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85.幸せな家庭を築く
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「あー!違う!違うよ!逆だよ!こんなに広くて立派なお家に俺が住んじゃってもいいの?って意味!気に入らない訳ないじゃん!めちゃくちゃ嬉しいよ!」
「そうか、喜んでくれて良かった」
驚きから大興奮する俺をトーニャは優しく見つめている。
だけど実感はまだ湧かなくて、心がふわふわした雲のように浮ついている。
「もうすぐ外装が完成する予定なんだ。お前に一緒に暮らそうって提案した時には工事が始まっていたから外装は俺の好みで作ってしまったが、その分内装には真白の意見をたくさん取り入れたい」
「いいの?」
「あぁ、もちろんだ。2人で一緒に考えよう」
「…じゃあ、キッチンは大きい方が良いなぁ。そしたらトーニャにたくさんご飯作ってあげられるし!」
「それならば寝室は狭めにしよう。真白とくっついて寝られる口実になる」
「ち、ちょっと!警備の人に聞かれちゃうってば!」
「今更何言ってるんだ、俺がお前を溺愛していることは皆知ってるぞ。あとは子ども部屋だな。いくつ用意しようか?」
「子ども…!」
気持ちが通じ合ってからまだ数ヶ月しか経ってないから深く考えてなかったけど、俺産めるんだ…!
俺が無意識に自分のお腹をさすった手にトーニャの手が添えられる。
「ここで幸せな家庭を築こう」
「うん」
俺がにこりと微笑むと、トーニャは俺の肩を抱き寄せて満面の笑みを見せた。
「そうか、喜んでくれて良かった」
驚きから大興奮する俺をトーニャは優しく見つめている。
だけど実感はまだ湧かなくて、心がふわふわした雲のように浮ついている。
「もうすぐ外装が完成する予定なんだ。お前に一緒に暮らそうって提案した時には工事が始まっていたから外装は俺の好みで作ってしまったが、その分内装には真白の意見をたくさん取り入れたい」
「いいの?」
「あぁ、もちろんだ。2人で一緒に考えよう」
「…じゃあ、キッチンは大きい方が良いなぁ。そしたらトーニャにたくさんご飯作ってあげられるし!」
「それならば寝室は狭めにしよう。真白とくっついて寝られる口実になる」
「ち、ちょっと!警備の人に聞かれちゃうってば!」
「今更何言ってるんだ、俺がお前を溺愛していることは皆知ってるぞ。あとは子ども部屋だな。いくつ用意しようか?」
「子ども…!」
気持ちが通じ合ってからまだ数ヶ月しか経ってないから深く考えてなかったけど、俺産めるんだ…!
俺が無意識に自分のお腹をさすった手にトーニャの手が添えられる。
「ここで幸せな家庭を築こう」
「うん」
俺がにこりと微笑むと、トーニャは俺の肩を抱き寄せて満面の笑みを見せた。
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