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第65話 帰着連絡
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『颯太さん! こんにちは❤』
『無事について、さくら嬉しいです!(*^▽^*)』
『私は心身共に元気ですよ!!✨』
『私の“ぞうさん”も元気です(>_<)』
『まだ、別れてから一日も経っていないけど、凄く会いたいです❤❤』
「……」
初めの文章は問題ないが、後半の文章は人には見せにくい文章だ。
Railのメッセージ何て、人に見せる物では無いが……
「相変わらず積極的だな。さくらの奴……」
「女性らしさが無いと言うか……あぁ、さくらは男性だ」
俺は軽くため息を付いてから、さくらにメッセージを送る。
「さくらも、元気そうで何よりだよ!!」
「……俺もさくらとは逢いたいけど、仕事が有るからね(汗)」
「直接逢うことは出来ないけど、その分、Railなどで繋がりを保とうね☆」
俺はそのようなメッセージを送る。
彼女を気遣うメッセージだろう!
「さて、朱里さんにメッセージを送るか!」
俺は朱里さんに帰着連絡をする為に、親友選択から朱里さんを選択して、メッセージを打ち込む。
「朱里さん。こんにちは☀」
「鳥海と言うか颯太です!(^_^)」
「昨夜はご馳走様でした!(≧∀≦)」
「美味しかったのと良いお店でした!!」
「無事に家に着けましたので、一応連絡を入れておきます(>_<)」
俺が朱里さんに紹介した時、本名では無くペンネームで紹介している。
後半では呼び名が、鳥海さんから颯太さんに変わったが、忘れているかも知れないので、ペンネームの名前も入れておく。
『♪~~』
Railの通知音が鳴ると同時に、スマートフォンの画面には、さくらからのメッセージが表示される。
「相変わらずの早さだな……」
俺はそう呟きながら、さくらのメッセージを見る。
『はい❤』
『たくさん、お話ししましょう!!』
『今は文章でのやり取りが中心ですが、Railには無料の通話機能も有りますので、通話での会話も近いうちに始めましょう(*^_^*)』
『出来れば毎日、連絡を取り合いましょうね♪』
「恋人関係に成ったのだから、当たり前と言えばそうかも知れないが、毎日は大変だな……」
さくらと恋人関係に成る前からも、Railでの交流は有ったが、毎日では無く数日おきで有った。
毎日話すことは俺の場合は無いし、さくらのプライベートも聞きにくい部分が有った。
今では恋人関係に成ったのだから、プライベートも遠慮無く聞けるだろうが、さくらと俺では住む世界が違うし、毎日学校の愚痴などを聞かされても困る!?
「まぁ、当たり障り無い返信と一度、ここで区切ろう!」
「本当にエンドレスに成りそうだ…」
俺はスマートフォンからの文字入力は得意では無い。
それに文章も一々考えるも大変だ。
小説を書く場合なら、直し直し書けば良いが、相手との会話の場合、完璧な文章を送らないと、後々トラブルに発展することも有る!!
「そうだね。近いうちに電話(通話)での交流も始めよう!」
「ちょっと今から私用が有るから、また夜に連絡するね☆」
俺は一度、遣り取りの終わりを告げるメッセージを打ち込んで送信する。
すると、直ぐに既読マークが付いて、1分もしない内に返信が来る。
『分かりました! 颯太さん❤』
『颯太さんは大人ですから、色々と有るのでしょうね✨』
『私から連絡すると、催促しているように思われますから、颯太さんからお願いします!』
『では、待っています🌷』
「……これで良しと!」
「本当にさくらは俺のことを、彼氏目線で見ているのだな……」
「俺にとっては同性でも初めての彼女(?)だが、恋人関係とはこんなに大変なのか?」
俺は異性の経験が乏しいので何とも言えんが、さくらは少々重い子のような感じがする。
厳しいことを言えば直ぐに泣きそうな割には、変に意地が有るし強引な部分も感じる。
けど、その分、優しさや、気遣える部分も有る。
さくらを恋人にしてしまった以上、さくらを幸せにさせなければ……
『無事について、さくら嬉しいです!(*^▽^*)』
『私は心身共に元気ですよ!!✨』
『私の“ぞうさん”も元気です(>_<)』
『まだ、別れてから一日も経っていないけど、凄く会いたいです❤❤』
「……」
初めの文章は問題ないが、後半の文章は人には見せにくい文章だ。
Railのメッセージ何て、人に見せる物では無いが……
「相変わらず積極的だな。さくらの奴……」
「女性らしさが無いと言うか……あぁ、さくらは男性だ」
俺は軽くため息を付いてから、さくらにメッセージを送る。
「さくらも、元気そうで何よりだよ!!」
「……俺もさくらとは逢いたいけど、仕事が有るからね(汗)」
「直接逢うことは出来ないけど、その分、Railなどで繋がりを保とうね☆」
俺はそのようなメッセージを送る。
彼女を気遣うメッセージだろう!
「さて、朱里さんにメッセージを送るか!」
俺は朱里さんに帰着連絡をする為に、親友選択から朱里さんを選択して、メッセージを打ち込む。
「朱里さん。こんにちは☀」
「鳥海と言うか颯太です!(^_^)」
「昨夜はご馳走様でした!(≧∀≦)」
「美味しかったのと良いお店でした!!」
「無事に家に着けましたので、一応連絡を入れておきます(>_<)」
俺が朱里さんに紹介した時、本名では無くペンネームで紹介している。
後半では呼び名が、鳥海さんから颯太さんに変わったが、忘れているかも知れないので、ペンネームの名前も入れておく。
『♪~~』
Railの通知音が鳴ると同時に、スマートフォンの画面には、さくらからのメッセージが表示される。
「相変わらずの早さだな……」
俺はそう呟きながら、さくらのメッセージを見る。
『はい❤』
『たくさん、お話ししましょう!!』
『今は文章でのやり取りが中心ですが、Railには無料の通話機能も有りますので、通話での会話も近いうちに始めましょう(*^_^*)』
『出来れば毎日、連絡を取り合いましょうね♪』
「恋人関係に成ったのだから、当たり前と言えばそうかも知れないが、毎日は大変だな……」
さくらと恋人関係に成る前からも、Railでの交流は有ったが、毎日では無く数日おきで有った。
毎日話すことは俺の場合は無いし、さくらのプライベートも聞きにくい部分が有った。
今では恋人関係に成ったのだから、プライベートも遠慮無く聞けるだろうが、さくらと俺では住む世界が違うし、毎日学校の愚痴などを聞かされても困る!?
「まぁ、当たり障り無い返信と一度、ここで区切ろう!」
「本当にエンドレスに成りそうだ…」
俺はスマートフォンからの文字入力は得意では無い。
それに文章も一々考えるも大変だ。
小説を書く場合なら、直し直し書けば良いが、相手との会話の場合、完璧な文章を送らないと、後々トラブルに発展することも有る!!
「そうだね。近いうちに電話(通話)での交流も始めよう!」
「ちょっと今から私用が有るから、また夜に連絡するね☆」
俺は一度、遣り取りの終わりを告げるメッセージを打ち込んで送信する。
すると、直ぐに既読マークが付いて、1分もしない内に返信が来る。
『分かりました! 颯太さん❤』
『颯太さんは大人ですから、色々と有るのでしょうね✨』
『私から連絡すると、催促しているように思われますから、颯太さんからお願いします!』
『では、待っています🌷』
「……これで良しと!」
「本当にさくらは俺のことを、彼氏目線で見ているのだな……」
「俺にとっては同性でも初めての彼女(?)だが、恋人関係とはこんなに大変なのか?」
俺は異性の経験が乏しいので何とも言えんが、さくらは少々重い子のような感じがする。
厳しいことを言えば直ぐに泣きそうな割には、変に意地が有るし強引な部分も感じる。
けど、その分、優しさや、気遣える部分も有る。
さくらを恋人にしてしまった以上、さくらを幸せにさせなければ……
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