243 / 655
第3章 身近すぎる異性との関係
第243話 妹を宥める
しおりを挟む
……
俺と虹心は真優美さんに案内されて、窓側の席に案内される。
店内に俺たち以外のお客さんは居るが、比率で言えば3割ぐらいだろうか?
時刻も13時手前だし、勤勉なサラリーマンたちは会社等に戻っているのだろう??
「三國君たち。こちらへどうぞ!」
真優美さんは喫茶店のスタッフ。
俺と虹心はお客さんの立場に成るが、真優美さんは砕けた言葉で応対する。
それだけ、真優美さんは俺たちのことを、親友目線などで見ているのだろうか?
「……ありがとうございます。真優美さん!」
「……///」
俺は、真優美さんに和やかな表情でお礼を言って、案内された席に座る。
虹心はさっきの事をまだ、恥ずかしがっているようで、少し頬を染めたまま無言で席に座る。
「お冷や(水)とおしぼりを持って来るから、その時に注文は聞くね!♪」
真優美さんは笑顔で俺たちに向けて言って、一旦席から離れて行く。
俺は虹心に穏やかな表情で話し掛ける。
「虹心…」
「あの時は、俺と真優美さん以外は居なかったから、そんなに気にするなよ!」
「……兄ちゃんはそう言うけど、私だって女の子なんだよ!///」
「あの時……私が、兄ちゃんに向けて言った言葉を聞かれているのを知ったら、恥ずかしいに決まっているよ!!///」
虹心は頬を少し染めて、拗ねた表情で言う。
だが、そんな事を言っても、思いっ切り過去の出来事で有る。
「だが……虹心!」
「真優美さんは話しの通り、優しいお姉さんだろ!」
「真優美さんは“あぁ”言ったけど、それだけ虹心のことを気に入っているんだよ!」
俺は虹心の機嫌を直す為、和やかな表情と陽気な口調で言う。
けど、虹心は悲しそうな表情に成って言い始める!
「うん……兄ちゃんの言う通り、真優美さんは優しい人だと感じる!」
「けど、まだ会っても居ない人に、私の本性を見せてしまったのだから、恥ずかしいよ……」
(家では平気で般若に成る虹心も、外面を意識しているのか!)
(思いたくは無いが、外での虹心は、猫を被っているのか!?)
「虹心……デザートとかも頼んで良いから、元気になれよ!」
「虹心がそんな表情をしていたら、こっちも困ってしまう……」
俺は困った表情で虹心に言う。
すると……虹心は、うかがう表情で俺に聞いてくる。
「兄ちゃん……ケーキ二個とか頼んでも怒らない?」
「……それで、虹心が元気に成るなら、構わないよ…!」
「そう……!」
「なら、元気に成りますか!!」
俺が困った表情で言った後、困った微笑み表情で言う虹心。
虹心はケーキを二個食べられることで、元気を取り戻す?
ケーキで機嫌が直るとは、現金な妹で有る……
虹心は、穏やかな表情で俺に聞いてくる。
「兄ちゃん!」
「ケーキの前に昼食だけど、昼食は何を食べる?」
「やっぱり、ランチのカツ丼?」
「俺はカツ丼大盛りにするつもりだけど、虹心はカツ丼が嫌なら、他のを頼んでも良いよ!」
俺は穏やかな表情で言うと、虹心は和やかな表情で言い始める。
「兄ちゃんがカツ丼なら、私もカツ丼にするよ!!」
「カツ丼は簡単のようで、奥が深いからね!!」
「真優美さんの腕前を知るチャンスだ!!」
「そっ……そっか、虹心もカツ丼だな!」
「普通盛りで良い?」
「うん!」
「普通盛りでお願い!!」
「大盛りでも食べられるけど、後のケーキが食べられなく成ってしまうからね!!♪」
俺は尋ねる表情で聞くと、笑顔で答える虹心。
虹心の機嫌が何時も通りに戻って良かったが、カツ丼+ケーキ代か……
虹心の機嫌が直ったのと、注文が決まったタイミングで、お冷やとおしぼりをトレイ乗せて、俺たちのテーブルに近付いて来る真優美さん。
テーブルに到着した真優美さんは、笑顔で俺たちに声を掛ける。
昼食を食べる前に、先ずは注文だ!
俺と虹心は真優美さんに案内されて、窓側の席に案内される。
店内に俺たち以外のお客さんは居るが、比率で言えば3割ぐらいだろうか?
時刻も13時手前だし、勤勉なサラリーマンたちは会社等に戻っているのだろう??
「三國君たち。こちらへどうぞ!」
真優美さんは喫茶店のスタッフ。
俺と虹心はお客さんの立場に成るが、真優美さんは砕けた言葉で応対する。
それだけ、真優美さんは俺たちのことを、親友目線などで見ているのだろうか?
「……ありがとうございます。真優美さん!」
「……///」
俺は、真優美さんに和やかな表情でお礼を言って、案内された席に座る。
虹心はさっきの事をまだ、恥ずかしがっているようで、少し頬を染めたまま無言で席に座る。
「お冷や(水)とおしぼりを持って来るから、その時に注文は聞くね!♪」
真優美さんは笑顔で俺たちに向けて言って、一旦席から離れて行く。
俺は虹心に穏やかな表情で話し掛ける。
「虹心…」
「あの時は、俺と真優美さん以外は居なかったから、そんなに気にするなよ!」
「……兄ちゃんはそう言うけど、私だって女の子なんだよ!///」
「あの時……私が、兄ちゃんに向けて言った言葉を聞かれているのを知ったら、恥ずかしいに決まっているよ!!///」
虹心は頬を少し染めて、拗ねた表情で言う。
だが、そんな事を言っても、思いっ切り過去の出来事で有る。
「だが……虹心!」
「真優美さんは話しの通り、優しいお姉さんだろ!」
「真優美さんは“あぁ”言ったけど、それだけ虹心のことを気に入っているんだよ!」
俺は虹心の機嫌を直す為、和やかな表情と陽気な口調で言う。
けど、虹心は悲しそうな表情に成って言い始める!
「うん……兄ちゃんの言う通り、真優美さんは優しい人だと感じる!」
「けど、まだ会っても居ない人に、私の本性を見せてしまったのだから、恥ずかしいよ……」
(家では平気で般若に成る虹心も、外面を意識しているのか!)
(思いたくは無いが、外での虹心は、猫を被っているのか!?)
「虹心……デザートとかも頼んで良いから、元気になれよ!」
「虹心がそんな表情をしていたら、こっちも困ってしまう……」
俺は困った表情で虹心に言う。
すると……虹心は、うかがう表情で俺に聞いてくる。
「兄ちゃん……ケーキ二個とか頼んでも怒らない?」
「……それで、虹心が元気に成るなら、構わないよ…!」
「そう……!」
「なら、元気に成りますか!!」
俺が困った表情で言った後、困った微笑み表情で言う虹心。
虹心はケーキを二個食べられることで、元気を取り戻す?
ケーキで機嫌が直るとは、現金な妹で有る……
虹心は、穏やかな表情で俺に聞いてくる。
「兄ちゃん!」
「ケーキの前に昼食だけど、昼食は何を食べる?」
「やっぱり、ランチのカツ丼?」
「俺はカツ丼大盛りにするつもりだけど、虹心はカツ丼が嫌なら、他のを頼んでも良いよ!」
俺は穏やかな表情で言うと、虹心は和やかな表情で言い始める。
「兄ちゃんがカツ丼なら、私もカツ丼にするよ!!」
「カツ丼は簡単のようで、奥が深いからね!!」
「真優美さんの腕前を知るチャンスだ!!」
「そっ……そっか、虹心もカツ丼だな!」
「普通盛りで良い?」
「うん!」
「普通盛りでお願い!!」
「大盛りでも食べられるけど、後のケーキが食べられなく成ってしまうからね!!♪」
俺は尋ねる表情で聞くと、笑顔で答える虹心。
虹心の機嫌が何時も通りに戻って良かったが、カツ丼+ケーキ代か……
虹心の機嫌が直ったのと、注文が決まったタイミングで、お冷やとおしぼりをトレイ乗せて、俺たちのテーブルに近付いて来る真優美さん。
テーブルに到着した真優美さんは、笑顔で俺たちに声を掛ける。
昼食を食べる前に、先ずは注文だ!
0
お気に入りに追加
37
あなたにおすすめの小説

