俺のモテない学園生活を妹と変えていく!? ―妹との二人三脚で俺はリア充になる!―

小春かぜね

文字の大きさ
上 下
302 / 655
第4章 高等部先輩と後輩

第302話 お姉さんに頼る その2

しおりを挟む
(今から……真優美さんのお店に向かえば、16時半前後には到着出来るよな!)
(其処から、1時間ほど相談して……最悪18時に店を出ても、19時までには絶対に帰れるな!!)

 俺に厳しい門限が掛けられて居るのでは無いが、19時までに帰って来ないと母親が文句を言う。
 母親だけならまだしも、虹心が晩ご飯を作る時は、19時を食事時間設定で作るので、19時を超えると、虹心は文句どころか切れ出す始末で有る!///(汗)

「では、真優美さん!」
「今から、お店の方へうかがっても良いですか?」
「16時半までには着けると思います!!」

 真優美さんのお店に行くことを決めて、俺は返信をする。
 俺はメッセージを送り終えると、真優美さんは待っていたかのように、直ぐに返信をくれる!

『えぇ、良いわよ。三國君!♪』
『けど、お店は定休日だから、お店に来るのでは無く、お店の左横に有る住居の方から来てね!!♪』
『待っているわ(*^o^*)』

 真優美さんからこころよい返信が来る!

(あっさりと、真優美さんと会うことが出来そうだな!)
(では、早速……真優美さんのお店に向かうか!!)

 今から真優美さんのお店に向かっても、19時前には絶対帰れるはずなので、母親や虹心への連絡をせずに向かうことにする。
 それに今晩は母親が家に居る日だから、虹心ほど怒られない?

 俺は早速、学園から真優美さんのお店に向かった!!

 ☆

 学園から駅に向かって、駅からは電車に乗って、とある駅で降りて、駅から真優美さんのお店に向かう。
 真優美さんのお店に向かうのは、今回が三回目で有るので迷うことなく行ける。

(この近くに……伊藤さんや二村の家が有ると思うのだが、二人に逢える感じは無かったな?)
(あっ、でも、アレか……伊藤さんはまだ特別授業中だし、二村は部活か…!)
(なら、出会える訳が無いよな!!)

 俺はそんな事を思いながら、真優美さんのお店に向かう……
 一切迷うこと無く俺は、真優美さんのお店に到着する!

(店は当然、定休日だから店内も暗いし、出入口ドアの窓にはカーテンが掛けられている!)
(店の横に玄関が有ると言っていたから、玄関に向かおう!!)

 店の外観状況を確認してから、俺は来た道を少し戻って、真優美さんの住居部分に向かう。
 喫茶店の建物は、少し昭和の香りが残る作りで有ったが、住居の方はリフォームをしたのか現代住宅で有る。

 俺は玄関に到着して、玄関側に有るインターホンを鳴らす。
 真優美さんの家も、カメラ付きインターホンで有った。

『ピンポーン♪』

『……はい』
『あっ、いらっしゃい♪』
『三國君。今からそっちに向かうね!♪』

 俺がインターホンを鳴らすと、直ぐに真優美さんが応答してくれて、何時も通りの陽気口調で言ってくれる!
 俺はしばらく外で待っていると、玄関の施錠解除音が聞こえてから、玄関のドアが開く。

『カチャ♪』

『ガチャ♪』

「いらっしゃいと、学園お疲れ様。三國君!!」
「さぁ、どうぞ!!」

 真優美さんは笑顔で、俺を出迎えてくれた!
 真優美さんの姿は、お店が定休日の筈なのに、お店で見る姿と余り変わらない感じがする?

