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第3章 身近すぎる異性との関係
第211話 公園で食べるお弁当 その2
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「なぁ……虹心!」
「こんな立派なお弁当を作って貰って、俺は嬉しいけど母さんは何か言って来なかったか?」
今日の、母親勤務シフトは夜勤明けと成っており、虹心がお弁当を作っている最中に母親が帰って来ている。
夜勤明けの母親は普段帰宅後、台所のテーブルで、お酒を少し飲みながら食事を摂る。
今日、俺が虹心と一緒に遊びへ行くのを母親は知っているが、こんな豪華な弁当を作っているのを見られたら、流石に何か一言言ってくるだろう?
『あんたら……本当に兄妹で、出掛けるの?』
『実は、どっちかのデートでは無い!♪』
『私(母親)が知らない内に、虹心に彼氏が出来たとか、武蔵が虹心に弁当作りを頼んだとかさ―――』
とか……
だが、虹心は和やかな表情で俺に言い始める。
「兄ちゃん!」
「別に、お母さんは特に言って来なかったよ!!」
『虹心!』
『私(母親)にも、少しお裾分けてしてくれると嬉しいね!』
「って、言ったぐらい!!♪」
「そっ、そっか……。母さんも、ちゃっかりしているな…!」
俺は、少し呆れ返った表情で言う。
俺と虹心の関係を母親に探られるかと感じたが、そうでは無かったか……
「あっ……でもね、兄ちゃん!」
「お母さんが『虹心が武蔵と仲良く成ってくれて、お母さんは嬉しいけど、程々にしして置きなさいね…』と言っていた!!」
「程々か……」
虹心の言葉を、俺は感慨深く呟く。
俺と虹心の関係は、俺が言うのも変だが、恐らく程々の関係では無いだろう。
普通の兄妹と比べれば、既に一線を越えていると俺は感じる。
母親の言った、程々のラインは何処を指しているのだろうか……?
「お母さんはそう言ったけど、私は普通に兄ちゃんと過ごして、遊んでいるだけなのにね!!」
「お母さんも、変な所で心配性だからね!♪」
虹心は笑顔で言いながら、おにぎりを食べ始める。
俺の中でも、虹心とのボーダーラインは、虹心と性行為をしなければ許されるラインだと考えている。
多分、虹心も同じように考えているだろう。
虹心は俺に、笑顔でキスを平気でしてくる。
それも、遠慮無しに俺の口にしてくる!///
しかし、母親は兄妹のボーダーラインを、何処で線引きをしているかだ。
兄妹でも、キスをするのを許さないと言うべきか、思春期を向かえた兄妹同士でキスをする行為はそうそう無いだろう。
だが、俺と虹心の場合……キスは疎か、兄妹同士でのボディタッチや、俺は虹心に膨張した生殖器を、一度だけで有るが見せてしまっている!!///
この顛末をもし母親が知ったら、母親はどんな顔をするのだろうか?
引きつった笑顔をしながらでも、その行為を母親は許してくれるだろうか!?
「……まぁ、他の家の兄妹とは少し違うだろうけど、俺と虹心は兄妹愛の延長だ!!」
「母さんも、俺の恋人作りの進展が無いから心配しているのだろう…」
俺は知ったかぶりをする表情で言いながら、茹でブロッコリーを食べる。
茹でブロッコリーには下味が付いており、そのまま食べても美味しい!!
やっぱり、虹心の料理は旨いな!!!
「そうだと良いね!」
「私も、このことはお母さんには、話していないからね!!」
「それに、兄ちゃんと恋人関係に近い存在に発展しましたなんて、普通は言わないしね!!♪」
虹心は和やかな表情で言う。
実の兄妹同士で性行為は出来ても、法律上の結婚は絶対出来ないし、兄妹で内縁関係も続けることは現実的では無い。
母親だって、俺と虹心の関係は、仲の良い兄妹目線で見ているので有って、絶対異性同士の目線では見ていない。
俺は、おにぎりを一つ取って頬張る。
「もぐ、もぐ、―――」
「うん! 焼きたらこおにぎりは良いよね!!」
俺は虹心に感想を言いながら、おにぎりを食べる。
おにぎりの具材も梅などの一種類では無く、梅・昆布・焼きたらこと種類が用意されている。
おにぎり一つでも、この辺りの気配りが出来る虹心で有る!!
