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いち

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君と離れてから、必死に苦手な勉強をやったんだ、学校から帰ったら学んだことを往復、それで学年一位を取れたこともあった、それでも何でだろうな、心が満たされないとでもいうんだろうか、イヤ、そうなんだろうね、今だからこそわかるよ、この後悔も、胸の痛みも理解できるよ

幸せになったよ、君がいなくなってからずっと勉強をしてたのが功を期したみたいだ、昔は挫折していたけれど、今度こそはきっと…





かいせつ。

君というのは幼馴染の事です、その幼馴染と中学生の頃に諸事情で別れ、喪失感から苦手な勉強に逃げるようになった、けれど、その下心がある未来への投資も儚く散る、幼馴染が死んだのだ、交通事故だった、いつもの日常通り青信号を渡っていたら突っ込んできたトラックに轢かれて死んだ、幸いという限り、幼馴染と以外は渡っていなかったからか、発見が遅れ、トラックの運転手は逃亡した(後に逮捕)それを親の伝で知り、逃げるようにしていた勉強をある事にする為にしています──
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