 俺の気のせいか??
 俺は、和やかな表情で真優美さんに言う。

「突然、お邪魔してしまって、すいません。真優美さん///」
「では、お邪魔します…!」

「はい。どうぞ!♪」
「汚い家ですけど、どうぞ!!♪」

 真優美さんが笑顔で言う中、俺は真優美さんの家に入る。
 当然。今、この家に居るのは真優美さんと俺だけだろう。

 状況次第では『ムフフ』な展開も待っているのだろうか!?
 俺は少しやましいことを考えつつ、玄関で靴を脱いで、用意されていたスリッパを履いて、真優美さんの後を付いて行く……

 真優美さんは俺に、どんなアドバイスをくれるのだろうか?
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

如月さんは なびかない。~片想い中のクラスで一番の美少女から、急に何故か告白された件~

八木崎(やぎさき)
恋愛
「ねぇ……私と、付き合って」  ある日、クラスで一番可愛い女子生徒である如月心奏に唐突に告白をされ、彼女と付き合う事になった同じクラスの平凡な高校生男子、立花蓮。  蓮は初めて出来た彼女の存在に浮かれる―――なんて事は無く、心奏から思いも寄らない頼み事をされて、それを受ける事になるのであった。  これは不器用で未熟な2人が成長をしていく物語である。彼ら彼女らの歩む物語を是非ともご覧ください。  一緒にいたい、でも近づきたくない―――臆病で内向的な少年と、偏屈で変わり者な少女との恋愛模様を描く、そんな青春物語です。

僕(じゃない人)が幸せにします。

暇魷フミユキ
恋愛
【副題に☆が付いている話だけでだいたい分かります!】 ・第1章  彼、〈君島奏向〉の悩み。それはもし将来、恋人が、妻ができたとしても、彼女を不幸にすることだった。  そんな彼を想う二人。  席が隣でもありよく立ち寄る喫茶店のバイトでもある〈草壁美頼〉。  所属する部の部長でたまに一緒に帰る仲の〈西沖幸恵〉。  そして彼は幸せにする方法を考えつく―――― 「僕よりもっと相応しい人にその好意が向くようにしたいんだ」  本当にそんなこと上手くいくのか!?  それで本当に幸せなのか!?  そもそも幸せにするってなんだ!? ・第2章  草壁・西沖の二人にそれぞれの相応しいと考える人物を近付けるところまでは進んだ夏休み前。君島のもとにさらに二人の女子、〈深町冴羅〉と〈深町凛紗〉の双子姉妹が別々にやってくる。  その目的は―――― 「付き合ってほしいの!!」 「付き合ってほしいんです!!」  なぜこうなったのか!?  二人の本当の想いは!?  それを叶えるにはどうすれば良いのか!? ・第3章  文化祭に向け、君島と西沖は映像部として広報動画を撮影・編集することになっていた。  君島は西沖の劇への参加だけでも心配だったのだが……  深町と付き合おうとする別府!  ぼーっとする深町冴羅!  心配事が重なる中無事に文化祭を成功することはできるのか!? ・第4章  二年生は修学旅行と進路調査票の提出を控えていた。  期待と不安の間で揺れ動く中で、君島奏向は決意する―― 「僕のこれまでの行動を二人に明かそうと思う」  二人は何を思い何をするのか!?  修学旅行がそこにもたらすものとは!?  彼ら彼女らの行く先は!? ・第5章  冬休みが過ぎ、受験に向けた勉強が始まる二年生の三学期。  そんな中、深町凛紗が行動を起こす――  君島の草津・西沖に対するこれまでの行動の調査!  映像部への入部!  全ては幸せのために!  ――これは誰かが誰かを幸せにする物語。 ここでは毎日1話ずつ投稿してまいります。 作者ページの「僕(じゃない人)が幸せにします。(「小説家になろう」投稿済み全話版)」から全話読むこともできます!

覚えたての催眠術で幼馴染(悔しいが美少女)の弱味を握ろうとしたら俺のことを好きだとカミングアウトされたのだが、この後どうしたらいい?

