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第4章 高等部先輩と後輩
第377話 虹心の部屋を尋ねる
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虹心は現在。小鞠ちゃんの家へ遊びに行っている。
俺はそんなことを虹心から聞いていなかったので、母親に詳細を聞いてみた。
母親が言うには、普段は三國家が小鞠ちゃんを持て成しているから、時にはお返しをしたいと……小鞠ちゃんの母親が俺の母親に言って、急遽実行したらしい。
小鞠ちゃん同様。小鞠ちゃんの母親も真面目な人なんだろう!
(……虹心にデートの報告や、お土産(ポストカード)を渡したかったが後で良いか!)
俺は母親から詳細を聞いた後は自室に戻り、後は普段通りの時間を過ごす。
と言っても、間もなく晩ご飯の時間で有るが!///
……
その日の晩ご飯は父親と虹心を除く、三人で食事を摂る。
母親、兄(航平)、俺の三人で有る。
虹心が晩ご飯の時間に居ない時なんて、修学旅行や野外活動以外では無かった。
もしかして、これが初めてだろうか?
晩ご飯のメニューも、虹心の手伝いが無かった影響か”おかず”が一品少ない。
そして、虹心はこの家のムードメーカーで有るから、虹心が居ない晩ご飯の時間は楽しいではなく、淡々と過ぎていく……
「もぐ、もぐ、―――」
「ズズッ、……」
「ポリ、ポリ、―――」
(静かな晩ご飯だな…)
(虹心が居ないだけで、これだけ空気が変わるんだ!?)
台所のテーブルから聞こえる音は、食器の音と咀嚼音だけで有る。
俺と兄は会話が弾む関係では無いし、母親も必要なこと以外は喋らない。
まるで、ドラマに出て来るような、冷えた家庭のように見えてしまう!///
俺は改めて、三國家での虹心の存在を確認した!?
もし、この家に虹心が居なかったら、俺の人生は大きく変わっているだろう!///
☆
晩ご飯後も、何時も通りの時間を過ごすが、俺は普段より早く自室に戻る。
なんと言うか……俺はかなり、虹心を意識してる。
虹心が居るから、今の生活が楽しいと感じるし、この家で安らぎを感じる!
きっと、母親や兄も、そう思っているだろう?
……
俺は自室に戻って……1時間位時間が経過した時。
虹心の足音だと思われる音が、階段を上ってくる。
『トン、トン、―――』
(虹心が帰って来たか…!)
今の時刻は、22時を過ぎた時間で有る。
明日は平日で有るが、この時間ならまだ、虹心の部屋を尋ねても問題ないだろう。
(お土産も渡したいし……今から、虹心の部屋へ行くか!)
『パタン!』
俺がそう思っている間に、とある部屋のドアが閉まる音が聞こえる。
この音は虹心の部屋で間違いないだろう。
兄で有ったら、俺の部屋の前を通過する足音が聞こえるからだ。
「よし! 虹心の部屋に行こう!!」
俺は一人喋りをした後。お土産が入った紙袋を手に持って、自室から虹心の部屋向かう。
『コン、コン、―――』
「虹心!」
「俺だけど……」
虹心の部屋ドアをノックしながら、俺は落ち着いた口調で言う。
俺の動作と言葉で、虹心が部屋向こうから落ち着いた口調で応答する。
『んっ……兄ちゃん?』
『ちょっと待ってて……今、着替え中だから!』
「……分かった!」
今日は普通に、小鞠ちゃんの家へ遊びに行っただけで無く、小鞠ちゃんの家で晩ご飯もご馳走に成っている。
虹心も女性だから、おめかしをして小鞠ちゃんの家に行ったのだろう?
