84 / 100
第84話 公園デート その1
しおりを挟む
……
特に大きな渋滞などに巻き込まれること無く、無事に公園駐車場に到着する。
さくらは公園と言っていたが、その公園には『道の駅』が併設されていた。
自然豊かな公園で有る感じだが、きちんと遊具施設も有り、食堂や洋風庭園、ミニゴルフ所などが有る。
比較的レジャー施設の要素も出ているが、本日の営業は終了や終了間近で有った……
道の駅の方も直売所やお土産売り場、食べ物なども売っているが……営業時間は17時までのようだ……
今のお腹状況では、俺もさくらも何も食べる気は起きないだろうが……
車から降りた俺とさくらは、早速公園の散策でも始めるのかなと思いながら、俺はさくらに声を掛ける。
「さくら!」
「早速、公園の方に向かう?」
「はい、そうですねよと言いたいですが、この季節ですから、飲み物だけは持って行きましょうか!」
さくらは和やかな表情で言う。
夕方に近いとは言え、夏真っ盛りだ!!
施設ゾーン(道の駅)には自動販売機が有るが、公園ゾーンに入ると自動販売機類は普通無い。
「あぁ、確かに飲み物は有った方が良いね!!」
「流石さくら、気が回る!!」
俺はさくらを褒めながら言う。
「えへへ!//////」
「地元民ですからね!!」
さくらは照れながら言う!
仕草や言葉遣いだけを見れば、普通の女性と何ら変わらない!!
俺とさくらは、道の駅に設置して有る自動販売機でお茶を買ってから、公園奥の方に向かう。
「ありがとうございます。颯太さん❤」
「初めてのプレゼントです!♪」
さくらのお茶(ペットボトル)料金は俺が出した。
150円のペットボトルお茶だが、初めて彼氏が彼女に物(お茶)を渡した瞬間で有った!?
それを凄く喜ぶから……却って、こっちが恥ずかしかった!//////
親友でも、こんなに喜ぶ人は居ないだろう……何せ、ペットボトルのお茶だから。
公園のゲートと言うほどでは無いが、道の駅から公園の敷地内に入る。
さくらの話しでは公園中央に有る、池の奥地を目指して歩くと言っていた。
池の奥地に親水広場が有るらしく、其処から見える景色が綺麗だそうだ。
時間的は、徒歩で30分ぐらい掛かるらしい。
夕方の自然の景色を見ながら、さくらとの公園デートが始まった!!
週末の夕方で有るが夏の時期だし、少し涼しく成った時間帯を狙ってかは分からないが、結構な人が遊歩道を歩いている。
中心と成るのは、初老の方達や家族連れが中心で有るが、ちゃんとカップルも居る!
俺とさくらも分類上ではカップルだ!?
蝉の鳴き声とヒグラシの鳴き声を聞きながら、親水広場に向かって2人並んで歩いていると、さくらが笑顔で声を掛けてくる。
「颯太さん♪」
「手を繋ぎましょうか!♪」
さくらはそう言いながら、右手を俺に差し出してきた。
「うん!」
「良いよ。さくら!!」
俺はそれを笑顔で返し、俺の左手でさくらの右手を掴む。
「❤❤❤」
俺が掴んだ瞬間から、満面な笑顔をするさくら!!
見ている方も嬉しくなる笑顔だ!!
けど……さくらは男性で有る。
「今日の颯太さんは素直です❤」
「制服効果のパワーはてきめんでした❤♪」
さくらが嬉しいのは分かるが……余り余計な事は言わないで欲しい。
セーラー服と言わなかっただけマシで有るが、喫茶店の時と違い、此処は公共の場で有る。
「ははっ……」
俺は空笑いをするしか無い。
実際、それを求めているのは事実だし、その姿を見てから俺の中でのさくらの見方が変わってしまったからだ!?
「少し涼しく成って来ましたし、公園デートにはぴったりな時間ですね!」
「颯太さん♪」
和やかな表情で言うさくら。
今日のさくらはまだ怒ったり、怒らせてはいない。
このまま……笑顔のさくらのままで、無事にデートが終れば良いよなと感じながら、二人で公園奥地に向かった……
特に大きな渋滞などに巻き込まれること無く、無事に公園駐車場に到着する。
さくらは公園と言っていたが、その公園には『道の駅』が併設されていた。
自然豊かな公園で有る感じだが、きちんと遊具施設も有り、食堂や洋風庭園、ミニゴルフ所などが有る。
比較的レジャー施設の要素も出ているが、本日の営業は終了や終了間近で有った……
道の駅の方も直売所やお土産売り場、食べ物なども売っているが……営業時間は17時までのようだ……
今のお腹状況では、俺もさくらも何も食べる気は起きないだろうが……
車から降りた俺とさくらは、早速公園の散策でも始めるのかなと思いながら、俺はさくらに声を掛ける。
「さくら!」
「早速、公園の方に向かう?」
「はい、そうですねよと言いたいですが、この季節ですから、飲み物だけは持って行きましょうか!」
さくらは和やかな表情で言う。
夕方に近いとは言え、夏真っ盛りだ!!
施設ゾーン(道の駅)には自動販売機が有るが、公園ゾーンに入ると自動販売機類は普通無い。
「あぁ、確かに飲み物は有った方が良いね!!」
「流石さくら、気が回る!!」
俺はさくらを褒めながら言う。
「えへへ!//////」
「地元民ですからね!!」
さくらは照れながら言う!
仕草や言葉遣いだけを見れば、普通の女性と何ら変わらない!!
俺とさくらは、道の駅に設置して有る自動販売機でお茶を買ってから、公園奥の方に向かう。
「ありがとうございます。颯太さん❤」
「初めてのプレゼントです!♪」
さくらのお茶(ペットボトル)料金は俺が出した。
150円のペットボトルお茶だが、初めて彼氏が彼女に物(お茶)を渡した瞬間で有った!?
それを凄く喜ぶから……却って、こっちが恥ずかしかった!//////
親友でも、こんなに喜ぶ人は居ないだろう……何せ、ペットボトルのお茶だから。
公園のゲートと言うほどでは無いが、道の駅から公園の敷地内に入る。
さくらの話しでは公園中央に有る、池の奥地を目指して歩くと言っていた。
池の奥地に親水広場が有るらしく、其処から見える景色が綺麗だそうだ。
時間的は、徒歩で30分ぐらい掛かるらしい。
夕方の自然の景色を見ながら、さくらとの公園デートが始まった!!
週末の夕方で有るが夏の時期だし、少し涼しく成った時間帯を狙ってかは分からないが、結構な人が遊歩道を歩いている。
中心と成るのは、初老の方達や家族連れが中心で有るが、ちゃんとカップルも居る!
俺とさくらも分類上ではカップルだ!?
蝉の鳴き声とヒグラシの鳴き声を聞きながら、親水広場に向かって2人並んで歩いていると、さくらが笑顔で声を掛けてくる。
「颯太さん♪」
「手を繋ぎましょうか!♪」
さくらはそう言いながら、右手を俺に差し出してきた。
「うん!」
「良いよ。さくら!!」
俺はそれを笑顔で返し、俺の左手でさくらの右手を掴む。
「❤❤❤」
俺が掴んだ瞬間から、満面な笑顔をするさくら!!
見ている方も嬉しくなる笑顔だ!!
けど……さくらは男性で有る。
「今日の颯太さんは素直です❤」
「制服効果のパワーはてきめんでした❤♪」
さくらが嬉しいのは分かるが……余り余計な事は言わないで欲しい。
セーラー服と言わなかっただけマシで有るが、喫茶店の時と違い、此処は公共の場で有る。
「ははっ……」
俺は空笑いをするしか無い。
実際、それを求めているのは事実だし、その姿を見てから俺の中でのさくらの見方が変わってしまったからだ!?
「少し涼しく成って来ましたし、公園デートにはぴったりな時間ですね!」
「颯太さん♪」
和やかな表情で言うさくら。
今日のさくらはまだ怒ったり、怒らせてはいない。
このまま……笑顔のさくらのままで、無事にデートが終れば良いよなと感じながら、二人で公園奥地に向かった……
0
お気に入りに追加
15
あなたにおすすめの小説
男子中学生から女子校生になった僕
葵
大衆娯楽
僕はある日突然、母と姉に強制的に女の子として育てられる事になった。
普通に男の子として過ごしていた主人公がJKで過ごした高校3年間のお話し。
強制女装、女性と性行為、男性と性行為、羞恥、屈辱などが好きな方は是非読んでみてください!
