青薔薇の露の乾かぬ間に
「ヴィゴーレ・ポテスタースの幽霊が娼館に入り浸っている!?」
貴族学校卒業から2か月ほど経ったある日、文官登用試験に合格して外務補佐官となったばかりのジェーンはとんでもない噂を耳にした。
卒業直前に起きた第一王子毒殺未遂事件に巻き込まれて死んだ筈の同級生の幽霊が、なぜか娼館に入り浸っているのだという。
到底そんなところに入り浸るような人物に見えなかった彼に、なぜそんな噂が立つようになったのだろうか?
ジェーンは噂の真相を探るべく、元同級生のアマストーレ・アハシュロス、オピニオーネ・プブリカと共に花街に赴いた。
そこで彼女たちが出会ったものは……?
※拙作「ピンク頭の彼女が言うことには、この世は乙女ゲームの世界らしい。」終了後、2か月ほど経った頃のお話です。
今回の主人公もヴィゴーレ(+コノシェンツァ)です。
冒頭はジェーン視点ですが、基本的にヴィゴーレの一人称でお話が進みます。
貴族学校卒業から2か月ほど経ったある日、文官登用試験に合格して外務補佐官となったばかりのジェーンはとんでもない噂を耳にした。
卒業直前に起きた第一王子毒殺未遂事件に巻き込まれて死んだ筈の同級生の幽霊が、なぜか娼館に入り浸っているのだという。
到底そんなところに入り浸るような人物に見えなかった彼に、なぜそんな噂が立つようになったのだろうか?
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幕末の日本でも芸妓が重要な役割を担ってましたよね。
幕府側も維新志士側も知恵が回り、美しい芸妓とのロマンスがありますが、単に色恋ではない謀が秘められていたり。
木戸孝允の細君が芸妓だったのも有名ですし、『寝物語』と馬鹿には出来ませんよね。
馬鹿にした男は泣きを見る訳ですね( ー`дー´)
しかし、現場十年のヴォーレ君はさすがに場数を踏んでいるだけあって、手際がいいですね。
臨機応変に柔軟に対応する様子にいつも、保護者みたいなコニーが戸惑っている姿がかわいい。
いつも感想ありがとうございます((ヾ(≧∇≦)〃))
高級店の娼妓は機転も利いて教養がなければお座敷に出られないので、もしかすると不勉強な下位貴族のご令嬢よりよほど知性と品位があったりしますね。
(江戸の花魁も、へたな大名の姫君よりも教養のある女性が少なからずいたようです)
新米コニー君、いきなり大変なお仕事を任せられておろおろしてますね。
逆にヴォーレは水を得た魚です。
もっとも、場所が場所なので地雷もありそうですが(;'∀')
男は 馬鹿だから『寝物語 』で “ ペラペラ ” と 女に しゃべってしまうのですね
題名の “ センス ” が 素晴らしいですね、羨ましいです(センス無いので私)
続きを楽しみにしてます
いつも感想ありがとうございますm(_ _)m
郭のお姐様は聞き上手なので、かなりしっかりした殿方も口を滑らせてしまうこともあるようで。
タイトルはいくつか花の名前で候補を考えたのですが、今回は主人公の2つ名が「白薔薇」なので薔薇にしました(笑)
意味は......たぶん終わりの方でわかるのかも知れません
投稿スタート、おめでとうございます。
こういった形で、また世界を覗ける。皆さんの姿を眺めることができる。
それを、非常にうれしく思っております。
ですので、もちろん。
こちらの世界も、最後まで、毎日追わせていただきます……!
いつも応援ありがとうございます((ヾ(≧∇≦)〃))
今回からヴォーレとコニーを中心にいくつかの事件を追いつつ、周辺国との関係を絡めてシュチパリアの歴史を動かしていきます。
着地点は決まっているので、そこまで中だるみなくきちんとたどり着けるよう頑張ります((ヾ(≧∇≦)〃))
いつも感想ありがとうございます((ヾ(≧∇≦)〃))
確かにこの二人を組ませれば息が合うのは間違いありませんね。
そして王族からのヴォーレの扱いは雑なんですが……軍の中では特殊な技能のある人なので、直接の上司はもどかしく思っているのではないでしょうか。
この辺り、貴族主義の王族や一部騎士団と、近代的な軍として組織を編成したがってる現場の軍人で意識がすりあっていないかもしれません。
それにしても、ヴォーレが衛生指導に赴くのは自然ですが、相方に新米補佐官のコニーが選ばれたのは本人たちもびっくりしたようです。
(ヴォーレはそういう感情をあまり表に出しませんが)
この先、パラクセノス先生はじめ他のキャラクターの出番もあったりなかったり。
一日二回程度の更新になるので、のんびり楽しんでいただければと思います((ヾ(≧∇≦)〃))
いつも感想ありがとうございます((ヾ(≧∇≦)〃))
ヴィゴーレとシュチパリアを中心とした物語がある程度ストックがたまっているので、しばらく彼らの物語をお届けできると思います。
ヴォーレは間違っても娼館に入り浸る性格ではないのですが、容姿が目立ちすぎるのでおかしな噂になったようですね(;´д`)トホホ
三人娘は今後着実に自立した女性としての道を歩んでいきます。
彼女たちの成長も一緒に描ければと思いつつ、自分の筆力の限界を嘆いているのは内緒です(笑)
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