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第1章 妹の幼なじみ
第33話 俺をモテさせる方法!? その3
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プリンモール……
俺たちの地元では、一番規模の大きいショッピングモールで有る。
映画館に始まり、カラオケ・ボウリング・ゲームセンター等のアミューズメントが揃っている。
専門店も衣類に始まり、雑貨店やファンシーショップも有って、プリンモールは葉月学園生の遊びやデートスポットに成っている。
其処で見せ付けるように、俺と虹心と小鞠ちゃんが買い物デートをすれば、それを見掛けた学年女子たちは、俺を見る目が変わるだろうと虹心は考えている。
「プリンモールですか!」
「以前はお母さんと良く行きましたが、学園生と良くすれ違いますよね」
「制服のままで平気で、映画館やカラオケに入ったり、出て来たりしていますからね…///」
小鞠ちゃんは穏やかな表情で言うと、虹心は『閃いた!』の表情をする!!
「あぁ! 制服良いね!!!」
「みんなで制服着て、この作戦を実行すれば絶対成功するよ!!」
「ナイスアイデア! 小鞠ちゃん!♪」
虹心は笑顔で言う。
「え~~~!//////」
「学園制服を着て、その格好でプリンモールに行って兄さんと買い物するのですか!!//////」
「そんなのクラスの子たちに見られたら、本当の本当にデートに見られてしまいます!!///」
今日の中で一番、顔を真っ赤にしながら驚いた口調で言う小鞠ちゃん。
余程恥ずかしいのだろう……。俺も出来れば休日に、制服を着たいとは思わない。
「虹心…。制服だけは止めよう!」
「虹心が良くても、小鞠ちゃんがクラスの子たちに“からかわれる”可能性が高い!!」
「学年は同じでも、クラスは全然違うのだろ?」
「むぅぅ~~~」
「良いアイディアだったのにね…///」
俺が反対意見を言うと、虹心は残念そうな口調で言う。
元々、小鞠ちゃんは虹心を避けていたのに偶然で、縁が復縁した。
虹心が小鞠ちゃんを探し出せなかったのは、それだけ学年数が多いからだ。
軽いジョークで相手をなじっても、相手が本気で受け止めてしまう時も多い。
小鞠ちゃんの場合は、ジョークをジョークで受け止めなさそうだから、危ない橋を渡る必要は無い。
「じゃあ制服は止めて、私服で来週プリンモールに行こう!」
「それなら、良いよね。小鞠ちゃん!!」
「はい……それなら、問題有りません!」
「その日は……普通にお買い物するだけですか。虹心ちゃん?」
虹心は和やかな表情で小鞠ちゃんに言うと、小鞠ちゃんも微笑みながら返事をするが、同時に質問もする。
「それでも良いけど、最近兄ちゃんとは遊びに行ってなかったし、プリンモールで一日デートをしようかなと思っている!❤」
「兄ちゃんとっては、本当に両手に花だね!♪」
「やったね! 兄ちゃん♪❤」
虹心は“にこにこ”笑顔で言う。
(…虹心の考えていることが、本当に良く判らん!)
(虹心も、心の繋がりは非常に求めているけど、体の繋がりは求めてないのか?)
(でも……昨日の虹心は、体の繋がりを求める発言をしていたし…)
(虹心は、俺とどう言う関係を望んでいるのだ!?)
俺は心の中で思う。
兄妹で有る以上、仲が良いに越したことは無いが、虹心の場合は俺を求めすぎている感じがする??
「まず初めは映画館でアニメ映画を鑑賞して、フードコートで昼食を食べて、午後からはウィンドウショッピングを有る程度楽しんだ後は、カラオケを少しして、夕方には家に戻ろうか!」
虹心は作戦内容の詳細を、穏やかな表情で話す。
「夕方には終わるのですね!」
「虹心ちゃん!!」
小鞠ちゃんは決まった作戦内容を、虹心に確認している。
「そうだよ、小鞠ちゃん!!」
「……健全な学生デートだな」
虹心は小鞠ちゃんに陽気な声で返事をした後、俺は思わず呟いてしまう。
虹心たちがまだ中等部なのも有るが、本当に子どもがするデートで有った。
俺見たいな、男盛りのデート内容では無いが!?
俺たちの地元では、一番規模の大きいショッピングモールで有る。
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其処で見せ付けるように、俺と虹心と小鞠ちゃんが買い物デートをすれば、それを見掛けた学年女子たちは、俺を見る目が変わるだろうと虹心は考えている。
「プリンモールですか!」
「以前はお母さんと良く行きましたが、学園生と良くすれ違いますよね」
「制服のままで平気で、映画館やカラオケに入ったり、出て来たりしていますからね…///」
小鞠ちゃんは穏やかな表情で言うと、虹心は『閃いた!』の表情をする!!
「あぁ! 制服良いね!!!」
「みんなで制服着て、この作戦を実行すれば絶対成功するよ!!」
「ナイスアイデア! 小鞠ちゃん!♪」
虹心は笑顔で言う。
「え~~~!//////」
「学園制服を着て、その格好でプリンモールに行って兄さんと買い物するのですか!!//////」
「そんなのクラスの子たちに見られたら、本当の本当にデートに見られてしまいます!!///」
今日の中で一番、顔を真っ赤にしながら驚いた口調で言う小鞠ちゃん。
余程恥ずかしいのだろう……。俺も出来れば休日に、制服を着たいとは思わない。
「虹心…。制服だけは止めよう!」
「虹心が良くても、小鞠ちゃんがクラスの子たちに“からかわれる”可能性が高い!!」
「学年は同じでも、クラスは全然違うのだろ?」
「むぅぅ~~~」
「良いアイディアだったのにね…///」
俺が反対意見を言うと、虹心は残念そうな口調で言う。
元々、小鞠ちゃんは虹心を避けていたのに偶然で、縁が復縁した。
虹心が小鞠ちゃんを探し出せなかったのは、それだけ学年数が多いからだ。
軽いジョークで相手をなじっても、相手が本気で受け止めてしまう時も多い。
小鞠ちゃんの場合は、ジョークをジョークで受け止めなさそうだから、危ない橋を渡る必要は無い。
「じゃあ制服は止めて、私服で来週プリンモールに行こう!」
「それなら、良いよね。小鞠ちゃん!!」
「はい……それなら、問題有りません!」
「その日は……普通にお買い物するだけですか。虹心ちゃん?」
虹心は和やかな表情で小鞠ちゃんに言うと、小鞠ちゃんも微笑みながら返事をするが、同時に質問もする。
「それでも良いけど、最近兄ちゃんとは遊びに行ってなかったし、プリンモールで一日デートをしようかなと思っている!❤」
「兄ちゃんとっては、本当に両手に花だね!♪」
「やったね! 兄ちゃん♪❤」
虹心は“にこにこ”笑顔で言う。
(…虹心の考えていることが、本当に良く判らん!)
(虹心も、心の繋がりは非常に求めているけど、体の繋がりは求めてないのか?)
(でも……昨日の虹心は、体の繋がりを求める発言をしていたし…)
(虹心は、俺とどう言う関係を望んでいるのだ!?)
俺は心の中で思う。
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「そうだよ、小鞠ちゃん!!」
「……健全な学生デートだな」
虹心は小鞠ちゃんに陽気な声で返事をした後、俺は思わず呟いてしまう。
虹心たちがまだ中等部なのも有るが、本当に子どもがするデートで有った。
俺見たいな、男盛りのデート内容では無いが!?
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