僕(じゃない人)が幸せにします。
暇魷フミユキ
恋愛
【副題に☆が付いている話だけでだいたい分かります!】
・第1章
彼、〈君島奏向〉の悩み。それはもし将来、恋人が、妻ができたとしても、彼女を不幸にすることだった。
そんな彼を想う二人。
席が隣でもありよく立ち寄る喫茶店のバイトでもある〈草壁美頼〉。
所属する部の部長でたまに一緒に帰る仲の〈西沖幸恵〉。
そして彼は幸せにする方法を考えつく――――
「僕よりもっと相応しい人にその好意が向くようにしたいんだ」
本当にそんなこと上手くいくのか!?
それで本当に幸せなのか!?
そもそも幸せにするってなんだ!?
・第2章
草壁・西沖の二人にそれぞれの相応しいと考える人物を近付けるところまでは進んだ夏休み前。君島のもとにさらに二人の女子、〈深町冴羅〉と〈深町凛紗〉の双子姉妹が別々にやってくる。
その目的は――――
「付き合ってほしいの!!」
「付き合ってほしいんです!!」
なぜこうなったのか!?
二人の本当の想いは!?
それを叶えるにはどうすれば良いのか!?
・第3章
文化祭に向け、君島と西沖は映像部として広報動画を撮影・編集することになっていた。
君島は西沖の劇への参加だけでも心配だったのだが……
深町と付き合おうとする別府!
ぼーっとする深町冴羅!
心配事が重なる中無事に文化祭を成功することはできるのか!?
・第4章
二年生は修学旅行と進路調査票の提出を控えていた。
期待と不安の間で揺れ動く中で、君島奏向は決意する――
「僕のこれまでの行動を二人に明かそうと思う」
二人は何を思い何をするのか!?
修学旅行がそこにもたらすものとは!?
彼ら彼女らの行く先は!?
・第5章
冬休みが過ぎ、受験に向けた勉強が始まる二年生の三学期。
そんな中、深町凛紗が行動を起こす――
君島の草津・西沖に対するこれまでの行動の調査!
映像部への入部!
全ては幸せのために!
――これは誰かが誰かを幸せにする物語。
ここでは毎日1話ずつ投稿してまいります。
作者ページの「僕(じゃない人)が幸せにします。(「小説家になろう」投稿済み全話版)」から全話読むこともできます!

