【女神の加護】安売りします
ある日のこと、三流冒険者の俺は女神を名乗る怪しげな少女と出会った。
「【女神の加護】安くしておくので、買ってください」
「いらねえ」
「今なら、【ハイヒール】のおまけ付きですよ」
「靴の尖った部分で、人のことを踏もうとすんな!」
「むしろ、ご褒美なんですよね?」
「俺に特殊な趣味はねえよ!」
「素敵な回復魔法ですのに」
「むしろ、ダメージ受けるだろうが!」
「お試しでいいですから、貰ってください!」
涙眼の少女。人相の悪い俺。ざわざわと騒ぎだす周囲。このままでは、俺は通報されるかもしれない。
「わかったよ。試しな」
もちろん、俺はこの時の選択をすぐに後悔することになるんだぜ。
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「むしろ、ダメージ受けるだろうが!」
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「わかったよ。試しな」
もちろん、俺はこの時の選択をすぐに後悔することになるんだぜ。
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