ずっと女の子になりたかった 男の娘の私
ムーワ
BL
幼少期からどことなく男の服装をして学校に通っているのに違和感を感じていた主人公のヒデキ。
ヒデキは同級生の女の子が履いているスカートが自分でも履きたくて仕方がなかったが、母親はいつもズボンばかりでスカートは買ってくれなかった。
そんなヒデキの幼少期から大人になるまでの成長を描いたLGBT(ジェンダーレス作品)です。
聖也と千尋の深い事情
フロイライン
BL
中学二年の奥田聖也と一条千尋はクラス替えで同じ組になる。
取り柄もなく凡庸な聖也と、イケメンで勉強もスポーツも出来て女子にモテモテの千尋という、まさに対照的な二人だったが、何故か気が合い、あっという間に仲良しになるが…
女装男子の俺と...変態カメラマン?
日向 ずい
BL
冬月 琉架 (ふづき るか)
高校2年生 (16歳)
モデルをやっているが...彼には、ある秘密が...。いつもは、健全な男子高校生だが、モデルをしている時は...。
モデルの時の名前は、姫崎 るか (ひめざき るか)
八神 亜衣希 (やがみ あいき)
社会人 (26歳)
写真家。普段は、商業カメラマンをやっている。だが、琉架にあるものを見られ、変態呼ばわりされる。
彼の素性は、訳ありみたいだが...??
あらすじ
琉架は、モデルの仕事を終えるといつも帰り道の途中にあるコンビニで、甘いものを買って帰るのが日課なのだが...最近、雑誌コーナーに長身の男の人が立ってて...毎回、琉架の事務所の雑誌を買っては、店を出ていく。
琉架の最近のマイブームは、紙パックのミルクティー。いつものように仕事を終え、コンビニでミルクティーを買い、店を出ようとした時「ちょっと...いいですか?」と言って声をかけてきたのは、最近見かける雑誌コーナーの男だった。仕方なく店の外に出て、琉架は、目の前にいる男に目を向けると、その男はいきなり「...その...姫崎 るかさんですよね...??なぜ、男装を...??」と言って訝しげな表情で琉架を見つめた。...これは、琉架と変態カメラマンの史上最悪の出会いだった...。
学祭で女装してたら一目惚れされた。
ちろこ
BL
目の前に立っているこの無駄に良い顔のこの男はなんだ?え?俺に惚れた?男の俺に?え?女だと思った?…な、なるほど…え?俺が本当に好き?いや…俺男なんだけど…
【完結】女装ロリィタ、職場バレしました
若目
BL
ふわふわ揺れるリボン、フリル、レース。
キラキラ輝くビジューやパール。
かぼちゃの馬車やガラスの靴、白馬の王子様に毒リンゴ、ハートの女王やトランプの兵隊。
ケーキにマカロン、アイシングクッキーにキャンディ。
蔦薔薇に囲まれたお城や猫脚の家具、花かんむりにピンクのドレス。
ロココにヴィクトリアン、アールデコ……
身長180センチ体重80キロの伊伏光史郎は、そのたくましい見かけとは裏腹に、子どもの頃から「女の子らしくてかわいいもの」が大好きな25歳。
少女趣味が高じて、今となってはロリィタファッションにのめり込み、週末になると大好きなロリィタ服を着て出かけるのが習慣となっていた。
ある日、お気に入りのロリィタ服を着て友人と出かけていたところ、職場の同僚の小山直也と出くわし、声をかけられた。
自分とは体格も性格もまるっきり違う小山を苦手としている光史郎は困惑するが……
小柄な陽キャ男子×大柄な女装男子のBLです
俺の小学生時代に童貞を奪ったえっちなお兄さんに再会してしまいました
湊戸アサギリ
BL
今年の一月にピクシブにアップしたものを。
男子小学生×隣のエロお兄さんで直接的ではありませんが性描写があります。念の為R15になります。成長してから小学生時代に出会ったお兄さんと再会してしまうところで幕な内容になっています
※成人男性が小学生に手を出しています
2023.6.18
表紙をAIイラストに変更しました
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる