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第2話 少女との出会い
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……
俺はこの日で旅を終了と言うより、打ち切るべきだと感じて、本格的に帰路を意識し始める……
(帰りは……一般国道では無く、全区間高速道路で帰りたいから、何処かの日帰り温泉に寄ってから高速道路に乗るか!)
とある道の駅の駐車場車内で、俺は道路地図を広げながら、帰路へのプランを考えている。
スマートフォンの地図機能も便利だが、道路地図の方が俺は好きだ。
プランを考える前に、水分補給やトイレ休憩などは済ませてある。
本当はもう少し、旅を続けることは出来るのだが、帰りの旅費(高速料金など)を意識すると、少し余力を残して旅を終わらせたい!
旅にアクシデントは無い方が良いに決まっているが、それも意識しなければ成らないからで有る。
今の時刻は15時前で有るが、少し早い入浴タイムだと考えれば問題は無い。
(よし……この日帰り温泉にするか!)
(此処(道の駅)から近いし、高速道路IC(インターチェンジ)もほぼ目の前だ!!)
高速道路IC付近に都合良く、日帰り温泉施設が有るので、其処で入浴を済ませてから、俺は帰路に就くことを決める。
俺は車のキースイッチを捻って、エンジンを始動させ、車を発進させた。
これから向かう場所は、日帰り温泉施設で有る……
☆
日帰り温泉施設に問題無く到着して、俺は少し早い入浴タイムを楽しむ!
俺は露天風呂が大好きで有るが、残念ながら……この施設には無かった///
そして、この日帰り温泉施設は観光客向けでは無く、地域住民向けの色合いが強そうだ。
入浴料金も、市内と市外に分けられていた。
だけど、市外の料金でも安い部類に入りそうだ。
地元住民の利用者が多く感じるが、今日は平日で有る。
それも、夏休みとかの期間では無い。
そんな日に、観光客が多いわけは無いか!!///
俺は入浴後のコーヒー牛乳タイムを、施設のロビーに有る、ソファーに座って楽しんでいると……何処から音が聞こえてくる。
金属が、擦れ合う音で有る。
『ジャラ、ジャラ、―――♪』
その音は……聞き慣れた、小銭が擦れ合う音で有る!
俺は、その音の方へ視線を向けると、制服を着た女子小学生が、飲料水を売っている自動販売機の方へ向かっている。
ブラウスに……定番の黒い吊りスカートを穿いた、小学生の女の子。
女の子はスカートのポケットに小銭を入れていて、其処に手を突っ込んで音を立てている?
(……変わった子だな!)
(けど……顔立ちは、可愛い顔しているな…///)
俺と女の子の距離は、約10m位と言えば良いのかな?
女の子は俺のことには気付いてないらしく、音を立てながら自動販売機の元へ行く。
『ジャラ、ジャラ、―――♪』
女の子は小銭の音を立てているが、ジュースを買おうとはせずに、自動販売機を澄ました表情で眺めている?
「……」
『ジャラ、ジャラ、―――♪』
すると、女の子はジュースを買わずに小銭の音を立てながら、自動販売機からUターンを始める!
気に入ったジュースが無かったのだろうか……
俺は少し変な子だなと感じながら、その子の姿を見ていた……
俺はこの日で旅を終了と言うより、打ち切るべきだと感じて、本格的に帰路を意識し始める……
(帰りは……一般国道では無く、全区間高速道路で帰りたいから、何処かの日帰り温泉に寄ってから高速道路に乗るか!)
とある道の駅の駐車場車内で、俺は道路地図を広げながら、帰路へのプランを考えている。
スマートフォンの地図機能も便利だが、道路地図の方が俺は好きだ。
プランを考える前に、水分補給やトイレ休憩などは済ませてある。
本当はもう少し、旅を続けることは出来るのだが、帰りの旅費(高速料金など)を意識すると、少し余力を残して旅を終わらせたい!
旅にアクシデントは無い方が良いに決まっているが、それも意識しなければ成らないからで有る。
今の時刻は15時前で有るが、少し早い入浴タイムだと考えれば問題は無い。
(よし……この日帰り温泉にするか!)
(此処(道の駅)から近いし、高速道路IC(インターチェンジ)もほぼ目の前だ!!)
高速道路IC付近に都合良く、日帰り温泉施設が有るので、其処で入浴を済ませてから、俺は帰路に就くことを決める。
俺は車のキースイッチを捻って、エンジンを始動させ、車を発進させた。
これから向かう場所は、日帰り温泉施設で有る……
☆
日帰り温泉施設に問題無く到着して、俺は少し早い入浴タイムを楽しむ!
俺は露天風呂が大好きで有るが、残念ながら……この施設には無かった///
そして、この日帰り温泉施設は観光客向けでは無く、地域住民向けの色合いが強そうだ。
入浴料金も、市内と市外に分けられていた。
だけど、市外の料金でも安い部類に入りそうだ。
地元住民の利用者が多く感じるが、今日は平日で有る。
それも、夏休みとかの期間では無い。
そんな日に、観光客が多いわけは無いか!!///
俺は入浴後のコーヒー牛乳タイムを、施設のロビーに有る、ソファーに座って楽しんでいると……何処から音が聞こえてくる。
金属が、擦れ合う音で有る。
『ジャラ、ジャラ、―――♪』
その音は……聞き慣れた、小銭が擦れ合う音で有る!
俺は、その音の方へ視線を向けると、制服を着た女子小学生が、飲料水を売っている自動販売機の方へ向かっている。
ブラウスに……定番の黒い吊りスカートを穿いた、小学生の女の子。
女の子はスカートのポケットに小銭を入れていて、其処に手を突っ込んで音を立てている?
(……変わった子だな!)
(けど……顔立ちは、可愛い顔しているな…///)
俺と女の子の距離は、約10m位と言えば良いのかな?
女の子は俺のことには気付いてないらしく、音を立てながら自動販売機の元へ行く。
『ジャラ、ジャラ、―――♪』
女の子は小銭の音を立てているが、ジュースを買おうとはせずに、自動販売機を澄ました表情で眺めている?
「……」
『ジャラ、ジャラ、―――♪』
すると、女の子はジュースを買わずに小銭の音を立てながら、自動販売機からUターンを始める!
気に入ったジュースが無かったのだろうか……
俺は少し変な子だなと感じながら、その子の姿を見ていた……
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