【R-18】この探偵、感度良好につき取り扱い注意【完結】

荒野 涼子

文字の大きさ
上 下
8 / 14

file.08 インターミッション_休日の日々、珠莉の場合

しおりを挟む

「疲れたー」
真夏の猫探しは命懸けだ。暑さと熱さで。猫も人間も。そんなわけで疲労困憊の珠莉に秘書の清香がマッサージを申し出た。

シャワー後の珠莉に紙パンツを渡し着替えを促す。その間にベッドにオイルマッサージ用に大きめのバスタオルを敷き詰めた。
「この紙パンツ小さくない!?」
着替えを済ませた珠莉が出てきて抗議する。心なし顔色が赤い。両手で胸元を隠しているのは清香がレズビアンと公言していることを意識してか。
「そうですか?」
「そしてなんでさーやは何も履いてないの???」
「別に隠す必要がないからですわ」
下だけでなくスレンダーな清香は小ぶりだが形の良い乳房も隠そうともしない。
「ではうつ伏せになってください」
指示通りベッドにうつ伏せになる珠莉。その腕を取り自身の腕と擦り合わせる。
「凄い!つるつるすべすべ!」
「ふふ。気持ちいいでしょう。これは珠莉姫もつるすべだからですのよ。女の子同士にしかできない技ですの」
脚も肌を擦り合わせる。ただ擦り合わせるだけでなくマッサージらしく力を入れるところは入れている。

「オイル付けますわ」
とボトルからマッサージオイルを直接背中に垂らす。
「ひゃぁ」
(あー、可愛い。本当はこんな直接垂らしたりしないんですけど可愛い声が聞きたくてつい)
自身の手のひらにも注ぎじんわりと温めてから珠莉の背中に塗り広げてマッサージを始める。
初めは多少警戒していたがオイルマッサージ初体験の珠莉はすでにリラックスして清香に完全に身を委ねていた。
背中から下がって尻に移る。躊躇なく紙パンツの中に手を入れマッサージを続けるがその頃には珠莉も信じきっているので抵抗はしない。
「はー、柔らかいんですのね。筋肉が凝り固まってないのはいいことですわ」
敏感な尻を撫でまわされ声が出そうになるのを堪える。
「胸もしたいんですが」
「見られるの恥ずかしいからいいよ」
「では見えないようにこのままうつ伏せで手をついて上体だけ起こせますか?」
「それなら」
オイルをたっぷりつけて揉みほぐす。
敏感なところだけ避けての執拗な指遣いに思わず焦ったさを感じてしまう。
「さーや、もう、いいよ……」
「なんでですか?この重みちょうどいい感じですけど、疲れますでしょ。しっかり解さないと」
と言いながらも
「それに欲しいのはこれ、でしょ!」
と一気に指先の動きを乳首に移して珠莉は
「ああああーーー!んあ」
と乳首一撃でイカされる。

ぐったりしてる珠莉を下に敷いているバスタオルで上手に仰向けにする。抵抗できない足を持ち膝立にし腰の下に枕を押し込む。足を挙げさせ剥き出しになった陰部に顔を埋める。
「やぁん」
「オイルなしでもぬるぬるですよ。ほんといい匂い。私色んな女の子知ってますけどこんなの初めて。何食べたらこんな匂いになるんですの?」
「そんなの知らない、ってか何するの!?」
「大丈夫ですよ。気持ち良くなってもらうだけですわ」
大陰唇を左右両手付け根でで円を描くように力を加えながら指先で小陰唇のひだを開くようにした。秘孔からの愛液をぴちゃぴちゃとわざと音を立てて舐め上げる。
「やぁ、あぁん、あぁん」
時々ひだの内側も舐める。清香のは小柄なためか舌も小さく弾力があっていつもと違う刺激があった。
「焦らしてばっかりでごめんなさいね。こっちも欲しいですわよね」
1番敏感な部分にも舌を落とし始める。
「あ、いい、きもち、いい……」
「まだまだですのよ」
持ち上げた珠莉の脚を更に倒し下半身を屈曲させる。
「身体柔らかくて良かったですわ」
突き出された珠莉の陰部に自身のものを重ね合わせる。
「え?なに?」
初めての感触に怯える珠莉に
「貝合わせはご存じ?」
「え、だからなに?」
「それはとてもとても気持ちのいいことなのよ、ですわ」
合わせたそこを前後に擦り合わせる。クリ同士が擦れ合い珠莉は悲鳴に似た叫び声を上げた。
「ああああ!」
しばらく擦り付けての珠莉の反応を見守ってから腰を一瞬浮かしすぐに打ちつける。
「あひっ!」
小陰唇のひだがぱちゅっと音を立てて相手のひだに吸い付いていく。そのピストン運動を続けると
「あっ、もうらめ、らめええー、おかしくなっちゃう」
「はー、はっ、もっともっと、おかしくなって。私も気持ちいい、ですわ。珠莉姫のクリちゃんいい!」
お互いの溢れ出た愛液が珠莉の尻を伝い落ちる。
前後運動のクリ擦り、上下ピストン運動のひだやクリへの打ち付けを繰り返していくと下半身の痙攣は続いているのに上半身がガクッと脱力する。
「姫?珠莉姫?」
と身体を揺するが返答がない。
「あら、気を飛ばしてしまいました?」
とちょっと慌てて珠莉の足を下ろして身体を整える。しばらく見守っていると
「ぁ……」
と小さく声を漏らして眼を瞬かせる。
「珠莉姫、わかりますか?」
「……さーや?」
「そうですわ、さーやですよ」
それを確認して珠莉は清香の腕を掴み一気に上体を引き寄せた。
「い、いたーい!」
思い切り頭突きをされて清香は頭を抱えた。
「やってくれたわね」
気怠い身体を起こしてぼんやりとした頭のまま珠莉は低い声で睨む。
(きゃー、美人が怒ると怖いけど迫力が凄い。美しさが際立つ!癖になりそう)
清香は思いながら鳥肌を立てて喜んでいいのか恐るべきかわからなくなっていた。
「マッサージって言ったのに」
「はい」
「信じて任せたのに」
「はい……」
そこまで言うと珠莉は突然ポロポロ涙をこぼした。
「え」
「ひどい……」
清香は初めて罪悪感を感じて謝る。
「ごめんなさい」
それに頷き珠莉は泣いたまま
「びっくり、びっくりしたんだからね!」
続けて
「もう、グスッ、シャワー浴びていい?」
「もちろんですわ」
慌ててバスタオルに包み込み浴室までの移動に手を貸す。
「……ありがとう」
「いえ、本当にごめんなさい」
シャワーを浴びながら清香がいそいそと珠莉の身体を洗う。湯を張ったバスタブにバブを入れる。そこに一人でゆったり浸かりながら
(でも男衆には悪い気がするけど1番気持ち良かったなぁ)とも思って一人赤面する珠莉だった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~

恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」 そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。 私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。 葵は私のことを本当はどう思ってるの? 私は葵のことをどう思ってるの? 意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。 こうなったら確かめなくちゃ! 葵の気持ちも、自分の気持ちも! だけど甘い誘惑が多すぎて―― ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

アイドルグループの裏の顔 新人アイドルの洗礼

甲乙夫
恋愛
清純な新人アイドルが、先輩アイドルから、強引に性的な責めを受ける話です。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。

海咲雪
恋愛
その日、新幹線の隣の席に疲れて寝ている男性がいた。 ただそれだけのはずだったのに……その日、私の世界に甘さが加わった。 「案外、本当に君以外いないかも」 「いいの? こんな可愛いことされたら、本当にもう逃してあげられないけど」 「もう奏葉の許可なしに近づいたりしない。だから……近づく前に奏葉に聞くから、ちゃんと許可を出してね」 そのドクターの甘さは手加減を知らない。 【登場人物】 末永 奏葉[すえなが かなは]・・・25歳。普通の会社員。気を遣い過ぎてしまう性格。   恩田 時哉[おんだ ときや]・・・27歳。医者。奏葉をからかう時もあるのに、甘すぎる? 田代 有我[たしろ ゆうが]・・・25歳。奏葉の同期。テキトーな性格だが、奏葉の変化には鋭い? 【作者に医療知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】

イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。

すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。 そこで私は一人の男の人と出会う。 「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」 そんな言葉をかけてきた彼。 でも私には秘密があった。 「キミ・・・目が・・?」 「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」 ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。 「お願いだから俺を好きになって・・・。」 その言葉を聞いてお付き合いが始まる。 「やぁぁっ・・!」 「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」 激しくなっていく夜の生活。 私の身はもつの!? ※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 では、お楽しみください。

処理中です...