お飾りの私を愛することのなかった貴方と、不器用な貴方を見ることのなかった私
ディスコミュニケーションが生み出す悲劇に閉じ込められた、あわれな三つの魂の物語。
----------------------
わたくしはお飾りの妻、名ばかりの侯爵夫人でした。
思いもかけない求婚のお申し出に、あの女嫌いの「氷の貴公子」エルネスト・タシトゥルヌ様のお心を射止めたのだと有頂天になったのはつかの間。旦那様には他に愛する方がいらっしゃったのでございます。
それでもわたくしどもは表向き理想の夫婦として社交界に君臨しておりました。旦那様にとって唯一無二のあのお方が、わたくしを庇って生命を落とされた、あの日までは。
---------------
ビッチ×クズ×ヤンデレ製造機
それぞれに弱くて脆い心、ドロドロした醜い欲をかかえたままの三人が懸命に生きながらすれ違い、運命に流される様をご照覧あれ。
---------------
四宮迅さん(https://twitter.com/4nomiyajin)に表紙イラストを描いていただきました。
実物はA4サイズの大作で、透明感のある絶妙な色遣いといい繊細なタッチといい、見れば見るほどうっとりしてしまうほど美麗ですがサイズの制約があるのでこちらが限界です( ノД`)
-----------
読んでくださってありがとうございます<(_ _)>
別作品のネタを考えていて唐突に思い付きました。わりとありがちな何番煎じかのテンプレです。児童に対する性虐待や性暴力の表現が一部にあります。露骨な性表現はありませんが、苦手な方はご自衛ください<(_ _)>
以前アルファポリスに掲載していた別名の作品を構成を見直し、大幅に改稿したらほとんど別作品になりました。微妙にBL要素があります。
----------------------
わたくしはお飾りの妻、名ばかりの侯爵夫人でした。
思いもかけない求婚のお申し出に、あの女嫌いの「氷の貴公子」エルネスト・タシトゥルヌ様のお心を射止めたのだと有頂天になったのはつかの間。旦那様には他に愛する方がいらっしゃったのでございます。
それでもわたくしどもは表向き理想の夫婦として社交界に君臨しておりました。旦那様にとって唯一無二のあのお方が、わたくしを庇って生命を落とされた、あの日までは。
---------------
ビッチ×クズ×ヤンデレ製造機
それぞれに弱くて脆い心、ドロドロした醜い欲をかかえたままの三人が懸命に生きながらすれ違い、運命に流される様をご照覧あれ。
---------------
四宮迅さん(https://twitter.com/4nomiyajin)に表紙イラストを描いていただきました。
実物はA4サイズの大作で、透明感のある絶妙な色遣いといい繊細なタッチといい、見れば見るほどうっとりしてしまうほど美麗ですがサイズの制約があるのでこちらが限界です( ノД`)
-----------
読んでくださってありがとうございます<(_ _)>
別作品のネタを考えていて唐突に思い付きました。わりとありがちな何番煎じかのテンプレです。児童に対する性虐待や性暴力の表現が一部にあります。露骨な性表現はありませんが、苦手な方はご自衛ください<(_ _)>
以前アルファポリスに掲載していた別名の作品を構成を見直し、大幅に改稿したらほとんど別作品になりました。微妙にBL要素があります。
あなたにおすすめの小説
【取り下げ予定】愛されない妃ですので。
ごろごろみかん。
恋愛
王妃になんて、望んでなったわけではない。
国王夫妻のリュシアンとミレーゼの関係は冷えきっていた。
「僕はきみを愛していない」
はっきりそう告げた彼は、ミレーゼ以外の女性を抱き、愛を囁いた。
『お飾り王妃』の名を戴くミレーゼだが、ある日彼女は側妃たちの諍いに巻き込まれ、命を落としてしまう。
(ああ、私の人生ってなんだったんだろう──?)
そう思って人生に終止符を打ったミレーゼだったが、気がつくと結婚前に戻っていた。
しかも、別の人間になっている?
なぜか見知らぬ伯爵令嬢になってしまったミレーゼだが、彼女は決意する。新たな人生、今度はリュシアンに関わることなく、平凡で優しい幸せを掴もう、と。
*年齢制限を18→15に変更しました。
〖完結〗その子は私の子ではありません。どうぞ、平民の愛人とお幸せに。
藍川みいな
恋愛
愛する人と結婚した…はずだった……
結婚式を終えて帰る途中、見知らぬ男達に襲われた。
ジュラン様を庇い、顔に傷痕が残ってしまった私を、彼は醜いと言い放った。それだけではなく、彼の子を身篭った愛人を連れて来て、彼女が産む子を私達の子として育てると言い出した。
愛していた彼の本性を知った私は、復讐する決意をする。決してあなたの思い通りになんてさせない。
*設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
*全16話で完結になります。
*番外編、追加しました。
【完結】愛も信頼も壊れて消えた
miniko
恋愛
「悪女だって噂はどうやら本当だったようね」
王女殿下は私の婚約者の腕にベッタリと絡み付き、嘲笑を浮かべながら私を貶めた。
無表情で吊り目がちな私は、子供の頃から他人に誤解される事が多かった。
だからと言って、悪女呼ばわりされる筋合いなどないのだが・・・。
婚約者は私を庇う事も、王女殿下を振り払うこともせず、困った様な顔をしている。
私は彼の事が好きだった。
優しい人だと思っていた。
だけど───。
彼の態度を見ている内に、私の心の奥で何か大切な物が音を立てて壊れた気がした。
※感想欄はネタバレ配慮しておりません。ご注意下さい。
君を自由にしたくて婚約破棄したのに
佐崎咲
恋愛
「婚約を解消しよう」
幼い頃に決められた婚約者であるルーシー=ファロウにそう告げると、何故か彼女はショックを受けたように身体をこわばらせ、顔面が蒼白になった。
でもそれは一瞬のことだった。
「わかりました。では両親には私の方から伝えておきます」
なんでもないようにすぐにそう言って彼女はくるりと背を向けた。
その顔はいつもの淡々としたものだった。
だけどその一瞬見せたその顔が頭から離れなかった。
彼女は自由になりたがっている。そう思ったから苦汁の決断をしたのに。
============
注意)ほぼコメディです。
軽い気持ちで読んでいただければと思います。
※無断転載・複写はお断りいたします。
人生の全てを捨てた王太子妃
八つ刻
恋愛
突然王太子妃になれと告げられてから三年あまりが過ぎた。
傍目からは“幸せな王太子妃”に見える私。
だけど本当は・・・
受け入れているけど、受け入れられない王太子妃と彼女を取り巻く人々の話。
※※※幸せな話とは言い難いです※※※
タグをよく見て読んでください。ハッピーエンドが好みの方(一方通行の愛が駄目な方も)はブラウザバックをお勧めします。
※本編六話+番外編六話の全十二話。
※番外編の王太子視点はヤンデレ注意報が発令されています。
もうすぐ、お別れの時間です
夕立悠理
恋愛
──期限つきの恋だった。そんなの、わかってた、はずだったのに。
親友の代わりに、王太子の婚約者となった、レオーネ。けれど、親友の病は治り、婚約は解消される。その翌日、なぜか目覚めると、王太子が親友を見初めるパーティーの日まで、時間が巻き戻っていた。けれど、そのパーティーで、親友ではなくレオーネが見初められ──。王太子のことを信じたいけれど、信じられない。そんな想いにゆれるレオーネにずっと幼なじみだと思っていたアルロが告白し──!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
こちらも投稿されていたのですね。
お気に入り登録、させていただきました♪
よろしくお願いします^^;
お返事が遅くなり申し訳ありません<(_ _)>
カクヨムではとてもお世話になっております♪
こちらでもよろしくお願いします((ヾ(≧∇≦)〃))
ベルばらのアンドレを思い出してしまいました。
男の色気も凄いですね。
いつもありがとうございます❀.(*´▽`*)❀.
これ、対となるものがある訳で……
この色香と美しさに見合った文を書けるよう頑張ります
美しい……(ため息)
美しすぎます(n*´ω`*n)
挿絵にする予定のところを書くまで非公開のつもりが、我慢できませんでした。
この美しさを人に見せないなんてもはや罪
こちらもちょいちょい読み返させていただいております。
エステルとその前世を読んでると、パトリツァなぞ可愛いものだなあ、としみじみ思いますわ……
ところで曖昧にされてますが、彼女がされていた「マッサージ」というのが、要するに子供達による性感マッサージだった、ということでいいんでしょうか……
それがおかしいと気付かないパトリツァも、まあ彼女らしいと言えば彼女らしいんですが……
こちらにもコメントありがとうございます((ヾ(≧∇≦)〃))
パトリツァはただ寂しすぎて歪んでしまっただけなので、ステラに比べたらかなりましだと思います(;´д`)
もっとも、ご指摘の通り子供にそういう行為をさせておいて重い犯罪だと思っていないあたりがかなりアレなんですが。(少しは悪いことだとは思っているのでエリィに何を言われても黙っていたようです)
完結 お疲れ様でした。
仮にも 女神さま だから、なかなか運命を変えるのは難しいと云うことですね。
性悪女神が、別の作品でも悪さをしそうですね。
寒くなったり 暖かくなったりで、気温差が激しいですが
体調に気をつけて お身体を大切にしてくださいね。
いつもありがとうございます((ヾ(≧∇≦)〃))
ええもう、女神様が相手なので運命を変えるのは難しいのです。
……いやあの人たちが楽園の管理人してくれないと後の時代でめちゃくちゃ困るからではありませんよ。もちろん(目逸らし)
性悪女神、後の時代でも悪さを始めましたね。
気温が安定しない日が続きますが、るしあんさんもくれぐれもご自愛ください
うっうっ…もう大泣き💦😭💦に泣いて、カクヨムさん行ってしまいました。
どう思ったかはネタバレなんで今は言いませんけどって、全然感想になってないじゃないか。
ピロシキさんの大ファンになりました。これからも頑張ってください。
感想ありがとうございます((ヾ(≧∇≦)〃))
この辺り、作者も大泣きしながら書きました。
カクヨムをご覧になったということは、結末もご存じですね。良かった。
拙作、お気に召していただけて嬉しいです。
えっと……「ピンク頭の彼女の言う事には、この世は乙女ゲームの中らしい。」の昨日の更新分(ヒロインなあたしと隠しキャラ)であの人の元気(?)な姿も見られます。
パトリツァ5まで読みましたが、パトリツァはエルネストを見ていながら知識や理解力のなさから誤解し、エルネストは最初からパトリツァを偏見の目で見て理解しようとせず、一見まともそうなクラウディオはあれだし……
全員不幸になる未来しか見えない( ;´Д`)
でもメリバタグだから、一応当人たちにとってはそれなりの結末に……なるのこれ(。´・ω・)?
感想ありがとうございます((ヾ(≧∇≦)〃))
パトリツァは自分にしか興味ないと言うか、ちやほやされて好い気分になることしか興味がなく、エルネストは基本的にクラウディオにしか興味ありませんね。
クラウディオはこの中では一番冷静だし頭も良いのですが、いろいろと諦めてるし……
とりあえずクラウディオとエルネストはある意味幸せかな?
うん、幸せかもしれない。
クラウディオ2 ルビが「んrんご」→ねんごろですかね?
誤字報告ありがとうございますm(_ _)m
すぐ修正します。
本当に助かりましたm(_ _)m
新しい『 題名 』がしっくりくるお話でしたね。
もし、お互いに もう少し歩み寄っていれば結果は………
お忙しいと思いますが、お身体を大切にしてくださいね。
いつも感想ありがとうございます((ヾ(≧∇≦)〃))
はい、とある方のアドバイスに従って少し題名を変えてみたのですが、しっくりきました。
自分の都合の悪い言葉を幼稚な態度で拒絶し続けたパトリツァに多くの非があるのですが、喚かれて面倒だからと諦めてしまったエリィとディディにも問題があったかと。
更に言えばパトリツァの兄のマッテオや上司であるマリウス殿下も率直に相談されれば力になってくれたはずなんですよね。
ちなみに改稿版の「かく語りき」で王室に取り込まれたくないヴォーレが原隊に所属できているのはマリウス殿下が強く口添えしたからだとありますが、殿下はこの時無理をさせて友人二人を失った後悔ゆえにヴォーレに同じ轍を踏ませたくないようですね。
視点変更が細かいお陰か、改訂前版で読み飛ばすことが多かったパトリツァパートを大分苛々せずに読めるようになりました。
それでもエルネストパートでエリィがパトリツァに手を出すのを堪えている時に、
「グーで殴って良いのに」
と思うことは頻繁ですが。
いつも感想ありがとうございます((ヾ(≧∇≦)〃))
改稿にあたって、パトリツァも痛々しい部分だけではなくそこに至った背景をにおわせるように書き直しました。
それでも相変わらず思いっきりグーで殴りたくなりますが……
殴っても改心しないだろうなぁ……
パトリツァ もある意味、純粋だったのかと思うように成りました。
環境が人を創る と、聞いた事がありますが パトリツァが歪んでしまったのは貴族社会の弊害なのかな と思います。
いつも感想ありがとうございます((ヾ(≧∇≦)〃))
そうですね。パトリツァも哀れな人でした。
実家では優秀な兄マッテオばかりに両親や家臣の目が行ってしまい、出来の悪いパトリツァはほったらかし。
ところが学校に入ってからは下位貴族とはいえ男子生徒たちにチヤホヤもてはやされ、取り巻きが他の優秀なご令嬢たちをこき下ろすのを聞いているうちに色々と勘違いしてしまったようです。
更にようやく決まった結婚相手があの極めつけに美しく優秀なエルネストで、おまけにクラウディオまでついてきたから余計に有頂天になって歪んでしまったのでしょうね。
良作(人の名前じゃありません。良い作品って意味ね)、たくさんの人に読んでもらいたいです。
お褒めいただき光栄ですm(_ _)m
最後まで楽しんで頂けるよう頑張ります"(ノ*>∀<)ノ
クラウディオの陰惨な過去……
こいつ絶対に病んでいそう(。-`ω-)
そしてそれを聞いてエルネストが……
すごい話がドロドロしてきた(^▽^;)
はい。ディディさんはうちの子の中でも指折りの病みキャラです。
そしてエリィさんも共依存で一緒に病んでます(;A;)
二人とも優秀であまり病んでるところを表に出さないから周囲も色々誤解していて、余計に事態がこじれる羽目に(;A;)
全然話と違うのですが、7話のカナッペを食べるシーンで地元のカナッペ(かまぼこを揚げた料理)を連想して噴き出してしまいました(。-`ω-)
当然クラッカーの方ですよね(≧▽≦)
シリアスな内容なのに脳内でコメディ化してしまう自分が……( ;´Д`)
感想ありがとうございますm(*_ _)m
カナッペよく考えるとあの地域ではそれほど食べないかな?と思いつつ書き直さないままでした。
クラッカーですが、たぶん実際にはクルミと干しいちじくとフェンネルがぎっしり入った超堅焼きのクッキーみたいなやつだと思います。
感想ありがとうございます((ヾ(≧∇≦)〃))
そうですね。エルネストとクラウディオはもう二人の間で世界が閉じてしまっていて、周囲が少し見えていないところがあります。
本人たちも言っているようにクラウディオがアナトリオを入浴させる時点でかなり非常識ですね。
パトリツァはおそらく屋敷の使用人たちからは「お客様」的な立場で、彼らにとっては昔から馴染み深いクラウディオの方が主人の家族という意識があるようです(もちろんそれも非常識です)
1話2話と拝読させていただき、本当に凄いと感銘を受けました(∩´∀`)∩
1話がパトリツァ、2話がエルネストの視点で、それぞれの性格に合わせた思考を丁寧にトレースされている文章は鳥肌ものです。
ここまで読んだ感じですと、今後の展開はかなり……(^▽^;)
これからじっくり拝見させていただきます(●´ω`●)
感想ありがとうございます((ヾ(≧∇≦)〃))
パトリツァ、エルネストとそれぞれの視点で全く見え方が違いますよね。同じことを言ってるはずなのに(笑)
クラウディオに喋らせると更に印象が変わってくると思います。クラウディオは天然ですしw
今後の展開はご想像にお任せしますが、とりあえず犬が自殺する予定はありません(何)
感想では無いので確認後 却下してください。
本日、更新の お話ですが 『 ルビ 』が振られていないようです。
|茨城県《 いばらきけん》
での | が抜けているようです。
あえて 《 》にしているならスミマセン
一応 報告しました。
ありがとうございます((ヾ(≧∇≦)〃))
ルビの書式をカクヨムのものからアルファのものに修正し忘れてました(汗)
おかげさまで修正できました<(_ _)>
おはようございます。
投票しました。
超激戦区のジャンルですが応援しています。
おはようございます((ヾ(≧∇≦)〃))
いつも応援&感想ありがとうございます<(_ _)>
少しでも良いものをお届けできるよう、細かく改稿しながら投稿していきますね
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。