みずがめ
恋愛
覚えたての催眠術を幼馴染で試してみた。結果は大成功。催眠術にかかった幼馴染は俺の言うことをなんでも聞くようになった。 普段からわがままな幼馴染の従順な姿に、ある考えが思いつく。 「そうだ、弱味を聞き出そう」 弱点を知れば俺の前で好き勝手なことをされずに済む。催眠術の力で口を割らせようとしたのだが。 「あたしの好きな人は、マーくん……」 幼馴染がカミングアウトしたのは俺の名前だった。 よく見れば美少女となっていた幼馴染からの告白。俺は一体どうすればいいんだ?

先輩に退部を命じられた僕を励ましてくれたアイドル級美少女の後輩マネージャーを成り行きで家に上げたら、なぜかその後も入り浸るようになった件

桜 偉村
恋愛
 別にいいんじゃないんですか? 上手くならなくても——。  後輩マネージャーのその一言が、彼の人生を変えた。  全国常連の高校サッカー部の三軍に所属していた如月 巧(きさらぎ たくみ)は、自分の能力に限界を感じていた。  練習試合でも敗因となってしまった巧は、三軍キャプテンの武岡(たけおか)に退部を命じられて絶望する。  武岡にとって、巧はチームのお荷物であると同時に、アイドル級美少女マネージャーの白雪 香奈(しらゆき かな)と親しくしている目障りな存在だった。  だから、自信をなくしている巧を追い込んで退部させ、香奈と距離を置かせようとしたのだ。  そうすれば、香奈は自分のモノになると思っていたから。  武岡の思惑通り、巧はサッカー部を辞めようとしていた。  しかし、そこに香奈が現れる。  成り行きで香奈を家に上げた巧だが、なぜか彼女はその後も彼の家を訪れるようになって——。 「これは警告だよ」 「勘違いしないんでしょ?」 「僕がサッカーを続けられたのは、君のおかげだから」 「仲が良いだけの先輩に、あんなことまですると思ってたんですか?」  甘酸っぱくて、爽やかで、焦れったくて、クスッと笑えて……  オレンジジュース(のような青春)が好きな人必見の現代ラブコメ、ここに開幕! ※これより下では今後のストーリーの大まかな流れについて記載しています。 「話のなんとなくの流れや雰囲気を抑えておきたい」「ざまぁ展開がいつになるのか知りたい!」という方のみご一読ください。 【今後の大まかな流れ】 第1話、第2話でざまぁの伏線が作られます。 第1話はざまぁへの伏線というよりはラブコメ要素が強いので、「早くざまぁ展開見たい!」という方はサラッと読んでいただいて構いません! 本格的なざまぁが行われるのは第15話前後を予定しています。どうかお楽しみに! また、特に第4話からは基本的にラブコメ展開が続きます。シリアス展開はないので、ほっこりしつつ甘さも補充できます! ※最初のざまぁが行われた後も基本はラブコメしつつ、ちょくちょくざまぁ要素も入れていこうかなと思っています。 少しでも「面白いな」「続きが気になる」と思った方は、ざっと内容を把握しつつ第20話、いえ第2話くらいまでお読みいただけると嬉しいです! ※基本は一途ですが、メインヒロイン以外との絡みも多少あります。 ※本作品は小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しています。

極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~

恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」 そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。 私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。 葵は私のことを本当はどう思ってるの? 私は葵のことをどう思ってるの? 意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。 こうなったら確かめなくちゃ! 葵の気持ちも、自分の気持ちも! だけど甘い誘惑が多すぎて―― ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

危険な残業

詩織
恋愛
いつも残業の多い奈津美。そこにある人が現れいつもの残業でなくなる

マッサージ

えぼりゅういち
恋愛
いつからか疎遠になっていた女友達が、ある日突然僕の家にやってきた。 背中のマッサージをするように言われ、大人しく従うものの、しばらく見ないうちにすっかり成長していたからだに触れて、興奮が止まらなくなってしまう。 僕たちはただの友達……。そう思いながらも、彼女の身体の感触が、冷静になることを許さない。

処理中です...