380 / 655
第4章 高等部先輩と後輩
第380話 虹心と勉強会? その3
しおりを挟む
「第一目標は伊藤さん。第二目標は陽葵先輩。第三目標は……私かな…?」
虹心は澄ました表情で呟いているが、どうして其処で虹心が入ってくる!?
俺は虹心と漫才をしているのでは無いぞ!!///
「虹心…。冗談は其処までにして、第三目標は小鞠ちゃんだな!」
俺は呆れた表情で虹心に言う。
面倒くさいから突っ込みは入れない。
虹心は、澄ました表情のままで俺に話し始める。
「第三目標は、小鞠ちゃん…?」
「此処で……小鞠ちゃんか!」
「けど……小鞠ちゃんは現在。木付さんと付き合っているからね!」
「その状況で小鞠ちゃんにモーションを掛けるのは、よろしい行動とは言えないね!///」
虹心は言葉の途中から、困った微笑み表情で俺に言う。
小鞠ちゃんは現在。同じクラブ同士の同級生である、木付と恋人関係で有る。
小鞠ちゃんが本気で木付が好きかは別としても、木付から小鞠ちゃんを奪う行動は倫理に反する。
「じゃあ……もう、今日香ちゃんしか居ないな!///」
「二村は論外だし、真優美さんも俺には気が無いからな~~!」
俺は悩んだ表情で虹心に言うと、虹心が不思議そうな表情をして俺に聞いて来る。
「……兄ちゃん!」
「どうして……私を入れないの?」
「私は兄ちゃんのこと、大好きだよ……///」
「……虹心は妹だろ!///」
「妹を恋人には、出来ないよ!//////」
俺は頬を染めて、困った表情で虹心に言う。
もう、いい加減茶化すのは止めてくれ。虹心!//////
「えぇ、そんな…!///」
「兄ちゃんのために……スクール水着を家で着て、抱き合った関係なのにな!///」
虹心は少し頬を染めて、残念そうな表情で俺に呟く!?
俺だって……虹心と関係を深めたいが、これ以上の関係は不味いだろ!///
だが、そう言われてしまうと……虹心が少し可愛そうに見えてくる!?
虹心は妹だが、俺は虹心を意識しているからだ。
「分かったよ。虹心!///」
「虹心は……第五目標だ。四は縁起が悪いから五にする!!///」
俺は少し頬を染めて、観念した表情で虹心に言う。
この作戦が、第五目標まで来ることが本来有っては成らぬことで有るが、世の中は分からない。
もし、そう成ってしまったら、俺を拾ってくれるのは冗談抜きで虹心しか居ない!?
虹心は俺の言葉を聞いて、嬉しそうな表情で俺に言い始める!
「これだけ言って、やっと私を入れたか…!♪」
「もし、私の番まで来た時は、今まで以上に愛して上げるからね!❤」
「兄ちゃん!❤❤」
そうは言われても、実の妹と恋人関係に成っては不味い!
俺の両親は絶対に認めないだろうし、周りの連中も俺を変態目線で見るに決まっている!?
……
その後も、虹心としばらく勉強会をして、目標を明確化にさせる。
この通りに動く・動けるかは別にして、目標を決めておけば、何か有っても直ぐに次の目標へ移せる?
第一目標は伊藤さん。第二目標は陽葵先輩。第三目標は今日香ちゃん。第四は飛ばして、第五目標は虹心!?と……
小鞠ちゃんは現在、木付と恋人関係で有るから候補から外す。
明日から俺は、第一目標で有る伊藤さんを目指して動いていくわけだが、無事に伊藤さんを恋人に出来るのだろうか?
虹心曰わく……
『松田さん達が兄ちゃんの邪魔をしてこなければ、多分行けると思う!』
『兄ちゃんに強い恨みを持っている人は、松田さん位しか居ないからね!!』
と、虹心は楽観的に言ったが、俺の学年連中の動向が分からないし、二村がどう動くかも不明で有る。
だが、伊藤さんの気が変わらない内に、俺は伊藤さんと早期に関係を深めるべきで有ろう。
万が一。伊藤さんに再度振られたり、妨害をされて恋が成就出来なかった場合は、以下の目標に従って事を進めていくだけで有る!?
でも、出来れば今日香ちゃん辺りで、俺の恋人作りを完結させたいな…!///
虹心まで行ってしまったら、俺の人生はBADENDに成るだろう??
……
☆スクールカースト底辺でもモテ期が訪れた。―これで、底辺生活からおさらばだ!―☆
【第4章 高等部先輩と後輩】
☆おわり☆
【第5章 個別ルート 伊藤亜紀編】
へつづく……
虹心は澄ました表情で呟いているが、どうして其処で虹心が入ってくる!?
俺は虹心と漫才をしているのでは無いぞ!!///
「虹心…。冗談は其処までにして、第三目標は小鞠ちゃんだな!」
俺は呆れた表情で虹心に言う。
面倒くさいから突っ込みは入れない。
虹心は、澄ました表情のままで俺に話し始める。
「第三目標は、小鞠ちゃん…?」
「此処で……小鞠ちゃんか!」
「けど……小鞠ちゃんは現在。木付さんと付き合っているからね!」
「その状況で小鞠ちゃんにモーションを掛けるのは、よろしい行動とは言えないね!///」
虹心は言葉の途中から、困った微笑み表情で俺に言う。
小鞠ちゃんは現在。同じクラブ同士の同級生である、木付と恋人関係で有る。
小鞠ちゃんが本気で木付が好きかは別としても、木付から小鞠ちゃんを奪う行動は倫理に反する。
「じゃあ……もう、今日香ちゃんしか居ないな!///」
「二村は論外だし、真優美さんも俺には気が無いからな~~!」
俺は悩んだ表情で虹心に言うと、虹心が不思議そうな表情をして俺に聞いて来る。
「……兄ちゃん!」
「どうして……私を入れないの?」
「私は兄ちゃんのこと、大好きだよ……///」
「……虹心は妹だろ!///」
「妹を恋人には、出来ないよ!//////」
俺は頬を染めて、困った表情で虹心に言う。
もう、いい加減茶化すのは止めてくれ。虹心!//////
「えぇ、そんな…!///」
「兄ちゃんのために……スクール水着を家で着て、抱き合った関係なのにな!///」
虹心は少し頬を染めて、残念そうな表情で俺に呟く!?
俺だって……虹心と関係を深めたいが、これ以上の関係は不味いだろ!///
だが、そう言われてしまうと……虹心が少し可愛そうに見えてくる!?
虹心は妹だが、俺は虹心を意識しているからだ。
「分かったよ。虹心!///」
「虹心は……第五目標だ。四は縁起が悪いから五にする!!///」
俺は少し頬を染めて、観念した表情で虹心に言う。
この作戦が、第五目標まで来ることが本来有っては成らぬことで有るが、世の中は分からない。
もし、そう成ってしまったら、俺を拾ってくれるのは冗談抜きで虹心しか居ない!?
虹心は俺の言葉を聞いて、嬉しそうな表情で俺に言い始める!
「これだけ言って、やっと私を入れたか…!♪」
「もし、私の番まで来た時は、今まで以上に愛して上げるからね!❤」
「兄ちゃん!❤❤」
そうは言われても、実の妹と恋人関係に成っては不味い!
俺の両親は絶対に認めないだろうし、周りの連中も俺を変態目線で見るに決まっている!?
……
その後も、虹心としばらく勉強会をして、目標を明確化にさせる。
この通りに動く・動けるかは別にして、目標を決めておけば、何か有っても直ぐに次の目標へ移せる?
第一目標は伊藤さん。第二目標は陽葵先輩。第三目標は今日香ちゃん。第四は飛ばして、第五目標は虹心!?と……
小鞠ちゃんは現在、木付と恋人関係で有るから候補から外す。
明日から俺は、第一目標で有る伊藤さんを目指して動いていくわけだが、無事に伊藤さんを恋人に出来るのだろうか?
虹心曰わく……
『松田さん達が兄ちゃんの邪魔をしてこなければ、多分行けると思う!』
『兄ちゃんに強い恨みを持っている人は、松田さん位しか居ないからね!!』
と、虹心は楽観的に言ったが、俺の学年連中の動向が分からないし、二村がどう動くかも不明で有る。
だが、伊藤さんの気が変わらない内に、俺は伊藤さんと早期に関係を深めるべきで有ろう。
万が一。伊藤さんに再度振られたり、妨害をされて恋が成就出来なかった場合は、以下の目標に従って事を進めていくだけで有る!?
でも、出来れば今日香ちゃん辺りで、俺の恋人作りを完結させたいな…!///
虹心まで行ってしまったら、俺の人生はBADENDに成るだろう??
……
☆スクールカースト底辺でもモテ期が訪れた。―これで、底辺生活からおさらばだ!―☆
【第4章 高等部先輩と後輩】
☆おわり☆
【第5章 個別ルート 伊藤亜紀編】
へつづく……
0
お気に入りに追加
37
あなたにおすすめの小説