『良いよ。兄ちゃん!』
『着替え終わったから、入って来て良いよ!♪』
「じゃあ、虹心……入るぞ!」
虹心の着替え終わったらしく、ドア向こうから陽気な口調で俺に向けて言う。
俺も陽気な口調でドア向こうの虹心に言って、虹心の部屋のドアを開けた。
俺はそんなことを虹心から聞いていなかったので、母親に詳細を聞いてみた。
母親が言うには、普段は三國家が小鞠ちゃんを持て成しているから、時にはお返しをしたいと……小鞠ちゃんの母親が俺の母親に言って、急遽実行したらしい。
小鞠ちゃん同様。小鞠ちゃんの母親も真面目な人なんだろう!
(……虹心にデートの報告や、お土産(ポストカード)を渡したかったが後で良いか!)
俺は母親から詳細を聞いた後は自室に戻り、後は普段通りの時間を過ごす。
と言っても、間もなく晩ご飯の時間で有るが!///
……
その日の晩ご飯は父親と虹心を除く、三人で食事を摂る。
母親、兄(航平)、俺の三人で有る。
虹心が晩ご飯の時間に居ない時なんて、修学旅行や野外活動以外では無かった。
もしかして、これが初めてだろうか?
晩ご飯のメニューも、虹心の手伝いが無かった影響か”おかず”が一品少ない。
そして、虹心はこの家のムードメーカーで有るから、虹心が居ない晩ご飯の時間は楽しいではなく、淡々と過ぎていく……
「もぐ、もぐ、―――」
「ズズッ、……」
「ポリ、ポリ、―――」
(静かな晩ご飯だな…)
(虹心が居ないだけで、これだけ空気が変わるんだ!?)
台所のテーブルから聞こえる音は、食器の音と咀嚼音だけで有る。
俺と兄は会話が弾む関係では無いし、母親も必要なこと以外は喋らない。
まるで、ドラマに出て来るような、冷えた家庭のように見えてしまう!///
俺は改めて、三國家での虹心の存在を確認した!?
もし、この家に虹心が居なかったら、俺の人生は大きく変わっているだろう!///
☆
晩ご飯後も、何時も通りの時間を過ごすが、俺は普段より早く自室に戻る。
なんと言うか……俺はかなり、虹心を意識してる。
虹心が居るから、今の生活が楽しいと感じるし、この家で安らぎを感じる!
きっと、母親や兄も、そう思っているだろう?
……
俺は自室に戻って……1時間位時間が経過した時。
虹心の足音だと思われる音が、階段を上ってくる。
『トン、トン、―――』
(虹心が帰って来たか…!)
今の時刻は、22時を過ぎた時間で有る。
明日は平日で有るが、この時間ならまだ、虹心の部屋を尋ねても問題ないだろう。
(お土産も渡したいし……今から、虹心の部屋へ行くか!)
『パタン!』
俺がそう思っている間に、とある部屋のドアが閉まる音が聞こえる。
この音は虹心の部屋で間違いないだろう。
兄で有ったら、俺の部屋の前を通過する足音が聞こえるからだ。
「よし! 虹心の部屋に行こう!!」
俺は一人喋りをした後。お土産が入った紙袋を手に持って、自室から虹心の部屋向かう。
『コン、コン、―――』
「虹心!」
「俺だけど……」
虹心の部屋ドアをノックしながら、俺は落ち着いた口調で言う。
俺の動作と言葉で、虹心が部屋向こうから落ち着いた口調で応答する。
『んっ……兄ちゃん?』
『ちょっと待ってて……今、着替え中だから!』
「……分かった!」
今日は普通に、小鞠ちゃんの家へ遊びに行っただけで無く、小鞠ちゃんの家で晩ご飯もご馳走に成っている。
虹心も女性だから、おめかしをして小鞠ちゃんの家に行ったのだろう?
『良いよ。兄ちゃん!』
『着替え終わったから、入って来て良いよ!♪』
「じゃあ、虹心……入るぞ!」
虹心の着替え終わったらしく、ドア向こうから陽気な口調で俺に向けて言う。
俺も陽気な口調でドア向こうの虹心に言って、虹心の部屋のドアを開けた。
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