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第3章 身近すぎる異性との関係
第241話 喫茶店の日替わりランチ?
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「外観はこんな感じだし、内装も落ち着いた内装に成っているから、凄く落ち着く空間だよ!!」
「料理はまだ食べたこと無いけど、ハーブティーやケーキは本当に美味しかった!!」
俺が和やかな表情で言うと、からかう表情で言い始める虹心!?
「べた褒めですな……兄ちゃん!//////」
「真優美さんが大好きだから、其処まで褒めるのかな~~♪」
まぁ……俺は真優美さんが好きだから、過剰評価を多少しているかも知れない!?
……
俺と虹心は、真優美さんのお店。喫茶撫子に到着する。
表には喫茶店を連想させる看板が出ていて、喫茶店出入口のドアには『Open』の札が掲げられている。
前回は、喫茶店休憩時に来てしまったので無かったが、今回は出入口ドアの横に『本日の日替わりランチ』と、書かれた黒板とそれを立てる台が置いて有る。
俺と虹心は店内に入る前に『日替わりランチ』のメニューをのぞき込む。
これも、喫茶店に入る前の、一つの楽しみかも知れない!?
「……!」
「……//////」
二人とも、本日の日替わりランチメニューを見て、俺は驚き、虹心は『あ~~』の表情をする。
黒板に書かれている『本日のランチ』が、俺と虹心の予想を遙かに裏切っていたからだ!!
虹心は乾いた笑いをしながら、俺に言い始める。
「あはは……兄ちゃん!///」
「喫茶店なのに……カツ丼だって!///」
「虹心……そうだな。『カツ丼』とチョークで書いて有るな!」
「ご丁寧に味噌汁・漬物付きと書いて有るし、大盛りも+100円で出来るそうだ!」
俺は澄ました表情で虹心に言う。
黒板には俺がさっき言った内容が書かれており、カツ丼(味噌汁・漬物付き)が700円で有り、喫茶店のランチだから当然ドリンク付きで有る。
大盛りも+100円で対応しているので、大食いの人も真優美さんは意識しているのだろうか?
「私は……てっきり、ハンバーグやポークカツレツ等の、洋食を意識していたのにね…!」
困った微笑み表情で言う虹心。
これが、町の定食屋なら全く問題は無いのだが、真優美さんのお店は定食屋では無く喫茶店で有る。
「近所の常連さんが多いらしいから、それを配慮しているのだよ。虹心…!」
俺も困った微笑み表情で虹心に言う。
世間の昼食時間帯をずらして来ているので、俺と虹心が店の前で話しているが、店から人が出たり近付いたりはしていない。
そして、店内は忙しいのか、俺が前回覗き込んでいた時のように、真優美さんは様子を伺いには来ない。
俺は穏やかな表情で虹心に言う。
「虹心も、どちらかと言えばカツ丼は好きだろ!」
「虹心が料理を作る時でも、カツ丼は作っているし!!」
「まぁ……カツ丼は好きだけど、喫茶店のランチでカツ丼が出て来たから驚いただけ!///」
困った笑顔で言う虹心。
俺は、和やかな表情に成って虹心に言う。
「まぁ、店に入ろう。虹心!!」
「きっと真優美さんが作るカツ丼だから、美味しいはずだよ!!」
「だね。兄ちゃん!」
「これで、私が作るより不味いカツ丼が出て来たら、兄ちゃんの目に先見性は無いと判断するよ!!」
「!」
(これだけ仲を深めても……虹心の、毒舌は無く成らないのか…!)
笑顔で言う虹心で有るが、最後は毒舌を吐いてくれた!
絶対に……虹心より、不味いカツ丼は出て来ないと信じたいが!?
「まっ、まぁ……店に入るぞ!」
「虹心…(汗)」
俺は“たじろいだ”表情で虹心に言って、喫茶店出入り口ドアノブを下げる。
俺の後を、和やかな表情で付いて来る虹心。
「いらしゃいませ~~♪」
ドアを開けて店内に入った途端、カウンター内に居る真優美さんは、直ぐに察知して俺たちに来店挨拶をしてくる。
久しぶりの来店に成るけど、真優美さんは俺のことを覚えていてくれるだろうか?
