【完結】怪談収集家は探偵じゃありません! 戸羽心里はホンモノに会いたい──《ひもろきサマ》

怪談収集家のトンチキ女子大生・戸羽心里は全国に散る「塩に関する怪談」に興味を持つ。
《ひろきくんにノックされると不幸になる盛り塩団地》──SNSで知り合った「祟られた人」の部屋へ泊まりに行くと、説明のつかない恐怖体験に襲われる。
そのころ、心里の下宿先の大家であり和装ナイスミドルな作家・下哭善太郎は《塩に邪気を封じる巫女》を取材し、奇跡を目の当たりにしていた。

合流した二人は、好奇心から類似性のあるオカルトスポット巡りを始める。

《富弥町の盛り塩禁止アパート》
《学校七不思議・雪の日の花子さん》
《牛鬼と塩の奇祭があるひもろきの村》
《玄関外の盛り塩が途切れない廃屋》

──そんな中で、「私がつぐなう」という遺書と、首吊り死体を見つけてしまう。

怪談をたどるほど物語は【現在】に収束し、本物の怪異と人間の悪意とが交差する。

(オカルト要素メインのサイコライトミステリ)
(恋愛要素なし)
(謎の投げっぱなしは極力しない系)
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