昼の蟷螂 ネタバレ

昼の蟷螂

其の三

　昨日に引き続き虫注意ですみません<(_ _)>
いよいよもう一人の主人公オーウェン君の登場です。
生真面目な頑張り屋さんですが、肝心なところでちょっと情けない24歳。
それでもきっちりお仕事はしています。
隙だらけですが(笑)

　今回はちらっと「古代語魔法ソーサリー」と「呪歌」が出てきました。
こちらも元ネタのゲームに出てくる技能です。

　この世界の魔法は(月虹世界とは違って）自分（もしくは魔石）の中にある魔力と大気や地中に無限に存在する「マナ」を反応させることで発動します。
瘴気などの有害物質が発生するリスクもなく、呪文さえ覚えていれば詳しい術の機序などがわからなくても（判定に成功すれば）正確に機能します。
かなり安直です((ヾ(≧∇≦)〃))
ただし、高度な魔法は呪文の抑揚が難しく、内容を理解していないと正しく唱えられないと言う設定があるようなのでこちらでも採用させていただく予定(笑)

　余談ですが、この世界の魔法は「古代語魔法ソーサリー」の他に「精霊魔法シャーマン」、「神官魔法プリースト」「竜神魔法ドラゴニック」の四つが知られています。（ただし竜神魔法については使い手がほとんどおらず、伝説上のものだと思われています）

　呪歌は歌を聞いているもの全ての影響がある技能ですが、魔力はいっさい使いません。
また、歌が途切れれば効果も途切れてしまいます。

　作中に出てきた「浮遊レビテーション」と「落下制御フォーリング・コントロール」は、作者は4レベルくらいだと思っていたのですが、実は2レベルと3レベルだったので「ある程度年季がいっていれば使えるレベルだから手掛かりにならない」としました。
ちなみに、難易度としては2レベルは大抵の人がちょっと頑張れば到達するレベル、3レベルは真面目に勉強すれば何とかなるレベルで4レベルに上がる時にかなりの人が落ちこぼれる……というイメージです。