先輩に退部を命じられた僕を励ましてくれたアイドル級美少女の後輩マネージャーを成り行きで家に上げたら、なぜかその後も入り浸るようになった件
桜 偉村
恋愛
別にいいんじゃないんですか? 上手くならなくても——。
後輩マネージャーのその一言が、彼の人生を変えた。
全国常連の高校サッカー部の三軍に所属していた如月 巧(きさらぎ たくみ)は、自分の能力に限界を感じていた。
練習試合でも敗因となってしまった巧は、三軍キャプテンの武岡(たけおか)に退部を命じられて絶望する。
武岡にとって、巧はチームのお荷物であると同時に、アイドル級美少女マネージャーの白雪 香奈(しらゆき かな)と親しくしている目障りな存在だった。
だから、自信をなくしている巧を追い込んで退部させ、香奈と距離を置かせようとしたのだ。
そうすれば、香奈は自分のモノになると思っていたから。
武岡の思惑通り、巧はサッカー部を辞めようとしていた。
しかし、そこに香奈が現れる。
成り行きで香奈を家に上げた巧だが、なぜか彼女はその後も彼の家を訪れるようになって——。
「これは警告だよ」
「勘違いしないんでしょ?」
「僕がサッカーを続けられたのは、君のおかげだから」
「仲が良いだけの先輩に、あんなことまですると思ってたんですか?」
甘酸っぱくて、爽やかで、焦れったくて、クスッと笑えて……
オレンジジュース(のような青春)が好きな人必見の現代ラブコメ、ここに開幕!
※これより下では今後のストーリーの大まかな流れについて記載しています。
「話のなんとなくの流れや雰囲気を抑えておきたい」「ざまぁ展開がいつになるのか知りたい!」という方のみご一読ください。
【今後の大まかな流れ】
第1話、第2話でざまぁの伏線が作られます。
第1話はざまぁへの伏線というよりはラブコメ要素が強いので、「早くざまぁ展開見たい!」という方はサラッと読んでいただいて構いません!
本格的なざまぁが行われるのは第15話前後を予定しています。どうかお楽しみに!
また、特に第4話からは基本的にラブコメ展開が続きます。シリアス展開はないので、ほっこりしつつ甘さも補充できます!
※最初のざまぁが行われた後も基本はラブコメしつつ、ちょくちょくざまぁ要素も入れていこうかなと思っています。
少しでも「面白いな」「続きが気になる」と思った方は、ざっと内容を把握しつつ第20話、いえ第2話くらいまでお読みいただけると嬉しいです!
※基本は一途ですが、メインヒロイン以外との絡みも多少あります。
※本作品は小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しています。

覚えたての催眠術で幼馴染(悔しいが美少女)の弱味を握ろうとしたら俺のことを好きだとカミングアウトされたのだが、この後どうしたらいい?
みずがめ
恋愛
覚えたての催眠術を幼馴染で試してみた。結果は大成功。催眠術にかかった幼馴染は俺の言うことをなんでも聞くようになった。
普段からわがままな幼馴染の従順な姿に、ある考えが思いつく。
「そうだ、弱味を聞き出そう」
弱点を知れば俺の前で好き勝手なことをされずに済む。催眠術の力で口を割らせようとしたのだが。
「あたしの好きな人は、マーくん……」
幼馴染がカミングアウトしたのは俺の名前だった。
よく見れば美少女となっていた幼馴染からの告白。俺は一体どうすればいいんだ?
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。


極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

マッサージ
えぼりゅういち
恋愛
いつからか疎遠になっていた女友達が、ある日突然僕の家にやってきた。
背中のマッサージをするように言われ、大人しく従うものの、しばらく見ないうちにすっかり成長していたからだに触れて、興奮が止まらなくなってしまう。
僕たちはただの友達……。そう思いながらも、彼女の身体の感触が、冷静になることを許さない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる