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第4章 高等部先輩と後輩
第316話 妹と今後の相談 その2
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「こんばんは。真優美さん!」
「では、明日辺り、お店の方に伺おうと思います!」
俺が真優美さん宛に返信メッセージを打ち込んでいると、虹心が穏やかな表情で話し掛けてくる。
「それで、兄ちゃん!」
「早速、明日の放課後。撫子(真優美の店)に行くの?」
「うん……そのつもり」
「あっ、でも、明日は定休日だから、火曜日に成るかな?」
「態々引き延ばす意味も無いし、俺は帰宅部だから時間は有るからね!」
俺は穏やかな表情で虹心に言うと、虹心は顔を“にやつかせ”ながら言い始める!
「ねぇ、兄ちゃん!」
「撫子には看板娘が居るのだし、もう看板娘にアタックしてみたら!♪」
「前回は、私が少し邪魔をしてしまったけど、譲羽先輩も大分、兄ちゃんを気に入った感じがしたからさ♪」
「!///」
俺は虹心の言葉で、メッセージを打ち込む手を止める。
そして、俺は凄く困った表情で虹心に言い始める。
「虹心だって、分かっているだろ…!」
「彼処の看板娘は、只の看板娘では無いのだよ!///」
「葉月学園一の美少女と言う、言葉が付いて居る看板娘なんだよ!///」
「けど、兄ちゃん!」
「今、譲羽先輩に一番近い人は、兄ちゃんだと私は思うよ!♪」
何故か、嬉しそうな表情で言う虹心。
また、俺に玉砕して来いとでも言うつもりか!?
「真優美さんの言葉が事実なら、陽葵先輩の男性経験は乏しいのだろう……」
「だけど、陽葵先輩と面識が出来たとは言え、後輩に当たる俺を、恋愛対象には普通見ないだろう……」
俺は悩んだ表情で虹心に言う。
けど、虹心は和やかな表情で言い始める。
「けど、兄ちゃん!」
「真優美さんの所は家族に、男性が居ないでしょ!」
「それに譲羽先輩は、真優美さんと言うお姉ちゃんが居るけど、弟に当たる人は居ない……これって案外チャンスでは無い!♪」
「でもな~~。虹心!」
「この前、真優美さんの家側に上がった時。陽葵先輩が俺に興味を持っている素振りは見せなかったからな~~」
俺は思い出す表情で虹心に言う。
あの時の陽葵先輩は、笑顔系で挨拶こそはしてくれたが、挨拶だけで終わってしまっている。
もし、俺に何らかの興味が有れば、会話に乱入して来たり、俺が帰宅する時に顔を見せる者だと俺は感じる。
「きっと、譲羽先輩は様子を見ているんだよ!」
「兄ちゃんが、どんな人かを!!」
笑顔で言う虹心。
陽葵先輩なら、俺は関係を深めても文句は言わないのか?
真優美さんの所も、家庭環境が少々問題有りそうだし、跡継ぎ問題も有りそうな感じがするが……
「俺は是非と言うぐらい、陽葵先輩と交流を深めたいけど、真優美さんがガードしている感じがするんだよな!」
「虹心!!」
俺は虹心に強気の表情で言うと、虹心は困った微笑み表情で言い始める。
「あ~~。それは有りそうだね!!」
「真優美さんも美人だし、出来る大人の雰囲気が出ているからね!!」
「落ちこぼれクラスに入る兄ちゃんを、真優美さんが譲羽先輩に熨斗を付けて、兄ちゃんに笑顔で渡す訳は無いよね!!♪」
(相変わらず、余計な一言が多い妹だ!)
(だが、虹心の言っていることは間違っていない……)
この世の中。親ガチャでは無いが、身分相応の言葉が有る。
裕福な家庭の子は裕福同士で結ばれて、DQN同士はDQN同士で繋がる!?
兄や虹心は優秀の部類に入るが、俺だけは並か若しくは以下に成ってしまう!!///
仮に、俺が本気を出せば、何処かの野球漫画のように、“兄”を追い越す“弟”に成れるのだろうか!?
だが、その前に、俺には幼なじみの女の子が居ないな!!
目の前に虹心が居るが、虹心は妹だから“みなみちゃん”には成らない!?
「そんな訳だから虹心!」
「真優美さんの気が変わったり、陽葵先輩が記憶喪失に成らない限り、俺は陽葵先輩と関係は深まらないと思うよ…!」
俺は困った微笑み表情で、虹心に言う。
俺が陽葵先輩と恋人関係に成れたら、それこそ、奇跡と言う言葉が相応しいだろう!!
だが、起きないことが起きるから、それを奇跡と言う。
俺の身分に相応しい女性は、一体誰なんだろうか??
「では、明日辺り、お店の方に伺おうと思います!」
俺が真優美さん宛に返信メッセージを打ち込んでいると、虹心が穏やかな表情で話し掛けてくる。
「それで、兄ちゃん!」
「早速、明日の放課後。撫子(真優美の店)に行くの?」
「うん……そのつもり」
「あっ、でも、明日は定休日だから、火曜日に成るかな?」
「態々引き延ばす意味も無いし、俺は帰宅部だから時間は有るからね!」
俺は穏やかな表情で虹心に言うと、虹心は顔を“にやつかせ”ながら言い始める!
「ねぇ、兄ちゃん!」
「撫子には看板娘が居るのだし、もう看板娘にアタックしてみたら!♪」
「前回は、私が少し邪魔をしてしまったけど、譲羽先輩も大分、兄ちゃんを気に入った感じがしたからさ♪」
「!///」
俺は虹心の言葉で、メッセージを打ち込む手を止める。
そして、俺は凄く困った表情で虹心に言い始める。
「虹心だって、分かっているだろ…!」
「彼処の看板娘は、只の看板娘では無いのだよ!///」
「葉月学園一の美少女と言う、言葉が付いて居る看板娘なんだよ!///」
「けど、兄ちゃん!」
「今、譲羽先輩に一番近い人は、兄ちゃんだと私は思うよ!♪」
何故か、嬉しそうな表情で言う虹心。
また、俺に玉砕して来いとでも言うつもりか!?
「真優美さんの言葉が事実なら、陽葵先輩の男性経験は乏しいのだろう……」
「だけど、陽葵先輩と面識が出来たとは言え、後輩に当たる俺を、恋愛対象には普通見ないだろう……」
俺は悩んだ表情で虹心に言う。
けど、虹心は和やかな表情で言い始める。
「けど、兄ちゃん!」
「真優美さんの所は家族に、男性が居ないでしょ!」
「それに譲羽先輩は、真優美さんと言うお姉ちゃんが居るけど、弟に当たる人は居ない……これって案外チャンスでは無い!♪」
「でもな~~。虹心!」
「この前、真優美さんの家側に上がった時。陽葵先輩が俺に興味を持っている素振りは見せなかったからな~~」
俺は思い出す表情で虹心に言う。
あの時の陽葵先輩は、笑顔系で挨拶こそはしてくれたが、挨拶だけで終わってしまっている。
もし、俺に何らかの興味が有れば、会話に乱入して来たり、俺が帰宅する時に顔を見せる者だと俺は感じる。
「きっと、譲羽先輩は様子を見ているんだよ!」
「兄ちゃんが、どんな人かを!!」
笑顔で言う虹心。
陽葵先輩なら、俺は関係を深めても文句は言わないのか?
真優美さんの所も、家庭環境が少々問題有りそうだし、跡継ぎ問題も有りそうな感じがするが……
「俺は是非と言うぐらい、陽葵先輩と交流を深めたいけど、真優美さんがガードしている感じがするんだよな!」
「虹心!!」
俺は虹心に強気の表情で言うと、虹心は困った微笑み表情で言い始める。
「あ~~。それは有りそうだね!!」
「真優美さんも美人だし、出来る大人の雰囲気が出ているからね!!」
「落ちこぼれクラスに入る兄ちゃんを、真優美さんが譲羽先輩に熨斗を付けて、兄ちゃんに笑顔で渡す訳は無いよね!!♪」
(相変わらず、余計な一言が多い妹だ!)
(だが、虹心の言っていることは間違っていない……)
この世の中。親ガチャでは無いが、身分相応の言葉が有る。
裕福な家庭の子は裕福同士で結ばれて、DQN同士はDQN同士で繋がる!?
兄や虹心は優秀の部類に入るが、俺だけは並か若しくは以下に成ってしまう!!///
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だが、その前に、俺には幼なじみの女の子が居ないな!!
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「そんな訳だから虹心!」
「真優美さんの気が変わったり、陽葵先輩が記憶喪失に成らない限り、俺は陽葵先輩と関係は深まらないと思うよ…!」
俺は困った微笑み表情で、虹心に言う。
俺が陽葵先輩と恋人関係に成れたら、それこそ、奇跡と言う言葉が相応しいだろう!!
だが、起きないことが起きるから、それを奇跡と言う。
俺の身分に相応しい女性は、一体誰なんだろうか??
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