【R18】不貞腐れていたら筋肉質の歳下男子を捕まえました

山田 ぽち太郎

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ドキドキ同棲編

全て召しませマイダーリン★【大輔視点】

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電動マッサージのブブブブブと言う振動音に、希帆さんの身体がピクリと反応する。
小さく喉元が動いたから、不安な中にも期待が入り混じっているのだろう。
電マプレイは経験があると言っていたから、その経験を思い出したのかもしれない。

「…っ」

希帆さんの期待の理由を想像して、ついつい奥歯を噛み締める。
両腕を拘束されて、目元を隠されて、今から俺に捕食されんばかりの希帆さんの首筋に、有無を言わさず齧り付きたい衝動に駆られた。

「……ねぇ…そこに…いるよ…ね?」

バイブレーション音だけを響かすばかりで、何もしないのを不思議に思ったのか、希帆さんがおずおずと口を開く。

「もちろん。貴女の側から離れる訳がありませんよ」

声だけ『紳士的』な体裁を取り繕い、出来る限り優しく答えた。
その実、俺の心は嗜虐的な思想に染まっており、その思想は顔中に浮き出ていただろう。
希帆さんにアイマスクをしたのは、その顔を見せないためが大部分にある。
もっとズクズクにしてからじゃないと、俺の醜い心根の部分を受け入れて貰えるとは思えない。
まだまだ甘やかして、唆して、俺なしじゃいられなくしないと、俺の全部は見せられない。

「これが何か分かるんですか?音だけで?……本当に、僕のお姫様は淫乱で困りますね。可愛い顔して、どんな想像をしているんですか?」
「…!んやっ…!」

希帆さんの頬に震える先端を押し付ける。
彼女の頬がバイブレーションに合わせて波打った。
それが余りにも扇情的で、目の前が白むほど興奮してしまう。
押し付ける力を緩めて、先端を頬からゆっくりと下ろしていく。
首筋を掠めるようにすると、希帆さんが大きく身悶えた。

「あぁっ…」
「貴女は首筋を舐められるのが好きですからね、これで撫でまわされるのも気持ちが良いでしょう?」
「んんっ♡…ひぁっ……♡」

首回りを左右に撫でまわしながら、素直にバンザイをしたままの希帆さんの脇にも先端を這わせる。
肌に触れるか触れないかの距離であてると、希帆さんの滑らかな肌が一気に粟立った。
それでも腕をおろすでもなく、上げたままの希帆さんがいじらしくて、いじらしくて、可愛くて、困る。

「鳥肌と一緒に、ここもしっかり勃ってしまいましたね。もしかして、感じているんですか?」
「にゃあぁぁあ!!!!!」

バイブレーションの強さをアップさせて、希帆さんのぷっくりと勃ち上がった乳首に機器を押し当てる。
ブルブルと振動に合わせて脈打つ白く丸い乳房が、希帆さんに羞恥と一緒に快感を与えているようだった。

「んんんんっ……あっ……あぁっ…んっ…はぁんっ♡」

乳輪に沿って先端をぐるりと旋回させてみると、希帆さんは湯だつような喘ぎ声を漏らす。
硬く形を崩さない乳首に先端を強く押し当て、直後にゆっくりと離してみると、先端を追うように希帆さんが背中を反らして着いてくる。
希帆さんの赤く震える唇がだらしなく開かれて、痙攣した舌の根から出た唾液が垂れそうだ。
いつもより荒い呼吸が、希帆さんの興奮具合を如実に表している。

「次はどこを撫でられたいですか?お腹ですか?……ふふ、ここは擽ったそうですね」
「うぅ…ん…ひゃはっ……んんんっ」
「そうなると、太ももでしょうか?それとも膝の裏?どちらも貴女の性感帯ですからね」
「あふ…♡ゃん…っ…んぁっ」
「…なーんて、ここが一番良いに決まってますよね?僕の可愛いお姫様は♡」
「ひゅぁぁあっ♡」

知れず股を大きく開いた希帆さんのに、先端を押し当てる。
胴震いをした希帆さんは、そのまま背中を大きく反らせて軽く達したようだ。
俺の恋人は感じやすくて、本当に、本当に可愛い。
でも、まだまだ。

