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第4章 高等部先輩と後輩
第308話 鬼と子鬼 その2
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「母さん……俺は別に、その後輩とは変な関係には成っていないよ!///」
「ちょっと……こじれた件を修復するだけだから…///」
「…………」
「…………」
俺は少し頬を染めて、困った微笑み表情で母親に言うが、母親は表情を緩めない!
虹心も同様で有った。
これ以上居るのを不味いと感じた俺は、“そそくさ”とリビングから出ようとすると、母親が落ち着いた口調で言ってくる。
「……虹心から聞いているけど、その後輩の家。家庭環境が複雑なんでしょ…」
「母親からの忠告だけど、武蔵!」
「責任が取れない事だけは、するんじゃ無いよ!」
「その後輩から好かれて、後輩からの甘い言葉で、そそのかされて”どんどん”事を進めると、困るのは“あんた”だからね!!」
「……大丈夫だよ。母さん…!」
「俺は、危ない橋を渡らない主義だから!!」
「…………」
「…………」
母親と虹心からの厳しい視線を感じるが、俺はそのままリビングから出る。
『パタン…』
「ふぅ~」
俺はリビングから出た直後。軽いため息を吐いてしまう!
虹心からの追撃は……無い感じだ。
今。俺を問い詰めても意味が無いと、判断しているのだろう。
(母親から許しは貰えたが、この結果を聞きに虹心が絶対、夜やってきそうだな!(汗))
(行けるかどうかも真優美さんが、気にしていると思うから返信も送らないとな…!)
俺はリビングから自室に戻り、真優美さんへ返信メッセージを打ち込み始める。
「こんにちは。真優美さん!」
「今日の18時に、お店の方へ伺えば良いのですね!」
「では、その時間にお店に向かいます!」
「ちなみに、今日香ちゃんの感じはどうでしたか?」
俺はメッセージを打ち込んだ後。文章を確認してから真優美さん宛に送信をする。
すると、時間を置かずに直ぐ返信が来る。
『既読が付いても中々、返信が来なかったからちょっと心配していたよ💦』
『良かった(*^o^*)』
『お店の方に来てくれるのね!!♪』
『じゃあ、三國君。待っているからね!!♪』
『今日香ちゃんに関しては、私には普通だったわ!』
『今日香ちゃんも少し、言葉が過ぎたと反省している感じ!』
『跡継ぎ問題は別にして、仲直り出来ると良いね!!♪』
(別に俺は、今日香ちゃんとは喧嘩をした訳では無いよな?)
(偶々、意見が食い違っただけで有って、それで物別れと成った……それを世間では喧嘩と言うか!)
あの時。俺が今日香ちゃんの気持ちを受け入れていれば、こんな状態には成らなかった。
だが、俺は今日ちゃんを求めているが、ケーキ屋の跡継ぎまでは求めて無い。
しかし、その気持ちを正直に言ってしまった為。今日香ちゃんは逃げ出してしまった。
「では、その時間にお店へ伺います。真優美さん!」
「はい…。跡継ぎ問題は別にして、今日香ちゃんと仲直りして、そして関係も深めていきたいです!!///」
俺は、そうメッセージを打ち込んで、真優美さん宛てに送信をする。
(18時まで、まだ時間が有るからそれまでは、何時も通りの休日を過ごすか!)
俺はそう思いながら、時間まで何時も通りの生活で過ごす。
今日香ちゃんは子どものような性格だから、直ぐに仲直り出来るだろう!
虹心も部屋にやって来る気配は無いし、俺はそう思いながら、真優美さんの店に行くまでの時間を自室で過ごした……
☆
18時の時間が近付いて来たので、俺は着替えをして、真優美さんのお店に向かう。
俺が出掛ける時。母親と虹心は台所に居たが、特に小言を言ってくることは無かった。
夕方に近付いた空を見ながら、俺は真優美さんのお店へ向かう。
俺と今日香ちゃんは真優美さんのお店で、素直に仲直り出来ることを期待しながら……
「ちょっと……こじれた件を修復するだけだから…///」
「…………」
「…………」
俺は少し頬を染めて、困った微笑み表情で母親に言うが、母親は表情を緩めない!
虹心も同様で有った。
これ以上居るのを不味いと感じた俺は、“そそくさ”とリビングから出ようとすると、母親が落ち着いた口調で言ってくる。
「……虹心から聞いているけど、その後輩の家。家庭環境が複雑なんでしょ…」
「母親からの忠告だけど、武蔵!」
「責任が取れない事だけは、するんじゃ無いよ!」
「その後輩から好かれて、後輩からの甘い言葉で、そそのかされて”どんどん”事を進めると、困るのは“あんた”だからね!!」
「……大丈夫だよ。母さん…!」
「俺は、危ない橋を渡らない主義だから!!」
「…………」
「…………」
母親と虹心からの厳しい視線を感じるが、俺はそのままリビングから出る。
『パタン…』
「ふぅ~」
俺はリビングから出た直後。軽いため息を吐いてしまう!
虹心からの追撃は……無い感じだ。
今。俺を問い詰めても意味が無いと、判断しているのだろう。
(母親から許しは貰えたが、この結果を聞きに虹心が絶対、夜やってきそうだな!(汗))
(行けるかどうかも真優美さんが、気にしていると思うから返信も送らないとな…!)
俺はリビングから自室に戻り、真優美さんへ返信メッセージを打ち込み始める。
「こんにちは。真優美さん!」
「今日の18時に、お店の方へ伺えば良いのですね!」
「では、その時間にお店に向かいます!」
「ちなみに、今日香ちゃんの感じはどうでしたか?」
俺はメッセージを打ち込んだ後。文章を確認してから真優美さん宛に送信をする。
すると、時間を置かずに直ぐ返信が来る。
『既読が付いても中々、返信が来なかったからちょっと心配していたよ💦』
『良かった(*^o^*)』
『お店の方に来てくれるのね!!♪』
『じゃあ、三國君。待っているからね!!♪』
『今日香ちゃんに関しては、私には普通だったわ!』
『今日香ちゃんも少し、言葉が過ぎたと反省している感じ!』
『跡継ぎ問題は別にして、仲直り出来ると良いね!!♪』
(別に俺は、今日香ちゃんとは喧嘩をした訳では無いよな?)
(偶々、意見が食い違っただけで有って、それで物別れと成った……それを世間では喧嘩と言うか!)
あの時。俺が今日香ちゃんの気持ちを受け入れていれば、こんな状態には成らなかった。
だが、俺は今日ちゃんを求めているが、ケーキ屋の跡継ぎまでは求めて無い。
しかし、その気持ちを正直に言ってしまった為。今日香ちゃんは逃げ出してしまった。
「では、その時間にお店へ伺います。真優美さん!」
「はい…。跡継ぎ問題は別にして、今日香ちゃんと仲直りして、そして関係も深めていきたいです!!///」
俺は、そうメッセージを打ち込んで、真優美さん宛てに送信をする。
(18時まで、まだ時間が有るからそれまでは、何時も通りの休日を過ごすか!)
俺はそう思いながら、時間まで何時も通りの生活で過ごす。
今日香ちゃんは子どものような性格だから、直ぐに仲直り出来るだろう!
虹心も部屋にやって来る気配は無いし、俺はそう思いながら、真優美さんの店に行くまでの時間を自室で過ごした……
☆
18時の時間が近付いて来たので、俺は着替えをして、真優美さんのお店に向かう。
俺が出掛ける時。母親と虹心は台所に居たが、特に小言を言ってくることは無かった。
夕方に近付いた空を見ながら、俺は真優美さんのお店へ向かう。
俺と今日香ちゃんは真優美さんのお店で、素直に仲直り出来ることを期待しながら……
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