「料理はまだ食べたこと無いけど、ハーブティーやケーキは本当に美味しかった!!」
俺が和やかな表情で言うと、からかう表情で言い始める虹心!?
「べた褒めですな……兄ちゃん!//////」
「真優美さんが大好きだから、其処まで褒めるのかな~~♪」
まぁ……俺は真優美さんが好きだから、過剰評価を多少しているかも知れない!?
……
俺と虹心は、真優美さんのお店。喫茶撫子に到着する。
表には喫茶店を連想させる看板が出ていて、喫茶店出入口のドアには『Open』の札が掲げられている。
前回は、喫茶店休憩時に来てしまったので無かったが、今回は出入口ドアの横に『本日の日替わりランチ』と、書かれた黒板とそれを立てる台が置いて有る。
俺と虹心は店内に入る前に『日替わりランチ』のメニューをのぞき込む。
これも、喫茶店に入る前の、一つの楽しみかも知れない!?
「……!」
「……//////」
二人とも、本日の日替わりランチメニューを見て、俺は驚き、虹心は『あ~~』の表情をする。
黒板に書かれている『本日のランチ』が、俺と虹心の予想を遙かに裏切っていたからだ!!
虹心は乾いた笑いをしながら、俺に言い始める。
「あはは……兄ちゃん!///」
「喫茶店なのに……カツ丼だって!///」
「虹心……そうだな。『カツ丼』とチョークで書いて有るな!」
「ご丁寧に味噌汁・漬物付きと書いて有るし、大盛りも+100円で出来るそうだ!」
俺は澄ました表情で虹心に言う。
黒板には俺がさっき言った内容が書かれており、カツ丼(味噌汁・漬物付き)が700円で有り、喫茶店のランチだから当然ドリンク付きで有る。
大盛りも+100円で対応しているので、大食いの人も真優美さんは意識しているのだろうか?
「私は……てっきり、ハンバーグやポークカツレツ等の、洋食を意識していたのにね…!」
困った微笑み表情で言う虹心。
これが、町の定食屋なら全く問題は無いのだが、真優美さんのお店は定食屋では無く喫茶店で有る。
「近所の常連さんが多いらしいから、それを配慮しているのだよ。虹心…!」
俺も困った微笑み表情で虹心に言う。
世間の昼食時間帯をずらして来ているので、俺と虹心が店の前で話しているが、店から人が出たり近付いたりはしていない。
そして、店内は忙しいのか、俺が前回覗き込んでいた時のように、真優美さんは様子を伺いには来ない。
俺は穏やかな表情で虹心に言う。
「虹心も、どちらかと言えばカツ丼は好きだろ!」
「虹心が料理を作る時でも、カツ丼は作っているし!!」
「まぁ……カツ丼は好きだけど、喫茶店のランチでカツ丼が出て来たから驚いただけ!///」
困った笑顔で言う虹心。
俺は、和やかな表情に成って虹心に言う。
「まぁ、店に入ろう。虹心!!」
「きっと真優美さんが作るカツ丼だから、美味しいはずだよ!!」
「だね。兄ちゃん!」
「これで、私が作るより不味いカツ丼が出て来たら、兄ちゃんの目に先見性は無いと判断するよ!!」
「!」
(これだけ仲を深めても……虹心の、毒舌は無く成らないのか…!)
笑顔で言う虹心で有るが、最後は毒舌を吐いてくれた!
絶対に……虹心より、不味いカツ丼は出て来ないと信じたいが!?
「まっ、まぁ……店に入るぞ!」
「虹心…(汗)」
俺は“たじろいだ”表情で虹心に言って、喫茶店出入り口ドアノブを下げる。
俺の後を、和やかな表情で付いて来る虹心。
「いらしゃいませ~~♪」
ドアを開けて店内に入った途端、カウンター内に居る真優美さんは、直ぐに察知して俺たちに来店挨拶をしてくる。
久しぶりの来店に成るけど、真優美さんは俺のことを覚えていてくれるだろうか?
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