154 / 655
第2章 学年一の美少女を巡る戦い
第154話 憤慨する下級生
しおりを挟む
「あっ……そうなんだよ。小鞠ちゃん!///」
「昼食後の気分転換も兼ねて、ちょっと……こっちの方まで足を伸ばしたんだ!//////」
俺は作り笑顔をしながら、小鞠ちゃんに話す。
「?」
「そうなんですか!」
「お花を見に来たのでは無く散歩で、こちらまで入らしたのですか!」
小鞠ちゃんは一瞬不思議な表情を見せたが、和やかな表情で話してくれる。
小鞠ちゃんが変な気を起こさない内に、ここは退散をするべきだろう。
「じゃあ……これでね。小鞠ちゃん!」
俺は和やかな表情で小鞠ちゃんに言って、この場から立ち去ろうとするけど、小鞠ちゃんは和やかな表情で話し掛けてくる。
「武蔵さん!」
「折角、こちらに来てくれたのですから、少しお話をしましょう!!」
「彼処のベンチに座りながら!!」
「えっ……あっ、あぁ……そうしたいのは山々だけど、あと少しで昼休憩が終わってしまうからさ!///(汗)」
「……ごめんね///(汗)」
俺は困った笑顔で、小鞠ちゃんに断りの言葉を言うと……小鞠ちゃんは、何故か怒った表情に変わって急に言い始める!?
「……そんなに私より……あの女(二村)が良いのですか!」
「武蔵さん! 私には魅力を感じないのですか!?」
「ちょっ、ちょっと……小鞠ちゃん!//////」
「急に何を言い出すの!?//////」
俺は小鞠ちゃんの豹変に驚いて、頬を染めて焦った表情で言うが、小鞠ちゃんは言葉を続ける。
「私は、武蔵さんのことをかなり意識しています!!」
「けど……虹心ちゃんから、武蔵さんを遠回しに諦めさせる事を言われています!」
『兄ちゃんは、小鞠ちゃんのことを妹目線で好きで有って、恋愛対象とはまた違うと、私でも思うんだよね…』
『残念ながら兄ちゃんも、二村さんをかなり意識しているし、最後はお互いが望む人と、関係を持つべきだと思うんだ!』
「と、虹心ちゃんは言いました!」
「急に虹心ちゃんは私を裏切りましたが、武蔵さんが差し向けたのですよね!?」
「武蔵さんは本当に私より、あの女が本当に好きなんですか!?」
(凄い剣幕言うな、小鞠ちゃん!///)
(虹心が間接的に動いていたのは良いが、伊藤さんまでは、話していないのか!)
もう、二村さんとは絶交状態で有るから、あんな女はどうでも良いが、だからと言って、小鞠ちゃんの気持ちを受け入れる訳には行かない。
俺は現在、伊藤さんからの返事待ちで有るが、小鞠ちゃんの心を弄んでは行けない……
「……ごめん。小鞠ちゃん!///」
「小鞠ちゃんの言う通り、俺は二村さんをかなり意識している…///」
「小鞠ちゃんの気持ちも嬉しいけど……俺は小鞠ちゃんを異性としてでは無く、妹として見たい…!///」
「!!!//////」
「そっ、そんなに……あんな女が良いのですか!!//////」
俺は少し頬を染め、非常に悩んだ表情で言うが、小鞠ちゃんは頬を染めてヒステリック口調で言う!
「……小鞠ちゃん。それに、あんな女では無いよ///」
「ちゃんと、二村彩織と言う名前が有るし、それに先輩だよ……///」
「~~~//////」
小鞠ちゃんは顔を真っ赤にさせて、怒り狂った表情をしている!?
普通は、泣いて去って行く者では無いの!??
(これは不味いな…)
(小鞠ちゃんを振る言葉は時期尚早だと感じていたが、こうでも言わないと今後に悪影響が出る……)
俺は伊藤さんに意識を向けているが、小鞠ちゃんは俺へ興味を非常に持っており、伊藤さんは片思いの人と俺を天秤に掛けている。
二村さんに関しては絶交状態で有るが、今後の行方次第では分からない。
二村さんが古賀を率いるDQN女子達から苛めを受け始めれば、自体が変わる可能性が有るからだ。
(俺の中では、伊藤さんと関係を深めたい!)
(二村とは関係を再度深めるつもりはもう無いが、伊藤さんが二村の元親友で有る)
(其処は伊藤さん次第で有るが……)
「……そんなにあの女が良いのでしたら、私は武蔵さんとの縁を切ります!!」
「!!!」
小鞠ちゃんは怒り狂った表情と強い口調で言う!!
何と、二村さんでは無いが、小鞠ちゃんも俺に絶交宣言をしてきた!?
それをしてしまうと、虹心まで影響が及ぶだろうし、こんな形で小鞠ちゃんだけは失いたく無い!!
俺はどうすれば良いのだ!!
「昼食後の気分転換も兼ねて、ちょっと……こっちの方まで足を伸ばしたんだ!//////」
俺は作り笑顔をしながら、小鞠ちゃんに話す。
「?」
「そうなんですか!」
「お花を見に来たのでは無く散歩で、こちらまで入らしたのですか!」
小鞠ちゃんは一瞬不思議な表情を見せたが、和やかな表情で話してくれる。
小鞠ちゃんが変な気を起こさない内に、ここは退散をするべきだろう。
「じゃあ……これでね。小鞠ちゃん!」
俺は和やかな表情で小鞠ちゃんに言って、この場から立ち去ろうとするけど、小鞠ちゃんは和やかな表情で話し掛けてくる。
「武蔵さん!」
「折角、こちらに来てくれたのですから、少しお話をしましょう!!」
「彼処のベンチに座りながら!!」
「えっ……あっ、あぁ……そうしたいのは山々だけど、あと少しで昼休憩が終わってしまうからさ!///(汗)」
「……ごめんね///(汗)」
俺は困った笑顔で、小鞠ちゃんに断りの言葉を言うと……小鞠ちゃんは、何故か怒った表情に変わって急に言い始める!?
「……そんなに私より……あの女(二村)が良いのですか!」
「武蔵さん! 私には魅力を感じないのですか!?」
「ちょっ、ちょっと……小鞠ちゃん!//////」
「急に何を言い出すの!?//////」
俺は小鞠ちゃんの豹変に驚いて、頬を染めて焦った表情で言うが、小鞠ちゃんは言葉を続ける。
「私は、武蔵さんのことをかなり意識しています!!」
「けど……虹心ちゃんから、武蔵さんを遠回しに諦めさせる事を言われています!」
『兄ちゃんは、小鞠ちゃんのことを妹目線で好きで有って、恋愛対象とはまた違うと、私でも思うんだよね…』
『残念ながら兄ちゃんも、二村さんをかなり意識しているし、最後はお互いが望む人と、関係を持つべきだと思うんだ!』
「と、虹心ちゃんは言いました!」
「急に虹心ちゃんは私を裏切りましたが、武蔵さんが差し向けたのですよね!?」
「武蔵さんは本当に私より、あの女が本当に好きなんですか!?」
(凄い剣幕言うな、小鞠ちゃん!///)
(虹心が間接的に動いていたのは良いが、伊藤さんまでは、話していないのか!)
もう、二村さんとは絶交状態で有るから、あんな女はどうでも良いが、だからと言って、小鞠ちゃんの気持ちを受け入れる訳には行かない。
俺は現在、伊藤さんからの返事待ちで有るが、小鞠ちゃんの心を弄んでは行けない……
「……ごめん。小鞠ちゃん!///」
「小鞠ちゃんの言う通り、俺は二村さんをかなり意識している…///」
「小鞠ちゃんの気持ちも嬉しいけど……俺は小鞠ちゃんを異性としてでは無く、妹として見たい…!///」
「!!!//////」
「そっ、そんなに……あんな女が良いのですか!!//////」
俺は少し頬を染め、非常に悩んだ表情で言うが、小鞠ちゃんは頬を染めてヒステリック口調で言う!
「……小鞠ちゃん。それに、あんな女では無いよ///」
「ちゃんと、二村彩織と言う名前が有るし、それに先輩だよ……///」
「~~~//////」
小鞠ちゃんは顔を真っ赤にさせて、怒り狂った表情をしている!?
普通は、泣いて去って行く者では無いの!??
(これは不味いな…)
(小鞠ちゃんを振る言葉は時期尚早だと感じていたが、こうでも言わないと今後に悪影響が出る……)
俺は伊藤さんに意識を向けているが、小鞠ちゃんは俺へ興味を非常に持っており、伊藤さんは片思いの人と俺を天秤に掛けている。
二村さんに関しては絶交状態で有るが、今後の行方次第では分からない。
二村さんが古賀を率いるDQN女子達から苛めを受け始めれば、自体が変わる可能性が有るからだ。
(俺の中では、伊藤さんと関係を深めたい!)
(二村とは関係を再度深めるつもりはもう無いが、伊藤さんが二村の元親友で有る)
(其処は伊藤さん次第で有るが……)
「……そんなにあの女が良いのでしたら、私は武蔵さんとの縁を切ります!!」
「!!!」
小鞠ちゃんは怒り狂った表情と強い口調で言う!!
何と、二村さんでは無いが、小鞠ちゃんも俺に絶交宣言をしてきた!?
それをしてしまうと、虹心まで影響が及ぶだろうし、こんな形で小鞠ちゃんだけは失いたく無い!!
俺はどうすれば良いのだ!!
0
お気に入りに追加
37
あなたにおすすめの小説

僕(じゃない人)が幸せにします。
暇魷フミユキ
恋愛
【副題に☆が付いている話だけでだいたい分かります!】
・第1章
彼、〈君島奏向〉の悩み。それはもし将来、恋人が、妻ができたとしても、彼女を不幸にすることだった。
そんな彼を想う二人。
席が隣でもありよく立ち寄る喫茶店のバイトでもある〈草壁美頼〉。
所属する部の部長でたまに一緒に帰る仲の〈西沖幸恵〉。
そして彼は幸せにする方法を考えつく――――
「僕よりもっと相応しい人にその好意が向くようにしたいんだ」
本当にそんなこと上手くいくのか!?
それで本当に幸せなのか!?
そもそも幸せにするってなんだ!?
・第2章
草壁・西沖の二人にそれぞれの相応しいと考える人物を近付けるところまでは進んだ夏休み前。君島のもとにさらに二人の女子、〈深町冴羅〉と〈深町凛紗〉の双子姉妹が別々にやってくる。
その目的は――――
「付き合ってほしいの!!」
「付き合ってほしいんです!!」
なぜこうなったのか!?
二人の本当の想いは!?
それを叶えるにはどうすれば良いのか!?
・第3章
文化祭に向け、君島と西沖は映像部として広報動画を撮影・編集することになっていた。
君島は西沖の劇への参加だけでも心配だったのだが……
深町と付き合おうとする別府!
ぼーっとする深町冴羅!
心配事が重なる中無事に文化祭を成功することはできるのか!?
・第4章
二年生は修学旅行と進路調査票の提出を控えていた。
期待と不安の間で揺れ動く中で、君島奏向は決意する――
「僕のこれまでの行動を二人に明かそうと思う」
二人は何を思い何をするのか!?
修学旅行がそこにもたらすものとは!?
彼ら彼女らの行く先は!?
・第5章
冬休みが過ぎ、受験に向けた勉強が始まる二年生の三学期。
そんな中、深町凛紗が行動を起こす――
君島の草津・西沖に対するこれまでの行動の調査!
映像部への入部!
全ては幸せのために!
――これは誰かが誰かを幸せにする物語。
ここでは毎日1話ずつ投稿してまいります。
作者ページの「僕(じゃない人)が幸せにします。(「小説家になろう」投稿済み全話版)」から全話読むこともできます!

先輩に退部を命じられた僕を励ましてくれたアイドル級美少女の後輩マネージャーを成り行きで家に上げたら、なぜかその後も入り浸るようになった件
桜 偉村
恋愛
別にいいんじゃないんですか? 上手くならなくても——。
後輩マネージャーのその一言が、彼の人生を変えた。
全国常連の高校サッカー部の三軍に所属していた如月 巧(きさらぎ たくみ)は、自分の能力に限界を感じていた。
練習試合でも敗因となってしまった巧は、三軍キャプテンの武岡(たけおか)に退部を命じられて絶望する。
武岡にとって、巧はチームのお荷物であると同時に、アイドル級美少女マネージャーの白雪 香奈(しらゆき かな)と親しくしている目障りな存在だった。
だから、自信をなくしている巧を追い込んで退部させ、香奈と距離を置かせようとしたのだ。
そうすれば、香奈は自分のモノになると思っていたから。
武岡の思惑通り、巧はサッカー部を辞めようとしていた。
しかし、そこに香奈が現れる。
成り行きで香奈を家に上げた巧だが、なぜか彼女はその後も彼の家を訪れるようになって——。
「これは警告だよ」
「勘違いしないんでしょ?」
「僕がサッカーを続けられたのは、君のおかげだから」
「仲が良いだけの先輩に、あんなことまですると思ってたんですか?」
甘酸っぱくて、爽やかで、焦れったくて、クスッと笑えて……
オレンジジュース(のような青春)が好きな人必見の現代ラブコメ、ここに開幕!
※これより下では今後のストーリーの大まかな流れについて記載しています。
「話のなんとなくの流れや雰囲気を抑えておきたい」「ざまぁ展開がいつになるのか知りたい!」という方のみご一読ください。
【今後の大まかな流れ】
第1話、第2話でざまぁの伏線が作られます。
第1話はざまぁへの伏線というよりはラブコメ要素が強いので、「早くざまぁ展開見たい!」という方はサラッと読んでいただいて構いません!
本格的なざまぁが行われるのは第15話前後を予定しています。どうかお楽しみに!
また、特に第4話からは基本的にラブコメ展開が続きます。シリアス展開はないので、ほっこりしつつ甘さも補充できます!
※最初のざまぁが行われた後も基本はラブコメしつつ、ちょくちょくざまぁ要素も入れていこうかなと思っています。
少しでも「面白いな」「続きが気になる」と思った方は、ざっと内容を把握しつつ第20話、いえ第2話くらいまでお読みいただけると嬉しいです!
※基本は一途ですが、メインヒロイン以外との絡みも多少あります。
※本作品は小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しています。

覚えたての催眠術で幼馴染(悔しいが美少女)の弱味を握ろうとしたら俺のことを好きだとカミングアウトされたのだが、この後どうしたらいい?
みずがめ
恋愛
覚えたての催眠術を幼馴染で試してみた。結果は大成功。催眠術にかかった幼馴染は俺の言うことをなんでも聞くようになった。
普段からわがままな幼馴染の従順な姿に、ある考えが思いつく。
「そうだ、弱味を聞き出そう」
弱点を知れば俺の前で好き勝手なことをされずに済む。催眠術の力で口を割らせようとしたのだが。
「あたしの好きな人は、マーくん……」
幼馴染がカミングアウトしたのは俺の名前だった。
よく見れば美少女となっていた幼馴染からの告白。俺は一体どうすればいいんだ?
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。


極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

マッサージ
えぼりゅういち
恋愛
いつからか疎遠になっていた女友達が、ある日突然僕の家にやってきた。
背中のマッサージをするように言われ、大人しく従うものの、しばらく見ないうちにすっかり成長していたからだに触れて、興奮が止まらなくなってしまう。
僕たちはただの友達……。そう思いながらも、彼女の身体の感触が、冷静になることを許さない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる