺は亜紀とのキスまでは求めているが、性行為まではまだ意識していないよ!///(汗)」
俺は焦った表情で虹心に話すが、虹心は目を細めながら俺に話し始める。
「兄ちゃん…けど、それぐらいの勢いが無いと、亜紀さんを完全に振り向かせることは出来ないよ」
「亜紀さんが兄ちゃんと関係を持っているのは、兄ちゃんを心の奥底から好きでは無く、失った二村さん代わりと、私と関係を持ちたいだけだからね!」
(虹心も、その部分に気付いていたか!)
(亜紀が俺と付き合っている真の目的を)
虹心は困った微笑み表情に変えて、俺に言葉を続ける。
「まぁ……まだ学生だから、性行為は時期尚早かも知れないけど、もっと兄ちゃんが亜紀さんを求めないと、亜紀さんもその気には成ってくれないぞ!」
……
虹心との会話はこれで終わる……
虹心曰く『この数日間が勝負だよ!』と、真面目な表情で言った。
篤志が本当に亜紀へ気が有れば、数日以内に篤志は必ず動くと虹心は言い切った!
それは俺も予想している。
俺は篤志の真の力を知らないが、秀才クラスで有る亜紀が惚れる人で有るのだから、篤志もかなり頭の切れる人物なんだろう。
おまけに、篤志の父親はかなりの地位を持った人物と聞く。
先ず使わないと思うが、篤志が親の力を使って来たら俺は絶対に負けるし、虹心の方に影響が及ぶかも知れない。
虹心は自衛能力が高い妹で有るが、行き成り襲撃されたら一溜まりも無い。
亜紀の事はもちろん好きで有るが、同時に虹心の安全も守らなければ成らないと、俺は心の中で感じた……
しばらく悩んでいた虹心で有るが、虹心は困った表情で俺に言う。
俺は悩んだ表情で、虹心に話し始める。
「やはり、それしか無いよな!」
「亜紀の方は信じるとしても、進展の方は亜紀がその気に成らないのだよな///」
「あの~~、兄ちゃん///」
「つかぬ事をお聞きしますが、まだ亜紀さんとはキスをしていないのですか?///」
虹心は少し頬を染めた、尋ねる表情で聞いてきた!
虹心に嘘を吐いても仕方ないので、俺は正直に虹心へ話す。
「まだ……亜紀とはキスが出来ていない///」
「けど、兄ちゃん…。亜紀さんと正式に付き合い始めてから、もう3ヶ月ぐらいは過ぎているよね?///」
「……俺がムードを作れないのも有るが、亜紀は虹心ほどの積極性が無いんだ///」
「……私を、引き合いに出されてもね///」
虹心は困った微笑み表情で言う。
虹心の場合は、俺が好きなのも有るだろうが、性的好奇心の方がかなり強い。
虹心は俺の”物”を保健体育目的で見たし、キスの方だって俺をモルモットにして、色々なキスパターンを練習していた!
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「兄ちゃん!」
「これは私の予想だけど、亜紀さんはまだ完全に兄ちゃんを、受け入れていない感じがする」
「亜紀さんが本当に兄ちゃんを受け入れていれば、もうキスの1つや2つをしているのが普通!」
「亜紀さんは兄ちゃんと関係を持ちつつ、篤志さんのことを心の何処かで想っていたに違いない!!」
「…………」
(間違いなく、虹心の言う通りだよな)
(篤志と再会するまでは、俺を意識していた亜紀で有ったが、篤志と再会した途端に亜紀は篤志に意識を向けた)
「兄ちゃん……骨は私が拾ってあげるから、篤志さんが攻勢を仕掛ける前に、亜紀さんとは速やかに次の段階へ進むべきだよ!」
「キスはもちろん、避妊具を装着しての性行為なら、赤ちゃんが出来る心配はないし、性行為に依って二人の関係は更に深く成るよ!!」
「!?///」
虹心は困った微笑み表情で俺に話すが、亜紀との性行為まで虹心は言って来た!
この言葉で、俺も流石に驚いてしまう!///
「虹心!///」
「俺は亜紀とのキスまでは求めているが、性行為まではまだ意識していないよ!///(汗)」
俺は焦った表情で虹心に話すが、虹心は目を細めながら俺に話し始める。
「兄ちゃん…けど、それぐらいの勢いが無いと、亜紀さんを完全に振り向かせることは出来ないよ」
「亜紀さんが兄ちゃんと関係を持っているのは、兄ちゃんを心の奥底から好きでは無く、失った二村さん代わりと、私と関係を持ちたいだけだからね!」
(虹心も、その部分に気付いていたか!)
(亜紀が俺と付き合っている真の目的を)
虹心は困った微笑み表情に変えて、俺に言葉を続ける。
「まぁ……まだ学生だから、性行為は時期尚早かも知れないけど、もっと兄ちゃんが亜紀さんを求めないと、亜紀さんもその気には成ってくれないぞ!」
……
虹心との会話はこれで終わる……
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おまけに、篤志の父親はかなりの地位を持った人物と聞く。
先ず使わないと思うが、篤志が親の力を使って来たら俺は絶対に負けるし、虹心の方に影響が及ぶかも知れない。
虹心は自衛能力が高い妹で有るが、行き成り襲撃されたら一溜まりも無い。
亜紀の事はもちろん好きで有るが、同時に虹心の安全も守らなければ成らないと、俺は心の中で感じた……
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