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第69話 今日も彼女は遅刻!?
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……
今回も三○県南部から岡○県南部へのドライブは順調良く進み、時刻は13時50分。
俺の車は無事に、朱里さんの喫茶店に到着する!
俺はさくらとの関係が長く続くと見込んで、ETCユニットの装着とETCカードを申し込んだ。
無事にカード申請も通り、今回からはETCゲートを使えると成った同時にETCに依る各種割引も使えるように成った!!
休日は一部例外日が有るが、休日は通行料金が割引に成る。
更に通行料金に応じ、ポイントも付与されるので、現金払いよりかは遙かに良い!!
これで、お財布の負担も少しは減る。
遠距離恋愛(!?)は本当に大変だ……
さくらから場所指定された、朱里さんが経営する喫茶店に到着するが、今日は前回のように朱里さんの車だけが、喫茶店駐車場に止まっている訳では無く、他の車が二台ほど停まっていた。
俺はその、他の車と間隔を開けて駐車場に停める。
「今日はこの時間帯でも、お客さんが居るのか…!」
「確か……閉店は14時だと言っていたな…?」
喫茶店駐車場に日陰部分は無さそうだし、待ち合わせ10分前だと言うのに“さくら”の姿も見え無い!?
また、路線バスが遅延でもしているのだろうか?
「地球のことを考えれば、アイドリングストップを意識しなければ成らないが、今日は真夏日だし、おまけに此処は日が燦々と入り込む!!」
「風も今日は弱いから、窓全開にしても厳しいだろう!!」
俺はそう判断して、地球には優しくないがエアコンを付け続け、エンジンを掛けたままで、さくらが来るのを車内で待つ。
「……前回はさくらの事ばかりに気を取られていたが、この喫茶店『ひなた』と言うんだな…」
俺が前回初めて、この喫茶店(ひなた)に来た時は、地図アプリのナビモードで誘導されながら来た。
その時に喫茶店の名称も、さくらからRailで教えて貰っていたが、さくらに逢うことばかりに気を取られて、喫茶店名称なんかはすっぽりと抜けていた!!
「朱里さんの性格らしい店名だな!!」
「本当に朱里さんは、優しいお日様の人のようだ!!」
「朱里さんを抱きしめたら……あのお日様の香りが、するのだろうか……」
「無理だと思うけど……一度抱いてみたいな。朱里さんを!///」
俺が車内で朱里さんのことを思っていると……
「……」
「んっ!?」
誰かが、俺のことを見ている視線を感じた!?
視線を感じた場所は喫茶店からで有る。
俺は喫茶店の方に顔を向けて、誰が見ていたか確認してみるが……
「誰も居ないよな…。時間的に朱里さんが……外の様子でも見たのかな?」
俺は車内から喫茶店の方を見ているが……其処には人影は見えなかった。
見え無いは語弊が有るが、俺のことを窺っている感じはしなかった。
「はぁ……14時01分」
「今回もさくらさんは、遅刻ですか……」
俺は車内の時計を見て、ため息を付きながら言う。
さくらは時間にルーズな人間では無いと絶対に思うが、前回に続き今回も約束の時刻に来なかった。
前回はバスの遅延だが、今回もバスの遅延だろうか…!?
「けど……14時を過ぎたのに、この車まだ停まっているな?」
「もう、閉店時刻だよな??」
俺がそう思っていると、喫茶店出入り口のドアが開いて、今日もお団子頭をしている朱里さんが出て来て、入口に掲げているプレートをひっくり返していた。
『Open』から『Close』にしているのだろう……
朱里さんはそのまま店内に戻るかなと思っていたら、駐車場の方角を“きょろきょろ”と見始め、俺が喫茶店出入り口の方角を見ていた目線と、朱里さんが駐車場に向けた目線とがち合う!!
俺は車内から朱里さんに軽く会釈をすると、朱里さんは笑顔でこちらの方に向かってきた!?
「えっ!?」
「朱里さんがこっちに来た!!」
(もしかして……さくらが急用で来れなくなったとか!?)
(いや……でも、そうならRailで連絡を入れるよな。普通……)
俺がそう思っている内に、朱里さんは運転席の側にやって来た。
朱里さんの立ち位置関係から、ドアを開けると朱里さんにぶつかるので俺は運転席の窓を開ける。
『ウィーーン♪』
窓を開けた時、外の“ムアッ”とした空気が車内に入り込むが仕方ない。
朱里さんは腰を少し下げて、和やかな表情で挨拶をしてきた。
さくらは実はもう店内に居て、朱里さんが迎えに来てくれたのだろうか?
俺はそう思いながら、笑顔の表情で有る朱里さんを見ていた……
今回も三○県南部から岡○県南部へのドライブは順調良く進み、時刻は13時50分。
俺の車は無事に、朱里さんの喫茶店に到着する!
俺はさくらとの関係が長く続くと見込んで、ETCユニットの装着とETCカードを申し込んだ。
無事にカード申請も通り、今回からはETCゲートを使えると成った同時にETCに依る各種割引も使えるように成った!!
休日は一部例外日が有るが、休日は通行料金が割引に成る。
更に通行料金に応じ、ポイントも付与されるので、現金払いよりかは遙かに良い!!
これで、お財布の負担も少しは減る。
遠距離恋愛(!?)は本当に大変だ……
さくらから場所指定された、朱里さんが経営する喫茶店に到着するが、今日は前回のように朱里さんの車だけが、喫茶店駐車場に止まっている訳では無く、他の車が二台ほど停まっていた。
俺はその、他の車と間隔を開けて駐車場に停める。
「今日はこの時間帯でも、お客さんが居るのか…!」
「確か……閉店は14時だと言っていたな…?」
喫茶店駐車場に日陰部分は無さそうだし、待ち合わせ10分前だと言うのに“さくら”の姿も見え無い!?
また、路線バスが遅延でもしているのだろうか?
「地球のことを考えれば、アイドリングストップを意識しなければ成らないが、今日は真夏日だし、おまけに此処は日が燦々と入り込む!!」
「風も今日は弱いから、窓全開にしても厳しいだろう!!」
俺はそう判断して、地球には優しくないがエアコンを付け続け、エンジンを掛けたままで、さくらが来るのを車内で待つ。
「……前回はさくらの事ばかりに気を取られていたが、この喫茶店『ひなた』と言うんだな…」
俺が前回初めて、この喫茶店(ひなた)に来た時は、地図アプリのナビモードで誘導されながら来た。
その時に喫茶店の名称も、さくらからRailで教えて貰っていたが、さくらに逢うことばかりに気を取られて、喫茶店名称なんかはすっぽりと抜けていた!!
「朱里さんの性格らしい店名だな!!」
「本当に朱里さんは、優しいお日様の人のようだ!!」
「朱里さんを抱きしめたら……あのお日様の香りが、するのだろうか……」
「無理だと思うけど……一度抱いてみたいな。朱里さんを!///」
俺が車内で朱里さんのことを思っていると……
「……」
「んっ!?」
誰かが、俺のことを見ている視線を感じた!?
視線を感じた場所は喫茶店からで有る。
俺は喫茶店の方に顔を向けて、誰が見ていたか確認してみるが……
「誰も居ないよな…。時間的に朱里さんが……外の様子でも見たのかな?」
俺は車内から喫茶店の方を見ているが……其処には人影は見えなかった。
見え無いは語弊が有るが、俺のことを窺っている感じはしなかった。
「はぁ……14時01分」
「今回もさくらさんは、遅刻ですか……」
俺は車内の時計を見て、ため息を付きながら言う。
さくらは時間にルーズな人間では無いと絶対に思うが、前回に続き今回も約束の時刻に来なかった。
前回はバスの遅延だが、今回もバスの遅延だろうか…!?
「けど……14時を過ぎたのに、この車まだ停まっているな?」
「もう、閉店時刻だよな??」
俺がそう思っていると、喫茶店出入り口のドアが開いて、今日もお団子頭をしている朱里さんが出て来て、入口に掲げているプレートをひっくり返していた。
『Open』から『Close』にしているのだろう……
朱里さんはそのまま店内に戻るかなと思っていたら、駐車場の方角を“きょろきょろ”と見始め、俺が喫茶店出入り口の方角を見ていた目線と、朱里さんが駐車場に向けた目線とがち合う!!
俺は車内から朱里さんに軽く会釈をすると、朱里さんは笑顔でこちらの方に向かってきた!?
「えっ!?」
「朱里さんがこっちに来た!!」
(もしかして……さくらが急用で来れなくなったとか!?)
(いや……でも、そうならRailで連絡を入れるよな。普通……)
俺がそう思っている内に、朱里さんは運転席の側にやって来た。
朱里さんの立ち位置関係から、ドアを開けると朱里さんにぶつかるので俺は運転席の窓を開ける。
『ウィーーン♪』
窓を開けた時、外の“ムアッ”とした空気が車内に入り込むが仕方ない。
朱里さんは腰を少し下げて、和やかな表情で挨拶をしてきた。
さくらは実はもう店内に居て、朱里さんが迎えに来てくれたのだろうか?
俺はそう思いながら、笑顔の表情で有る朱里さんを見ていた……
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