僕(じゃない人)が幸せにします。
暇魷フミユキ
恋愛
【副題に☆が付いている話だけでだいたい分かります!】
・第1章
彼、〈君島奏向〉の悩み。それはもし将来、恋人が、妻ができたとしても、彼女を不幸にすることだった。
そんな彼を想う二人。
席が隣でもありよく立ち寄る喫茶店のバイトでもある〈草壁美頼〉。
所属する部の部長でたまに一緒に帰る仲の〈西沖幸恵〉。
そして彼は幸せにする方法を考えつく――――
「僕よりもっと相応しい人にその好意が向くようにしたいんだ」
本当にそんなこと上手くいくのか!?
それで本当に幸せなのか!?
そもそも幸せにするってなんだ!?
・第2章
草壁・西沖の二人にそれぞれの相応しいと考える人物を近付けるところまでは進んだ夏休み前。君島のもとにさらに二人の女子、〈深町冴羅〉と〈深町凛紗〉の双子姉妹が別々にやってくる。
その目的は――――
「付き合ってほしいの!!」
「付き合ってほしいんです!!」
なぜこうなったのか!?
二人の本当の想いは!?
それを叶えるにはどうすれば良いのか!?
・第3章
文化祭に向け、君島と西沖は映像部として広報動画を撮影・編集することになっていた。
君島は西沖の劇への参加だけでも心配だったのだが……
深町と付き合おうとする別府!
ぼーっとする深町冴羅!
心配事が重なる中無事に文化祭を成功することはできるのか!?
・第4章
二年生は修学旅行と進路調査票の提出を控えていた。
期待と不安の間で揺れ動く中で、君島奏向は決意する――
「僕のこれまでの行動を二人に明かそうと思う」
二人は何を思い何をするのか!?
修学旅行がそこにもたらすものとは!?
彼ら彼女らの行く先は!?
・第5章
冬休みが過ぎ、受験に向けた勉強が始まる二年生の三学期。
そんな中、深町凛紗が行動を起こす――
君島の草津・西沖に対するこれまでの行動の調査!
映像部への入部!
全ては幸せのために!
――これは誰かが誰かを幸せにする物語。
ここでは毎日1話ずつ投稿してまいります。
作者ページの「僕(じゃない人)が幸せにします。(「小説家になろう」投稿済み全話版)」から全話読むこともできます!

