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Deadly Christmas
しおりを挟む「ねぇ、今夜はクリスマスだよね?」
「ええ、そのはずよ」
「大切な人と愛と感謝を伝えあい、平和を祈る日のはずだよね?」
「そういう事になってるわね」
「それじゃ、どうして僕たちは殺されたの?」
「そうねぇ、私達のことを人間だと思ってないからじゃない?」
「そんな…」
「お隣の国でも先住民族を悪魔呼ばわりして虐殺を続けてるし、相手を人間と思わなければどんな酷い事できるのよ」
12月25日、シリア北西部イドリブ県で、ロシア空軍による空爆のため、幼い兄弟4人とそのご両親が亡くなりました。
イドリブ県はシリアに唯一残された反政府勢力の勢力圏で、2020年3月にトルコとロシアの間で締結された停戦条約に従って自治政府に統治されています。
しかし、ロシアおよびシリア政府軍はこの協定を守らず、たびたび民間人を標的とした空爆や砲撃を行い、多数の犠牲者を出しています。
今、国際社会の目はガザにばかり注目しているため、他の国や地域で行われている人道犯罪が野放しとなっております。パレスチナの悲劇を思う時、ほんの少しでもシリアの人々の苦難に心を傾けて下さい。
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