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第1章 妹の幼なじみ
第60話 残務処理 その2
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「えっ…!?」
「何で、母さん! そんな事が分かるの!!」
俺は驚きながらながら母親に言うと、母親は呆れた口調で言い始める。
「あのねぇ……私はこれでも、長年母親をしているのよ!」
「津和野さんが、あなたに意識を向けていることは、半年以上前から気付いていたわ!」
「あんたも興味が有るような顔をしていたから、もしかしたらと思っていたけど……二村さんだっけ?」
「私はその人の事は良く分からないけど、二村さんと津和野さんを泣かすような真似をしたら覚悟はして置いてね!!」
「飛びきりの、お仕置きして上げるから!!」
母親は最後、脅し掛ける表情に成って言う!?
俺はそれを、冷や汗を掻いているような雰囲気で言う。
「だっ、大丈夫だよ!///」
「俺は二村さんと関係を深めるつもりだし、小鞠ちゃんは適度な距離を開けて保つから!」
「……頼むからそうしてよ!」
「あんたが津和野さんに手を出して、手を出して置いて振るような行為をされたら、私達家族は、この地域に住めなくなるから!!」
「それに虹心も、学園に居づらくなってしまうわ!!」
母親は、嫌悪感を出しながら言う。
「……」
(母さんの言う通りだ!)
(俺と虹心は徒歩圏内に学園が有るし、小鞠ちゃんも同様だ!)
(学園近くで破廉恥事件を起こしたら、地域に居づらくなるのも当たり前だ!!)
小鞠ちゃんに手を出す時は、覚悟を決めた時で無いと出せない!?
「母さん!」
「その辺も、きちんと弁えているから!!」
「分かっているなら、良いわ。武蔵」
母親は俺の理解を確認した表情で言うと、俺の真横から離れてテレビをリモコンで付けて見始めた。
(母さんが知っていたのは予想外だったな…)
(本能に負けなくて良かった……)
俺も青年漫画に飽きて来ていたので、母親の見ているテレビを一緒に見ていると……リビングに虹心と小鞠ちゃんが入って来た。
小鞠ちゃんの手には、着替え等が入った荷物が持たれており帰宅するようだ。
小鞠ちゃんは俺の母親に、穏やかな表情で別れの挨拶を始める。
「おばさん!」
「一晩! お世話に成りました!!」
「あら? もう帰るの!?」
「小鞠ちゃん!」
母親は和やかな表情で、小鞠ちゃんに話し掛ける。
「はい!」
「お母さんから連絡が有りまして!!」
「そうなの!!」
「また、いらしてね。小鞠ちゃん!!」
「はい。ありがとうございました!!」
「虹心ちゃんのおばさん!!///」
小鞠ちゃんは元気な声で言った後、俺の母親にお辞儀をする。
「小鞠ちゃんのお母さんにも、よろしくね!」
「はい。母に伝えておきます。では、さようなら!!」
「…武蔵さんも、さようなら!!」
小鞠ちゃんは俺の母親に挨拶を終えると、控えな笑顔で俺にも別れの挨拶をする。
俺の母親が居るから『兄さん』では無く『武蔵さん』で言葉を使い分けていた。
「あっ、うん」
「バイバイ小鞠ちゃん!!」
「はい!」
俺は微笑みながら、別れの挨拶をする。
小鞠ちゃんは元気な声で返事をした後。虹心と共にリビングから出て行った。
……
今回はこれで終わったが、また数週間もすれば再び、小鞠ちゃんは三國家に泊まりに来る。
その時にはパワーアップした小鞠ちゃんで来るだろうし(!?)、虹心が超協力的だったら、俺の貞操が大ピンチに成る可能性も有る!?
今の小鞠ちゃんは、かなり本気の感じがする。
小鞠ちゃんには父親が居ないから、それを求めている部分も有るかも知れない……
(数週間が……俺の勝負だな!)
(その間に、二村さんとの距離を急激に縮めなければ…)
小鞠ちゃんには本当に悪いけど、俺は二村さんとの関係を心の奥底から求めていた。
「何で、母さん! そんな事が分かるの!!」
俺は驚きながらながら母親に言うと、母親は呆れた口調で言い始める。
「あのねぇ……私はこれでも、長年母親をしているのよ!」
「津和野さんが、あなたに意識を向けていることは、半年以上前から気付いていたわ!」
「あんたも興味が有るような顔をしていたから、もしかしたらと思っていたけど……二村さんだっけ?」
「私はその人の事は良く分からないけど、二村さんと津和野さんを泣かすような真似をしたら覚悟はして置いてね!!」
「飛びきりの、お仕置きして上げるから!!」
母親は最後、脅し掛ける表情に成って言う!?
俺はそれを、冷や汗を掻いているような雰囲気で言う。
「だっ、大丈夫だよ!///」
「俺は二村さんと関係を深めるつもりだし、小鞠ちゃんは適度な距離を開けて保つから!」
「……頼むからそうしてよ!」
「あんたが津和野さんに手を出して、手を出して置いて振るような行為をされたら、私達家族は、この地域に住めなくなるから!!」
「それに虹心も、学園に居づらくなってしまうわ!!」
母親は、嫌悪感を出しながら言う。
「……」
(母さんの言う通りだ!)
(俺と虹心は徒歩圏内に学園が有るし、小鞠ちゃんも同様だ!)
(学園近くで破廉恥事件を起こしたら、地域に居づらくなるのも当たり前だ!!)
小鞠ちゃんに手を出す時は、覚悟を決めた時で無いと出せない!?
「母さん!」
「その辺も、きちんと弁えているから!!」
「分かっているなら、良いわ。武蔵」
母親は俺の理解を確認した表情で言うと、俺の真横から離れてテレビをリモコンで付けて見始めた。
(母さんが知っていたのは予想外だったな…)
(本能に負けなくて良かった……)
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小鞠ちゃんの手には、着替え等が入った荷物が持たれており帰宅するようだ。
小鞠ちゃんは俺の母親に、穏やかな表情で別れの挨拶を始める。
「おばさん!」
「一晩! お世話に成りました!!」
「あら? もう帰るの!?」
「小鞠ちゃん!」
母親は和やかな表情で、小鞠ちゃんに話し掛ける。
「はい!」
「お母さんから連絡が有りまして!!」
「そうなの!!」
「また、いらしてね。小鞠ちゃん!!」
「はい。ありがとうございました!!」
「虹心ちゃんのおばさん!!///」
小鞠ちゃんは元気な声で言った後、俺の母親にお辞儀をする。
「小鞠ちゃんのお母さんにも、よろしくね!」
「はい。母に伝えておきます。では、さようなら!!」
「…武蔵さんも、さようなら!!」
小鞠ちゃんは俺の母親に挨拶を終えると、控えな笑顔で俺にも別れの挨拶をする。
俺の母親が居るから『兄さん』では無く『武蔵さん』で言葉を使い分けていた。
「あっ、うん」
「バイバイ小鞠ちゃん!!」
「はい!」
俺は微笑みながら、別れの挨拶をする。
小鞠ちゃんは元気な声で返事をした後。虹心と共にリビングから出て行った。
……
今回はこれで終わったが、また数週間もすれば再び、小鞠ちゃんは三國家に泊まりに来る。
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今の小鞠ちゃんは、かなり本気の感じがする。
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(数週間が……俺の勝負だな!)
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