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第4章 高等部先輩と後輩
第375話 電車内で告白!? その3
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「あ~~。夏休み直前は、そう呼んでいましたね…///」
俺は、顔を少し上に向けながら伊藤さんに言う。
「だよね!」
「ごめ~ん……武蔵君!///」
「間隔空きすぎて、すっかり名字読みしていたよ!///」
伊藤さんは普段見せない、少し頬を染めた困った笑顔で言う。
困った笑顔でも……伊藤さんは可愛い!///
伊藤さんは和やかな表情で、俺に話し始める。
「それでさ、三國君では無く……武蔵君!」
「私は名前で呼んでいるのだから、武蔵君もそろそろ、私のことを名前で呼ばない?♪」
「!!///」
俺は伊藤さんの言葉に驚く!!
俺とは関係を深めない割には、関係を深めさせようとしてくる!?
優等生の考えていることが、俺には理解出来なかった!?
「えっと……それは、伊藤さん///」
「今から、伊藤さんでは無く……亜紀さんと呼べば良いのですか!?」
俺は恐る恐るの表情で、伊藤さんに伺う。
だが、伊藤さんは澄ました表情で俺に言い始める。
「武蔵君は男性だから、別に……亜紀でも良いよ!」
「却って、亜紀さんや亜紀ちゃんだと……なんか嫌!」
(そうは言われても……まだ、俺と伊藤さんは恋人関係で無いのに、亜紀とは呼び捨てしにくいぞ!///)
俺が唯一、呼び捨てで呼んでいるのは、妹の虹心だけで有る。
虹心は俺の妹だから、俺が物心付いた時から呼び捨て呼んでいる。
だけど、伊藤さんは同級生で有るが、学年一の美少女で有る。
伊藤さんを学園内で呼び捨てで呼んだら、俺は学年内の男子を敵に回すだろう!?
「いっ、伊藤さん…。俺と伊藤さんはまだ付き合っていないので、伊藤さんを呼び捨てにするのは抵抗が有ります!///」
俺は困った表情で伊藤さんに言う。
すると、伊藤さんは『仕方ないな』の表情で俺に言い始める。
「なら……亜紀さんで良いよ!///」
「亜紀さんなら、武蔵君も呼べるでしょう!!」
「はい……亜紀さんなら、大丈夫そうですね…///」
俺は納得した表情で伊藤さんに言う。
伊藤さんは穏やかな表情で、俺に言い始める。
「なら、武蔵君!」
「今からは、下の名前で呼んでね♪」
「名字で呼んでも、これからは無視をするから!♪」
「はい…。分かりました。いとうでは無く亜紀さん!///」
(なんか……調子狂うな!(汗))
(亜紀(伊藤)さんは俺を、桃香ちゃんのように扱いだした!///)
(それだけ、また一歩亜紀さんと、関係が深まったのか!?)
俺は少し恥ずかしそうな表情で、亜紀さんに言うと同時に心の中で思う。
亜紀さんは澄ました表情では無く、穏やかな表情で俺に話し始める。
「……よろしい!」
「さっき話した通り。彩織は松田君と付き合い始めた!」
「私も……武蔵君との関係は、前向きに考えるべきだろう…!」
「だけど、もうしばらく時間を頂戴!!」
「彩織が松田君と付き合い始めたからと言って、私が武蔵君と素直に付き合えるわけでは無いと思うから…!」
「彩織も面倒くさいけど、彩織の彼氏に成った松田君も厄介な人なんでしょ!」
「……」
(亜紀さんは、学年一の美少女だからな!)
(二村が仮に許しても松田や学年連中が、許さない場合も有る!)
(なんせ、スクールカースト底辺が、学年一の美少女と付き合うのだからな!///)
人の恋路に邪魔をするなと言いたいが、邪魔をしてくる奴は邪魔をして来る!
キッドこと川本や、川本の右腕で有る信濃は、亜紀さんに興味を感じていないと思うが、他のDQN達は分からないし、松田とそのグループが妨害してくる可能性も十分に有る。
「後ね……武蔵君!」
「メールやRailの遣り取りは、今まで通りでお願いね!」
「彩織に関する相談は、もう無いと思うけど……」
亜紀さんは、困った微笑み表情で俺に言う。
やはり、学年一の美少女は難攻不落だな……
これが、陽葵先輩に成るともっとハードルが上がるから、何でも身分相応が大事だな!?///
俺は、顔を少し上に向けながら伊藤さんに言う。
「だよね!」
「ごめ~ん……武蔵君!///」
「間隔空きすぎて、すっかり名字読みしていたよ!///」
伊藤さんは普段見せない、少し頬を染めた困った笑顔で言う。
困った笑顔でも……伊藤さんは可愛い!///
伊藤さんは和やかな表情で、俺に話し始める。
「それでさ、三國君では無く……武蔵君!」
「私は名前で呼んでいるのだから、武蔵君もそろそろ、私のことを名前で呼ばない?♪」
「!!///」
俺は伊藤さんの言葉に驚く!!
俺とは関係を深めない割には、関係を深めさせようとしてくる!?
優等生の考えていることが、俺には理解出来なかった!?
「えっと……それは、伊藤さん///」
「今から、伊藤さんでは無く……亜紀さんと呼べば良いのですか!?」
俺は恐る恐るの表情で、伊藤さんに伺う。
だが、伊藤さんは澄ました表情で俺に言い始める。
「武蔵君は男性だから、別に……亜紀でも良いよ!」
「却って、亜紀さんや亜紀ちゃんだと……なんか嫌!」
(そうは言われても……まだ、俺と伊藤さんは恋人関係で無いのに、亜紀とは呼び捨てしにくいぞ!///)
俺が唯一、呼び捨てで呼んでいるのは、妹の虹心だけで有る。
虹心は俺の妹だから、俺が物心付いた時から呼び捨て呼んでいる。
だけど、伊藤さんは同級生で有るが、学年一の美少女で有る。
伊藤さんを学園内で呼び捨てで呼んだら、俺は学年内の男子を敵に回すだろう!?
「いっ、伊藤さん…。俺と伊藤さんはまだ付き合っていないので、伊藤さんを呼び捨てにするのは抵抗が有ります!///」
俺は困った表情で伊藤さんに言う。
すると、伊藤さんは『仕方ないな』の表情で俺に言い始める。
「なら……亜紀さんで良いよ!///」
「亜紀さんなら、武蔵君も呼べるでしょう!!」
「はい……亜紀さんなら、大丈夫そうですね…///」
俺は納得した表情で伊藤さんに言う。
伊藤さんは穏やかな表情で、俺に言い始める。
「なら、武蔵君!」
「今からは、下の名前で呼んでね♪」
「名字で呼んでも、これからは無視をするから!♪」
「はい…。分かりました。いとうでは無く亜紀さん!///」
(なんか……調子狂うな!(汗))
(亜紀(伊藤)さんは俺を、桃香ちゃんのように扱いだした!///)
(それだけ、また一歩亜紀さんと、関係が深まったのか!?)
俺は少し恥ずかしそうな表情で、亜紀さんに言うと同時に心の中で思う。
亜紀さんは澄ました表情では無く、穏やかな表情で俺に話し始める。
「……よろしい!」
「さっき話した通り。彩織は松田君と付き合い始めた!」
「私も……武蔵君との関係は、前向きに考えるべきだろう…!」
「だけど、もうしばらく時間を頂戴!!」
「彩織が松田君と付き合い始めたからと言って、私が武蔵君と素直に付き合えるわけでは無いと思うから…!」
「彩織も面倒くさいけど、彩織の彼氏に成った松田君も厄介な人なんでしょ!」
「……」
(亜紀さんは、学年一の美少女だからな!)
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「彩織に関する相談は、もう無いと思うけど……」
亜紀さんは、困った微笑み表情で俺に言う。
やはり、学年一の美少女は難攻不落だな……
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