「まだ欲しいでしょう?もうちょっと強い刺激で触ってみましょうか」
「やらぁ…らめぇぇぇぇっ……!!!」

振動の強さをもう一段階上げて、更にグッと押し込んだ。
びゅくんっ、と身体を跳ねた希帆さんは、先ほどより大きく口を開き、ヒクヒクと赤い舌を覗かせている。
彼女の肉芽を圧し潰しながら、機器をゆっくりと左右に振ると、希帆さんの身体は余計に跳ねた。
希帆さんの涎が珠になって唇に纏う。
その飛沫も気にしていられないくらい、希帆さんは快楽の庵に囚われていた。
両脚をピンッと伸ばして、内股をフルフルと戦慄わななかせ、希帆さんの限界を彼女の身体が俺に示す。
俺は希帆さんのその瞬間に備えて、ごくんと生唾を飲み込んだ。

「あゃ……ゃ…っやぁぁぁぁぁぁぁ♡♡♡」

両脚で踏ん張るようにして腰を浮かせた希帆さんは、仰け反りながら唇を開き、唾液で濡れた舌をツンと突き出しながら果てた。

「んぁっ♡やぁぁ!…イったからぁぁっ…だめぇぇ」

いやいやをする幼女のようにブンブンと首を左右に振り、希帆さんが声を上げる。
俺は達した直後の希帆さんの肉芽を、そのまま攻め続けた。

「らめっ!らめらってぇぇぇ…っ♡あぁぁぁぁ♡♡」

大きく2.3度身体を跳ねさせて、全身をブルブルと痙攣させる希帆さんは、気持ち良さに追い立てられる可愛い可愛い俺の獲物だ。
もっと追い詰めて、もっと曝け出させて、希帆さんの全部を俺の腹に収めたい。
彼女の全てを食らい尽くしたい。

「やぁっ♡も…らめっ…ほんと…らめらからぁぁぁぁ♡」

悲鳴にも似た嬌声を上げる俺の恋人は、開いた口を閉じて歯を食いしばっている。
下肢はビュクビュクと律動を止めず、絶えず達しているようだった。
そろそろかな…。
俺は振動をMAXの強さにして、希帆さんの肉芽の芯を剥きだすようにしてからそこに押し当てた。

「…んあぁつっ!っらめっ…!!ほんと…らめぇ……おねがぁ…ぃ…やめて…ゆるして…ゆるしてぇ…♡」
「大丈夫ですよ、お姫様…。もっと乱れて、もっと全てを曝け出してください」
「やぁ…っ♡でちゃうの…、…なにか…でちゃう…でちゃうから、やらぁやらぁぁぁぁ!!!」

首を何度も小さく振り、身じろぐ希帆さんを優しく組み敷く。
片足を押さえて股を閉じられないようにして、更に振動を押し込んだ。

「出してください。全部、僕に見せてください」

彼女の耳元で囁き、耳殻じかくをそっと舐めそぼる。
希帆さんは小さく息を吸い込み、そのまま艶っぽい声と共に息を吐き出した。

「…っ!…ふぁぁんっ♡ふぅ…っ……んんんっ♡…んっ♡あぁっんっ♡…でちゃうぅ……らめぇぇ…」

ガチガチと奥歯と奥歯で音を鳴らしながら、希帆さんは長いオーガズムを迎える。
下肢を中心に全身を小刻みに揺らし、僅かに開いた唇からは可愛らしい舌先が出ており、熱がこもる吐息を荒く吐き出していた。
その全身で『気持ち良さ』を表す彼女が余りにも美しくて、俺の愛撫が作り出した芸術作品をこのまま俺の目の前だけで展示し続けたくなってしまう。
それでも希帆さんの芯にあてた振動を離さず、俺は更にグリグリと押し込んだ。

「あ…なんで…、もぉ…らめ…ほんとに…でちゃうぅぅぅぅっ!!!!」

しゅぁぁぁ…

機器の先端で押し潰された芯から、透明で温かな液体が噴射される。
その液体は希帆さんの下半身やベッドをビチャビチャに濡らした。

「…はぁ…はぁ…も…っ……なんで…」

希帆さんが肩で息をしながら、呆然とした声を出す。

「全部出しちゃいましたね。とっても素敵でしたよ♡」

涎で汚れた口元を拭うように唇を落とすと、希帆さんの身体がビクリと脈打った。

「…ばか!!ばかじゃないの!!!なん…っ…もう……こんなこと…!」
「貴女に乱れて欲しくてついつい♡いっぱいおもらししちゃいましたね♡」
「……っ!」
「まるで小さな子供のように、こんなにぐっしょり漏らしてしまうなんて…。そんなに気持ちが良かったんですか?貴女はこれがあれば誰にでもこんな姿を見せてしまうのでしょうか?」

俺は電源をオフにした機器を自分の手の平にペチペチと軽く叩きつけながら言葉を続ける。

「本当に気持ち良さそうでしたからね。……僕じゃなくても貴女は悦んでしまいそうなほどに…」

そもそも、今は『マディアス』の格好をしている俺に希帆さんは興奮している。
その証拠に希帆さんはまだ一度も俺の名前を呼んでいない。

「僕のお姫様は、僕だけのものじゃないのでしょうか…」

希帆さんから逸らしていた目を彼女に再び戻すと、その華奢な肩が小さく震えていた。

「…ばか……大輔くんなんか…きらい……ふぐっ…」

ズピッと鼻を啜り上げる音で、彼女が泣いていることに気付く。
慌てて彼女のアイマスクを取ると、希帆さんの双眼から大粒の涙が零れた。

「大輔くん相手じゃなきゃ…そもそも、こんなこと……しない…っ!」
「…っ……」
「……いい加減、私の名前…呼べぇ…ばかぁぁぁ」

うえーん、と泣き声を上げながら、希帆さんはウリウリと俺の胸元に頭を押し付けて来る。

「…も……、はやく…この服も脱いで……いい加減…私のこと…抱き締めてよ…」
「……でも、この『マディアス』の格好に興奮してたんじゃ…?」
「ばか!!そりゃ最初はマディたんコスの大輔くんにビックリして見惚れちゃったけど、…そのコスプレだって大輔くんがしてるから興奮するんじゃんか……」
「…っ……!希帆さんっ!!」
「わきゃっ」

拗ねたような顔をして俺を見上げる希帆さんに、堪らず覆い被さるようにして抱き着く。
そのまま深い口付けを交わすと、希帆さんに柔らかな笑みが戻った。

「なんでマディたんコスなんてしようと思ったの?」
「……この格好で希帆さんが嫌がることすれば、コイツのこと嫌いになるかなって思って」
「でた。香ばしい強火思想。大輔くんって頭良いのに変なところおバカよね」
「……だって、希帆さんが俺以外の誰かに『抱いて』って言うの我慢出来ないんだもん」
「おん?なん…え?なんで…」
「希帆さんは自分が思っている以上に声が大きいし、自分で知らない内に自分が思っていることを口にしてるんだよ」
「はぇ~…。気を付けよ…、これから」
「…これからもこのアプリ続けるの?」
「んぇ?…だって、別腹じゃん……」
「…腹立つなぁ」
「……」

手錠をかけられたままの両腕をようやくおろした希帆さんが、ポリポリと自分の頬を指で掻く。
俺はベッドサイドにある鍵を取って、希帆さんの両手を自由にする。
ファーが付いていると言えど、希帆さんの手首には薄っすらと赤い痕が出来ていた。

「…っ」
「早く脱いで。ウイッグも外して」

身を起こした希帆さんが、俺の衣装のボタンを外していく。
グイグイとウイッグも引っ張られて、あっという間に変装を解かれてしまう。

「それはコンタクト?」

希帆さんが自分の瞳を指さしながら俺の目を見る。

「うん、使い捨ての。似合ってる?」
「それも外して。似合ってるけど、似合ってない」

まだ服を脱ぎ掛けの状態のまま、希帆さんに抱き締められる。

「私が本当に抱かれたいのは大輔くんだけだよ。だから早く、全部外して」

俺の胸元に顔を埋めながら、キッパリと希帆さんが言い切った。
希帆さんの言葉に感動してしまって呆然とする俺から、無理やりに上着を脱がせると、彼女は自分が身につけているベビードールを豪快に脱ぎ捨てる。

「…早く、大輔くんの肌を感じたいの。大輔くんの瞳で見つめて欲しいし、抱き締めて欲しいの」

先ほどの涙のあとを両頬に残した希帆さんが、駄々をこねた幼子が抱っこをせがむように両手を広げた。
俺は手早く衣装を脱ぐと、コンタクトも外して裸の希帆さんに同じく裸で向き合う。

「希帆さん…」
「…ん」
「大好き…」
「…んっ」

ゆっくりと抱きしめて、ゆっくりと唇を重ねる。
希帆さんの腕がソロソロと俺の背中に回された。
ギュッと抱き締め合って、お互いの肌と肌を密着させる。

「…私も大好き。大輔くんに、全部食べられたい…」

瞳を潤ませながら、可愛らしいことを言う希帆さんに全てを押し流されそうになった。
俺の恋人は、本当に可愛い。
可愛くて、可愛くて、本当に食べてしまいたくなる。

「…全部食べ尽くすまで離さないからね」

そう言いながら希帆さんの首筋に歯を立てると、僕の腕の中の可愛いウサギはピルピルと震えて俺の獰猛な野性を焚きつけるのだった。

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