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九尾の尾
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リガルドヘルムの町を北に抜けた小さな森の奥。
森に囲まれるように湧き出す温泉に俺とセッカは一緒に浸かる。
お湯に入るなんていうのは何年振りだろう。
ここ最近は満足に水浴びをさせてもらえなかったため、俺は体の汚れがいっぺんに抜けていくような感覚に自然と大きく息をつく。
体を撫でるような白く濁ったお湯に、鼻をくすぐる硫黄の香り。
温度も申し分なく、体に溜まった鉛のようなものがお湯に溶け出しているかのような錯覚すら覚える。
「さて、まず其方の仕事の内容についてじゃが」
そんな中、隣で一緒に風呂に入っているセッカは仕事の話を始め。
俺はそれに短く「あぁ」と答えてセッカに向き直る。
……胸が浮いてる。
「仕事の内容は最初に話したのと同じ。 我の剣、我の護衛として二十四時間共に行動をしてもらう」
「二十四時間って、随分とべったりだな。 命でも狙われているのか?」
「うん? まぁ狙われることもあるぞ? だって我、一国の姫だし」
「え? 一国の姫って、あのお姫様?」
「あぁ正真正銘、プリンセスって意味のお姫様よ」
「確かにゲンゴロウがセッカのことを姫とか呼んでいた気がするけれど、あれ本当だったのか?」
「もちろん。我の名は、セッカ・ツキシロ。隣の国、ヒノモトの帝カグヤ・ツキシロの一人娘。まぁ、人狼の村で過ごしてきたそなたが知らないのも無理はないがな。ちなみに御剣というのは、ヒノモトの国において我のような身分を護衛する立場の人間を指してそう呼ぶのだ」
なるほど、それならばおっさんが怒り狂うのも無理はない話だ。
一国のお姫さまを、どこの誰ともわからない人狼族の奴隷に任せようというのだ。
怒るなという方が無理な話である。
そう考えるとおっさんには悪いことをしてしまったような気がするな。
「ん? あれ、そうするとあのおっさんって」
「我の教育係……と言ったところか。真面目で悪いやつではないのだが、どうにも頭が固い上に心配性でな」
「はぁ……やっぱりお姫様ともなると、年がら年中命を狙われるものなのか?」
「いや、そんな命を狙われるなどごく稀よ。 まぁ有名税と言ったところだし、大方が我より弱い」
「? そうなのか? それなら護衛いらないじゃないか」
「話は最後まで聞け。 誰が刺客から我を守れなんて言った」
「だって護衛って言うから」
「屁理屈をこねるでない、駄々っ子か。 そなたの仕事は確かに護衛だが、我を狙うものから身を守れと言うのではない……我が襲いかかる者から我を守れと言っているのだ」
「??? は? どう言う意味だ? 言葉おかしくないか?」
何かとんでもないことを言ったというのはわかるのだが、俺はよく理解できずにもう一度セッカに説明を求めるが、セッカは含み笑いを浮かべると自らの尾をなで付ける。
「そなたは、九尾の伝説を知っておるか?」
「……なんだ? それ」
「知らぬか……まぁいい。 九尾の妖狐。今より二千年も前に実在したと言われる魔物でなぁ。この世界を自らの者にしようと、魔物を引き連れて人間の半分を殺したと言われる化け物よ」
「人間の半分って……すごい数だな」
「まぁおとぎ話に近い物語だから本当に人間の半分を食らったかどうかは分からん。まぁ結局その狐は人間に殺されたんじゃが、狐は死んでもその力の源であった九つの尾だけが世界に残った……力だけを残してな」
「え? おとぎ話、じゃなくて……本当にこの世界に?」
「あぁ、紛れもなく、それは確かに存在している。たった一本だけでも水を汚染し、命を飲み込み泥と変える……悪意と呪いの塊。 ゆえに、そのおぞましき力が二度と世に出ないよう。我らの家では代々その尾を封印するのを使命としてきたのだが、十年前、誰かにその封印が破られてな、世界中に散らばってしまったのだよ」
「世界中に?」
「あぁ、誰がなんの目的のためかは分からんが九尾の尾は世界に散らばった。大方くだらない噂話にひかれた馬鹿者の仕業だろう」
「噂話?」
「世界を飲み込まんとした魔物の九尾。その全てを手中に収めたものは、この世全てを統べる覇者の力を得ん。九尾の封印が解かれたのは、そんなくだらない噂話がまことしやかに民草の間で語られるようになってからだ」
「本当にそんな力あるのか?」
「まぁあるといえばある。世界の半分を食らった化け物の呪いに対抗できればだがな」
「なるほど、人間には無理だってことはよくわかった」
「其方が賢い男で助かるよ」
俺の言葉にセッカはどこか安堵をしたように息をつく。
もしかしたら俺が九尾を欲するのではないかという疑念があったのだろう。
いや……もしかしたら、一度誰かにそういう形で裏切られたのかもしれない。
セッカの、信用できぬ。という言葉が一瞬脳裏をかすめる。
「あれ? でもちょっと待てよセッカ。 九尾の狐の話はわかったけど、でもそれとあんたの護衛となにが関係してるんだ?」
「鈍いなぁ其方。何のために我が隣の国からわざわざこんなところまで来てギルドなんて開いていると思っておる……その九尾の尾を集めるためであろう」
「は? え? もしかして」
「あぁ、九尾の尾は今、どこかに眠ってるものもあれば、噂を信じた誰かが保有している場合もある。 どちらにせよ、我はそれを力づくでふんだくるつもりだ」
踏ん反り返るように胸を張るセッカ。
ポヨンと湯の中で胸が跳ねる。
こいつは一体なにを堂々と叫んでいるんだろう?