順調良く、虹心と屋外での食事時間は進んでいる……
「こんな立派なお弁当を作って貰って、俺は嬉しいけど母さんは何か言って来なかったか?」
今日の、母親勤務シフトは夜勤明けと成っており、虹心がお弁当を作っている最中に母親が帰って来ている。
夜勤明けの母親は普段帰宅後、台所のテーブルで、お酒を少し飲みながら食事を摂る。
今日、俺が虹心と一緒に遊びへ行くのを母親は知っているが、こんな豪華な弁当を作っているのを見られたら、流石に何か一言言ってくるだろう?
『あんたら……本当に兄妹で、出掛けるの?』
『実は、どっちかのデートでは無い!♪』
『私(母親)が知らない内に、虹心に彼氏が出来たとか、武蔵が虹心に弁当作りを頼んだとかさ―――』
とか……
だが、虹心は和やかな表情で俺に言い始める。
「兄ちゃん!」
「別に、お母さんは特に言って来なかったよ!!」
『虹心!』
『私(母親)にも、少しお裾分けてしてくれると嬉しいね!』
「って、言ったぐらい!!♪」
「そっ、そっか……。母さんも、ちゃっかりしているな…!」
俺は、少し呆れ返った表情で言う。
俺と虹心の関係を母親に探られるかと感じたが、そうでは無かったか……
「あっ……でもね、兄ちゃん!」
「お母さんが『虹心が武蔵と仲良く成ってくれて、お母さんは嬉しいけど、程々にしして置きなさいね…』と言っていた!!」
「程々か……」
虹心の言葉を、俺は感慨深く呟く。
俺と虹心の関係は、俺が言うのも変だが、恐らく程々の関係では無いだろう。
普通の兄妹と比べれば、既に一線を越えていると俺は感じる。
母親の言った、程々のラインは何処を指しているのだろうか……?
「お母さんはそう言ったけど、私は普通に兄ちゃんと過ごして、遊んでいるだけなのにね!!」
「お母さんも、変な所で心配性だからね!♪」
虹心は笑顔で言いながら、おにぎりを食べ始める。
俺の中でも、虹心とのボーダーラインは、虹心と性行為をしなければ許されるラインだと考えている。
多分、虹心も同じように考えているだろう。
虹心は俺に、笑顔でキスを平気でしてくる。
それも、遠慮無しに俺の口にしてくる!///
しかし、母親は兄妹のボーダーラインを、何処で線引きをしているかだ。
兄妹でも、キスをするのを許さないと言うべきか、思春期を向かえた兄妹同士でキスをする行為はそうそう無いだろう。
だが、俺と虹心の場合……キスは疎か、兄妹同士でのボディタッチや、俺は虹心に膨張した生殖器を、一度だけで有るが見せてしまっている!!///
この顛末をもし母親が知ったら、母親はどんな顔をするのだろうか?
引きつった笑顔をしながらでも、その行為を母親は許してくれるだろうか!?
「……まぁ、他の家の兄妹とは少し違うだろうけど、俺と虹心は兄妹愛の延長だ!!」
「母さんも、俺の恋人作りの進展が無いから心配しているのだろう…」
俺は知ったかぶりをする表情で言いながら、茹でブロッコリーを食べる。
茹でブロッコリーには下味が付いており、そのまま食べても美味しい!!
やっぱり、虹心の料理は旨いな!!!
「そうだと良いね!」
「私も、このことはお母さんには、話していないからね!!」
「それに、兄ちゃんと恋人関係に近い存在に発展しましたなんて、普通は言わないしね!!♪」
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おにぎりの具材も梅などの一種類では無く、梅・昆布・焼きたらこと種類が用意されている。
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