男の娘を好きに成っても良いですか?

小春かぜね

文字の大きさ
上 下
91 / 100

第91話 密室の時間!? その3

しおりを挟む
「おぉ~~♪//////」
「颯太さん“ぞうさん”の鼻が、勢い良く脈を打ちました♪❤///」

「これは……感じていますね❤//////」
「さくら嬉しいです♪//////」

 何を考えているのか、さくらは俺の“ぞうさん鼻”を上下に動かし始める!//////
 トランクス越しで有るが……さくらは、俺の生殖器を手で掴んで刺激を与えている!!

(うっ……さくら///)
(想像以上に気持ち良いけど……それ以上は不味い!!///)

(それに何で……こんな上手なんだ!?)
(……上手に決まっている。さくらも俺と同じ男性だ…!)

 俺の生殖器から感じる快感は、その扱いを知っているからこそ、感じ取れる快感で有る。
 決して力任せに握らず、快感と感じる圧力を掛けることを、さくらは男性だから理解してた。

「どうですか~~、颯太さん❤//////」
「私……上手ですよね♪❤///」

 さくらは、いやらしい笑みをしながら、俺に聞いてくる。
 そんなの、どう答えれば良いのだよ!?

(本音を言ったら、さくらのことだ!)
(最後の“噴水”まで、さくらは続けるに決まっている!?)

(上手なのは分かったから、それ以上は止めて欲しい!!)
(それ以上刺激を与えられてしまうと……お互い不幸にしか成らない!?)

「さっ、さくら……もう、良いだろ!//////」
「上手だけど、これ以上は止めて欲しい!!//////」
「さくらが男性でも……俺はこれだけ、さくらを求めて居る証拠だから!//////」

「んっ……嬉しいお言葉です❤//////」
「そんなこと言われてしまうと、私はもっと嬉しく成ってしまいます♪❤❤」

「さっ、さくら…//////」

「!!!//////」

 俺の言葉で喜んださくらは、更に上下を激しく動かしてきた!!//////
 冗談抜きで、さくらはやり過ぎだ!!
 汚れたトランクスで帰りたくは無いし、もう、力尽くで止めようと俺が思った時……

「う~ん…//////」
「やっぱり下着越しでは、ごわごわしますね…♪//////」

 さくらは和やかな表情で言いながら、俺の“ぞうさんの鼻”を触る行為を止めるが……

「では、颯太さん!❤」
「今から、ズボンと下着脱がせても良いですか♪❤」

「!!!」

 さくらはこれだけのことをしたのに、悪そびれること無く、次の発展を求めてきた!?
 さくらはそんなにドスケベだったの!?

「……さくら。少し冗談が過ぎるぞ…!」

 俺は低音を含ませた、人を脅す口調でさくらに言う。
 幾ら何でも、さくらはやり過ぎだ!!
 この室内での行動が殆ど安全とは言え、俺が生殖器を完全にさらけ出してしまったら、完全いかがわしい行為に認定されるからだ!

「……冗談では有りませんよ。颯太さん!//////」
「私は、愛の確認をしたいのです……//////」

 俺が脅し掛ける口調でさくらに言ってしまった為、さくらの表情は困った表情に変わるが、まだ俺の生殖器を求める発言をする。
 だからと言って、この部屋で生殖器をさらけ出すのは不味すぎる。

「でも、さくら…。幾ら防犯カメラが『自主規制』でも、部屋の中で俺の“ぞうさん”を出すのは不味いよ!//////」
「俺のことを求めてくれるのは嬉しいけど……///」

 このカラオケ店の個室は、完全の密室では無く、出入り口ドアの真ん中部分に透明なガラスがはめ込まれている。
 そのため、俺が部屋の中でさくらに“ぞうさん”を見せた時に、運悪くスタッフ巡回に遭遇してしまったら、俺の人生はその場で終了に成る。
 俺は確実に実刑を喰らうはずだ!!

 ……音に関しては、ジャンルランダム曲を選択してずっと流して有るから、俺とさくらの声は、絶対外には漏れていないはずだ!?

 これはさくらが休憩をする前に、さくらがその様な操作をしていた。
 何故、ランダム曲を流すのか不思議に俺は思っていたが、そう言った理由で有る。
 さくらも、中々の策士で有る。

「……そう言った理由ですか!♪」
「なら、こっちに来てください。颯太さん!!❤」

 さくらは微笑んだ表情で言い終えた後。体勢を戻し、ソファーから立ち上がって、室内すみに方に歩き始める?
 俺は「?」と思いながらもズボンのチャックを上げて、俺もさくらの後を付いていく……

(本当にさくらは俺のことが好きなようだ…)
(本音は俺も嬉しいけど…//////)
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

日本一のイケメン俳優に惚れられてしまったんですが

五右衛門
BL
 月井晴彦は過去のトラウマから自信を失い、人と距離を置きながら高校生活を送っていた。ある日、帰り道で少女が複数の男子からナンパされている場面に遭遇する。普段は関わりを避ける晴彦だが、僅かばかりの勇気を出して、手が震えながらも必死に少女を助けた。  しかし、その少女は実は美男子俳優の白銀玲央だった。彼は日本一有名な高校生俳優で、高い演技力と美しすぎる美貌も相まって多くの賞を受賞している天才である。玲央は何かお礼がしたいと言うも、晴彦は動揺してしまい逃げるように立ち去る。しかし数日後、体育館に集まった全校生徒の前で現れたのは、あの時の青年だった──

【完結・BL】俺をフッた初恋相手が、転勤して上司になったんだが?【先輩×後輩】

彩華
BL
『俺、そんな目でお前のこと見れない』 高校一年の冬。俺の初恋は、見事に玉砕した。 その後、俺は見事にDTのまま。あっという間に25になり。何の変化もないまま、ごくごくありふれたサラリーマンになった俺。 そんな俺の前に、運命の悪戯か。再び初恋相手は現れて────!?

俺の好きな男は、幸せを運ぶ天使でした

たっこ
BL
【加筆修正済】  7話完結の短編です。  中学からの親友で、半年だけ恋人だった琢磨。  二度と合わないつもりで別れたのに、突然六年ぶりに会いに来た。 「優、迎えに来たぞ」  でも俺は、お前の手を取ることは出来ないんだ。絶対に。  

「誕生日前日に世界が始まる」

悠里
BL
真也×凌 大学生(中学からの親友です) 凌の誕生日前日23時過ぎからのお話です(^^ ほっこり読んでいただけたら♡ 幸せな誕生日を想像して頂けたらいいなと思います♡ →書きたくなって番外編に少し続けました。

Take On Me

マン太
BL
 親父の借金を返済するため、ヤクザの若頭、岳(たける)の元でハウスキーパーとして働く事になった大和(やまと)。  初めは乗り気でなかったが、持ち前の前向きな性格により、次第に力を発揮していく。  岳とも次第に打ち解ける様になり…。    軽いノリのお話しを目指しています。  ※BLに分類していますが軽めです。  ※他サイトへも掲載しています。

【完結】嘘はBLの始まり

紫紺
BL
現在売り出し中の若手俳優、三條伊織。 突然のオファーは、話題のBL小説『最初で最後のボーイズラブ』の主演!しかもW主演の相手役は彼がずっと憧れていたイケメン俳優の越前享祐だった! 衝撃のBLドラマと現実が同時進行! 俳優同士、秘密のBLストーリーが始まった♡ ※番外編を追加しました!(1/3)  4話追加しますのでよろしくお願いします。

王様のナミダ

白雨あめ
BL
全寮制男子高校、箱夢学園。 そこで風紀副委員長を努める桜庭篠は、ある夜久しぶりの夢をみた。 端正に整った顔を歪め、大粒の涙を流す綺麗な男。俺様生徒会長が泣いていたのだ。 驚くまもなく、学園に転入してくる王道転校生。彼のはた迷惑な行動から、俺様会長と風紀副委員長の距離は近づいていく。 ※会長受けです。 駄文でも大丈夫と言ってくれる方、楽しんでいただけたら嬉しいです。

好きなあいつの嫉妬がすごい

カムカム
BL
新しいクラスで新しい友達ができることを楽しみにしていたが、特に気になる存在がいた。それは幼馴染のランだった。 ランはいつもクールで落ち着いていて、どこか遠くを見ているような眼差しが印象的だった。レンとは対照的に、内向的で多くの人と打ち解けることが少なかった。しかし、レンだけは違った。ランはレンに対してだけ心を開き、笑顔を見せることが多かった。 教室に入ると、運命的にレンとランは隣同士の席になった。レンは心の中でガッツポーズをしながら、ランに話しかけた。 「ラン、おはよう!今年も一緒のクラスだね。」 ランは少し驚いた表情を見せたが、すぐに微笑み返した。「おはよう、レン。そうだね、今年もよろしく。」

処理中です...