「ふんだくるって……それ強盗じゃ」
「人聞きの悪い。我の家でずっと保管してたものなのだから、我が奪い返してなにが悪い」
「いや、確かにそうかもしれないけれど……相手は納得しないだろ」
「あぁ、十中八九尾に持ち主がいた場合は抵抗をされるだろうな。 流石の我も、伝説の怪物を相手には手も足も出ぬ」
「まさか、襲いかかるから守れって……」
「うむ、ゆえに我は狐の尾を奪い取るために持ち主に襲いかかるゆえ、抵抗してきたらそなたに守ってもらおうという魂胆だ」
なんて自信満々な他力本願なんだ。
きっと彼女は謙虚という言葉を母親の中に置いてきたに違いない。
「待て待てセッカ、あれだけおとぎ話の中で俺に脅しをかけた後でよくもまぁそんなことが口に出せたものだな。 そんな世界の半分を飲み込むような化け物相手に俺が戦えるとおもっているのか? 確かに剣聖なんてすごいスキルは持ってたぞ。 だけどステータスを見ただろ? それ以外はただの人間なんだぞ?」
「なに案ずることはない」
しかし、それでもセッカは自信満々にそう言い切る。
「どっから出てくるんだよその自信は!?」
「くふふ、だから先ほどから言っているだろう。我は目で見た現実しか信じぬと」
「はぁ? 一体なに言って」
「だーかーらー。すでに其方はその九尾の尾を持つ怪物を倒しているって言っておるのじゃ」
「はぁ? 俺がそんな奴いつ……」
ふと俺はセッカと出会った森の中の怪物を思い出す。
泉を腐敗させ、魔物や動物を飲み込み泥を吐いていた謎の存在。
「え? まさか」
「魔獣塊……それが魔物に取り憑いた九尾の尾が作る怪物の名よ」
「……な、なんだってぇ‼︎?」
どうやら俺は知らぬ間にとんでもないものを倒してしまっていたらしく。
間抜けな話だがその話を聞いて俺は温泉の中で腰を抜かしてしまったのであった。
森に囲まれるように湧き出す温泉に俺とセッカは一緒に浸かる。
お湯に入るなんていうのは何年振りだろう。
ここ最近は満足に水浴びをさせてもらえなかったため、俺は体の汚れがいっぺんに抜けていくような感覚に自然と大きく息をつく。
体を撫でるような白く濁ったお湯に、鼻をくすぐる硫黄の香り。
温度も申し分なく、体に溜まった鉛のようなものがお湯に溶け出しているかのような錯覚すら覚える。
「さて、まず其方の仕事の内容についてじゃが」
そんな中、隣で一緒に風呂に入っているセッカは仕事の話を始め。
俺はそれに短く「あぁ」と答えてセッカに向き直る。
……胸が浮いてる。
「仕事の内容は最初に話したのと同じ。 我の剣、我の護衛として二十四時間共に行動をしてもらう」
「二十四時間って、随分とべったりだな。 命でも狙われているのか?」
「うん? まぁ狙われることもあるぞ? だって我、一国の姫だし」
「え? 一国の姫って、あのお姫様?」
「あぁ正真正銘、プリンセスって意味のお姫様よ」
「確かにゲンゴロウがセッカのことを姫とか呼んでいた気がするけれど、あれ本当だったのか?」
「もちろん。我の名は、セッカ・ツキシロ。隣の国、ヒノモトの帝カグヤ・ツキシロの一人娘。まぁ、人狼の村で過ごしてきたそなたが知らないのも無理はないがな。ちなみに御剣というのは、ヒノモトの国において我のような身分を護衛する立場の人間を指してそう呼ぶのだ」
なるほど、それならばおっさんが怒り狂うのも無理はない話だ。
一国のお姫さまを、どこの誰ともわからない人狼族の奴隷に任せようというのだ。
怒るなという方が無理な話である。
そう考えるとおっさんには悪いことをしてしまったような気がするな。
「ん? あれ、そうするとあのおっさんって」
「我の教育係……と言ったところか。真面目で悪いやつではないのだが、どうにも頭が固い上に心配性でな」
「はぁ……やっぱりお姫様ともなると、年がら年中命を狙われるものなのか?」
「いや、そんな命を狙われるなどごく稀よ。 まぁ有名税と言ったところだし、大方が我より弱い」
「? そうなのか? それなら護衛いらないじゃないか」
「話は最後まで聞け。 誰が刺客から我を守れなんて言った」
「だって護衛って言うから」
「屁理屈をこねるでない、駄々っ子か。 そなたの仕事は確かに護衛だが、我を狙うものから身を守れと言うのではない……我が襲いかかる者から我を守れと言っているのだ」
「??? は? どう言う意味だ? 言葉おかしくないか?」
何かとんでもないことを言ったというのはわかるのだが、俺はよく理解できずにもう一度セッカに説明を求めるが、セッカは含み笑いを浮かべると自らの尾をなで付ける。
「そなたは、九尾の伝説を知っておるか?」
「……なんだ? それ」
「知らぬか……まぁいい。 九尾の妖狐。今より二千年も前に実在したと言われる魔物でなぁ。この世界を自らの者にしようと、魔物を引き連れて人間の半分を殺したと言われる化け物よ」
「人間の半分って……すごい数だな」
「まぁおとぎ話に近い物語だから本当に人間の半分を食らったかどうかは分からん。まぁ結局その狐は人間に殺されたんじゃが、狐は死んでもその力の源であった九つの尾だけが世界に残った……力だけを残してな」
「え? おとぎ話、じゃなくて……本当にこの世界に?」
「あぁ、紛れもなく、それは確かに存在している。たった一本だけでも水を汚染し、命を飲み込み泥と変える……悪意と呪いの塊。 ゆえに、そのおぞましき力が二度と世に出ないよう。我らの家では代々その尾を封印するのを使命としてきたのだが、十年前、誰かにその封印が破られてな、世界中に散らばってしまったのだよ」
「世界中に?」
「あぁ、誰がなんの目的のためかは分からんが九尾の尾は世界に散らばった。大方くだらない噂話にひかれた馬鹿者の仕業だろう」
「噂話?」
「世界を飲み込まんとした魔物の九尾。その全てを手中に収めたものは、この世全てを統べる覇者の力を得ん。九尾の封印が解かれたのは、そんなくだらない噂話がまことしやかに民草の間で語られるようになってからだ」
「本当にそんな力あるのか?」
「まぁあるといえばある。世界の半分を食らった化け物の呪いに対抗できればだがな」
「なるほど、人間には無理だってことはよくわかった」
「其方が賢い男で助かるよ」
俺の言葉にセッカはどこか安堵をしたように息をつく。
もしかしたら俺が九尾を欲するのではないかという疑念があったのだろう。
いや……もしかしたら、一度誰かにそういう形で裏切られたのかもしれない。
セッカの、信用できぬ。という言葉が一瞬脳裏をかすめる。
「あれ? でもちょっと待てよセッカ。 九尾の狐の話はわかったけど、でもそれとあんたの護衛となにが関係してるんだ?」
「鈍いなぁ其方。何のために我が隣の国からわざわざこんなところまで来てギルドなんて開いていると思っておる……その九尾の尾を集めるためであろう」
「は? え? もしかして」
「あぁ、九尾の尾は今、どこかに眠ってるものもあれば、噂を信じた誰かが保有している場合もある。 どちらにせよ、我はそれを力づくでふんだくるつもりだ」
踏ん反り返るように胸を張るセッカ。
ポヨンと湯の中で胸が跳ねる。
こいつは一体なにを堂々と叫んでいるんだろう?
「ふんだくるって……それ強盗じゃ」
「人聞きの悪い。我の家でずっと保管してたものなのだから、我が奪い返してなにが悪い」
「いや、確かにそうかもしれないけれど……相手は納得しないだろ」
「あぁ、十中八九尾に持ち主がいた場合は抵抗をされるだろうな。 流石の我も、伝説の怪物を相手には手も足も出ぬ」
「まさか、襲いかかるから守れって……」
「うむ、ゆえに我は狐の尾を奪い取るために持ち主に襲いかかるゆえ、抵抗してきたらそなたに守ってもらおうという魂胆だ」
なんて自信満々な他力本願なんだ。
きっと彼女は謙虚という言葉を母親の中に置いてきたに違いない。
「待て待てセッカ、あれだけおとぎ話の中で俺に脅しをかけた後でよくもまぁそんなことが口に出せたものだな。 そんな世界の半分を飲み込むような化け物相手に俺が戦えるとおもっているのか? 確かに剣聖なんてすごいスキルは持ってたぞ。 だけどステータスを見ただろ? それ以外はただの人間なんだぞ?」
「なに案ずることはない」
しかし、それでもセッカは自信満々にそう言い切る。
「どっから出てくるんだよその自信は!?」
「くふふ、だから先ほどから言っているだろう。我は目で見た現実しか信じぬと」
「はぁ? 一体なに言って」
「だーかーらー。すでに其方はその九尾の尾を持つ怪物を倒しているって言っておるのじゃ」
「はぁ? 俺がそんな奴いつ……」
ふと俺はセッカと出会った森の中の怪物を思い出す。
泉を腐敗させ、魔物や動物を飲み込み泥を吐いていた謎の存在。
「え? まさか」
「魔獣塊……それが魔物に取り憑いた九尾の尾が作る怪物の名よ」
「……な、なんだってぇ‼︎?」
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