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平成30年 おことば

2018,12,20

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BK言葉2018年12月


BKグループの皆様、いつもお世話になっております。

2018年ももう少しで終わろうとしています。もっと言えば“平成”という時代も終わろうとしています。

そんな中、街道会長を初めとするBKグループ企業の各メーカーの方々、そして音楽プロデューサー兼歌手の矢沢永吉さんと、新ブルースK再生リストの歌手の皆様方には、連日連夜、頑張っていただき本当にありがとうございます。心より感謝申し上げます。


 さて、本日のBKグループ企業、年内最終会合にあたりまして3点ほど、申し上げたいとおもいます。

まず1点目、BKグループ企業のあり方において。学歴主義で新入社員を採用するのはやめていただきたい。つまり、能力主義で決めてもらいたいという事です。大卒高卒だけで給料が高い、中卒だと低い、それはおかしい。本当に会社のために頑張っている人の給料を高くしなければならないと、私は思います。学歴が壁となり働けない、という人がかなり多くいます。BKグループ企業が率先してこの問題を解決しましょう。


2点目、今の若者は人と人との繋がり、コミュニケーションがとれない、なんでもかんでもスマートフォン、LINE、Twitter、Instagram等のいわゆるSNSアプリで連絡しています。人に対して大事なことをどうやって、いかにわかりやすく伝えるか、ということが出来なくなっていると共に、日常的な挨拶、会話がままならない状態です。例えば、「おはよう」「ありがとう」「お疲れ様でした」等。

BKグループ企業において、もっとも集中力が欠けるとされる毎週水曜日に、全社員、もしくは抜き打ちのミーティングを行いましょう。全員、基本的な日常会話ができるようになってもらいたい。そして、内外連絡も率先して口頭で連絡するよう、心掛けてほしい。BKグループ企業から、模範を示していきましょう。


3点目、現代社会において、株式会社は株主がメインの会社になっているような気がしてなりません。株式になるのは決して悪い訳ではありませんが、あくまでも会社を日夜守っているのは従業員です。どこまでいっても従業員あっての会社です。企業の経営陣としては従業員が気持ちよく働いていける職場作りを目指してほしいです。会社がいくら大きくなろうと、このことは絶対に忘れないでください。


BKグループ企業の皆様方、従業員を大切にしていきましょう。


BKグループ企業の伝統にしていきたいので、前にも述べてはいますが、重ねて申し上げたいとおもいます。

今、日本は全ての業種に対して、こだわりが無くなっているような気がしてなりません。つまり、良い商品、良い製品、がつくられる背景は、まずつくる側のこだわりがあって、食べる側つまり消費者のこだわりがあって、その中で良いものは生まれると私は信じています。ですので、BKグループ企業の方々はとにかく色んな部門の会社があると思いますけども、その会社のこだわりを持った商品、製品を目指して作っていただきたい。

つまり今日本が忘れかけている、メイドインジャパンを目指して、ここだけは絶対に崩さないで頑張って欲しいとおもいます。


BKグループ企業は社会全体の模範になり、率先してこれからますます勤務に励んでいただき、今回話した3点を目標としてください。


年末に向けて、ますます忙しくなる時期です。来年はさらに忙しくなります。BKグループ企業一丸となって、良い会社、良い時代を作っていきましょう。

私も私の立場で、全力で、みなさんを応援していきます。

最後の言葉でありますが、寒暖差があるこの頃ですので、風邪などひかないよう、お身体のほうを大切にしながら、これからも頑張ってください。


ご清聴、ありがとうございました。







・・・・・・人事異動です!


今までずっと働いてもらっていて実績もある矢沢永吉さんに副代表をお願いします。そして、企画部を新たに立ち上げ、その部長として木村拓哉さんにお願いします。本日よりこの体制でなにとぞよろしくお願い申し上げます。





◆人事異動◆


BKグループ 副代表 矢沢永吉

企画部 部長 木村拓哉



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