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一夜目★

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希帆キホさん…めっちゃ……エッロ…」
「ん…あ、やだ…やだ……もう出来ない。死んじゃう、死んじゃうか…らぁっ」
「ごめーん、はいっちゃった♡」
「…んっ…ぁ♡っ…れ…た、の、間違い…ぁっ…あ♡…はぁっ…んっ…でしょおっ…」
「希帆さんめっちゃ濡れてるから、はいっちゃったんだって」
「ば…かぁ…あっ…あんぅ…そんな…動かな…で…っ」
「喘ぎ声かわいーね♡」

腰の抽出を止めずに深いキスをしてくる相手の首に腕を絡ませながら、私は嬌声をあげ続ける。

「も…3回目…なのに…っ、な…んで…こんな硬いの…っ」
「若いから?そーじゃなくても、希帆さんとなら何回でも出来そう♡」
「も…ばかぁぁあっ…あっ、んぁっ…そこ…気持ちぃ…」
「ん?ここ?」
「あっ…はぁ♡」

彼が悪戯な顔をして、腰を最奥へ挿入してくる。グリッと恥部を突かれ、全身に電流が流れた。
雄々しい体つきに浮かされて、蜜壺から湧き出る欲を抑えられない。
彼の腰の動きに合わせて、ばちゅん、ばちゅんと愛液が溢れ出す。

「っん…ハハ、すっげぇ締め付けてくる…あ~…希帆さん、気持ちぃね…?」
「あっ♡あっ♡気持ちぃ♡あんっ…ぅあっ…ぁゃんっ♡」
「ぅわ~…エッロ。まじでエロい。全部エロい」
「んっ、ぁふっ…ん、もっ…とぉ……もっと、気持ち良いの…してっ…♡」
「…ま~じで…エロいの、もう…興奮し過ぎて…ヤバい…」
「グリグリしてぇ…もっと……あんっ♡奥のほ…きて…」
「っ~…!…ぅ~……ダメダメ!俺も…余裕ない…!」
「や!奥おいで…もっと、ギュってして…んっ♡…ふぁっ…チューしてっ…」

下唇をねぶるように、半開きの彼の口を自分のそれで塞ぐ。
ヌルヌルとした長い舌が伸びて来て、すぐに口内まで犯される。
その間もピストンは止まらない。時々、腰をグリンと「の」の字を書く様に動きを変えられた。
私の頭を掻き抱くように、逞しい筋肉のついた二の腕が絡み付いてくる。
心地の良い圧迫感。

「…はっ…正常位が…一番反応いーねっ…はっ…」
「正常位好きぃ…んぁっ♡あっ♡」
「逝きそ?」
「…ふうっん……」
「俺も希帆さんに搾り取られそ…ぅっ…はっぁっ」
「あっ…、あっ…ぃっちゃ…っ♡」

弓形ゆみなりにのけぞると、更に奥まで穿うがたれる。
彼は吐精とせいによる残滓ざんしを最後まで出し切るかのように2、3度腰を振ると、弛緩しかんした身体を預けてきた。



「…はぁ~♡気持ちかったね、希帆さん♡」
「重い、さっさと退いて」
「え、冷たっ!さっきまでの甘えっ子はドコ行ったの!?ツンデレなの?」
「別に普通でしょ。抜いて、そして退いて」
「やだ。まだ抜かない。このままもう一回する」
「………いや、嘘でしょ」
「本気。また甘えっ子になって欲しいし、希帆さんとなら何度でも出来そうだし♡」
「いやいやいやいやいや、なに?アナタ頭のネジ飛んでるの?退いてって…」
「退いて欲しいならキスしてくださぁい♡」
「…私バカな男は嫌いなんだけど」


(まぁ、私の方がバカよね)


そう思いながら口付けを贈った。

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