先輩に退部を命じられた僕を励ましてくれたアイドル級美少女の後輩マネージャーを成り行きで家に上げたら、なぜかその後も入り浸るようになった件
桜 偉村
恋愛
別にいいんじゃないんですか? 上手くならなくても——。
後輩マネージャーのその一言が、彼の人生を変えた。
全国常連の高校サッカー部の三軍に所属していた如月 巧(きさらぎ たくみ)は、自分の能力に限界を感じていた。
練習試合でも敗因となってしまった巧は、三軍キャプテンの武岡(たけおか)に退部を命じられて絶望する。
武岡にとって、巧はチームのお荷物であると同時に、アイドル級美少女マネージャーの白雪 香奈(しらゆき かな)と親しくしている目障りな存在だった。
だから、自信をなくしている巧を追い込んで退部させ、香奈と距離を置かせようとしたのだ。
そうすれば、香奈は自分のモノになると思っていたから。
武岡の思惑通り、巧はサッカー部を辞めようとしていた。
しかし、そこに香奈が現れる。
成り行きで香奈を家に上げた巧だが、なぜか彼女はその後も彼の家を訪れるようになって——。
「これは警告だよ」
「勘違いしないんでしょ?」
「僕がサッカーを続けられたのは、君のおかげだから」
「仲が良いだけの先輩に、あんなことまですると思ってたんですか?」
甘酸っぱくて、爽やかで、焦れったくて、クスッと笑えて……
オレンジジュース(のような青春)が好きな人必見の現代ラブコメ、ここに開幕!
※これより下では今後のストーリーの大まかな流れについて記載しています。
「話のなんとなくの流れや雰囲気を抑えておきたい」「ざまぁ展開がいつになるのか知りたい!」という方のみご一読ください。
【今後の大まかな流れ】
第1話、第2話でざまぁの伏線が作られます。
第1話はざまぁへの伏線というよりはラブコメ要素が強いので、「早くざまぁ展開見たい!」という方はサラッと読んでいただいて構いません!
本格的なざまぁが行われるのは第15話前後を予定しています。どうかお楽しみに!
また、特に第4話からは基本的にラブコメ展開が続きます。シリアス展開はないので、ほっこりしつつ甘さも補充できます!
※最初のざまぁが行われた後も基本はラブコメしつつ、ちょくちょくざまぁ要素も入れていこうかなと思っています。
少しでも「面白いな」「続きが気になる」と思った方は、ざっと内容を把握しつつ第20話、いえ第2話くらいまでお読みいただけると嬉しいです!
※基本は一途ですが、メインヒロイン以外との絡みも多少あります。
※本作品は小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しています。

覚えたての催眠術で幼馴染(悔しいが美少女)の弱味を握ろうとしたら俺のことを好きだとカミングアウトされたのだが、この後どうしたらいい?
みずがめ
恋愛
覚えたての催眠術を幼馴染で試してみた。結果は大成功。催眠術にかかった幼馴染は俺の言うことをなんでも聞くようになった。
普段からわがままな幼馴染の従順な姿に、ある考えが思いつく。
「そうだ、弱味を聞き出そう」
弱点を知れば俺の前で好き勝手なことをされずに済む。催眠術の力で口を割らせようとしたのだが。
「あたしの好きな人は、マーくん……」
幼馴染がカミングアウトしたのは俺の名前だった。
よく見れば美少女となっていた幼馴染からの告白。俺は一体どうすればいいんだ?
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。


極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

マッサージ
えぼりゅういち
恋愛
いつからか疎遠になっていた女友達が、ある日突然僕の家にやってきた。
背中のマッサージをするように言われ、大人しく従うものの、しばらく見ないうちにすっかり成長していたからだに触れて、興奮が止まらなくなってしまう。
僕たちはただの友達……。そう思いながらも、彼女の身体の感触が、冷静になることを許さない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる